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名鉄広見線末端部(新可児~御嵩)乗車記

太多線の乗りつぶし中ですが、可児で途中下車して、名鉄広見線の末端部(新可児~御嵩)の乗りつぶしをします。自動券売機で切符を買って、名鉄新可児駅の櫛形ホームへ、まずは犬山方面ホーム先端から、到着する電車の撮影です。

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おっ、犬山方面からと御嵩方面から同時に来たぞ。

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右のが広見線末端部で運用される6000系2連。このパノラミックウィンドウの可愛らしい顔の6000系に、今回の旅行でやっと会えました。かつては名鉄を代表する顔だったと思いますが、本当に隅に追いやられてしまった感じです。

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ホーム側を振り返ります。右の鉄仮面で強そうな顔の6500系も、登場して38年で、古い電車が集結です。急ぎ足で御嵩方面のホームに移動します。

ちなみにこの駅には、1990年代前半の新旧パノラマカー乗りまくり旅行で来て、御嵩行の吊り掛け電車(800形だった記憶)を見ているのですが、その時はパノラマカー優先でしたので、折り返してしまってます。

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中間改札を通って御嵩方面ホームへ、乗るのは9:14発の御嵩行。

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このホームは2両でいっぱい。それでは車内へ。存続問題が取り沙汰される路線だけあって乗客数は一桁、これなら昔走ってた、2軸のレールバスのキハ10形で充分です。

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座席に中腰になって、かぶりつきさせてもらいます。それでは出発。

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明智駅手前で現れる広い空間、ここは何かあった跡っぽいです。もしかして東美鉄道時代の旧線跡でしょうか。

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明智駅に着きます。八百津線(2001年廃止)が分岐していた駅です。

2面3線で、清く正しい日本のローカル線の小駅です。新可児〜御嵩間は1本の電車が機織り運用をこなすだけなので、この駅で交換することがないのですが、乗車した時は、下りは2番線、上りは3番線と、使い分けていました。しかし2023年3月に一線化され、左の1番線は車椅子用のスロープが設置されたとのこと。

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明智を出発、左右に貨物ホームがあります。何を積んでいたんだろう。架線ビームがとても長く、かつての分岐駅としての賑やかさが想像できます。

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八百津線の跡である、下に線路がない架線設備は何かのモニュメントみたいだな。

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八百津線の跡がカーブを描いて別れて行きます。八百津という怖そうな地名から、凄い山奥に入って行く支線のイメージでしたが、地図を見れば、木曽川本流に寄り添って走るのは八百津線の方だったのか。

列車はワンマン運転だと思ってましたが、2名の車掌さん(先輩教育係と新人さん)が乗務しており、肉声での停車駅案内と、途中駅からの乗客(いませんでしたが)への切符の販売が行われていました。

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終点一つ手前の御嵩口駅。1952年まではここが終着駅で、1963年までは貨物列車が発着していたらしい。架線ビームが長いのが、その名残のようです。

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あと1駅です。木製ポールが連続で続き、

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すぐに終点の御嵩駅が見えてきました。

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9:25に到着。モザイクかけちゃいましたが7,8人の乗客が待っています。

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運転手さん、車掌さんが入れ替わって、4分の停車で出発します。

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せっかく来たので30分後の次のに乗ることにして、外に出ます。御嵩と言えば中山道の歴史ある宿場町だそうですが、宿場町とは反対の線路側を歩いてみることにしまして、

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駅から一番近い踏切で、いつまで走るかわからない6000系を撮影します。

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駅に収まるのを見て、4分で出発してしまいますので走って駅に戻ります。

***

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帰りは、御嵩9:59→新可児10:10に乗車、降りる際に車内の写真を撮っておきます。大きな窓に布のカーテンがゴージャスで、さすがはブルーリボン賞を受賞した車両です。でもカーテンは、JR東日本の大量生産車のように、無いのが一番いい。

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新可児駅の改札外から撮影。10時を過ぎたらワンマン運転になるようです(前面窓左側にワンマン表示)。これで名鉄を代表した名車6000系を見るのも最後になるのかな。

