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草津線乗車記

柘植13:01→(5359M)→13:19貴生川
貴生川15:21→(5367M)→15:48草津


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紀勢本線の津~亀山間に続き、この日3本目の乗りつぶし路線はJR草津線で、起点の柘植から乗車します。まずは柘植駅の駅舎ですが、こんな感じ。駅員さんは一応いますが、市街地は離れているようで駅前には何もありません。

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駅舎のある1番線が関西本線加茂方面、中線を挟んで、島式ホームの2番線が関西本線亀山方面、3番線が草津線。地方の中規模駅の標準的過ぎるスタイルですが、1,2番線は、今は1両か2両のキハ120しか来ません。跨線橋は壁が板張りで渋いです。

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3番線に停車中の柘植13:01発草津行に乗車します。抹茶色の113系4連です。115系でなく113系に乗るのは久しぶりかも。

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こっちは後ろ側、前面窓がHゴム押さえのままなのは珍しいのかな?

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草津線3番線の向こうに広がるヤードは、架線が張られ、線路も錆付いていないので、夜間に電車が停泊するのでしょうか。ここが貨車で賑わっていた時代もあったのかなぁ。

さて車内へ、転換クロスシートになった4両の電車はどこもガラガラですが、この人数を1両のキハ120に押し込んだら、満員になってしまうはず。モハの進行方向右側座席におさまります。

それでは出発、おっ!113系の音だ。すぐに関西本線と別れます。そして地図だとすぐに三重県から滋賀県に入るのですが、どこが県境なのか全然わかりません。途中からスピードが気持ち速くなったみたいなのがそうなのか。

棒線駅の油日、続いて2面2線の甲賀。駅の甲賀は「こうか」と読むのか。日本史を全く勉強しなかったので、忍者の里である伊賀も甲賀もよく分からなかったのですが、三重県にあり徳川側に付いたのが伊賀、滋賀県にあり豊臣側についたのが甲賀なんだそうだ。

またも棒線駅の寺庄、ここで数名乗車。淡々と走って2面2線の甲南。なんか面白みがないなぁ、よくある電化されたローカル線、関東でいえば水戸線みたいな感じ。何か発見はないかなぁ。

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貴生川手前できれいな林があるので写真を撮っておこう。

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そろそろ貴生川です、席を立ち、左側ドアに立ちますと、信楽高原鉄道の線路が見えてきました。いいタイミングでの写真を撮り逃してしまいましたが、一直線に山に向かって伸びていて、いい景色です。

13:19、貴生川に到着、一旦ここで下車します。その後は信楽高原鉄道に乗って信楽まで往復し、再び貴生川駅へ。




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2時間後に乗る電車は、柘植から乗ったのと同じ編成みたいです。帰って写真を拡大すれば、先頭がクハ111-7759なので間違いなしです。隣のホームですれ違うのも2時間前と同じはず。

2時間前より混んでいて、向かい合わせになってしまった席に着席。写真は控えます。車窓はというと、やっぱりたいした新しい発見はなく、3時半だけど年末なので田んぼに映る電車の影が長いぐらい。甲西駅からは住宅地です。草津線は甲西、三雲、貴生川、駅名が上品だなぁ。石部では交換で少し停まるみたい。何が来るかな。221系でした。これも都落ちしてしまいました。石部から右に古そうな木造家屋、最後の途中駅の手原を出てしばらくして、新幹線の高架をくぐります。単線が2本に割れ、間に東海道線が入ります。

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終点草津に到着です。

乗ってる時には何も発見がありませんでしたが、帰って記事を書くにあたり、改めて認識したことは二つ。

まずは草津線というのは旧東海道ルートにほぼ沿っていることで、亀山から草津までほぼ直線ながら、石部に宿場があって、歌川広重もちゃんと浮世絵を残している。石部宿の浮世絵は、豆腐田楽が名物だったという茶屋の前で、酔っ払った?男たちが踊り、それを女性たちが笑って見ているというもの。今でも繁華街で普通に展開されそうな光景で、日本人が集団になると、こういうことをやっちゃうのは昔からなんだな。

そして紀勢本線の津から亀山の記事を書くにあたって知ったとおり、伝説の?関西鉄道発祥の路線であること。本来なら草津が起点なのだ。Wikipediaの関西鉄道のページには、明治時代の柘植駅構内の写真が掲載されており、100年以上の歳月が経った今も、車両と架線と人物を除くと変化がほとんど無いのに驚きです。そういう歴史を感じ取れなかった自分は、乗り鉄としてまだまだ未熟かも。とりあえず113系にまったり乗れたので良かったと思うことにします。

(乗車は2019年12月)

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関連タグ:JR西日本
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信楽高原鉄道乗車記

