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越後線・弥彦線乗車記1(115系で柏崎~吉田)

12月の平日、休みが取れたので、日帰りで越後線と弥彦線の乗りつぶしに出掛けます。むさしの号に接続しない大宮8:14発のMaxとき305号に乗って、長岡に9:33着、そこから9:48発のE129系普通列車直江津行きに乗って、柏崎に10:32着。

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柏崎で待っていた10:36発の越後線吉田行きは、2次新潟色の115系3連。臙脂色と黄色の初代新潟色を期待していたのですが、そんなに上手くはいきません。

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先頭はクハでしたので、後ろのクモハ115-1068に乗車します。ガラガラでして乗客は私の他におじいさんが一人だけです。すぐに出発し、毎度おなじみのMT55のモーター音を響かせ、左にカーブして信越本線と別れます。この音もあと何年ぐらい聞けるでしょうか。

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車内は暖房が効いてポカポカです。115系の半自動ドアは、ピッタリ閉まらず隙間風が酷かった記憶ですが、改良されているようです。そして椅子のヒーターは暑いくらい。背ずりが厚くなっているのは、北国用の暖房設備として強化されているとかと関係するのでしょうか。ドアにも凍結防止のヒーターが付いています。

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次の東柏崎です。2面2線だったのを棒線化した駅は、ローカル線ではよく見る光景ですが、電化区間でこんなに新しいホームなのは、なんだか痛々しく感じます。1日9往復、昼間は3時間も間隔が空く、この路線の末端部を象徴するようです。

電車は、全国各地で今も残る115系と同じように、駅間ではしっかりスピードを出して、ローカル線でも手を抜きませんよとアピールしてるみたいに淡々と進みます。それにしても乗降客が少な過ぎです。電化設備を撤去して、単行の軽快気動車走らせておけばいいのではないかと思ってしまうのですが、朝夕は115系3連の輸送力が必要なんだと信じたい。そして3つ目の荒浜を過ぎると、左手数100メートル先に原発がある区間を走ります。当然ですが、丘があって見通しは利かず、原発は見えません。見えたのは送電線とその巨大な鉄柱のみ。さて、今日は昼食が食べられないかもしれないと、大宮駅売店でおにぎりを買っておいたのですが、ポカポカのシートの上に置いていたら痛みそう。早い時間ですが食べちゃいます。

出雲崎というちょっと大きな駅に到着。ここでおばさん観光客三人組みが降り、駅員さんに地図を見せて何か質問してます。出雲崎なんて初めて知った駅なのですが、どんな観光地があるのでしょう。調べてみれば、かつては佐渡の金銀荷揚げ場所、北前船の寄港地として栄え、近代石油産業発祥の地でもあり、今は新潟景勝百選で一位、「良寛さんと夕日の町」なんだそうだ。

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寺泊に到着します。構内は広く、隣の2,3番線島式ホームは長く、幹線の駅みたいです。この駅については、後になって思い出しました。ここは越後交通長岡線と接続していた駅で、駅名も昔は大河津でした。越後交通長岡線は、1067mmで電化されながら、信濃川を渡る鉄橋が建設出来ず、最後まで来迎寺という中途半端な駅を起点とし、寺泊港のあった寺泊までを結んでいたという謎めいた路線でした。この駅と旅客営業は1975年というとっくの昔に廃止されていますが、来迎寺側の貨物営業は1995年までやっていたというのが驚きです。ホーム向こう側のスペースは、越後交通の敷地だったみたいで、今もホームが残っているようですが、見落としてしまいました。代わりに、折れ曲がった信号機を見たのですが、どうしてそうなってしまったのでしょう。

大きな川を渡ります。信濃川はここじゃないし、なんだこの川。なんとか分水と書かれています。これは大河津分水だそうで、度重なる洪水を防ぐため1840年代に調査が始まり、工事が完成したのは1922年という大土木工事。鉄道路線ばかりでなく、こういう河川も歴史を交えて勉強しないとダメだなぁ。

次の駅は分水、駅員さんもいるみたいで、ホームで電車を待つ人もたくさんいます。ここからは周りに住宅が増えて東京の郊外みたいです。

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越後平野を軽快に走ります。左にだけ山が見えて、これが弥彦山です。粟生津も幹線の駅みたいで乗客も多数、分水を境に違う路線になったみたいです。

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そろそろ終点の吉田です。弥彦線の線路が左に並びます。早いですがドアの前に立ちます。

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一番にドアの前に立って、この115系の半自動ドアならではの重たい扉を開けたいのです。

11:42、吉田に到着。ヨイショ(ドア開ける)、あれ?そんなに重くはありません。取っ手や説明文のプレートは、1980年代の中央本線の山スカ115系から変わってないようですが、ドア自体は多少改善されているのでしょうか。

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いや、このだらしない半開き状態、ピタッと閉まらないところは、昔のままです。乗務員が端から1枚1枚閉めて回ってます。これももうすぐ見られなくなる光景です。

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吉田駅は1番線に到着で、周りはもうE129系ばかりです。

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一旦改札の外へ、橋上駅ばかりとなった今、こういう風景を見る機会は確実に減っています。

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駅前です。雨もパラパラ、時折強い風が吹いています。お昼も食べましたので、外には出ません。また構内へ。

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吉田駅の全景です。二つの路線が平面交差する駅は、思いつくので一番凄いのは大和西大寺、支線同士で西武線の小川と萩山、他にありましたっけ。この駅は、ここを始発終着とする列車が多く、3面5線で中線もある構造になっています。

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ちょっと1番線に停車中の115系の柏崎行きの車内で待ちます。

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12:24に2番線に到着する村上発の電車です。普通列車編成両数表では、115系の3連+3連になっていたのですが、E129系の4連+2連に変わってしまっていました。もう初代新潟色を見ることは出来なそうです。

(乗車は2018年12月)

次の記事:越後線・弥彦線乗車記2(吉田~東三条~弥彦)
関連タグ:JR東日本
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Author:QJ7000
おじさん鉄道ファンの日本の鉄道の乗車記録です。2012年、ふと日本の鉄道全線に乗ってみたいと思うようになり、乗りつぶしをスタート。その時の未乗区間は7,818.4kmでしたが、12年目にしてあと1,002.5kmになりました。すべて乗りつぶすには、今の生活パターンだと、まだ7,8年ぐらいはかかりそうですが、路線や車両に愛情を込めながら、少しずつ記録に残しておこうと思います。古い記事をご覧になりたい方は下のカテゴリーの「年別目次」からどうぞ。

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