名鉄新可児駅の駅舎には、たこ焼き屋さんが入ってまして、立って食べられる、みたらし団子と五平餅を買って朝食にします。昨日ベトコンラーメンの食べ過ぎで、朝から何も食べる気がしなかったのですが、やっと食欲が出てきました。五平餅が美味しかったです。

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JR可児駅で多治見行列車を待っていると、御嵩から6000系が帰って来ました。今度は犬山方面からと、ぴったりの同時到着でした。

(乗車は2022年8月)

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関連タグ:名鉄
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明知鉄道乗車記

岐阜県の旧国鉄第三セクター鉄道3兄弟の乗りつぶしの最後は明知鉄道です。

乗車するのは、恵那12:25→明智13:19の急行列車で、時刻表上では食堂車も連結している列車です。

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早めに入場してホーム先端で待ちます。急行来た!あれっ?今日は1両?食堂車は?

今回の旅行のプランを練っている時は、一人ぼっちながら食堂車の乗車を考えていたのですが、県民割のおかげで泊まりたい駅のホテルが取れず、スケジュールを迷っているうちに、食堂車申込期限の10日前を過ぎてしまっていたのでした。どうやら今日は催行人数に満たなかったようです。

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急行列車なので「大正ロマン」のヘッドマーク付き。乗客はどんどん増え、8割の座席が埋まるぐらいの混雑になります。地元の人はおらず、みんな(おそらく)旅行者で、カメラを首からぶら下げています。

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それでは出発、昨日の樽見鉄道に続き、明知鉄道にも同好の士が多く、運転室周りは人がいっぱい。出発してしばらくは後方の風景を見ます。

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しばし中央本線と並走、木曽川の支流の阿木川を渡ります。

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そして中央本線と別れるのですが、この明知鉄道と中央本線の線路が繋がっていないというのは、線路はどこまでも続いていると信じていた昭和のおっさんにとって、ショッキングな光景です。国鉄から明知鉄道になって37年、直通列車が走ることは無いだろうし、新車搬入だって10年に何回あるかという頻度だし、仕方ありません。

中央本線と別れると、すぐ登坂に入り、軽快なレールバスも極端にスピードが落ちます。坂を登れば、右に恵那の街を見下ろすように走ります。恵那のランドマークのような、煙突から煙を出している工場は、製紙工場のようです。東野駅をゆっくり通過し、しばらくして山の中に入って行きます。

連続カーブになかなか終わらない登り坂、駅間距離も長く、ここが明知線のクライマックスか。やっと一つの峠を越えたみたいで、その後飯沼を通過し、トンネルに入ってエンジン切ります。

古い民家が点在する里山をゆったり走るのですが、突然キンキラキンの駅が現われます。極楽駅、そんな名前の駅あったのか。みなさん車中から写真を撮っています。このブログを書くにあたって知るのですが、2008年に出来た駅らしい。

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次の岩村は上り列車と交換しますので、最後尾の窓に行ってみれば、いい感じのカーブです。

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そして岩村。交換するのは新しい顔の車両だ。腕木信号機が保存されているとのことですが、見落としてしまいました。ここからまた上り坂をうんうんと登ります。

次が花白温泉、駅前に日帰り温泉施設があります。しっかりした食事も取れそうで、寒い季節ならこういう駅で途中下車するのいいな。

次の山岡、古いレールバスが保存されています。ここにも寒天館という観光施設があります。明知鉄道には、途中下車が楽しそうな駅がたくさんあります。そしてまた坂を登って山の中に入って行きます。

左手に明智の街が開けてきて、そろそろ終点に着きます。これは帰ってから地図を見直して知るのですが、この明知鉄道、岩村までが木曽川の流域、花白温泉と山岡は庄内川の流域、野志と明智は矢作川の流域となります。単純に木曽川の支流を遡って行くのだと思っていましたが、2つの分水嶺を越える、‰会に加入していてもおかしくないくらいの山岳鉄道だったのでした。

