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富山地方鉄道 3系統環状線乗車記

6月中旬の平日、一日休みを取って福井へ向かいます。末端部が今秋から全列車運休となるかもしれない越美北線の乗りつぶしをメインに、2012年に乗車後、高架化や延伸で変化のあった、えちぜん鉄道と福井鉄道の一部区間にも乗車します。

大人の休日倶楽部の北陸パスを購入し、東京6:16発のかがやき501号に乗車すべく、早起きして地下鉄東西線で東京駅に向かうのですが、ここで予定していたスケジュール通りにならないことを知ります。かがやき501号に接続する、金沢9:02発サンダーバード14号が、yahooの乗換案内に表示されないのはどうして?と、JR西日本の公式ページを確認すると、なんとも新型コロナの影響で運休中だったのでした。

次の9:48発しらさぎ6号まで金沢駅で何してよう。がら空きのかがやき号の道中で考えます。まずは車両更新中の北陸鉄道浅野川線・・・、交換駅の三ツ屋の手前で引き返さなくてはならないのか・・・、却下。引退した413系、415系800番台、トワイライトエクスプレス塗装のEF81が並んでいる松任に行ってみようか・・・、たしかここは望遠レンズが無いと上手く写真が撮れないんだっけ・・・却下。富山で途中下車して、富山地方鉄道の市内電車の未乗車区間を少し乗ってみようか・・・、これなら環状線で一回りするにぴったりの時間です。

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8:25、富山で下車。新幹線ホームから真っ直ぐに階段を降り続けると、駅の中心に市内電車乗り場があります。なんて美しいターミナルなんでしょう。美しいのは見た目だけでなく、乗換え導線だって完璧で美しい。乗り換え時間も3分あれば充分なくらいです。

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渋い色の電車だなぁ、よく見れば水戸岡鋭治デザインの電車だったのか。この統一されてないフォントの文字をペタペタ貼るデザイン、木質系の建材を使った車内についても、増えすぎて新鮮味がなく、食傷気味であるのが正直な感想です。近代的なホームに大きな吊り掛け音を残し、大学前に向けて出発します。

乗車する3系統環状線は、岩瀬浜からの直通で、3連節の低床電車で来ました。ホームでは人が多くて写真が撮れません。多くの乗客が乗っており、その内半分がここ富山駅で下車、半分が官公庁のある駅南側まで乗り通します。富山駅の南北接続はこんなにも需要があったのか。見ていて嬉しくなります。

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進行方向左側で後ろ向きの座席が空いたので座ります。駅を出て50mぐらいの場所にある、南富山駅方面と大学前方面の分岐するデルタ線ですが、ここまで来るのに信号待ちで数分かかります。

さて、ここからは初めて乗車する区間になります。昨年乗車した南富山駅方面の路線は、昭和の雰囲気を残す、吊り掛けの旧型路面電車の似合う街並みでしたが、こちらの路線は、小綺麗な新しいホテルやオフィスビルが立ち並び、スマートなLRTの似合う街並みになります。

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2つ目の県庁前と、3つ目の丸の内でほとんどの乗客が下車します。丸の内からは、単線一方通行で2009年に復活した環状線の走る富山都心線に入ります。富山城が見えてきました。富山には乗り鉄や登山で何度も来ましたが、このお城を見るのは初めてです。

国際会議場前で、かぶりつきに最適の運転室右後ろの座席が空きましたので座ります。しかし運転室との間には、コロナ対策の厚手のビニールシートが掛かっていて、前方がほとんど見えません。

車内を見回すと、競輪場へ無料で電車に乗車できる案内が目に入ります。富山競輪場では競輪専用ICカードというのを500円で配布しており、競輪の開催日には競輪場前まで無料で1往復出来るようです。ICカードマニアがいるとしたら、コレクションに押さえておきたい1枚かもしれません。

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引き続き小綺麗な道を進み、グランドプラザ前で、車内の乗客が私一人になります。運転室左側に移動します。今度は前方が良く見えます。よしよし、いいぞいいぞ。

