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愛知環状鉄道乗車記

長く期間が開いてしまいましたが、昨年末に愛知環状鉄道の愛知環状鉄道線に乗車した時の記録になります。

この路線の始まりは、将来は中京圏における武蔵野線のような環状バイパス線となるべく計画された、東海道本線の支線の国鉄岡多線でして、結果、武蔵野線のように貨物列車は走らず、社名の環状にもなりませんでしたが、第三セクター化して東海道本線と中央西線を繋げるに至った45.3kmの路線です。

ちなみに岡多線と言って私の思いつくのは、1976年開業当時の旧型国電70系、ク5000の自動車輸送列車、EF58 60と61のプッシュプルお召し列車でしょうか。でもすべて写真でしか見たことがありません。この路線のその後をおさらいしてみますと、歴史がトントンと動くのは開業間もない1980年代で、1984年に自動車輸送列車が廃止、1985年に第三セクター化が決定、1986年に国鉄解体JR化、1988年に愛知環状鉄道に転換と新豊田から高蔵寺まで延伸、となります。

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高蔵寺駅1番線から乗車するのは14:55発の岡崎行き。ガラガラの4両編成で、先頭車の進行方向右側クロスシートに座ります。

それでは定刻に出発、この電車は高蔵寺始発ですので、3面5線の一番南側かつ中央本線名古屋方面乗場対面の1番線から出発し、右にカーブして中央本線と別れるだけですが、左手には中央本線上下線をダイナミックにオーバークロスする渡り線が見えます。せっかくの設備も、現在は名古屋発の愛知環状鉄道直通列車が、夕方に4本しか走らないのが残念です。

中央本線が見えなくなると、景色はいきなり渓谷になり、思ってた以上に山間部を走ります。武蔵野線が中央線と交差するところを西国分寺とせず、高尾に持って来た感じです。長いトンネルに入り、抜けたら町で中水野に到着。

次の区間もほとんどトンネルで二つ目の瀬戸市に到着、ここまでが現在は一部が東海交通事業の城北線となった国鉄瀬戸線として開業する予定だった区間で、ここからが岡崎と多治見を結ぶ岡多線となる予定だった区間。瀬戸市と多治見の間は、開業出来なかった形になります。

ここからは、複線の路盤の右側だけ線路がある単線区間になります。次の山口で交換する電車は2両編成で、その前にすれ違ったのと、私の乗車しているのは4両ですので、統一されていません。この後、ロングシートの2両編成ともすれ違います。ラッシュ時には混雑して外れ電車となりそうなのがたくさん走ってます。

またトンネルで、抜けると雑木林の中にあるような八草駅に到着。接続するリニモの姿は見えません。

貝津付近では右手の雑木林の向うに高層マンションが見えます。地図を見れば1.5km程の距離を開けて、名鉄豊田線の線路があるようです。

愛環梅坪の手前で名鉄豊田線の高架の下をくぐります。1979年に開業した路線ですので、これも武蔵野線みたいな雰囲気です。ここから1駅は左側200mの位置に名鉄三河線が並行してある区間で、新豊田に到着。名鉄豊田市駅とはペデストリアンデッキで繋がっています。

ここ新豊田駅からが国鉄岡多線として開業した部分で、早速その名残を見つけることが出来ます。隣の下りホームがとても長い(Wikipediaによると10両分)。そして愛知環状鉄道の電車が使用する(おそらく)4両分だけホームが嵩上げされ、それ以外は立入禁止で草が生えてます。

ここからは複線になります。城北線のように、ここも開業時から複線なのかと思いましたが、2008年までは単線だったのでした。

新上挙母を出てまた名鉄と立体交差、今度は大正時代から歴史のある三河線ですので、名鉄が下になります。田んぼの中の単線路線で、架線柱はコンクリート製ながら立つピッチが細かく、見るからにローカル線です。

三河豊田からまた単線になり、末野原で運転席後ろ仕切りのカーテンを開けましたので、もうトンネルは無いようです。

車内は新豊田付近が混んでたのですが、また空いてガラガラになってきました。三河上郷から一駅また複線になって車両基地のある北野桝塚に到着。

基地で休む愛知環状鉄道の電車は、青いラインのと緑のラッピングの2種類のカラーがあるのですが、どう違うのでしょう。

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ここも長いホームが残り、現在使用されず、嵩上げもしていない端部は草が生えてます。

矢作川を渡ると沿線は住宅と工場がびっしり。大門を過ぎ、北岡崎の手前では高架の路盤の貨物線の跡が右手に見えます。ここをク5000の自動車輸送列車がトヨタの新車を載せて走ったのか。岡多線の栄光の歴史の跡がここにあり...とこの時は思ってたのですが、これはユニチカの専用線。トヨタの新車は、北野桝塚の現在の車両基地の奥に専用線が伸びていて、そこから発着していたみたいです。車内はだんだん混んできます。