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終点明智に到着、目の前に古いレールバスがいるぞ。アケチ1形のアケチ6で、帰って調べてみれば、2017年と割と最近まで予備者として在籍していたとのこと。

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駅の奥の方に車両基地があって新旧車両が並んでいます。駅員さんが改札口で待っているので、ホームに長居は出来ず、外に出ます。

駅舎内は何かの受付が始まり、似たような服でリュックの個人旅行者が集まってます(私も同類なので声をかけられました)。彼らは気動車の運転体験に参加する人達でして、それで今日の急行列車には運転席横に、多くの人が集まっていたのか。運転手さんも、動作一つ一つをよく見られて、さぞ緊張したかと思います。

外に出て食事します。何も下調べしないで来てしまいましたが、駅前には日本大正村という観光施設があって、その駐車場の横の食堂に入ります。ランチの営業が終わる寸前でしたが大丈夫とのことで、早く出来る冷やし中華を注文。食堂では、いろいろな自家製の漬物をおまけで出してくれまして、それも美味しかったです。

* * *

お腹を満たして明智駅のホームに入ります。今日は名鉄広見線と明知鉄道明知線の、2つの明智駅を見ました。岐阜県の割と近い場所に同名駅が2つあるのは、旅行者にとってはちょっと紛らわしい。

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レールバス・アケチ6、しっかり写真を撮っておきます。
第三セクター鉄道の発祥時に数多く生まれた車両ですが、耐用年数の低さから、あっという間に姿を消してしまいました。本当に線路の上を走るバスのようで、私はあんまり好きになれず、乗車経験がほとんどありません。

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中線に停まるアケチ12、これも引退した車両とのこと。

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戻りの列車は、明智13:59→恵那14:49の普通列車、入線したのは往路と同じアケチ13でした。急行ではありませんので、ヘッドマークは外されています。

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奥では運転体験のアケチ10が行ったり来たりしてます。

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並んだ。私も運転してみたいな。

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恵那に戻ってきました。気持ちいい揺れに、帰りはほとんど寝てしまいました。7分後の中央本線普通で中津川に移動します。

(乗車は2022年8月)

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関連タグ:旧国鉄の第三セクター路線明知鉄道

383系特急しなの パノラマグリーン車乗車記

2022年夏の3日間の愛知と岐阜の乗りつぶし旅行、帰りは中央本線で戻ることにし、中津川から塩尻までは、前から乗りたかった383系しなののパノラマグリーン車に乗車します。ちなみに中津川から塩尻までは、94.9kmと100km未満なので、グリーン券と特急券は2,500円の出費(当時)で押さえられます。これを中津川松本にしてしまうと4,660円、一番の理想の名古屋長野だと6,610円になります。

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まずは中津川駅ですが、こんなところに、ザ・国鉄な駅が残っていたのか。四角い形のコンクリート造の駅舎に、

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1番線に直結した改札口

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待合室には、立食いそば屋さんとコーヒースタンド。

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これは構内から見た改札付近。構内からも、そばは食べられます。寄って行きたいところですが、今食べたら眠くなってしまうので我慢です。

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駅弁屋さんもあったようですが、今は営業していないようです。

* * *

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乗車します、しなの17号が入線します。中津川15:49→塩尻16:54で1時間5分の旅です。

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座席は最前列の一番前面展望が良さそうな1C席を確保しました。隣の1Dは不在で、後からも誰も来ませんでした。ちなみにグリーン車の乗客は7,8名でした。

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それでは出発、早速上下線別れるみたいだな。

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振り子特急発祥の路線を、2代目383系が、クイクイ車体を傾けて、カーブを走り抜けます。すごく気持ちいい。

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車体を傾けたままだと、トラス橋におでこをぶつけそうですが、もちろんちゃんと戻ります。「新第一木曾川橋りょう」と書いてあるから、名古屋発の中央本線が最初に渡る木曽川だな。

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カーブが多く、前方にあるのが北アルプスか中央アルプスか不明ですが、3000m級の山は雲がかかって見えません。

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坂下を通過、これが岐阜県最後の駅になります。次に通過する田立駅は、写真撮り損ねてしまいましたが、信州ワイド周遊券を使ったことがある年寄りにとって、名前だけは知ってる駅。

