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札幌のキハ143系普通列車

用があって札幌に来ました。時間は夜の10時近くなのですがホテルを出てJR札幌駅へ向い、ちょっと列車に乗ってみます。

まずは22:08発の721系千歳行きに乗車しまして、22:29に北広島で下車。急いで改札を一回出てまた入り、乗車する列車を反対ホームで待ちます。

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22:33、お目当ての列車が軽やかなジョイント音を立ててやって来ました。キハ143系2連の室蘭から札幌までを3時間かけて走り抜ける2843D列車です。昔はあれだけ多彩なキハが入り乱れていた札幌も、気動車で運行される普通列車(キハ201系のは除く)というのはいつの間にか激減していまして、現在は早朝の札幌発で2本(旭川行と東室蘭行)、深夜の札幌着でこの室蘭発1本しか存在しておらず、まるで上越新幹線開業前の上野を発着する客車普通列車状態なのであります。ちなみに私は、オハフ51改造のキハ141系グループには初めての乗車となります。

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この列車はここで10分停車、まずは快速エアポートを先に通し、

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スーパーおおぞら12号にも抜かれます。

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車内へ入れば、デッキの仕切りが無くなり、片側のクロスシートが一人掛けになってしまいましたが、やはりオハ51系、というか二重の小さい窓の国鉄時代の北海道の車両です。札幌へ急ぐ客は快速エアポートに移り、1両に2,3人しか乗ってないと思っていましたが、ボックスシートの半分に誰か座っているぐらいで、以外にも混んでいます。

22:43に出発します。次の駅までは長い距離、グングン加速します。エンジンの音は力強く、加速が終われば思った以上に滑らかに走ります。残念ながら窓ガラスは汚れていまして(しかも2重)外はよく見えず、冷房車なのでもちろん窓は開けられない。この列車に乗れば昔ながらの夜汽車の雰囲気を味わえるかと期待していたのですが、全然ダメでした。それっぽく感じられたのは、すれ違う時に窓ガラスが一斉にバタバタッっと音を立てるぐらい。非冷房時代のキハ141の方に乗っておくべきでした。

新札幌からは何故かノロノロ運転。平和付近では、左側をフルスピードで走るキハ183系に一気に追い越されます。

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札幌に到着。隣には先ほどのと思われるキハ183系、遅れた特急オホーツクかと思いましたが、グリーン車がないモノクラス4両編成。ヘッドマークは「特急」だけのシンプルな表示。なんなんだろうこの列車。

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キハ183系が引き上げたところで、反対ホームからキハ143を撮影。なんとボルスタレス台車を履いた車両だったんですね。この時間帯見る事が出来たDD51の牽く客車急行列車も今は無し。歩いて宿泊先に帰ります。

(乗車は2018年7月)

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関連タグ:JR北海道
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札幌地下鉄南北線乗車記

札幌の朝8時過ぎ、すすきのから地下鉄南北線に乗車します。東京程ではありませんが朝のラッシュ時間ですので車内は混んでいます。札幌市営地下鉄は南北線の札幌とすすきの間のみ乗車済。学生の頃(30年ぐらい前です)に、昔の薄緑色の電車にも乗ってます。その時はゴムタイヤが焼ける臭いがしたような気もするのですが、私が勝手に作り上げた記憶かも。

札幌でほとんどの乗客が降りて座ります。軽くなったかのように一気に加速、速い速い、さすがはゴムタイヤ車。非冷房車ですので、10センチぐらい開いた窓から爽やかな風が入ってきて、その窓の外からは絶好調といった感じの甲高いモーターの音も聞こえます。疾走感があって、これは楽しい電車だぞ。北京の地下鉄2号線もこんな感じだったなぁ。

駅に停車してまた思いっきり加速、そしてこの路線のこの区間は碁盤の目の町の道路の下に敷かれていますので直線しかない。実に単純明快な走りです。いっそのこと曲線区間は作らず、直線しか走れない構造の車両にして、その分別のメリット(例えば超幅広車体)を持つ鉄道車両というのが誕生するのも面白かったかもしれません。世界で一つ、終着駅で巨大トラバーサーが稼働するのが観光客に大人気とか。