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本線と交わります。電車の運転室越しに電車を真横に見るのは、複数の路線ネットワークがある路面電車でないと見られない光景。こうして見ると、私個人的には嫌いだった富山特有の屋根上の広告も、外国みたいな雰囲気で悪くないかも。そしてこれで富山地方鉄道の支線と富山都心線の1.9kmの乗りつぶし完了。富山で途中下車した甲斐がありました。

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昭和っぽい町並みになって、昭和の電車とすれ違い。本線に入り、富山駅を目指すようになれば、各停留所で乗客がどんどん乗ってきます。

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一回りして電鉄富山駅・エスタ前に到着します。乗る前に見た渋い色の電車も戻ってきました。あっちに乗っても良かったんだな。でも大学前方面への乗りつぶしは、富山地方鉄道射水線のルートを辿ってみたく、万葉線と一緒にやってみたいと思っています。

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富山駅寸前で信号待ち。渋い色の電車はもう出て来たか。右側の線に入り、岩瀬浜行乗り場の5番線に到着し、ここで現金で210円払って下車します。ICカードリーダーがあるのですが、今のところ福井地区限定の「ecomyca」しか使えないのです。それと環状線を一回りし同じ駅に戻ってきたのですが、運賃は均一制の1回210円なので、ルール違反にはなっていないと思います。

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乗った電車が岩瀬浜に向けて出発します。T100形という電車でした。

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それにしても美しいカーブポイントだと思います。ちなみにここ、富山駅から富山ライトレールの富山駅北停留場があった場所までは、昨年2月に来た時は未開通だったので、未乗車区間になり、距離は0.1km。乗ってしまいたいところですが時間が無いので次回に残します。

* * *

富山9:11発のはくたか551号の自由席は、ほとんどの窓側が埋まるぐらいの乗車率でした。そして金沢から乗るしらさぎ6号は681系で、乗車した先頭車は、プレートを見ればクモハ681-501のトップナンバーでした。走り出せばVVVFの音が煩い、そして速くて揺れも大きい。在来線特急街道の熱い走りを充分に楽しむことが出来ました。北陸新幹線敦賀延伸が迫り、北陸本線の特急も引退へのカウントダウンが始まっています。これにもきっちりお名残り乗車をしないといけません。

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写真はクモハ681-501の車内の様子です。

(乗車は2021年6月)

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関連タブ:富山地方鉄道路面電車
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えちぜん鉄道の高架化された福井側を乗車

9年ぶりに福井に来ました。短い区間ですが、えちぜん鉄道と福井鉄道に乗車します。どちらも前回の乗車時から大きな変化が沢山あり、今回はその部分の乗り直しになります。

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まずは東口にある、2018年6月に高架化されて立派になった、えちぜん鉄道の福井駅です。引きが無くて、よく解りませんが、駅前から高架になった部分を見上げています。沿線自治体が地方のローカル鉄道に、こうしてお金をたくさん使ってもらえる事に、我々ファンも感謝しなくてはいけません。

左に見える足場の架かった構造物は、北陸新幹線の福井駅となる部分。2015年9月から2018年6月までの間、ここに仮設でえちぜん鉄道の福井駅が設けられ、北陸新幹線の高架上をえちぜん鉄道の電車が走った時期がありました。この時に一度乗りに来たかったのですが、残念ながら叶いませんでした。

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エスカレーターを上がった先の乗り場は、最近増えた広い半屋外の天井を天然木材で仕上るデザインです。森を大切に!木を切るのは悪いこと!と教育を受けた世代の私は、最初見た時、なんて木の無駄遣いをするのかと思ったものですが、森林と林業を維持するために、国内の木をどんどん切って使いましょうになるなんて、時代が変われば考え方も変わるものです。

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高架化されても、奥に留置線があるのは昔のまま。他の鉄道ではあまり見ることのな配線ですが、えちぜん鉄道にとっては使い勝手が良いのでしょう。

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左の6110の単行電車の勝山行に乗ります。前パン幌付き、痺れるぐらいにカッコいいです。

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進む方向を望みます。昔は確か複線でしたが、高架化されて単線になったようです。

