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日南線乗車記2(海幸山幸・南郷~宮崎)

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九州鉄道旅行の締め括りは特急「海幸山幸」。

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外装の杉板張はずいぶん草臥れてきたみたい。写真で見るのとは違うぞ。

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女性客室乗務員に出迎えられて車内へ、中はひんやり冷えていて、汗がスーッと引いてゆきます。まずはトイレに入って汗まみれのポロシャツを新しいのに着替えます。もう外には出ません。

私の座席は1号車一番後ろの海側席。この車両も座席と窓の配置が合っていないところがあるようですが私の席は大丈夫、座り心地もいいです。窓と窓の間は、ここも丁寧に杉板張とするため、見せ柱のようになっているのですが、これを車内側から見ると、無塗装の亜鉛メッキの下地材が丸見えで、デザインに詰めの甘さが感じられます(建築の世界ではこういうことをすると笑われます)。しかしこれが、私が思うに実はとても役に立っているようでして、これがあるために線路際の草木が窓ガラスに直接当たるのを防ぎ、海幸山幸の窓ガラスはスッキリきれい。上の右写真、ビールが邪魔ですが、線路際の草木と戦った痕なのか、杉板は欠けてしまっています。

15:35、出発です。ビールを飲むか。揺れる車内で、ビールをビール瓶からカップに注ぐのは、「おっとっとっと」と声を上げたくなるぐらい大変なのですが、これも楽しい。

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次の通過駅、大堂津には海水浴場があります。夏は臨時停車すればいいのにと思うのですが、スタイリッシュな観光特急に、砂まみれの乗客は遠慮願いたいのでしょうか。その後は素晴らしい海の景色です。地ビールは飲み終えてしまったのですが、私の座席の後ろにはサービスカウンターがあり、客室乗務員がなにかしら作業をすると、ビール瓶同士が当たる乾いた気持ちいい音が聞こえ、「もう一本どうですか」と誘惑します。2本も飲んだら車窓なんかどうでもよくなりそうですのでガマンします。

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対岸の港に山積みされているものは木材チップか。宮崎の木材のチップなのか、それとも輸入したチップ?気になるなぁ。

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日南線の主要駅の一つ、油津に到着。数名が乗車します。

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飫肥では交換のため12分の停車。外に出られます。

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交換した列車はすぐに発車してしまいますので、交換のための長時間停車ではなく、ちょっと寄っていって下さいという停車。ホームにはお土産やさんも出ています。

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飫肥を「おび」と読むのは恥ずかしながらはじめて知りました。

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最後尾に立ってしばらく去ってゆく景色を眺めます。川岸ギリギリのところを走ったり、軽トラックがぴったり並走してくれたり、やっぱり乗るのは、前方後方の景色が楽しめるJR化後に誕生した車両の方がいいなぁ。大切なことをまだ書いていませんでしたが、この車両、元は台風による被害が復旧されることなく廃止になってしまった高千穂鉄道のトロッコ列車です。よくぞこうして復活しました。

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後方の景色を楽しみ、座席に戻ったのですが、これから長い直線区間が始まるので、ぜひ、最前部か最後尾で見てくださいとの放送案内で、もう一回最後尾へ。全くの無人のホームで、どうして海幸山幸が停車するのかわからない北郷駅を出発してしばらくすると、その直線区間はスタートします。日南線にこんな区間があったんだ。確かに長い、後半はトンネル。

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トンネルを抜けると直線区間は終わりですが、道路との境が曖昧な箇所もあったりして、面白い区間は続きます。通過する伊比井では黄色いキハ47が退避、この辺で自分の席に戻り、次の小内海も通過してしばらく進むと、減速して、音楽が流れ・・・

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日南線一の車窓、鬼の洗濯岩になります。これは凄いな。干潮の時に当たって良かった。バケツを持って磯遊びをする家族がいます。楽しいだろうなぁ、子供にとっては一生忘れない思い出になりそう(実は通い慣れた地元の人だったり・・・)。こんなに線路の近くにあるので、ここに駅を造って停車すればいいのに。やはり、スタイリッシュな観光列車に磯臭い乗客は遠慮願いたいのでしょうか。

青島に到着します。観光列車としての見所はもう終わりですが、地域の方の乗客があり、後ろのロングシートに座ります。

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青島出て4分、宮崎らしい光景、車で走ったら気持ち良さそう。

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空港線が右に見えてきましてポイントで合流します。これで鹿児島県に続いて宮崎県もすべて乗車。この列車は田吉に停車します。ここからは特急券が不要のようで、学生さんが一人乗車。

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(私の思う)宮崎といえばこの車窓、大淀川を渡り、

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17:15、定刻に宮崎に到着します。いい列車でした。名残惜しいですが、ゆっくりしている時間はなく隣のホームへ、

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787系だらけだなぁ。17:23発のにちりん15号くずれの普通列車で宮崎空港へ、南宮崎では787系のにちりんシーガイヤ24号とすれ違い。6両編成で全室グリーン車のクロ、サハシからの改造で窓配置が変なサハを組み込んだ編成。こいつは783系より早く引退しそうな気もします。

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宮崎空港に戻ってきました。一昨日のこのぐらいの時間にもこんな写真を撮ってます。

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宮崎空港ではパタパタ(正確には反転フラップ式案内表示機というらしい)がまだ現役でした。これで2018年夏の九州鉄道旅行記は終わりです。

(乗車は2018年8月)

前の記事:日南線乗車記1(志布志~南郷)
関連タグ:JR九州観光列車
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QJ7000

Author:QJ7000
おじさん鉄道ファンの日本の鉄道の乗車記録です。2012年、ふと日本の鉄道全線に乗ってみたいと思うようになり、乗りつぶしをスタート。その時の未乗区間は7,818.4kmでしたが、12年目にしてあと1,002.5kmになりました。すべて乗りつぶすには、今の生活パターンだと、まだ7,8年ぐらいはかかりそうですが、路線や車両に愛情を込めながら、少しずつ記録に残しておこうと思います。古い記事をご覧になりたい方は下のカテゴリーの「年別目次」からどうぞ。

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