札幌から4つ目の北34条で下車します。ちょっとここで用があります。

***

無事に用も終わって再び北34条駅。せっかくここまで来たのですし、帰りの飛行機までまだ時間もありますので、南北線には全線乗ってみようと思います。その前にここ北34条駅上にあるバスターミナルも入っている駅ビルが、昭和の造りのまま全く改修されなかった様子で、ボロいと言ってしまえばそれまでですが、ちょっと懐かしさも感じる空間。ゆっくり見ている時間は無く、ホームヘ降りて麻生行電車に乗車。お昼過ぎなのにまだ混んでいて、ロングシートのどこにも誰か座っている状態。立って窓から入ってくる風を受けてみたいなと思っていたのですが出来ず。麻生到着前にポイントで転線するのですが、その前に「揺れますよ」と車内放送で注意がされ、本当に揺れる。

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人が降りたところで車内を撮影。昔の千代田線6000系みたいです。

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魅惑の窓開け。下げてみるとこんなに開くんだ。ちなみに私が麻生を「あさぶ」と読むのを知ったのはこの日。

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改札を出て、長く続く地下道を北へ歩いてみます。地上へ出て見えるJR札沼線の駅。

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ここにも北34条駅のビルのような昭和なスペースはあるかなと歩いてみますが特になし、戻ることにします。

空いてますので窓を目一杯下げて、そこに座って出発。渡り線を過ぎて勢いよく加速、すると窓からの風は強すぎ、なんだか外へ吸い込まれそう。開けるのは、他の窓に習って10センチ程度にしておきます。

徐々に乗客が増えていってすすきの、さてここから南側の未乗車区間。そしてすすきのから4つ目の平岸駅から窓外に注目。勾配を上がると、出た出た、地上区間、高架上のスノーシェルター内を走ります。シェルター内を走るのもスピード感があって面白い。地上に出ればカーブも多く、直線しか走れない鉄道というのは、やはり無理があるか。そしてなんとなく、昔乗った事があるような気もしてきたなぁ。

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南の終点真駒内に到着です。東側は森があるみたいです。

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広い道路の駅前と、バスターミナルのバス発着場所の多さに驚きです。

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そしてずらりと並ぶ自動改札機、朝夕のラッシュ時は首都圏並みに混雑するのでしょうか。あんまり想像できません。

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札幌に戻ります。窓から爽やかな風、窓を開ける寸法は10センチぐらいが丁度良くて、どの窓もその寸法です。

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車両基地へと繋がる線と合流。南平岸を出て高架から地下へと下ります。地上1階部分は、車内から住戸内が見えないように、シェルターの窓は曇りガラスになっていて気が利いています。

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札幌に到着し、地下街でラーメンを食べ、新千歳空港へ向かいます。左は乗車します721系快速エアポート、右は283系スーパーおおぞら。貫通ホロが付く283系は格好いいなぁ。

(乗車は2018年7月)

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関連タグ:札幌市営地下鉄地下鉄路線非冷房車

宮崎空港線乗車記

2018年夏の鉄道旅行は、昨年に引き続き九州となりました。当初は未乗車路線の多い東海・中京圏を約300km乗り潰すプランを立てていたのですが、もうすぐ有効期限が切れるマイルがあり、どうせなら飛行機に乗って遠くへと、鹿児島・宮崎両県すべてを乗り潰してしまいます。金曜夕方に羽田を出て、降り立ったのは宮崎空港。

最初に乗車します宮崎空港線は、日南線田吉駅から分岐する1996年に開業した全長1.4kmの支線、あの小松島線より短い路線になります。実際の運行は「空港線」と称する宮崎~宮崎空港間の6.0kmで、大分方面から乗り入れてくる特急列車も、普通乗車券のみで乗車できるのが特長か。

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小さい空港なので飛行機を降りて5分でたどり着ける鉄道ホームで待っていたのは787系4連、18:25発ひゅうが4号延岡行きになります。

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隣に817系の普通列車が入線、乗る電車に当たりと外れがある路線であります。