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それでは車内へ、コロナ対策の除菌スプレーが置かれています。運転室後ろに立ちたいところですが、えちぜん鉄道名物?のアテンダントさんの邪魔になるかもしれません。しばらく様子を見ることにしまして座席に座ります。車内は全てのクロスシートに1人か2人が座るぐらいです。

10:55、出発します。走り出せば優しいモーターの音、この電車の愛知環状鉄道時代は国鉄101系のモーターでしたが、今はどうなんだっけ。帰って調べてみれば113系のに交換したとのことで、あの煩いMT54だったのか。速度を出す区間ではなかったので、101系の静かなMT46のままなのかと思っていたところでした。

それにしてもアテンダントさんが添乗する地方鉄道というのには驚きです。前回乗車した時が夕方ラッシュからの時間帯でしたので初めて見たわけですが、きっちり正装し、立ち振る舞いや話し方等の訓練をしっかり受けていらっしゃる方々からアテンドを受けるなんて、なんて贅沢な地方鉄道でしょう。ボックスシートに一人で座っていると、グランクラスにでも乗っているみたい…ちょっと言いすぎか。

ちなみにアテンダントさんの立ち位置は、次の駅が無人駅の時は前にいて駅到着後切符を回収、次の駅が有人駅の場合は後ろのようです。

2駅目のシンプルな配線になった分岐駅の福井口を出て高架を降り、11:01、次の越前開発で下車します。アテンダントさんに切符を手渡しするのを楽しみにしていたのですが、有人駅で、すべてのドアが開きます。

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越前開発で乗った電車を見送って改札を出ます。すぐに鷲塚針原までの切符を購入しホームに戻ります。

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高架化される前は、ここまで複線だったようで、狭い元島式ホームがその名残になります。

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隣の駅で交換して来た、11:07発の上り電車に乗車します。ここでの滞在時間は6分。

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福井口までの1区間ですが、かぶりつきを楽しみます。次は有人駅ですのでアテンダントさんは後ろにいるはずで、邪魔にはなりません。

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福井口に戻ってきました。高架前は3面5線の地方鉄道の重鎮駅らしい設備でした。シンプルな配線になりましたが、切り欠きホームがあるのが面白いです。ところで、このホームはどういう使い方をするのでしょう。時刻表を見ても、ここを始発終着とする勝山・三国港方面の電車はありません。

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11:09、福井口で下車。写真は乗ってきた電車です。次は4分の接続で11:13発の三国港行きに乗車します。すぐに高架を降りると、左に車両基地が広がります。魅惑の凸型電気機関車ML521形2機と、最後の1両となった京福電鉄からの生き残りモハ5001形は、JR線側からよく見える位置に停車しています。帰りに写真を撮ろうと思ってましたが、忘れてしまいました。

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新しくなった福井鉄道との接続駅の田原町です。元名鉄770形が見えます。出発すると福井鉄道からの線路とポイントでつながります。9年前の乗車時との違いに、なんだか嬉しくなっちゃいます。

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ショッピングセンターの中に突っ込んだ形の駅、福大前西福井を過ぎれば車内は空いてきまして、乗客の数は10人以下。もう少し賑わっていてほしいところ。

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カーブした鉄橋で九頭竜川を渡り、女子校の体育祭開催時のみ電車が停車するという仁愛グランド前駅を通過し、11:30に鷲塚針原に到着。ここで下車します。予想に反して無人駅でしたのでアテンダントさんに切符を手渡しすることが出来ました。三国港側では線路の切り替え工事中でした。

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次は超低床車の、えちぜん鉄道→福井鉄道の直通電車に乗車して福井駅に戻ります。

(乗車は2021年6月)

前の記事:富山地方鉄道 3系統環状線乗車記
次の記事:フェニックス田原町ラインに乗車
関連タグ:えちぜん鉄道

フェニックス田原町ラインに乗車

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鷲塚針原からは、2016年に誕生した、えちぜん鉄道〜福井鉄道を直通する、フェニックス田原町ラインに乗車します。この「フェニックス田原町ライン」という名称、えちぜん鉄道と福井鉄道の路線図を一緒にするとフェニックスが羽ばたいてるように見えることから名付けられたそうですが、公式ウェブサイトで使用しているのは、えちぜん鉄道だけ。福井鉄道の時刻表では普通に「福井鉄道・えちぜん鉄道 直通電車」と案内されているのはどうしてなのか、ちょっと気になります。

