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只見線乗車記1(小出~只見)

小出7:58→(2422D)→9:15只見


2019年ももう12月、この年はJR線の乗りつぶしが、吉備線の19.8kmしかできていません。1日休みを取って距離を稼ごう。どこにしようか・・・と、いろいろ考えて、大人の休日パスの使える期間なのでJR東日本のエリアとし、只見線に乗ることにします。ここは2011年の新潟福島豪雨の影響で、今も一部区間が不通のままでしたが、来年度中に復旧が発表されました。乗りつぶしするには二度手間になりますが、期間限定終着駅の只見と会津川口を見ておきたいのです。

と、いうことで上越新幹線の始発に乗るために、青梅線沿線民時代には来ることが出来なかった6時前の東京駅に到着。JR東日本側の新幹線ホームは、夜間停泊する新幹線がズラリ並んでいるかと思っていたのですが、1本もいないのですね。

6:08発のとき301号はE2系での運転、車内販売もあります。越後湯沢到着時間にアラームをセットしてちょっと睡眠。7:36、只見線に乗る以外で利用することがまずないだろう浦佐で下車します。外は雨。しまった!傘を忘れてきてしまった。只見地方の天気予報は雪とのことで、寒さ対策はしっかりしてきたつもりだったのですが、これから大丈夫かなぁ。

E129系の上越線を2駅8分乗って小出に到着。4分の接続時間で只見線に乗り換えます。跨線橋を渡るのは10人以上。大人の休日パスの使用可能期間ですので、たぶんほとんどが、私と同じように用もなく只見線に乗りにきた人でしょう。平日でもありますので、みんな中高年です。

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雨に打たれて急いで只見線キハ40系の撮影をします。前は新潟色のキハ48 1533。

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後ろは只見線縁結びラッピングのキハ48 545の2連です。

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後ろの縁結びラッピング車に乗車します。中は普通の青モケットのキハ40形でした。デッキ付きなのが、寒い時期に嬉しいです。

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定刻の7:48に出発します。すぐに急カーブで上越線と別れて、

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魚野川を渡ります。

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重たい車体に非力なエンジン(更新したからそうでもないのか?)で、キハ48はもっさりと走ります。沿線は米どころ。ここで魚沼産のコシヒカリが育つんだろうなぁ。

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一つ目の藪神駅、ここで一人下車します。1日4往復しか列車が走らない区間ですが、ホームの足跡から、ここから小出行始発列車に乗ったのは7,8人でしょうか。

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破間川(あぶるまがわ)を渡ります。魚野川の支流で、只見線小出~大白川間に寄り添う川になります。鉛色した水量の多い川は、落ちたら一瞬で体が動かなくなりそうです。

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越後広瀬。降りるなし。ここは足跡から始発には5,6人乗ったと見た。魚沼田中も同じぐらい。ここからはちょっとスピードを出します。

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沿線の家屋で目に付くのは、1階の窓に打ち付けた幅10センチぐらいの板。ここまで雪が積もるということなんだな。学校だってこのとおり。雪国に住むのは大変だなぁ。

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だんだん天気がみぞれから大粒の雪になってきまして上条駅に到着。ここは3人乗ったかな。この足跡はもうすぐ消えそう。それと、窓ガラスもだんだん曇ってきました。

ここからは谷が狭くなり人家も少なくなり、スノーシェッドにトンネル、冬の只見線らしい風景になってきました。この辺は地図を見ると南側からせり出した山に沿って半円を描くように走るのですが、山を回り込んだところで雪の降る量が一気に増えます。まだ大粒の湿った雪ですが、これから粉雪になるのかなぁ。

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入広瀬駅、ここは島式ホームの交換可能駅。帰ってから知るのですが、これは側線。除雪車が入るんだろう車庫があります。

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さぁ次は大白川だ。破間川を何度も渡り、なかなかの絶景が続きます。勾配はきついみたいでスピードはゆっくり。

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8:15、大白川に到着。小学校一年生で習う漢字を組合せた駅名ですが、小出側が只見線、会津若松側が会津線だった頃の終着駅ですので、なんかちょっと感動するなぁ。

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すぐ右側に破間川が流れています。夏はホームからせせらぎの音が聞こえて、素晴らしい情景となりそうです。