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南木曽に停車します。ここでコンテナ貨物列車を抜きます。

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牽引しているのは国鉄色のEF64 1035だ。もう東京には来ないんでしたっけ。

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南木曾と十二兼の間は、左手に木曽川が見える区間で、素晴らしい景観なのではないかと思いますが、右側座席からだと見えません。名古屋方面行きに乗れば右側車窓から木曽川が見えそうですが、ここは上下線が別れる区間で、長いトンネルで突き抜けてしまうので、ほぼ見えないはず。

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十二兼を通過。ここから単線になります。

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野尻を通過。

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大桑通過

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須原通過

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倉本を通過。313系の2連が交換待ちしてます。本線とはいえ中央西線で普通列車の本数が一番少なく、人口も少なそうな区間なので、はたして何人ぐらい乗っているんだろう。ここから複線です。

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上松を通過。広い構内は、かつて森林鉄道が拠点にしていた名残でしょうか。ここにも313系の2連がいます。これは当駅始発の松本行。

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木曽福島に到着します。

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木曽福島から塩尻側に少し進んだところにある歩道橋、ここには来たことがあります。

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お手軽撮影地でして、これは1998年の写真。

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こうして上下線が別れる景色は面白い。

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10連のしなの18号とすれ違い。

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原野通過

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ここでまた単線になってしまうのか。減速しなくてはならないのが、ちょっともどかしい。


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藪原通過。大粒の雨が降ってきました。こういう山間地で激しい雨に降られるのは、ちょっと不安になりますが、特急しなのは変わらぬスピードで走り抜けます。

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奈良井通過。

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木曽平沢通過。交換待ちしている普通列車中津川行は、JR東日本の211系です。複線区間では特急と、単線区間では普通列車とすれ違うダイヤの構成みたいです。

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贄川通過。

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いつの間にか山間部を抜けて盆地の中を走ってます。そろそろ塩尻か。

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右に旧塩尻駅に通ずるデルタ線を見て、

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塩尻駅に到着します。これで現役のパノラマグリーン車には全部乗ったかな。

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JR東海からJR東日本の運転手さんに交換して出発します。

383系も1994年に登場なので、中央西線一筋で28年も活躍してきたのか。ワイドビューの始祖のキハ85系が引退していってますので、これもそろそろかな。改造クロ381から続くパノラマ展望席も、継承されなさそうなので、やっぱり長野まで乗ればよかったかな。

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外に出ると虹が出ていました。

待合室にある立ち食い蕎麦でも食べて帰ろうか。信州らしい葉わさび蕎麦を注文。昔の塩尻や松本の駅そばは、ネギ入れ放題でした。高校生の時、ついつい入れすぎて辛かったよなぁ〜なんて思い出して食べていると、隣の人が器いっぱいにネギをまぶした蕎麦をすすってます。メニューを見ればネギ蕎麦なんてのがあり、かけそばに50円増しだ。そんなのがあるとは知らなかった。次に塩尻に来る時は、絶対にこれを食べよう。

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辰野支線のE127系、これも登場して24年になるんだよな。

塩尻から17:29発のあずさ50号で帰ります。デッキでは登山帰りの高齢者が、泥酔して大騒ぎして酷いことになってました。

これで2022年夏、3日間の愛知と岐阜の乗りつぶし旅行の記事は終わりです。

(乗車は2022年8月)

前の記事:明智鉄道乗車記
関連タグ:パノラマグリーン車JR東海

JR大湊線 リゾートあすなろ下北号 乗車記

2022年11月、全国旅行支援を利用して青森県に一泊旅行をしてきました。同行者ありで温泉旅館の宿泊がメインになりますが、鉄分を40%程入れて、前後にJR大湊線と弘南鉄道大鰐線にも乗車してきます。

往路は、東京7:32→八戸10:25、はやぶさ5号に乗車。ちょっと前までは、東京八戸を3時間切るなんて、あまりのスピードの速さに感激していましたが、最近は慣れてきて3時間も乗るのは長いなぁ〜と感じるようになってしまってます。車中でも半分は寝てました。