貴生川13:24→(533D)→13:48信楽
信楽14:54→(538D)→15:17貴生川


上り草津線を貴生川で下車し、信楽高原鉄道に寄り道します。

信楽高原鉄道で、まず思いついてしまうのは正面衝突事故。それが無かったとしても地味な国鉄赤字線から地味な第三セクター鉄道に変わっただけぐらいのイメージしか持っていなく、乗りつぶしなんか始めなければ、まず乗ることがなかっただろう路線です。これが期待を裏切ってくれて、とても楽しい路線でした。

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乗車するのは貴生川13:25発の信楽行です。接続時間は5分しかないですが、同じホームでの乗換えですので楽々です。こちらも到着したばかりで、遠足帰りらしい50名ほどの幼稚園児が降りたのでホームは大混雑です。

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この日のこの列車は、可愛い団体様が乗車されたからか2両編成。そして前の車両はこんな派手派手のラッピング車です。この時のNHK朝の連続テレビ小説の舞台は信楽だったんだな。

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前の車両はロングシートだからかガラガラです。そしてクリスマスの飾りつけも凄い。進行方向右側一番前は優先座席ですが座っちゃいます。

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うわっ!運転手さん、ここでも凄いもの持ってます。今日スタフを見るのは、名松線に続いて2回目です。

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それでは出発、座っていて前が見えますので最高です。急カーブで草津線と別れます。

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川を渡り、一直線に山を登って行きます。草津線から見えて、いいなぁと思った光景です。

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はっきりと解るバーチカルカーブ、さぁ坂を登るぞ。なんだか銀河鉄道999みたいではありませんか。凄いぞ信楽高原鉄道。

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左側の車窓は甲賀付近の町並みが上から見下ろせます。ちょっと規模の小さい姥捨みたいです。

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前方に目をやると「おいでやす信楽」の看板と狸がお出迎え、楽しいなぁ。

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右に左にカーブし、ひたすら山を登って行きます。写真省略しますが、もう一回「ようこそ信楽」があって、ここでも狸がお出迎え。

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ずいぶん駅間距離が長い、ちょっと視界が開けてきたか。

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ここもはっきりと解るバーチカルカーブがあって勾配が終わります。そろそろ駅かな?

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いや、信号所の跡だ。まだまだ走る気だぞ、こいつ。たしか全線乗って乗車時間は25分ぐらいだったはずですが、もう7,8分走っています。この路線は最初の1区間が山越え区間で凄いんだな。

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まだまだ走る!かぶりつき風景のこういった展開は、ワクワクして本当に楽しい。天気もいいし、枯れ木が清々しいなぁ。

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右手に道路、車の量が多いです。こうしたローカル線に乗っていると、ほとんど人のいない土地を走っているような感じがしますが、鉄道に人が乗らないだけで、道路際はけっこう栄えています。

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よく解らない写真ですが、貴生川をでて14分、やっと最初の駅、紫香楽宮跡に到着します。駅の造りや駅名から、第三セクター化された時に開業したっぽい駅です(実際にそう)。

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そしてすぐに雲井駅。今度は古い駅舎がありますので、おそらく国鉄信楽線開業時からある駅でしょう(実際にそう)。ここからちょっとスピードが速くなります。

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勅旨駅、これも第三セクター化された時の駅かな(実際は国鉄時代の1963年開業)。そしてすぐに玉桂寺前駅、これは絶対に第三セクター化された時に開業だ(実際にそう)。ここには人用の長い吊橋があり、ちょっと気になります。

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ほっこりとした風景の中を走り、終点の信楽駅が見えてきました。

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到着する駅舎側ホームには折り返しの列車を待つ人がいっぱい。反対ホームには狸がいっぱい。なんだか賑やかな駅です。

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13:48、到着して人がいなくなったところで、クリスマスの飾り付けでいっぱいのロングシート車の中を撮影。先ほどの幼稚園児たちが車内に足を踏み入れたときに、「うわーい」と声を上げた様子が目に浮かびます。

ホームは狭いし人がいっぱいだし、とりあえず外に出ます。ちょっと歩けば、6分後に折り返す列車の写真でも撮れるかも。

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広いところに出たぞ。ここでいいや、後追い写真ですが私は満足。

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車両基地がありまして、古いタイプのが顔を出しています。

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駅に戻ります。駅舎の中には1991年の列車正面衝突事故の車両の一部が展示され、今もこうして事故と向き合っています。帰ってから知ったことですが、山間の信号所の跡は小野谷信号場で、事故を起こした2列車は、ここで交換するはずでした。写真を見返してみると、安全側線がありません。そして乗車時に、スタフを使用しているのを喜んでしまいましたが、もともと自動閉塞だったものが、事故をきっかけに小野谷信号場が廃止され、スタフ閉塞に戻されたという経緯があります。

この事故の影響は信楽高原鉄道だけに収まらず、多くのJR~地方ローカル私鉄の直通運転が取りやめになり、ぺしゃんこになってしまった軽量レールバスも淘汰されます。鉄道って危険な乗り物なんだな。三陸のBRTや、これからDMVを導入する阿佐海岸鉄道には、事故が絶対に起きないように願いたい。

