fc2ブログ

指宿枕崎線乗車記1(枕崎~指宿)

H8047567dsc.jpg H8047560dsc.jpg
H8047568dsc.jpg H8047569dsc.jpg
暑い昼過ぎの12:52、(沖縄のは除いて)日本の鉄道で最南端の終着駅である枕崎駅に、鹿児島から来た普通列車が到着します。2両編成のキハ47から20名ぐらいの乗客が降り、思い思いに駅や列車、そして自分の撮影タイム。予想していた通り、降りた乗客のほとんどが、またこの列車に乗車して鹿児島に戻るようです。開くドアの前に並んでおいて、海側のボックスシート窓側を確保。この列車を移動手段として利用している乗客は、見回したところ、私の隣のボックスに座るおじいさん一人と、1組の親子だけかもしれません。

13:18、鹿児島中央に向けて出発します。盲腸線を終着駅から乗り潰すなんて邪道かもしれませんが、私にも海岸線を走る路線は時計と反対回りに乗るという拘りがあります。それにしても揺れるなぁ、キハ47はこんなに揺れたっけ。線路際の草も遠慮無くバチバチ車体に当ててくる。海側は晴れですが、山側は雨雲が低く立ち込め、一雨来そう。白沢の手前では床下からガタゴトガタゴトと忙しないジョイント音が聞けまして、これはもしかして10mレール? 僅かな区間でしたが、まだ残っているみたいです。

H8047571dsc.jpg
白沢付近の海側の景色です。低木がチョビチョビ生えているなだらかな丘から遠くに海が見えます。どこかで見たことあるような光景です。そうだ天北線の北端ってこんな感じではなかったっけ。こちらはヤシの木が時々現れますので、見られる植物は全然違うはずですが、地形的には最北端と最南端の鉄道路線の意外な共通点かも。そして石垣の手前で、開聞岳が見え、列車が進むにつれて、だんだん大きくなってきます。

H8047582dsc.jpg H8047586dsc.jpg
西頴娃(にしえい)という駅で交換のために6分の停車。ちょっと降りてみます。何も無い駅、という記憶しかないのですが、あとでWikiを見れば、この地区で一番乗降客がある駅だそうで、ここで折り返す列車も設定されています。車内に戻ると、この列車のドアは、乗客の操作できる開閉ボタンが無いので、1ヶ所だけでしたが数分開け放し。冷気が逃げてしまっています。交換する列車も、ここでの乗降客は無し。次の頴娃との間で渡る鉄橋は、気持ちよく海が見えます。おそらくここは有名撮影地なのではないかと検索してみますと、いくつも出てきまして、みなさんいい写真を撮られています。

H8047589dsc.jpg
この路線を象徴する光景?開聞岳が右手間近に見えて来ました。残念ながら今日は頂上に雲がかかってしまっています。開聞岳についてはよく知りませんが、急行かいもんなら乗ったことあります。

H8047596dsc.jpg
反対側に回り込むと雲は無し。この山は、標高何メートルなんだろう、200mぐらいにも見えるし、500mぐらいにも見え、見事すぎる独立峰なので見当つきません。調べてみると924mと高尾山の1.5倍もあります。秋の涼しい時期に登ったら気持ちいいだろうなぁと思ってましたが、海抜ほぼ0mから登るなんて、今の私には無理だ。

赤い瓦屋根で白い壁の南国らしい家が見えてきまして、さぁ、そろそろです。私が小学校の頃の鉄道知識本には必ず書かれていた日本最南端の駅が近づいてきました。カメラを構えます。

H8047599dsc.jpg
あれっ?日本最南端の駅・西大山は山側にホームがあったんだ(海側だと思っていました)。と、いうわけで、有名な「日本最南端の駅」と書かれた白い巨大なキロポストは見る事も撮影する事も出来ず。びっくりしたのは、ホームは人が一杯。観光バスで来ている団体客かと思いきや、どんどん乗車してきます。ここで車内の座席がすべてが埋まり、私のボックスにも3人の親子連れが座ります。

H8047600dsc.jpg
大山手前では名前がついてそうな奇岩が見えました。

H8047603dsc.jpg H8047607dsc.jpg
14:27、山川に到着。ここで下車します。切符は買ってなかったので運賃は運転手さんに現金で支払い。それにしても外は暑い。

H8047617dsc.jpg
隣のホームには14:48発の隣の駅の指宿行きが停車中。次はこの列車に乗るのですが、一度この山川駅で降りてみたかった。

H8047620dsc.jpg H8047633dsc.jpg
改札口上には「ようこそ山川へ」の看板。昔は観光客で賑わったみたいな感じですが、今は無人駅。駅前にはタクシーが1台客待ち中。

H8047621dsd.jpg
駅前は「山」でも「川」でもなく「海」。特急指宿のたまて箱も、ここまで来ればいいのに。いや、西大山まで延長して、山川、西大山でそれぞれ30分ぐらいの滞在時間を設け、指宿~西大山間は普通乗車券だけで乗車可能というのもいいかもしれません。でもおそらく、短い距離(鹿児島中央~指宿)を3往復しないと、採算が合わないのでしょう。