さて八戸、まずはJR大湊線の乗りつぶしです。この路線には、1990年代に途中駅の吹越まで乗車したことがあり、その先大湊までの35.4kmが私の未乗車区間になります。

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八戸から乗車するのは、臨時のリゾートあすなろ下北1号。八戸10:50→大湊12:40。

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2010年に誕生したリゾートあすなろですが、2023年度に新しいリゾート列車に模様替えするそうで、このカラーは見られなくなるとのこと。

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この時間の八戸駅には、なんとレストラン列車もいて、先に久慈に向けて出発します。知らなかった。

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それでは出発します。八戸出発直後は前が見たいので展望室で。

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八戸を出て注目は車両基地などが展開する右側で、八戸臨海鉄道のDE10がいます。2018年の新幹線車窓からは、小さな車体のDD16が、そこそこ長いコンテナ列車を牽引しているのを見てびっくりしたのですが、引退してしまったらしい。

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座席に戻ります。車内の様子で、ほぼ満席です。予約が遅かったので、確保したのは最後の海側座席でした。

東北本線を途中三沢に停車して47分で野辺地に到着。住んでる人には申し訳ないのですが、「野辺地」って、最果ての地みたいで、子供の頃から大好きな駅名です。現在も新幹線が通ることなく、孤高の乗換駅であり続けているところが渋いです。

野辺地では4分停車して出発、大湊線に入って行きます。ほとんど直線のようで、東北本線のようにスピードを出して走ります。

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有戸駅を通過してからしばらくして、再び一番前の展望室に行ってみます。見たかったのはこれ、前方に海が広がります。

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有戸〜吹越間の大湊線車窓一番の見所、陸奥湾の海岸を走る区間になります。

展望室に集まっていた人も、みんな右側車窓に張り付いて写真を撮ります。いやいや、海岸すぐそばに、線路があるのがいい光景なんだと思う。前に見た時はもっと海に近かった気がしますが、それは気のせいか。風が強そうな荒野の中を撮り鉄が一人、カメラを構えて撮影していて、ちょっと格好いい。

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海から離れます。そろそろ30年前に来たことのある吹越駅を通過します。海岸沿いの景色は覚えてますが、吹越駅がどんな駅だったかは全然記憶にない。ちなみに中途半端に大湊線に乗車した理由は、南部縦貫鉄道のレールバス出発時間までの時間潰しのため。

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吹越駅を通過します。こんな駅だったのか。やっぱり全然記憶にない。もう一区間、展望室にいさせてもらいます。

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大湊線唯一の途中交換可能駅、陸奥横浜に到着します。

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ここで快速列車と交換。普通列車編成表では、キハ100の単行ですが、今日は2両編成です。1両だったら満員になるぐらい混んでいます。

しかし、快速ばっかりの大湊線で、よく本数が少ない普通しか止まらない吹越で降りられたな。昔の時刻表を1992年まで遡ると、吹越で普通列車から普通列車への折り返しが出来て、その後1日数本しか走らない南部縦貫鉄道に、適度な時間をあけて乗継が出来ます。

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自席に戻ると、だんだん晴れて来て陸奥湾を挟んで反対側の恐山がくっきり見えてきます。

下北に到着、かつて大畑線が分岐していた駅ですが、今は1面1線の駅のようです(左側座席からは、ホームの様子も廃線跡もよく見えませんでした)。ここで3割の乗客が下車。みなさんここからバスでどこまで足を伸ばすのでしょう。

私は大畑線には乗れませんでしたが、乗りつぶしのプランだけは立てていた記憶があり、大湊線野辺地側と大畑線の接続はとても良いのですが、大畑線と大湊線大湊側の接続が非常に悪く、下北大湊の1区間に乗るために下北で長時間待たなければならなかった気がします。