駅の周りの信楽焼のお店を覗いてみます。売り出し中の狸は、みんな笑っていて可愛らしい。これは最近のトレンドなのかも、ホームに並んでいた古狸の中には、歯を剥いていて可愛くはないのもいました。

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車止めを駅の外から見ます。びわこ京阪奈線鉄道構想というのがありましたが、たぶん無理だろうな。滋賀県のホームページには、今も掲載されています。

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2番ホームにちょこんと停まるレールバス。ホームからいい形式写真が撮れそうです。

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駅のお土産屋さんで小さなカエルの置物を購入し、ホームに入ったときは曇ってしまい、あんまりきれいな写真は撮れませんでした。この車体が短い車両は、第三セクター鉄道から急速に数を減らしているような気がします。信楽高原鉄道には4両の車両が在籍し、うち2両がこのSKR310形で、2001~2002年製で全長15.5m。このようなラッピングはあまり好きではありません。

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もうすぐクリスマスですので狸もサンタ衣装。

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帰りの列車が戻ってきました。この2両は2015年~2017年に増備された全長18.5mの新しい車両。

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帰りは緑の方に乗車します。

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白い方はロングシートでしたが、こっちは豪華な転換クロスシートだったんだ。

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帰りはクロスシートで右側車窓を楽しみます。最後の長い駅間距離区間の中で、2か所で狸に見送られ、こうして甲賀の町が見えてくると、狸の国にでも行って帰ってきたみたい。JR九州の展開しているD&S(デザイン&ストーリー)列車を、ここでやったら面白いものが出来上がりそうです。ここを規模の小さい姥捨なんて言うのは失礼に思えてきました。

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貴生川に戻ってきました。草津線の乗りつぶしの続きをします。

(乗車は2019年12月)

関連タグ:旧国鉄の第三セクター路線
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金沢で健在!最後の国鉄急行形電車

2020年2月、久々に金沢に来る用がありました。用もお昼で無事に終わって自由時間、金沢駅で見たい車両があります。

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15分前に富山方面から入線する七尾線413系、運良くクハ455付き編成が来てくれました。今回は試しに写真サイズを大きくしてみます。

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同じく七尾線の415系と並びます。かつての上野駅地上ホームみたいだな。

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暗いですが型式写真っぽく1両ずつ撮っておきます。クモハ413-101は、クモハ+モハ1ユニットしか製造されなかった473系からの改造車。

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モハ412-101です。窓配置は変わっていますが、パンタグラフ周りととこの台車が、ちょっと車体中央に寄ったところなんかも、国鉄急行形電車の特徴がしっかり残っています。子供の頃、急行型電車といえば、見るのは青梅線沿線民でしたので165系ばかり、そして乗るのは長野に親戚いたので169系ばかり、交直両用のやつには憧れていたのです。

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そして最後の急行形電車クハ455-702。1971年にサハ455-6として生まれ、1987年に413系に組み込まれることになりクハ455化して33年、とにかく令和の時代までよく残りました。

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正方形のトイレ窓側からも撮っておこう。

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この編成丸ごと、金沢から離れたことがないというのも、役割は変わるも定年まで一つの会社を勤め上げた昭和のサラリーマンみたいで偉いなぁ(私には出来なかった)。クモハ+モハは、車体は更新されるも、1965年製なので55年もの歴史がある車両でもあります。

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午後は富山での乗りつぶしを予定しているのですが、こっちに乗るのもいいなぁ。

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半開きのドアが誘っているような・・・

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ちょっと車内へ、ボックスシートは埋まっていて、やっぱり止めておきます。

* * *

12:31発の富山行つるぎに乗車します。このつるぎ、北陸新幹線開業時にには、その存在価値に疑問を抱いていましたが、そこそこの乗車率で、2号車まで行って、やっと窓際の席を見つけました。でもここは、E7,W7系の共通運用ではなく、JR西日本しか走らないのですから、500系や700系を耐寒耐雪仕様したような、独自の短編成の車両が誕生して欲しかったところ。

そしてA席に座れたのが良かったです。出発してしばらく、高架下に、先程お別れした12:30に金沢を出発したクハ455を含む413系七尾行が走っています。写真は撮れませんでしたが、しばらく並走し、東金沢駅が見えたところで、視界から消えました。

実はこの編成、北陸新幹線開業前の2015年1月に乗車していまして、「北陸本線を走る急行型電車お名残乗車記」という記事を書いていました。この時から5年も頑張っていたのです。そして私の金沢に来る用もこれで最後、今度こそが青春時代の思い出が一杯詰まった、国鉄急行形電車とのお別になりそうです。

さよなら国鉄急行形電車。お疲れ様でした。

(撮影は2020年2月)

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関連タブ:JR西日本

富山地方鉄道 不二越・上滝線乗車記

金沢から富山まで新幹線つるぎで移動し、南口にある立山そばを急いで食べて、私の大好きな富山地方鉄道で未乗車だった不二越・上滝線に乗車します。切符は自販機で現金購入したのですが、改札はICカードに対応されていました。