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先頭のクハに乗車します。787系の普通車に乗車するのは初めてですが、車内のインテリアは今でも優れていると思います。しかし短い編成で延岡行きという短距離特急に運用されるなんて、787系も落ちぶれてしまったんだなぁ。最初見た時は、おフランス製高速列車のパクリっぽい顔に驚いてしまいましたが、特急名称としてのつばめ復活、サハシも復活、デビュー時の輝きは、近年の在来線特急史上一番と言っていいぐらいでした。これもまた人生(車生)、むしろ喜ばしいことかも。同時期製造のスーパーあずさE351系なんかには、もう少し臨時列車用としてでも活躍して欲しかった。

さて出発です、ホーム・車内から飛行機を見下ろせるところは他にありましたっけ?なんか新鮮です。高架を下ると、線路際の伸びた草が車体に当り、これは特急列車だったっけと思うぐらいに揺れたりもしますが、スピードに乗って来て田吉駅を通過。日南線との合流地点は気付きませんでした。これで宮崎空港線は完乗です。

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4分の乗車で、右手に車両基地が見えて南宮崎に到着。ここで降ります。隣には2日後に乗る海幸山幸。

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改札を出て駅前広場を見ます。古いビルに一昔前の地方都市の風情があって、椰子の木がいかにも宮崎らしい光景です。ここは一時期ブルートレインが終着駅としていた駅でもあります。そんな感慨に浸っている暇はなくすぐにまたホームへ。

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西都城行きの普通列車が来ますので反対ホームで待っていると、713系の4連が来ました。4連の運用なんてあったんだ、いいものが見れました。

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車両基地には海幸山幸、キハ40系、713系が休んでいます。

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18:37に713系の普通列車宮崎空港行きが到着。この列車は、ここで11分停車し、18:48に出発します。713系は、ここ南宮崎駅で全4編成見れたことになります。

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そしてその間に18:42発の大分発宮崎空港行きの、783系にちりん17号が入線。一応特急列車ですが、実質普通列車ですので、普通列車が普通列車を追い越すという珍シーンが展開されます。

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先発のにちりん17号で宮崎空港に戻ります。783系も普通車に乗車するのは初めて。後方の展望は、車掌さんと目が合ってしまうのが気まずくて、そんなには楽しめません。日南線との分岐は田吉駅を出てしばらくの所にあり、今度はちゃんと確認できました。

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宮崎空港駅の空港と反対側の景色、椰子の木が台湾みたいだなぁ。

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やはり4分の乗車で18:46に宮崎空港に到着。なんか艶っぽい写真が撮れました。

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側面には「Since 1988」とあるので、こっちはデビューして30年になるんだなぁ。パンタグラフだって国鉄電車と同じ大きい菱形。自分も年を取るわけだ。(ちなみに787系は、783系の4年後輩でデビューして26年目)

また改札を出るのですが、JR九州の非接触式ICカードリーダーは「ピッ」という音が小さいのでつい立ち止まってしまいます。引かれる額は3.4km乗って330円、宮崎空港線の加算額100円があるので、実質特急料金を払っているみたいでもあります。特急料金無料で得するのは、宮崎田吉間の乗客と、青春18きっぷ利用者のみといったところでしょう。

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傾いた夕日をバックに入線します南宮崎駅で待避していた713系電車、これの折り返しの19:03発の普通列車延岡行きに乗車します。宮崎に来たからには、ここでしか見られないこの電車に乗っておかないとということで、今まで時間を潰していたのでありました。

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2両編成ですので車内はちょっと混雑。転換リクライニングシートに交換したのはいいとして、ごちゃごちゃしたインテリアがちょっと不快。それと冷房機の音が大きく、昔の101系や103系の冷房車みたいです。

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日が沈みます。今日も暑かった。ニュースでは、名古屋で観測史上初めて40度を越えたとのことで、旅行先を九州にしておいて良かったです。

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田吉キハ交換では志布志行きキハ40と交換(写真)、南宮崎では6分も停車し、西都城行きのキハ40系の普通列車と交換。

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出発してやっと大淀川を渡ります。水量が多いのは、大雨の後だからか、それともいつもこうなのか。それと昔、ここを渡るブルートレイン彗星を俯瞰気味に撮影した写真を見て、同じような写真を撮りたいと思っていたことがあるのですが、あれはマンションの上層階からとった写真だったんだな。