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その最後の1区間です。また展望室に足を運び、最果ての終着駅、大湊に到着するシーンを見届けようではありませんか。陸奥湾を挟んで見えていた恐山が、真正面に見えます。ここから見るとそんなに高くなさそうですが、標高は879m。頂上に見える展望台まで、車で登れてしまうというのには驚きです。

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大湊駅が見えてきました。左に分岐する使用されてない側線の姿が、侘び寂びの世界観で、なんだかとても美しい。

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2面2線の駅なのか。そして臨時列車のリゾートあすなろ下北は、通常使用しない2番線側に入ります。

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線路おしまいのコンクリートの車止め、かつてはその向こうに機回し線があったんだろうな。正面の白い建物はJR東日本のホテル。

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12:40、大湊到着。観光列車ですので、みなさん記念写真の撮影です。

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1番線側から撮影、絵になる素敵な終着駅なんですが、列車にホーム屋根の影がかかってしまって残念。外に出ます。

* * *

昼食は、グルメサイトで検索すると一番に出てくる、チーズハンバーグカレーで有名な喫茶店に入ります。カレーも食後のコーヒーも美味しいし、雰囲気も良いし、いい時間を過ごせました。海辺を散策して駅に戻ります。

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大湊駅の待合室内は、次の列車14:13発の普通野辺地行を待つ人が長い列を作ってます。これは窓際に座るの無理そうだな。ホームにもなかなか入れず、まずは14:02に乗客満載の下り普通列車が到着、下り列車の乗客が全て改札口から出て、やっと上り列車の改札が始まります。

何とか海側進行方向逆向きの席に並んで座れました。しかし混んでる。地元の人も多い。

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座席の確保が出来たところで列車の写真を撮っておきます。乗車する14:13発の野辺地行は、さっき見たキハ100の2連。隣のリゾートあすなろは15:59発。

帰りは大湊線では数少ない全駅に停車する普通列車でしたが、駅間距離が長く、線形も良いので飛ばす飛ばす。車体長の短いキハ100が奏でる独特のジョイント音、「タタン・・・タタッタタッ・タタン・・・タタッタタッ」(うまく表現できません)が聞いていてとても気持ちいい。それと野生動物が多くいるのか、区間によっては汽笛を長音で頻繁に鳴らして走ります。

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15:14、野辺地着。このキハ100形も登場して32年か。登場時は気動車なのに白い車体にびっくりしましたが、今も美しい白のままなのも素晴らしい。もう名車と呼べる域に達しています。

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野辺地といったら防雪林、そしてここに南部縦貫鉄道の乗り場がありました。南部縦貫鉄道といったらレールバス、クラッチ踏んでギアをチェンジするのが面白かった。沿線の風景は、御伽の国に迷い込んだみたいな独特の雰囲気で、本当に素敵でした。社会人になってすぐの頃で、カメラを持たずに旅行していた時期だったので、一枚も写真に残していないのが悔やまれます。

15:30発の青い森鉄道の青森行で、今日の宿泊地の浅虫温泉に向かいます。

(乗車は2022年11月)

次の記事:弘南鉄道大鰐線乗車記
関連タグ:JR東日本観光列車

弘南鉄道大鰐線乗車記

青森旅行の2日目です。

この日の予定は、弘南鉄道大鰐線に乗ることと、大鰐温泉に入ること。大鰐線は中央弘前駅側から乗ります。

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昭和な街並みの弘前中心部を歩いて、やっと着いた中央弘前駅。意外と遠かった。

中央弘前駅のシンボルといえば、これも昭和の香りでいっぱいの渋い駅舎でしょうか。前回(30年ぐらい前ですが)来た時は、雪が降る薄暗い日だったので、とても重厚な雰囲気でしたが、今日みたいな朗らかな天気の日に見ると全然違って、昔の街の小さな映画館みたいです。写真は逆光なので上手に撮れません。

着いたのが出発数分前で、構内や駅周辺をゆっくり見る時間は無く、自動券売機で切符を買い、改札が始まってホームへ。

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乗車するのは、中央弘前11:30→大鰐12:04の電車。旧東急7000系オリジナル顔の7033+7034で、1964年製とのことですが、まだまだ現役です。

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車内はりんごの提灯?をぶら下げています。りんご列車?