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おおっ!いいなぁ。本日出迎えてくれたのは、2本の元京阪テレビカーである10030形です。右が13:15発の宇奈月温泉行、左が乗車する13:21発の不二越・上滝線の岩峅寺行。

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地鉄富山名物?のサボ置き場、ここは何十年経っても変わらないなぁ。

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10030形一番前の座席から見る光景です。かぶりつき席は撤去。広いスペースにICカードにも対応した精算機が置かれます。乗務員室には竹ほうきがあって、雪国の鉄道を感じます。

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隣のホームに元東急8590系が入線します。ここでは17480形というらしい。東急デビュー時から知っている好きな電車でしたが、正直、2ドア転換クロスシート車率100%のこの鉄道には入ってほしくなかったなぁ。ガラガラの昼間の宇奈月温泉発なんて長距離運用に就いているのにショックすら感じます。停車したところを眺めてみれば、中間の扉は締切で寒くはなさそうですし、登山者のリュックや旅行客のスーツケースも置けて、何より乗務員室のすぐ後ろがドアですので、使い勝手がよさそうです。

それでは出発、昔は左手に線路が広がっていましたが、北陸新幹線が出来た上でJR在来線も高架化、富山港線もLRT化で、富山地方鉄道だけが取り残されてしまいました。

本線と別れ稲荷町に到着します。ここで左手の車両基地に注目です。帰りに寄ろうと思っているのですが、昨年引退した10020形や14720形の姿はすでになく、凸型デキ12020形も、ダブルデッカーも奥の方に引っ込んでいます。残念だな。

さぁここらからが初めて乗車する区間です。周りは住宅街、右の細い道路との柵が、あるんだかないんだかあいまいで、併用軌道みたいな雰囲気をのったり走ります。最初は駅間距離が短く、走り出したらすぐに駅でしたが、不二越からはスピードを出しまして、結構揺れます。

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市内電車が右に見えて南富山に到着します。ここまでが不二越線で、ここからが上滝線になります。

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南富山の駅(研修センター)が渋い建物です。出発すれば右手に市内電車の車両基地が見えます。鉄道線と軌道線の線路は、簡単に繋げられそうで、そのうちに上滝線LRT化なんてこともありそうです。帰ってから知るのですが、過去に架線電圧を600Vに落とし、路面電車を実際に走らせてみたのですが、勾配を登れなかったとのこと・・・。

ここからは、軌道線っぽい雰囲気だったのが、ガラッと鉄道らしくなります。そしてみんなに愛されそうなローカル私鉄らしい素敵な駅が続きます。

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駅舎も改札もない朝菜町駅。続いて写真撮り損ねましたが可愛らしい木造駅舎の上堀駅、ここでは大勢降ります。

印象に残ったのはこの電車のとても滑らかな発車です。この運転手さんの技術が素晴らしいのか、それとも車両が素晴らしいのか、時々最初にブレーキを緩めて、上り勾配のためか、ほんの僅かに後ろに下がったりするのですが、それも注意してなければ感じないぐらい、とにかくスムーズな発車なのです。

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開発という駅、ここもいいなぁ。ここから月岡までは駅間距離が長く、田園地帯の中を突き抜けるように走ります。せっかくの滑らかな発車も、すごく揺れます。なんだか楽しい。

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月岡では17480形と交換、1本早いのにしたら、これに当たってしまったところでした。駅員さんいる上滝で多くの乗客が降り、後ろを振り返れば、私のほかに2,3人しかいません。徐行区間があって大山寺という駅に到着。なんなんだこの駅は?平地なのにとてつもなく頑丈なコンクリート造の落石避けみたいな中にあります。なんだか異様な雰囲気です。

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(写真は富山に戻る電車の最後尾から撮影)
Wikipediaによると、この駅を出たところの常願寺川に架かる鉄橋を新しくすることになり、線路を移設。移設した線路と駅が山裾に食い込んでしまうことになり、こうなってしまったんだそうです。なるほど。

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常願寺川を渡ります。

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35分の乗車で、終点の岩峅寺に到着します。

30分後の折返し電車まで、じっくりこの渋い接続駅を観察するつもりなのですが、まずは立山線ホームで富山行電車を撮影します。

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来たっ!