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フェニックスラインの起点の鷲塚針原の駅舎はとても可愛らしい。今は無人駅で、構内踏切で反対側に抜けられます。

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構内踏切を渡った福井側から鷲塚針原駅を見ます。在来からの高床車の島式ホームの横に、低床車の片面ホームを作りました。ちょうど福井行の電車が来て並びます。車体の大きさはこんなに違うのですが、これが同じ線路を共有して走るなんて、面白い鉄道が出来たものです。

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福井行きの電車は元国鉄119系のMC7000形だったのか。特徴ある側面の窓配置がよく分かるように、もう少し横から撮ればよかった。

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さぁ乗車します。フクラムの愛称の超低床車のF1000形で、フェニックス田原町ラインが開業する前の、2013年から走っています。

車内に入れば、乗務員の方からどちらまでですか?と声を掛けられます。出発までまだ時間があるので、今ここで切符の販売をしてもらえるとのこと。整理券を受け取って降車時に運賃支払いかと思っていたので、降車する駅名をちゃんと覚えてこなかった。「福井城あと…何町…でしたっけ?」

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無事に購入できた”福井鉄道・えちぜん鉄道特別補充券”になります。私の降りる予定の駅は「福井城址大名町」なのですが、”城址”を”じょうし”と読める人は、そんなにいないと思います(もしかして自分だけ?)。”町”だって”まち”とも”ちょう”とも読めるし、誰でも読めて覚えやすい昔の市役所前で良かったのに。

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11:49、鷲塚針原を出発します。乗客は私一人で、車内における運転手さんと私の距離感、なんだかリムジンにでも乗っているみたいだな。運転手さんとは、切符の購入時にちょっと世間話(話題はお互いコロナに気を付けましょう)をしていたのですが、話の続きをしに後ろから声をかけたくなってしまいます(もちろんしない)。

いや、それよりも車窓が面白い。臨時駅の仁愛グランド前を通過、超低床車の座席からは、ホームの床の下を通して向こう側の景色が見えます。続いて中角も通過、同じようにホームの床の下が見えます。ここは普通の駅ですが低床車用のホームが設置されていないので通過なのです。一般鉄道車両の高床車と、路面電車の低床車だったら、低床車の方がこまめに乗客を拾うイメージで停車駅が多そうですが、ここでは逆転してしまってます。

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新田塚に到着、ここは島式ホームの交換駅だったのですが、その外側の両側に低床車用ホームを作りました。高床か低床かでホームが違うという、乗車するのに難易度が高い駅です。

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交換待ちで数分停車します。来たのは6000形、低床車の車内から見上げるとでかい。高床車と低床車が線路を共有しますがホームは別。やっぱり面白い。昔は広島電鉄、それと名鉄でも見られたんでしたっけ?(勉強不足)。しかし旧国鉄20m車の大型車と、路面電車が同じ線路を走るのは、日本初ではないでしょうか(勉強不足で自信なし)

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商業ビルの中にある福大前西福井駅は、高床車のホームの先に低床車のホームを増設してます。ここでも交換で、写真は撮り損ねましたが、来たのはえちぜん鉄道のフェニックス田原町ライン用の超低床車のL型キーボ。あ、福井口駅の切り欠きホームは、この車両が出入庫する時に使用されるんだな、きっと。

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そしてえちぜん鉄道から福井鉄道への渡り線を通って田原町に到着。ここで運転手さん交代、しばらく停まります。2012年に来た時は、木とトタンで作られた昭和らしい貧相な佇まいでしたが、お洒落な駅に変身したもんです。

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福井鉄道に入ります。今度は併用軌道、ブレーキの鉄粉で茶色くなった路面を進みます、ここの雰囲気は変わりません。

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12:09、昔の市役所前である福井城址大名町に到着、ここで下車します。元名鉄の770形と並ぶと、車体の大きさはこんなにも違うんだ。