それでは出発、ローカル私鉄の高くない規格の線路を、もっさりと加速します。その加速もすぐに終わり、ゆっくりと減速して鄙びた駅に停車。

この電車が東横線で、各駅停車ながら全力で疾走していた時代を知っているのですが、一線を退き、静かに余生を過ごすというのは、正にこういうことだな。

それにしても東急時代が24年で、弘南に来て34年…、余生が長すぎる。こんな人生もいいかもしれません。

沿線の風景は、収穫が終わったリンゴ畑。すべて収穫せず1個だけ残しておくのは、鳥の分でしょうか。

ワンマン運転ですので、一番前でかぶりつきをしては、運賃収集の邪魔になるかと、座席でおとなしくしていましたが、そろそろ交換駅の津軽大沢、ちょっと一番前に立たせてもらいます。

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右も左もずっとリンゴ畑、いい風景です。

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津軽大沢に着きます。ここで交換するのは7031+7032。レンガの建物をイメージしたラッピングのようですが、関係がよくわかりません。

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津軽大沢駅の右側には車両基地があって、6000系、ED221、キ105が見えます。ホームから語らいながらじっくり撮影したいところですが、次の電車は1時間後、窓からの撮影でよしとします。

大鰐線車窓のクライマックスは、奥羽本線をオーバークロスするところでしょうか。義塾高校前を出たとろこで、また前に立ち、動画で撮影してみました。動画を再生してみますと、たいしてスピードが出ていないのに横揺れが大きく、非常に見苦しいのですが、これが弘南鉄道大鰐線、音も良くてしびれます。(以下3枚キャプチャー画像)

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奥羽本線を跨ぎます。

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このコンクリート橋は、奥羽本線から見ると、どこかの遺跡みたいに見えます。架線柱の建て方が独特で、これはメンテナンスが大変そう。更新も難しそうだな。

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石川駅の側線にはバラスト運搬のホキがいました。

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34分の乗車で、終点大鰐に到着。降りたのは私たちの他に10名程度のお年寄りの方々。夕方になれば高校生で賑わうんだと思います。

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JRのホームから撮影します。いい光線です。

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パンタグラフ付きの7034は形式写真みたく撮れるぞ。

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パン無し側の7033は架線柱にかかってしまいます。

* * *

大鰐温泉に寄って行きます。30年ぐらい前に来た時は、公共浴場の素晴らしさに感激した思い出があるのですが、今日は2004年に出来たという道の駅が併設されている日帰り温泉施設へ。今は都内にも似たようなスーパー銭湯がたくさんありますので、風情みたいのは感じられなくなってしまいましたが、温泉はいいし、風呂上がりにお食事処で生ビールも飲めて最高です。大鰐もやしのラーメンも美味しかった。道の駅の売店で、全国旅行支援のクーポンを使って、お土産を買って帰ります。

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大鰐駅に戻ると、2時間前に乗った7033+7034と、また対面出来ました。斜光線を浴びて、ステンレス車体がギラリと輝き、いい感じです。

帰りは、特急つがる3号(大鰐温泉14:35→新青森15:14)、はやぶさ34号(新青森15:52→東京19:04)で帰りました。つがる3号は、弘前からビジネス客と外国観光客が自由席に大勢乗車し、通路までびっしりの満員になりました。こんな混んでる特急に乗るのは久しぶりです。

(乗車は2022年11月)

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関連タグ:弘南鉄道
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QJ7000

Author:QJ7000
おじさん鉄道ファンの日本の鉄道の乗車記録です。2012年、ふと日本の鉄道全線に乗ってみたいと思うようになり、乗りつぶしをスタート。その時の未乗区間は7,818.4kmでしたが、12年目にしてあと1,078.2kmになりました。すべて乗りつぶすには、今の生活パターンだと、まだ7,8年ぐらいはかかりそうですが、路線や車両に愛情を込めながら、少しずつ記録に残しておこうと思います。古い記事をご覧になりたい方は下のカテゴリーの「年別目次」からどうぞ。

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