中岡崎を出たところで、4回目になる名鉄との立体交差にして、やっと電車の姿が見れました。鮮やかな赤いのではなく、銀色のだったのが、なんだかしっくり来ません。

終点の岡崎手前では、東海道本線下り線をくぐって愛知環状線につながる渡り線がありますが、線路が錆び付いてます。2004年まで愛知環状鉄道線はここを通って、東海道本線上下線間に入っていたようです。当初の計画だった、ここを貨物列車がバイパス線として走るような事は、戦争でも起きない限りは無さそうです。

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16:03、終点の岡崎に到着です。乗車した列車は、違うカラーのユニットを繋げた4両編成でした。豊橋に出て、きしめんを食べて、こだまで東京に戻ります。

(乗車は2018年12月)
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さよなら青梅・中央ライナー、こんにちは特急おうめ・はちおうじ

鮮度が完全に切れたネタですが、2019年春のダイヤ改正で、私にとって一番大きかったのが、E257系の青梅・中央ライナーの廃止、E353系の特急おうめ・はちおうじの新設になります。

ライナー時代から、朝8時頃の新幹線に乗る時などに、立川東京間でよく利用してました。朝の立川発は3本ありまして、6:26の中央ライナー、6:47の青梅ライナー、6:59の中央ライナーと続きます。6:26発は、この時間だと快速も空いていて座れる確率が高いのでほとんど利用せず、6:47発は、立川駅ホームのライナー券売り場ではいつも売り切れ(販売割当がなかったのかも)、そしていつも乗車するのが6:59発だったのですが、出発20分前に券売機前に並ばないと確実に買うことが出来ず、44分座るために、510円払って20分も立ってるというのは、なんだかなぁとも思っていましたが(特に寒い冬はきつかった)、座ってしまえば本当に快適で、もっとゆっくり走ってもらいたいぐらいでした。

そして昨年秋、ついに(やっと)スマホを購入。これで今度からは、タブレットでは出来なかった、えきねっとライナー券予約で、朝、お茶でも飲みながら自宅でササッと予約し、もう並ぶ事なく乗車出来るぞと思ったのですが、甘かった。

立川6:47発と6:59発のえきねっとライナー券は、発売開始が朝5時で、5時20分頃には売り切れてしまうのでした。立川駅でスマホを駅員さんに見せて悠々と乗車する仕事が出来そうな人たちも、実は早起きの苦労があって、ライナー券を入手していたことを知ります。私もこの列車に乗る時は、5時に目覚ましを鳴らし、布団の中でライナー券予約後に二度寝するようになります。

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写真はもう東京駅には来ないだろう、日本の特急史上、最も不細工な顔でランクインしそうなE257系。この電車も2001年の登場なので、もう18年も中央東線を走り続けていたのか。今度は東海道本線に転属し、ここを38年も走り続けている185系と交代するわけですが、同じように山から下りたEF62みたいに、短命で終わりそうな気がしないでもありません。

***

そして今回のダイヤ改正によるライナーの特急列車化、これで一か月前からえきねっとで指定券を購入できるようになります。特急化して初めて乗車したのはダイヤ改正10日後ぐらいの東京行き特急おうめ。新しいE353系は、快適さに磨きがかかって素晴らしい。コンセントも付いています。

6月末まではキャンペーンで、チケットレス特急券は450円で買えますが、ライナーから全車指定席特急となる実質的な値上げで、510円から650円になったら皆さん乗るのかなぁ。私はというと、実はこの4月に青梅線沿線からしばらく都区内に引越すことになりまして、朝夕の中央線の混雑から解放され、特急おうめ、はちおうじに乗車することもなくなってしまいました。

それと、今まで特急あずさ、かいじの自由席に飛び乗って、車内で510円払う事がよくありましたが、これからはそういう乗り方は絶対にしないだろうなぁ。車内料金の1010円は払えません。

***

あと、この春に変わったことといえば、「駅から時刻表」という時刻表サイトが3月末で閉鎖してしまったのも痛かった。紙の時刻表のように列車が走る順に並んでいないのを、使いにくいと(一人で)文句垂れていましたが、慣れてしまえば何とかなるもの。旅行のスケジュールを組むのは近年はほとんどこのサイトを利用していました。このサイトの凄かったところは、ローカル私鉄の各駅停車から、なんとケーブルカーの1本1本まで全て、列車番号が記載されていた事。そんな情報、一般の人には全く不要ですが、私にとっては旅行前にエクセルで作成する行程表や、旅行後に残す乗車記録に列車番号の記録ができ、とても重宝しました。無くなって初めてその有り難さに気付くというやつです。これに代わる時刻表サイトを、まだ私は見つけられません。

関連タグ:JR東日本

日本の鉄道乗車記録 2019年分 目次

2019年3月
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2019年末での乗りつぶしマップ
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プロフィール

QJ7000

Author:QJ7000
おじさん鉄道ファンの日本の鉄道乗車記録。2012年、ふと日本の鉄道全線に乗ってみたいと思うようになり、乗りつぶしをスタート。現在の未乗区間は約2,850kmで、今の生活パターンだとすべて乗りつぶすにはあと10年ぐらいかかりそうです。路線や車両に愛情を込めながら、少しずつ記録に残しておこうと思います。古い記事をご覧になりたい方は下のカテゴリーの「年別目次」からどうぞ。

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