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日南線乗車記1(志布志~南郷)

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かつての広い構内の面影を残す志布志駅に停車するキハ40。次に乗車する13:12発の日南線油津行きになります。

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乗車ドアの前に並び、海側のボックス席を無事に確保。横のボックスのおばさんが慣れた手つきで天井の扇風機のスイッチを入れると、冷房+扇風機の風が熱した体を冷やしてくれます。昔は扇風機しかなかったなんて信じられないくらい、日本は暑くなってしまいました。この先どうなるんだろう。

すべてのボックスが一人か二人で埋まるぐらいで列車は定刻に出発。乗客の旅行者と地域の人たちの割合は半分半分。岸に椰子の木の植えられた川を渡り、しばらく市街地を走った後に海が見えます。そういえば志布志といったらフェリーのサンフラワー、ここは九州の玄関口でもあったのだ。九州に来て初めて乗る鉄道が日南線なんて旅行も楽しそう。

そして線路際の草木が車体にバチバチ当たります。ここで一つ大発見。九州に来てからどの列車に乗っても窓ガラスが汚れているのが気になっていました。日南線キハ40、指宿枕崎線キハ47だけでなく、特急車両783系、787系、観光列車の指宿の玉手箱まで汚れていました。原因はこの線路際の草木に違いありません。窓の汚れを良く見れば水平に筋になっていて、ほんのり緑色をしています。しかし今までも草木が当たる車両には何度も乗りましたが、ここまで酷く汚れてはいませんでした。おそらく大雨が降った後か何かで、草木も汚れていたのかも。

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そんなわけで、車窓の写真はくすんだものばかりですが、最初の駅は大隅夏井。花を手にした墓参りの家族がニコニコ顔で降ります。夏らしくて写真家が喉から手が出るくらい欲しそうなワンシーンです(そういう写真は私は撮ってません)。古びたコンクリート造の無人の駅舎は台湾の台東線を思い出すなぁ。土地柄、気候も似てますので自然な成り行きなのでしょう。

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ここからは海がきれい。海水浴場も見えます。後で知るのですが、この辺で鹿児島県から宮崎県になります。そしてこの区間も線路際の草木が車体に当たりまくり。終点油津に着いたら、白い車体が緑色になりそうなぐらいです。

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福島高松駅と福島今町駅。片や木造駅舎ですが、草臥れっぷりがやはり台湾の台東線みたい。それにしても福島高松なんて駅名、東北なのかよ、四国なのかよと、一人つっこみを入れたくなります。串間で10名ほどの乗る人がいて、指宿枕崎線の末端部に比べると、地域の人たちの足となっているみたい。

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列車は内陸部に入り、写真は日向大束駅。この辺から峠越え区間で、キハ40は、細かいカーブをエンジン音を響かせゆっくりと進んで行きます。前方にこれから渡る鉄橋が見えたり、乗っていてとても楽しい区間。

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トンネルには一度も入らず峠は越えたようで、あとはひたすら下り坂。日南市に入って最初の駅の榎原では交換のため数分の停車。外に出られます。

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国鉄時代の昔、こういった小さな駅すべてに駅員さんがいて働いていたわけですが、今の若い人たちは想像できるでしょうか。乗客が1日数名しかいない駅に、そこそこ作業スペースのある駅舎があって、一体そこで駅員さんは、何の仕事をしていたの?・・・そもそも仕事があるの?・・・と、いうぐらいの感想が出てきそう。

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交換するのも単行のキハ40。どのボックスも二人ぐらい座っていまして、以外と乗車率は高そう。

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ひたすら坂を下って14:14、南郷に到着。ここで下車します。切符は買っていなかったので、運転手さんに現金で運賃を支払います。余談ですが志布志から宮崎までの切符を、ここで分割すると100円安くなります。

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駅前にはタクシーが一台。ここで何か腹の足しになるものを食べておきたいところですが、駅周辺にコンビニや売店は一件も無し、飲食店は数件あるものの中途半端な時間なのでどこも準備中。

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駅に戻ると踏切が鳴ります、急いで線路際に行ってみますと、次に乗車する「海幸山幸」の入線が見れました。

ずいぶん早いなぁ。まだ出発まで1時間以上もあるので、改めて外に出て歩きます。タブレットで地図を開くと、200メートルほど歩くとスーパーマーケットがあるようですので、そこを目指し、何か買って食べることにします。途中に郷土料理のお店があり、もう少し早く来ればランチタイムの鰻丼(そんなに高くない)が食べられたところでした。残念。

その先のスーパーマーケットを覗いてみますと、(東京で言う)高級魚も大衆魚もお刺身の値段がすべて同じなのが面白い(四国の海部もそうでした)。種鶏のタタキなんて東京ではまずお目にかかれないものも売ってます。これとビールを買って南郷駅のベンチで食べようかと思いましたが止めにしまして、お店で揚げているという「野菜天」とか「重天」いうさつま揚げを買っておやつにします。値段は1個80円ぐらいだったか。

途中、コインランドリーの前のベンチで、そのさつま揚げみたいなのを食べたのですが、口に入れると甘くてフワフワ。何だ?これは!?私の知っているさつま揚げとは全然違うもので、なんだか戸惑ってしまいます。後で調べてみれば、これは飫肥天という、この地方の郷土料理のようで、魚のすり身に豆腐を混ぜ、黒砂糖で味付けして揚げたものらしい。それを初めから知ってたら、もうちょっと安心して美味しく食べられたことでしょう。

(乗車は2018年8月)

前の記事:フェリーにバスごと乗船、鹿児島中央駅-鹿屋間直行バス乗車(船)記
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関連タグ:JR九州
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QJ7000

Author:QJ7000
おじさん鉄道ファンの日本の鉄道の乗車記録です。2012年、ふと日本の鉄道全線に乗ってみたいと思うようになり、乗りつぶしをスタート。その時の未乗区間は7,818.4kmでしたが、12年目にしてあと1,002.5kmになりました。すべて乗りつぶすには、今の生活パターンだと、まだ7,8年ぐらいはかかりそうですが、路線や車両に愛情を込めながら、少しずつ記録に残しておこうと思います。古い記事をご覧になりたい方は下のカテゴリーの「年別目次」からどうぞ。

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