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いいなぁ!雷鳥色の14760形。私にとって永遠の憧れ的な、地方鉄道車両になります。顔はよく見れば不細工なんですが、色が帳消しにしてくれてます。元東急8590も、雷鳥色である白・灰・あずき色の3色のストライプに直せば、地鉄らしくなって、とても愛されるかと思うのですがどうでしょう。右に見えるのは乗車してきた不二越・上滝線です。

(乗車は2020年2月)

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関連タブ:富山地方鉄道

富山地方鉄道 岩峅寺駅と稲荷町駅

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岩峅寺を出発する立山線地鉄富山行電車を見送って、しばらくこの駅を観察します。

富山地方鉄道の分岐駅は、稲荷町、寺田、岩峅寺の3つ、すべて路線ごとホームがV字型に分かれて配置されているのが面白い。ここ岩峅寺駅は、初めて降りたのですが、なんだかすべてが愛おしい情景でして、下手な写真ですが、感じたものをたくさん載せてしまいます。

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出札し、駅舎の外に出て、まず目に留まったのは、庇の梁材のこの彫刻です。開業当時の気合の入れようが、ひしひし伝わってくるぞ。

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駅舎です。2階はどんな風に使われていたのでしょう。

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待合室には石油ストーブが灯っています。上のやかんのお湯でカップラーメンでも食べたら最高だろうなぁ。この駅は明治時代を舞台にした映画「剱岳 点の記」のロケに使用されたようで、その時の写真が飾られています。

古い駅ながら、ちゃんと改札にはICカードリーダーがあるのですが、私のSuicaは未対応のようで反応しません。現在は富山地方鉄道、富山ライトレール、富山地区のバスで使用できるエコマイカのみ対応だそうで、それで車内にICカード端末があっても、皆さん現金で運賃を払っていたのか。

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そこで窓口で切符を購入します。崇高な木造駅舎の中で年配の駅員さんと向き合い、丁寧に冊子から切り離し、日付印を入れてもらうのですが、御朱印でもいただくようで(経験ありませんが)、なんだかありがたや。

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構内の除雪車は、今冬はほとんど活躍しなかったのでは。一昨日夜は北陸地方に大雪が降るとの予想で、ごつい靴を履いて昨日金沢入りしたのですが、全く必要なかったです。

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駅舎側の立山線ホームを立山側から見ます。

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電車が止まらない位置に、屋根があってベンチがあるのも面白いなぁ。雪の降る地域ですので、階段に屋根をかけようということで、こうなったと思うのですが、雪が全然降らなくなってしまいました。

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立山線富山方面ホームから見る、不二越・上滝線乗り場。

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三角形のスペースは資材置き場。この古枕木は処分するのかなぁ、それともどこかで引き取ってもらって再利用されるのか。

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岩峅寺駅の一番の魅力は、立山線の構内踏切を渡った先にある、不二越・上滝線への渡り廊下的通路ではないでしょうか。屋根が低くて独特な雰囲気で、向こうにはビンテージ級の名車が待っているのです。

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第3種車止めが触れる距離にあります。緩いなぁ。

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不二越・上滝線ホームには、ちゃんと屋根があります。

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これは昔の変電所?こっちも玄関がちゃんとあって、開業当時の気合の入れようがわかる建築物です。

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不二越・上滝線ホーム先端から富山方面を見ます。

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振り返るとこんな感じ。右の線は立山線とつながっていて直通運転も可能です。ちゃんと使われているようで線路は輝いています。

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不二越・上滝線ホームから立山線乗り場を見ます。さぁ、元京阪特急車に乗車しましょう。

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乗客は私一人見たい。

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柔らかそうな座席。向きを変えてみると、だいぶ草臥れているのがわかります。

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狭い昭和の電車の運転室。これで京阪本線の複々線区間を110km/hでかっ飛ばしたんだな。

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なんだか気になる、タンクを載せた台車。このミニタンク車で除草剤でも撒くのでしょうか。

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富山方面へ戻ります。途中で同形車と交換。

* * *

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14:57、地鉄富山の一つ手前、車両基地がある稲荷町で降ります。ここのホーム床は木材で、隙間から下が見えるんだな。

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一番撮影にいい位置に停まっているのは元西武レッドアロー5000系。

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本日の主役?は新塗装の14760形。ここに元東急8590がいるのは、やっぱり馴染めないなぁ。ここでは忙しくて、急いで地下道を潜って本線下りホームに行きます。

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14:59発の本線富山行の撮影なのですが、下りホームに通過列車が来たぞ。

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特急宇奈月温泉行!
2月の平日ですが、こんなの走っているんだ。人が全然乗ってなかったような・・・。今も地方私鉄で有料の特急列車を走らせているのは、富士急、長野電鉄、富山地方鉄道ぐらいでしたっけ。この14760形の特急については、料金不要の快速に格下げしてもいいような気がしないでもありません。

一旦改札を出て、稲荷町→南富山までの切符を自販機で再購入しますが、320円という高い値段にびっくり。同じく南富山に通じる市内電車は全線210円均一なのですから。

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再び本線のホームに上がると、先ほどの特急に続行します14760形普通上市行が来ます。いい写真が撮れたかな。ちょうど元東急8590が出庫。

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本線上りホームから見る車両基地、デキはこんなところにいました。

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15:11発の不二越・上滝線に乗車します。この駅では14分の滞在でしたが、ずいぶん忙しく歩き回りました。2008年にも来たことがあるのですが、やっぱりこんな感じでした。

