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越後線・弥彦線乗車記3(弥彦~吉田~新潟)

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弥彦駅に戻って来ました。ここは、なんとかの駅百選に選ばれているとのことですが、まだ建物が改装(新築?)されて日が浅く、そしてこんな天気の日に来てしまったからか、朱色が際立ち過ぎる割には、人気もなくて寒々しい(実際に寒い)アンバランスな駅にしか私には思えないのが残念。帰って改めて、〜の駅百選とはなんだっけ?と調べてみますと、色々ありまして、まずは地域ごとの駅百選。東北、関東、中部、近畿の4つのエリアから合計400の駅が選ばれています。しかし新潟県は東北エリアでも関東エリアでもないため、弥彦駅はこの中には入っていません。何の百選に入っているかというと、ふるさとの駅百選というもの。これは鉄道関係の著名人が選んだもので、リストには西鹿児島駅なんてのもあり、よく見れば平成7年に選定されています。きっとこの頃の弥彦駅は、今よりもずっと、ふるさとの駅に相応しい佇まいだったのでしょう。

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駅舎にいるよりE129系の車内の方が暖かくて快適です。電車は定刻の15:15に静かに出発。日の短い12月とはいえ、まだ3時過ぎなのに、日が暮れそうな天気。そしてJR東日本の一般車両特有のカーテンを省略できるUVカットガラスが、さらに車窓を暗くしています。(ちなみに私はこのカーテン省略仕様が好きです。)

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もう一度、弥彦線が越後線と交差するところを一番前から見て(とても楽しい)、15:24に吉田に到着。

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今度の柏崎行き115系は弥彦線ワンマンカーの復刻塗装車です。いいものが見れました。隣のE129系が今度乗車する15:39発の新発田行き。4両編成で先頭車に乗車します。

定刻に出発、吉田駅構内の架線には夥しい数のカラスがいます。こんなに一度にたくさん見るのは初めてかも。何が原因で集まっているのでしょう。

北吉田では高校生がたくさん乗車。これからもどんどん混みそうです。運転室後ろに立ってかぶりつきすることにします。ワンマン運転ではないので邪魔になることはありません。

16時前で、外はますます暗くなってしまいましたが、巻でまた高校生が大勢乗車しまして、車内は賑やかになります。左には弥彦山のシルエットがぼんやり見えて、越後曽根で交換、平坦な直線区間をゆったり進みます。

車窓が住宅街になったところで、水面がとても高い川を渡ります。新川という1800年代に建設された川なんだそう。この川を渡ると内野で、ここからは電車が20分間隔で運転される、新潟市の通勤圏内となります。越後線は川を渡ると、乗客が多くなるのがはっきりしています。

内野はちょっとしたターミナルかと思っていましたが、2面2線のシンプルすぎる駅でした。隣には6連のE129系が停車しています。

ここからは丘の上を走り、海と反対側である右手に平野を見下ろす形となります。新潟平野の平らなところをずっと走ると思っていたのですが、この辺の地形は一体どうなっているんでしょう。

新潟大学前で大学生が大勢乗車し、ますます混雑。寺尾では6連のE129系と交換しますが、こちらも首都圏の通勤電車と変わらないぐらい混雑しています。電車は引き続き丘の上を走ります。右側は町の灯りが増えますので、夜に乗ったら夜景が綺麗かもしれません。

青山を出て撮影名所の鉄橋を渡ります。意外にもあっさり渡り切ってしまう短い鉄橋でした。この川は、弥彦線の燕三条の弥彦側で渡る中ノ口川だと思っていたのですが、違っていまして、関屋分水という信濃川の分水路。これは1972年に通水した新しい川で、鉄道が先で河川が後というのは珍しく、日本中でどのぐらいあるのか気になるところです。この川の分水路としての役目は、地図を見れば一目瞭然です。中ノ口川はどこに消えたかというと、河口に達する前に、信濃川に再合流してしまうようです。

関屋でどっと乗客が増え、かぶりつき場所に立ってるのが厳しくなります。築堤の上を走るのですが、下の広い道路はたぶん新潟交通の軌道があったところではないでしょうか。

最後の白山は2面3線の堂々たる駅。ホームも人がいっぱい。在来線の特急ときが今も存在していたとしたら、終着駅を新潟でなく、ここ白山としてもいいぐらいの感じです。実際に将来は、新津や新発田方面からの電車が、ここまで来て折り返すようになるそうです。

ここで乗車する大勢の人に押し込まれ、最後の一区間は、かぶりつき場所、ドア窓から離れてしまいます。しっかり車窓を見れませんでしたが、最後の締めで信濃川を渡って、右に新幹線が近づいてきて、高架化された新潟駅に16:33に到着です。

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この電車は新発田行きですが、ほとんどの乗客がここで降りますのでエスカレーターは大混雑、なかなか降りられません。

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在来線高架化工事中の新潟駅では、ちょっと見たいものがありまして、今も地上に残る仮設の8,9番線乗り場に行ってきました。遠くて昔の仙台駅仙石線乗り場みたいです。万代口の駅舎も見たいですが時間なし、新幹線ホームへ急ぎます。

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乗車するのは16:49発のMAXとき336号、隣のホームにはE2系、政治家の力で勢いのあった上越新幹線も、今は優先度が低くなって古い車両ばかりになってしまいました。

(乗車は2018年12月)

前の記事:越後線・弥彦線乗車記2(吉田~東三条~弥彦)
関連タグ:JR東日本
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Re: No title

 ゆるりさま。初めまして、コメントありがとうございます。
 弥彦駅の駅舎は、新しい建材だらけでしたので新築かと思ったのですが、昔のままの木造駅舎の改修だったのですね。読み返してみれば、ずいぶんと弥彦駅に対して否定的なことを書いてしまいましたが、バリアフリーに対応するための引戸化や、省エネのための照明のLED化など、昔のままの風情を残すのは難しいですよね。数年経てば、きっと馴染んでくることでしょう。

No title

初めまして。
実は弥彦駅の駅舎ですが、2014年に外壁や内張を塗りなおし・張り直ししたのみでそれ以外は大正14年当時のままなんですよ。
姫路城の塗り直し時のように、当時は綺麗すぎて不自然でした。(-_-;)
数年経てば味が出てくると思いますが。
昔はホームも2番線まであり、駅構内はかなり広かったようです。
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QJ7000

Author:QJ7000
おじさん鉄道ファンの日本の鉄道の乗車記録です。2012年、ふと日本の鉄道全線に乗ってみたいと思うようになり、乗りつぶしをスタート。その時の未乗区間は7,818.4kmでしたが、12年目にしてあと1,002.5kmになりました。すべて乗りつぶすには、今の生活パターンだと、まだ7,8年ぐらいはかかりそうですが、路線や車両に愛情を込めながら、少しずつ記録に残しておこうと思います。古い記事をご覧になりたい方は下のカテゴリーの「年別目次」からどうぞ。

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