H8047629dsd.jpg H8047625dsc.jpg
海辺まで下りてみます。岸から5mぐらいのところで、熱帯魚屋さんで泳いでるような青い魚がキラキラ輝いています(右写真)。海風もあってちょっと暑さを忘れる一時。すぐに駅へと向かう坂を上がります。もう汗だくだく。

H8047638dsc.jpg H8047639dsc.jpg
14:48発の1区間だけ走る山川発指宿行に乗車します。ロングシート車に当たるとは以外でしたが、車内はクーラーがキンキンに効いていて快適。回送を兼ねてこの区間だけを走る列車は、1日上下各2本運転されていまして、本日のこの列車の乗客は私一人。運転席後ろでかぶりつきできるので、やはり乗車するなら国鉄車両よりJR化後に生まれた車両の方が楽しい。

H8047641dsc.jpg
この路線の景色は、ここ山川付近が一番かも。海岸線沿いに走る区間はすぐ終わり、内陸部を走るようになると、右手に大きな観光ホテルが見えてきまして、

H8047643dsc.jpg H8047646dsc.jpg
14:53、指宿に到着します。2面3線の地方の典型的な駅です。

H8047649dsc.jpg
改札で整理券を見せて山川から鹿児島中央までの切符を購入。次の列車の改札が始まるまで、外で待つのですが、駅前にはインドで見たような樹木があり、名前はガジュマル。あの可愛い観葉植物が大きくなると、これになるんだ。

(乗車は2018年8月)

前の記事:鹿児島~加世田~枕崎をバスで移動
次の記事:指宿枕崎線乗車記2(指宿のたまて箱・指宿~鹿児島中央)
関連タグ:JR九州
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

QJ7000

Author:QJ7000
おじさん鉄道ファンの日本の鉄道の乗車記録です。2012年、ふと日本の鉄道全線に乗ってみたいと思うようになり、乗りつぶしをスタート。その時の未乗区間は7,818.4kmでしたが、12年目にしてあと1,002.5kmになりました。すべて乗りつぶすには、今の生活パターンだと、まだ7,8年ぐらいはかかりそうですが、路線や車両に愛情を込めながら、少しずつ記録に残しておこうと思います。古い記事をご覧になりたい方は下のカテゴリーの「年別目次」からどうぞ。

検索フォーム
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
(古い記事順に表示されます)
最新コメント
FC2カウンター
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

タグ

JR西日本 阪急電鉄 神戸電鉄 神戸市営地下鉄 地下鉄路線 ケーブルカー 能勢電鉄 京阪電車 近鉄 大阪メトロ 新交通システム パノラマグリーン車 貨物線・短絡線・渡り線 JR九州 新幹線 長崎電気軌道 路面電車 東急電鉄 相模鉄道 弘南鉄道 JR東日本 観光列車 JR東海 明知鉄道 旧国鉄の第三セクター路線 名鉄 長良川鉄道 樽見鉄道 専用鉄道訪問 名古屋市営地下鉄 モノレール くろがね線 平成筑豊鉄道 西日本鉄道 バスの旅 代行バス 真岡鐵道 関東鉄道 南海電鉄 福井鉄道 えちぜん鉄道 富山地方鉄道 箱根登山鉄道 小田急電鉄 国鉄時代 温泉 広島電鉄 錦川鉄道 いすみ鉄道 小湊鐵道 函館市電 非冷房車 JR北海道 京浜急行 金沢シーサイドライン 長野電鉄 信楽高原鉄道 喫煙車 東武鉄道 井原鉄道 旧建設線の第三セクター路線 秩父鉄道 蒸気機関車 西武鉄道 養老鉄道 札幌市営地下鉄 静岡鉄道 天竜浜名湖鉄道 愛知環状鉄道 北陸鉄道 駅そば 船旅 鹿児島市電 東海交通事業 上田電鉄 アルピコ交通 島原鉄道 三井化学専用線 松浦鉄道 筑豊電気鉄道 野岩鉄道 会津鉄道 JR四国 阿佐海岸鉄道 土佐くろしお鉄道 伊予鉄道 吊り掛け電車 琴電 猫登場 阿武隈急行 福島交通 山形鉄道 京成電鉄 新京成 流鉄 夜行列車 伊勢鉄道 江ノ電 ブルートレイン 北越急行 伊豆箱根鉄道 岳南電車 芝山鉄道 上信電鉄 近江鉄道 阪神電鉄 北条鉄道 山陽電鉄 水島臨海鉄道 北近畿タンゴ鉄道 のと鉄道 くま川鉄道 南阿蘇鉄道 熊本電鉄 京王電鉄 台湾の鉄道 鹿島臨海鉄道 ひたちなか海浜鉄道 遠州鉄道 

QRコード
QR