(乗車は2021年6月)

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関連タグ:えちぜん鉄道福井鉄道

延伸した福井鉄道のヒゲ線に乗車

えちぜん鉄道と福井鉄道の変わったところの乗り直しの最後は、福井鉄道福井駅への通称ヒゲ線の延伸部です。2016年3月に100m弱、JR駅前まで延びました。

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昔の市役所前、福井城址大名町の1番線で停車しているのは、田原町発で福井駅前に寄ってきた後の武生行き電車。元名鉄770形の777番で、名鉄の"7"のフォントはパチンコやスロットの"7"にそっくりですので、ギャンブル好きが歓喜する電車のはずです。

ここで駅のスピーカーから「まもなく1番線に福井駅経由の田原町行電車が到着します」と、紛らわしい自動放送が流れます。もしかしてこれが福井駅に行くの?、この777がヒゲ線から来るのをこの目で見たばっかりですが、不安になってきます。

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間違えて乗ってしまいそうな武生行を見送ると、ちょうどこれから福井駅経由の田原町行が来てすれ違い。

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今度こそ福井駅にこれから経由する電車は、元名鉄880形。鉄道ファン誌でデビュー時の新車ガイドを、なんて素敵な電車なんだろうと眺めていたのは、40年も昔になるのか。名鉄時代には乗ることが出来なかったのですが、福井で出会えた縁に感謝です。

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一番前の座席に座り、名鉄フォントを見て嬉しくなり、

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降車ドアは3枚折れ戸だったんだな、そして後ろを見ればこの電車の特徴である、連続田の字窓、一人一人独立したシートのクッション、キノコ型にデザインされた貫通部と、写真に収めておきたいところが沢山あるのですが、狭い車体の手が届きそうな向かいの座席に、多くの乗客が座ってますので、カメラを向けるのは無理。

12:15発の予定でしたが5分ほど遅れて、距離にして0.7㎞のヒゲ線に向けて出発です。

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一番前に座れたところですが、前方展望は、コロナ感染症防止のために設置された、運転室と客室を仕切るビニールシートが反射してしまい、肉眼では全然見えません。この辺が昔の福井駅前停留所だったところかなと、適当にカメラを向けて撮ってみたら、写真にすると意外とよく見えてます。

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延伸した区間に入り、左にカクンと折れて福井駅停留所に着きます、延伸する前は「福井駅前」でしたが「前」が取れて「福井駅」停留所になっています。

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慌ただしく田原町に向けて折返して行きます。ここに移転する前の福井駅前停留所は、狭い道路の併用軌道上にある単線の停留所で、車止めが無く、線路が道路の真ん中でプッツリ切れてるのが面白かったのですが、乗り場も2本に増えて、立派になったものです。さすがは福井県、さすがは新幹線の来る駅です。

* * *

金沢9:02発のサンダーバード14号が運休しておらず、1時間前に福井に着いていた場合は、田原町経由で再度えちぜん鉄道側の福井駅に戻り、その後、福井名物のソースカツ丼とおろしそばのランチを予定してましたが、次に乗る越美北線まで20分しかありません。ランチは、駅の立食いの今庄そばの鰊そばにして、さっと済ませます。

お洒落に変身した田原町駅を、乗換時にじっくり見ることが出来なくなってしまったのが残念ですが、ソースカツ丼とおろしそばなら、私の家の近くに越前そばの店があって、福井まで行かなくても、とても美味しいのが食べられるので問題なしです。

(乗車は2021年6月)

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関連タグ:福井鉄道
プロフィール

QJ7000

Author:QJ7000
おじさん鉄道ファンの日本の鉄道の乗車記録です。2012年、ふと日本の鉄道全線に乗ってみたいと思うようになり、乗りつぶしをスタート。その時の未乗区間は7,818.4kmでしたが、12年目にしてあと1,002.5kmになりました。すべて乗りつぶすには、今の生活パターンだと、まだ7,8年ぐらいはかかりそうですが、路線や車両に愛情を込めながら、少しずつ記録に残しておこうと思います。古い記事をご覧になりたい方は下のカテゴリーの「年別目次」からどうぞ。

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