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宮崎到着。この713系、国鉄末期に4編成8両しか製造されなかったのですが、鉄道車両技術史(主に電気技術的な)において、当時は革命的な車両であったと記憶しています(内容について知ったかぶって書くとボロが出そうなので省略)。でも乗ってみれば普通の電車。考えてみれば、その後大量製造される普通の電車の基礎となった電車なので、普通の電車で当然なのだ。

お腹が空きました、駅に渋い店構えのうどん屋さんがあったので、そこで夕食にしてしまいます。うどんは全く腰がないのですが、疲れた体にちょうどいい。それと出汁が効いていてとても美味しい。駅前のホテルにチェックインし、今日は早く寝ます。

(乗車は2018年8月)

次の記事:きりしま1号パノラマグリーン車乗車記
関連タグ:JR九州

きりしま1号パノラマグリーン車乗車記

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783系で運転される、宮崎5:56発、きりしま1号、鹿児島中央行。九州旅行2日目は、早起きして早朝からパノラマグリーン車に乗車してしまいます。

787系が登場した頃、九州豪遊券という、特急グリーン車と急行B寝台に3日間乗り放題の大出血サービス切符を一度利用する機会があり、存分に楽しませてもらったのですが、どのグリーン車が良かったかと順位をつければ、私の場合、783系>787系>>>>>485系となります。何と言っても圧倒的に楽しかったのは、ハイパーサルーンこと783系の前面展望。とにかくその頃は、旧国鉄幹線を時速130kmで走り抜ける定期のL特急にパノラマ座席車が生まれるなんて、国鉄時代には想像も出来なかった事が起こり、JR化って凄いぞと思ったわけですが、自分も社会人になって懐にも余裕が生まれ、それを初めて体験できたのがこの車両でした。787系の豪華な座席も、これには敵いません。ちなみに485系はボンネットのクロ481、オリジナルの赤いシートの座席で大分から西鹿児島まで乗車しましたが、これは乗る車両ではなく見る車両であると断言できます。

そんな心ときめく思い出のある783系ですが、今ではローカル特急運用が主となり、廃車も出ている状況、今のうちにもう一度乗車しておきたいと、この列車を選び、座席はもちろん最前列一人掛けの1C席を確保して来たのですが・・・

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運転席後ろのAB席前はカーテン閉まっています。トンネルが多いから?、前面窓を傾斜させる事により、夜間でも客室灯りを反射せず、カーテンを閉めなくても大丈夫なのではありませんでしたっけ?。今は事情が違うのでしょうか。この車両はC席よりB席の方が展望が良かった記憶ですが、B席にしないで良かった。

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1C席に座ってみます。うわっ!視界狭い。上部はフィルムが貼られるようになったのか。窓が遠くてこんなに視界が狭いのでは、クハ103のATC車と同じではありませんか。おまけに窓も汚れています。仕方ありませんが、これで楽しむほかありません。

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それでは出発、まずは大淀川を渡ります。

南宮崎で昨日3度も乗車した空港線と別れて数駅、徐々に民家も少なくなり、山間部へと入って行きます。特急きりしまの運行区間を、都城と隼人で分けて3部構成としまして、第1部幕の一番の見どころである青井岳の峠越えの始まりです。昔乗った急行えびのがキハ65+キハ58の強力な編成を以てしても、エンジンが凄まじい轟音を立てて登っていた勾配区間でしたが、今回は電車、しかもクロハに乗車ですのでヒョイヒョイ進んで行きます。後ろのモハでは床下から唸り声が聞こえるのでしょうか。

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途中信号場(門石信号場)がありまして、普通列車と交換。線路が草に埋もれてしまっているみたいです。

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さらに延々と連続カーブの勾配区間が続いて、ようやく青井岳駅が見えてきました。それにしてもこの付近は、昔は蒸気機関車の名撮影地であったはずですが、線路のすぐ横からひたすら深く濃い森で、線路際の僅かなスペースも草木が生い茂り、一体どこで撮影なんか出来たんだろうという状態です。おそらく今は線路を歩かずして線路に近づけない状態、撮影地としては終わった場所のようです。青井岳を出てしばらくして長いトンネル、またひたすら森の中をクネクネ曲がって、今度は坂を下ります。