本日3回目の乗車となる10031-10032は、京阪時代が3001-3501のトップナンバー。京阪を19年走り、地鉄に来てからは30年にもなります。凄いなぁ。台車は営団地下鉄3000系のもので、同じ仲間には国鉄485系や419系(←581系)のもののもいるらしい。

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南富山で下車し、市内電車に乗り換えます。

(乗車は2020年2月)

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関連タグ:富山地方鉄道

富山地方鉄道軌道線 南富山駅前~富山駅

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富山地方鉄道上滝線の南富山駅は、同鉄道市内電車との接続駅。架線電圧は違いますが線路はつながっているみたいで、車庫まであって楽しいなぁ。伊予鉄道の古町駅みたい。

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鉄道線ホームから、これからの夕方ラッシュに向けて待機中の2両の旧型車7000形が見られます。こちらは7020。ここの電車は屋根に電光広告を乗せていまして、あんまり私の好きなスタイルではありません。

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こっちは屋根に広告がない7018。

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遮断器が二方向ある面白い構内踏切から、こいつが出てくるところを見てみたいなぁ。後で知るのですが、この7018が唯一のオリジナル塗装車になります。

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それにしても、この駅も渋いなぁ。

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停留場で電車を待ちます。ここにも道路の除雪車がいますが、今冬はほとんど活躍しなかったのでは。

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やって来たのは8000形の8003。吊り掛けモーターの旧型車に乗車したかったのですが、次いつ来るかわからないですし、かぶりつき席に座れそうですので、これに乗っちゃいます。

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かぶりつき席からの光景です。右側線路には、1線しかない発着ホームが詰まってしまった時に使用する、予備の降車ホーム?があります。乗りつぶしをやっていて、ここで下されるとすっきりしないものがあります。とさでん交通の後免町停留所で苦い経験済みです

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それでは出発。上滝線と別れ、地図上だと一直線に富山駅を目指すように走ります。早速同形の8004とすれ違い。

この路線の前方風景はというと、殺風景な市街地の道路の真ん中をひたすら走るという単調なもので、何か足りない。そうか!軌道が緑化されていないから、こう灰色の世界になってしまうのか。これは雪国だから仕方ないのかも。

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広貫堂前付近でやっと旧型車とすれ違い。7021番で電光広告は「地鉄の高速バスで行こう!」

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おっ!すぐにまた旧型車。7017番で「タウンワーク」広告。この辺で私のスマホにメールが入り、返信していたら、10年前に開業したループ状の都心線との合流箇所を見落としてしまいました。残念。

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前を走っている新型電車T103に追いつきます。都心線から合流した電車かと思ってましたが、行き先が大学前になっていますので、南富山発の電車に追いついてしまったようです。

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今度は国民共済の広告車。車番は不明。

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南富山を出発して約15分、かつての富山駅前停留場だった、電鉄富山駅・エスタ前停留場に到着します。

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1,2分時間調整で停車して、ゆっくりデルタ線に進みます。右に曲がると5年前に開業した0.2kmの富山駅南北接続線で富山駅方面。左は大学前方面ですが、今は富山駅で必ずスイッチバックして大学前方面に行くようになっているので、使われていないデルタ線の一辺になります。

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方角を右に変えると、高架化された新しい富山駅の下に潜り込みます。向こう側に光が見えるというのは、富山の人にとっては、長年当然のようにあった駅が、やっと高架化されたことで見れる、衝撃的な光景ではないでしょうか。

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JR高架下の富山駅停留場に到着します。あと1か月後には、富山ライトレールとつながります。

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スッキリしたデザインの停留所は、ヨーロッパのLRTみたい。こういうのは日本では初めてなのではないでしょうか。

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南側広場に出てみます。追いかけていたT103がスイッチバックして大学前に向けて出発。これは3車体2台車のタイプだったのか。

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ここの配線も面白い。交差点のずいぶん手前で、南富山方面と大学前方面が分岐することで、並んで信号待ちできるようになっています。新世代の路面電車、いやLRTを実感する光景です。ずらり電車が並ぶところを見てみたいなぁ。おっ!可愛らしい赤い電車が来たぞ。

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エステサロンの広告の7019。ここの古い電車(7000形と8000形)は、車体裾と排障器が緑色なのがチャームポイントなのですが、こいつは苺みたいで可愛いではありませんか。

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今度は駅の北側を見てみます。カーブしたシーサースクロスが美しいです。古い7000形は似合いません。

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昨年8月まで富山ライトレールの富山駅北停留所があった場所です。この時は約50m先に仮の停留所を設けています。富山ライトレールと線路はつながりましたが、まだ高所作業車が置かれていますので、架線の工事はまだ未完成のようです。

富山地方鉄道の軌道線は、大学前への路線とループ状の都心線が未乗車ですが、南北がつながった時に乗ることにして、つながる前の富山ライトレールを明るいうちに乗車します。

(乗車は2020年2月)

