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宮崎空港線乗車記

2018年夏の鉄道旅行は、昨年に引き続き九州となりました。当初は未乗車路線の多い東海・中京圏を約300km乗り潰すプランを立てていたのですが、もうすぐ有効期限が切れるマイルがあり、どうせなら飛行機に乗って遠くへと、鹿児島・宮崎両県すべてを乗り潰してしまいます。金曜夕方に羽田を出て、降り立ったのは宮崎空港。

最初に乗車します宮崎空港線は、日南線田吉駅から分岐する1996年に開業した全長1.4kmの支線、あの小松島線より短い路線になります。実際の運行は「空港線」と称する宮崎~宮崎空港間の6.0kmで、大分方面から乗り入れてくる特急列車も、普通乗車券のみで乗車できるのが特長か。

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小さい空港なので飛行機を降りて5分でたどり着ける鉄道ホームで待っていたのは787系4連、18:25発ひゅうが4号延岡行きになります。

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隣に817系の普通列車が入線、乗る電車に当たりと外れがある路線であります。

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先頭のクハに乗車します。787系の普通車に乗車するのは初めてですが、車内のインテリアは今でも優れていると思います。しかし短い編成で延岡行きという短距離特急に運用されるなんて、787系も落ちぶれてしまったんだなぁ。最初見た時は、おフランス製高速列車のパクリっぽい顔に驚いてしまいましたが、特急名称としてのつばめ復活、サハシも復活、デビュー時の輝きは、近年の在来線特急史上一番と言っていいぐらいでした。これもまた人生(車生)、むしろ喜ばしいことかも。同時期製造のスーパーあずさE351系なんかには、もう少し臨時列車用としてでも活躍して欲しかった。

さて出発です、ホーム・車内から飛行機を見下ろせるところは他にありましたっけ?なんか新鮮です。高架を下ると、線路際の伸びた草が車体に当り、これは特急列車だったっけと思うぐらいに揺れたりもしますが、スピードに乗って来て田吉駅を通過。日南線との合流地点は気付きませんでした。これで宮崎空港線は完乗です。

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4分の乗車で、右手に車両基地が見えて南宮崎に到着。ここで降ります。隣には2日後に乗る海幸山幸。

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改札を出て駅前広場を見ます。古いビルに一昔前の地方都市の風情があって、椰子の木がいかにも宮崎らしい光景です。ここは一時期ブルートレインが終着駅としていた駅でもあります。そんな感慨に浸っている暇はなくすぐにまたホームへ。

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西都城行きの普通列車が来ますので反対ホームで待っていると、713系の4連が来ました。4連の運用なんてあったんだ、いいものが見れました。

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車両基地には海幸山幸、キハ40系、713系が休んでいます。

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18:37に713系の普通列車宮崎空港行きが到着。この列車は、ここで11分停車し、18:48に出発します。713系は、ここ南宮崎駅で全4編成見れたことになります。

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そしてその間に18:42発の大分発宮崎空港行きの、783系にちりん17号が入線。一応特急列車ですが、実質普通列車ですので、普通列車が普通列車を追い越すという珍シーンが展開されます。

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先発のにちりん17号で宮崎空港に戻ります。783系も普通車に乗車するのは初めて。後方の展望は、車掌さんと目が合ってしまうのが気まずくて、そんなには楽しめません。日南線との分岐は田吉駅を出てしばらくの所にあり、今度はちゃんと確認できました。

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宮崎空港駅の空港と反対側の景色、椰子の木が台湾みたいだなぁ。

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やはり4分の乗車で18:46に宮崎空港に到着。なんか艶っぽい写真が撮れました。

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側面には「Since 1988」とあるので、こっちはデビューして30年になるんだなぁ。パンタグラフだって国鉄電車と同じ大きい菱形。自分も年を取るわけだ。(ちなみに787系は、783系の4年後輩でデビューして26年目)

また改札を出るのですが、JR九州の非接触式ICカードリーダーは「ピッ」という音が小さいのでつい立ち止まってしまいます。引かれる額は3.4km乗って330円、宮崎空港線の加算額100円があるので、実質特急料金を払っているみたいでもあります。特急料金無料で得するのは、宮崎田吉間の乗客と、青春18きっぷ利用者のみといったところでしょう。

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傾いた夕日をバックに入線します南宮崎駅で待避していた713系電車、これの折り返しの19:03発の普通列車延岡行きに乗車します。宮崎に来たからには、ここでしか見られないこの電車に乗っておかないとということで、今まで時間を潰していたのでありました。

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2両編成ですので車内はちょっと混雑。転換リクライニングシートに交換したのはいいとして、ごちゃごちゃしたインテリアがちょっと不快。それと冷房機の音が大きく、昔の101系や103系の冷房車みたいです。

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日が沈みます。今日も暑かった。ニュースでは、名古屋で観測史上初めて40度を越えたとのことで、旅行先を九州にしておいて良かったです。

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田吉キハ交換では志布志行きキハ40と交換(写真)、南宮崎では6分も停車し、西都城行きのキハ40系の普通列車と交換。

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出発してやっと大淀川を渡ります。水量が多いのは、大雨の後だからか、それともいつもこうなのか。それと昔、ここを渡るブルートレイン彗星を俯瞰気味に撮影した写真を見て、同じような写真を撮りたいと思っていたことがあるのですが、あれはマンションの上層階からとった写真だったんだな。

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宮崎到着。この713系、国鉄末期に4編成8両しか製造されなかったのですが、鉄道車両技術史(主に電気技術的な)において、当時は革命的な車両であったと記憶しています(内容について知ったかぶって書くとボロが出そうなので省略)。でも乗ってみれば普通の電車。考えてみれば、その後大量製造される普通の電車の基礎となった電車なので、普通の電車で当然なのだ。

お腹が空きました、駅に渋い店構えのうどん屋さんがあったので、そこで夕食にしてしまいます。うどんは全く腰がないのですが、疲れた体にちょうどいい。それと出汁が効いていてとても美味しい。駅前のホテルにチェックインし、今日は早く寝ます。

(乗車は2018年8月)

次の記事:きりしま1号パノラマグリーン車乗車記
関連タグ:JR九州
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QJ7000

Author:QJ7000
おじさん鉄道ファンの日本の鉄道の乗車記録です。2012年、ふと日本の鉄道全線に乗ってみたいと思うようになり、乗りつぶしをスタート。その時の未乗区間は7,818.4kmでしたが、12年目にしてあと1,002.5kmになりました。すべて乗りつぶすには、今の生活パターンだと、まだ7,8年ぐらいはかかりそうですが、路線や車両に愛情を込めながら、少しずつ記録に残しておこうと思います。古い記事をご覧になりたい方は下のカテゴリーの「年別目次」からどうぞ。

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