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駅舎は大きく、魚沼市入広瀬自然活用センターとなっているようで、手打ちそばが食べられるらしい。降りる人はなし、もちろん乗る人も無し、みんな只見まで行くんです。

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さあ出発、これは蒸気機関車時代の給水塔でしょうか。さて、ここから次の終点只見までは、所要時間が30分、この年5月に新津駅から見えた雪を抱いた浅草岳(→写真)をトンネルで貫き、福島県に抜けます。只見線乗り鉄のクライマックスだと私が思っている区間の始まりです。

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車窓はというと、(私の記憶では)鉄橋、スノーシェッド、トンネルの繰り返し、雪の舞うモノクロ調の景色の中に、エンジンの音が響きます。スピードはゆっくり。おっ、道路の鉄橋も只見線の雪景色になっています。

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じっくり見れば絶景と言っていいシーンのはずですが、どんどん通り過ぎて行きます。窓ガラスも曇って写真はきれいに撮れません。

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こんなところに鉄道をよく開通させたと思いますが、道路も凄い。でもこの道路、国道252号線は、この時期は閉鎖になっています。これが只見線が国鉄時代に廃止路線リストに上がらなかった理由になります。

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全長6km強の六十里越トンネルに入りました。ちょっとトイレに行っておこう。このトイレ内の通気窓(と言うの?)、キハ40系って細かい所が丁寧に作られているんだよな。開けると冷たい風が入ってきます。

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トイレなしキハ48のデッキ仕切り壁も独特なつくりなんだよなぁ。キハ48は新津以外に今も在籍していましたっけ。

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こちらはデッキ側からの写真。多くの人の青春時代の思い出シーンに出てきそう。

座席に戻りますと、エンジン音が止まります。後は坂を転げ降りるようにスピードがどんどん増してゆきます。福島県に入ったんだな、そして私は新潟県の路線をこれですべて乗車。それとあれだけ曇っていた窓ガラスが乾いてクリアになっています。

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トンネルを出た、すごい雪、そして田子倉湖だ。車窓の展開がドラマチックだなぁ。ここは宮脇俊三さんの本で開通日のことが書かれていました。もう一回読んでみようかな。

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広いスノーシェッド。この反対側に廃止になった田子倉駅があるはずですが、見る余裕無し。車内に急ぐ客はゼロだろうし、ゆっくり走ってもらいたい。また少し田子倉湖が見えて、今度は4km弱の田子倉トンネルに入ります。もう田子倉湖は見えません。

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ボックスシートの写真でも撮っておこう。こうみれば急行型シートそのもの。

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上はクーラーを付けたので、昔のままではありません。

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トンネルを抜けしばらくすると只見の街が見えてきます。

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構内にはターンテーブルがあるぞ。

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見えてきた駅舎、ここもこんなに雪が降るのか。1月2月にまた来てみたいなぁ。夏も綺麗だろうなぁ。

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30分走りぬけ、10:15、只見に到着。

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キハ48、この新潟色もそろそろお別れ、Nのデザインも記録に残しておこう。

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それとサボも。

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この只見線縁結びとは何だろう。検索して見ると、小出「 こい(恋)で 」 と会津 「 あい(愛)づ 」を結ぶ・・・だそうで、縁結びの時期がとっくに過ぎた中高年しか乗っていないのが痛い。

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ホームとなりには除雪車。乗り応えあったなぁ、しばらくホームに残って余韻を味わいたいところですが、せわしなくこれだけ写真を撮って、会津川口行き代行バスに乗り換えます。

(乗車は2019年12月)

次の記事:只見線乗車記2(只見~会津川口・代行バス)
関連タグ:JR東日本
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Author:QJ7000
おじさん鉄道ファンの日本の鉄道乗車記録。2012年、ふと日本の鉄道全線に乗ってみたいと思うようになり、乗りつぶしをスタート。現在の未乗区間は約2,350kmで、今の生活パターンだとすべて乗りつぶすにはあと10年ぐらいかかりそうです。路線や車両に愛情を込めながら、少しずつ記録に残しておこうと思います。古い記事をご覧になりたい方は下のカテゴリーの「年別目次」からどうぞ。

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