前の記事:富山地方鉄道 岩峅寺駅と稲荷町駅
次の記事:富山ライトレール乗車記
関連タグ:富山地方鉄道路面電車

富山ライトレール乗車記

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富山駅北停留所に着く富山ライトレールの電車です。現在は富山地方鉄道富山港線となり、2020年3月21日に駅南側の軌道線とつながり、直通運転が開始されましたが、乗車はその1カ月前、そして富山地方鉄道に吸収合併される2日前になります。

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そんなわけで「富山ライトレール」の文字を探し回っていたのですが、これしか見つけられませんでした。

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ここにも小さく「TOYAMA LIGHT RAIL」を発見。電車のLED行き先表示は既に「富山駅」になっています。

それでは車内へ入って出発です。もう夕方のラッシュで混雑していますので座席は進行方向後向きの通路側しか空いていなく、車窓はよく見えません。まずは単線の併用軌道区間をゆっくり走ります。交差点を直角に左に曲がってインテック本社前に到着。そこからは渋滞なのか信号待ちなのか分かりませんが、なかなか進みません。小さな川をここだけ電車専用の鉄橋で渡ると複線になり、しばらく走って左に90度曲がり、やっと元富山港線だった専用軌道区間に入ります。富山駅側の廃止された区間は歩行者自転車専用道になっているみたいです。

奥田中学校前駅で上り列車と交換し、専用軌道となるここからが、この鉄道の面白いところで、かつては旧型国電がのんびり走ったことが偲ばれる、都会のローカル線というか、路地裏みたいな雰囲気の単線区間を、なんとも豪快に走り抜けます。実際のスピードが何km/h出ているのか分かりませんが、LRT化によって車高が低くなったことによってスピード感が増しているようです。

交換設備がない駅では、減速しつつもかなりのスピード感で右側にある上り線ホームを通過し、踏切を越えて、左側にある下り線ホームに停車するという手順も、なんだか独特。交換駅の粟島は、上下線の線路の離れが少なく、LRT化時に交換駅化されたことが伺えます。

それと架線柱は、ほとんどがコンクリート製の新しいものですが、時折鋼材をトラスに組んだ私鉄らしいものが見られます。おそらく開業時の富岩鉄道時代から存在するもので、富岩鉄道→富山電気鉄道→富山地方鉄道→国鉄→JR西日本→富山ライトレール→再び富山地方鉄道と、経営基盤がころころ変わるも、この路線をずっと支え続けてきた架線柱なのかと思います。

車両基地のある城川原で空きましたので運転席の右後ろに立ちます。前方の眺望は、柱があってあんまりよくありません。写真を撮るのは控えます。

城川原を出てしばらくしてからは、右側に線路があったようなスペースが数駅に跨って続きます。運河を渡るところでは橋梁が残っていますので貨物の側線跡に間違いなしです。

この辺が貨物輸送時代の富山港線の中心だった所のようで、Wikipediaによると城川原から終点岩瀬浜までの3.4kmの間で、なんと6本もの港湾地区への貨物線や工場への専用線が分岐していたのでした。私が乗車中にここだ!と発見できたのは、大広田(現在は萩浦小学校前に改称)を出てすぐ左に分岐していた富山港駅に通じる貨物支線跡で、今でもはっきり残っています。

東岩瀬はLRT化される前のホームや駅舎が保存されて残っています。時間に余裕があれば寄ってみたいところ。そしてここは、乗りつぶしをされる皆様ご存じの、宮脇俊三氏が下り列車に乗り遅れ、上り折返し列車に乗るべくタクシーで追いかけるも間に合わず、ここで上りに乗車し、末端部を乗り残してしまったところでもあります。

最後の中間駅は競輪場前で、確か国鉄時代は競輪開催日のみの営業していた駅です。この日は競輪が休みでしたので、乗り降りする人はゼロですが、開催日は15分に1本のLRTで客をさばき切れるのが心配です。

そして最後に船が並ぶ運河を渡って終点の岩瀬浜に到着です。

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乗車してきた電車の運転室後ろには岩瀬浜の観光ガイドが置かれていて、それによると昔北前船で賑わった古い町並みが残っているそうで見てみたい気もするのですが、やっぱり他を優先して7分後に折り返す電車で戻ります。

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駅ホームから車止めまでの舗装されたスペースはなんだろう。新車の納入場所?それともDMVでも走らせるつもりなのか。富山ライトレールは、「軌陸兼用走行式小型軌道除雪車」という軌道と道路を走れる小型の除雪車を保有してるそうなので、それを出し入れさせるためのスペースなのかもしれません。

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それにしても、電車も駅もお洒落だなぁ。電車の「ポートラム(PORTRAM)」という愛称もいい。

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ホーム側から見ます。改札もないしバリアフリーだし、LRT化っていいなぁ。

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接続するフィーダーバスは、ずいぶんとボロい車両です。

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あっ!鉄道娘。この娘はあと数日で会社が吸収合併されちゃうんだけど大丈夫だろうか。

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ガラガラの電車で戻ります。カメラも出しちゃいます。まず運河。終点間際に運河なんて北陸鉄道浅野川線みたい。

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そして東岩瀬の昔のホーム。JR東日本2階建てグリーン車の1階にいるみたいです。

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帰りは城川原で途中下車します。左は乗車してきた緑帯TLR0605編成、右が交換するオレンジ帯TLR0602編成。

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ここには車両基地があるんですが。まともな写真が撮れたのは黄緑TLR0604編成のみ。

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こちらはTLR0601の富山LRT南北接続記念ラッピングで、富山市100年の夢実現なんて書かれてます。

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「富山 つながる、ひろがる。」、本当におめでとうございます。

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この駅には富山ライトレールの本社がありまして、記念になるようなグッズが売っているのですが、窓口が混雑していまして購入せず。

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こちらは玄関マット、富山ライトレールの社章は、とても優れたデザインだと思います。これが100年前にデザインされたと思われる、線路から電気ビリビリ印の、渋すぎる富山地方鉄道の社章になるというのも、なんだか笑っちゃうなぁ。

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この駅で一番感動したのは、この住吉工業株式会社さんの広告の、ここ城川原の車両基地に休むクハ79 920番台の写真。

そうなんだよ、そうなんだよ。私たちの世代にとってここは、スカイブルーの全金クモハ73とクハ79 920番代の、似てるけど屋根が合わない組み合わせの、旧型国電が最後まで活躍した路線なのだ。いい写真を残してくれたなぁ。

この車両は、1983年と1984年の夏休みに、客車時代の上野発夜行急行で富山で降りるたびに見てはいるのですが、登山が目的でしたので乗車することは出来ませんでした。そして余談ですが、代わりに有峰口まで乗車した富山地方鉄道の吊り掛け電車の方が、魅力的だったりもしてます。

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黄色いTLR0603で戻ります。窓際に座れて、やっぱりこのスピード感が楽しい。

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富山北停留所に到着、かがやきで東京に帰ります。

***

それでは南北接続後に再び乗りに来るのを楽しみにしたいと思います・・・と締めたいところでしたが、新型コロナの影響で、当分の間、鉄道旅行には出かけられそうにありません。

3月の初旬は、突如鉄道事業の廃止が前倒しされた気仙沼線と大船渡線のBRT区間に、日帰りで強引に乗りつぶす予定を立てていましたが、涙を呑んで中止にしました。この路線は、待っているとどんどん専用道区間が増えて、より鉄道らしくなると、ほったらかしにしていたのが失敗でして、乗りもしないのに未乗車距離が減るのは悲しいです。まぁ元々鉄道じゃないし、路線はそのままですので、良しとしましょう。

そして今の状態が長引けば、零細なローカル線や、観光客が来なければどうにもならない地方のケーブルカー路線が廃止されるなんてことも心配です。

(乗車は2020年2月)

前の記事:富山地方鉄道軌道線 南富山駅前~富山駅
関連タブ:富山地方鉄道路面電車旧国鉄の第三セクター路線グループにも入るかな?

日本の鉄道乗車記録 2020年度分 目次

2020年6月
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相鉄・JR直通線乗車記
久々の相鉄線乗車と、相鉄・JR直通線の復路
全通した金沢シーサイドラインに乗車
京急逗子線とJR逗子駅留置線のE217系だまり

2020年7月
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北海道新幹線乗車記
函館本線非冷房キハ40(1)藤城線経由で森へ
函館本線非冷房キハ40(2)砂原線経由で函館へ
3度目の函館市電乗車記

2020年9月
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小湊鐵道小湊鉄道線乗車記
いすみ鉄道いすみ鉄道線乗車記

2020年11月
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錦川鉄道錦川清流線乗車記
広島電鉄乗車記1(宮島口~本川町)と旧型車撮影
広島電鉄乗車記2(本通~広島港宇品~広島駅)

2020年12月
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全線復旧した常磐線に特急ひたちで乗車
仙石線乗車記1(205系マンガッタンライナー)
仙石線乗車記2(HB-E210系ハイブリッド車)
石巻線末端部の乗車と女川駅

2021年2・3月
K2217577ind.jpg K2217604ind.jpg K3047651ind.jpg
小田急ロマンスカーVSE、展望席最前列からの景色
箱根登山鉄道 1形2形からアレグラ号まで
185系特急踊り子号お名残り乗車記

***

2020年12月末での乗りつぶしマップ
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プロフィール

QJ7000

Author:QJ7000
おじさん鉄道ファンの日本の鉄道の乗車記録です。2012年、ふと日本の鉄道全線に乗ってみたいと思うようになり、乗りつぶしをスタート。その時の未乗区間は7,818.4kmでしたが、12年目にしてあと1,078.2kmになりました。すべて乗りつぶすには、今の生活パターンだと、まだ7,8年ぐらいはかかりそうですが、路線や車両に愛情を込めながら、少しずつ記録に残しておこうと思います。古い記事をご覧になりたい方は下のカテゴリーの「年別目次」からどうぞ。

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