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都城の一つ手前で713系4連の宮崎行とすれ違います。青井岳を越える区間に4両編成なんて需要があるのでしょうか。平日はあるのかもしれません。時刻はまだ6:40で、この電車は7:37に宮崎に到着します。

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6:44、都城に到着します。ブルートレイン彗星の終着駅だった駅です。広いスペースにはソーラーパネル。隣には吉都線のキハ40の2連。かつては博多宮崎を結ぶルートとして、食堂車を連結するDC特急まで走った歴史のある吉都線ですが、今は普通列車のみしか走らず、本当に影が薄くなってしまいました。JR九州自慢のD&S特急も1本も走らず、見捨てられてしまった感じがあるのですが、そろそろ危ないのではないでしょうか。

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都城を出発し第2幕の始まりです。この都城から隼人までは夜間にしか乗車した事がありませんので初めて乗るようなもの、吉都線と分かれると以外にも高架区間が始まりまして、次の西都城は高架駅。

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横に停車するのは西都城発となるきりしま102号。後からWikiで知ったのですが、この駅が高架化されたのは1979年と古く、その時は志布志線が存在していたことになります。分岐していた左側を良く見ておくんでした。

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財部駅で817系2連の普通列車と交換。この列車は鹿児島中央から宮崎神宮までの長距離ランナーになります。次の北俣からまた森が深くなり、続いて大隅大川原では787系4連の、きりしま2号と交換。この列車は鹿児島中央を、先程の普通列車の20分後の出発しているのですが、追い越す事はおろか宮崎までで8分までしか差を縮められません。

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しばらくして勾配で線路がカクンと折れるようなバーチカルカーブが見られ、ここからは軽快に坂を下って行きます。青井岳の峠では、このようなはカーブを見落としてしまったのですが、青井岳の勾配は16.7パーミル、ここは25パーミル。前者の開業は1916年、こちらは1932年ですので、その時の機関車の性能によるものでしょう。

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7:17、霧島神宮に到着します。ここは小学生の頃、憧れだった西鹿児島行のブルートレイン富士が、長い旅路の終盤で停車する駅でして、駅名の響きから、とてもとても神聖な駅というイメージを持っていました。実際にホームは谷を見下ろす小高い丘にあり、霧がかかれば本当に神秘的な雰囲気になりそうです。ちなみに霧島神宮は駅の近くでは無いらしい。

そろそろ市街地に入るかと思ってましたが、まだまだ下り勾配が続き、途中で信号所もあったりして、ようやく国分に着きます。さすがに鹿児島県利用者数第2位だけあって、初めてホームに人がたくさん待っているのを見ます。そんな駅をブルートレイン富士は通過していたのですが、昔は利用者が少なかったのでしょうか。

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隼人に到着します。隣のホームは吉松発鹿児島中央行きでキハ47の4連という長い編成。

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さぁここからは第3幕で、2013年にはやとの風で乗車した区間。なんとつい油断してしまい、隼人停車中から20分程眠ってしまいました。起きたら一番景色の良い所。運転席後ろのカーテンが開いていてB席に移ります。桜島は残念ながら雲がかかって見えません。

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竜ヶ水できりしま4号と交換。ワイパーのお陰でC席より綺麗に写真が取れます。後に車内放送が流れ「まもなく鹿児島・・・」、そろそろおしまいか。

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鹿児島に到着。見られるかと期待していたED76、EF81の姿は無し。この時間はいつもいないのでしょうか、それとも7月の豪雨で山陽本線が不通になった影響でいないのでしょうか。ここからは複線、そして鹿児島本線、城山をトンネルで抜けます。

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8:08、終点の鹿児島中央に到着です。なんかあっけなかったなぁ。

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現在特急きりしまは、全12往復のうち10往復が787系、残り2往復がこの783系で運用されています。787系の方は、デッキに防犯カメラとSOSボタンを設置して、この年3月から特急なのになんとワンマン運転化されています(不正乗車はされないのでしょうか・・・)。ワンマン運転出来ない783系の活躍はこの先長くはなさそうで、鹿児島で見られるのはあと僅かな気がします。

それにしても、最後と決めて臨んだ783系パノラマグリーン車でしたが、消化不良というか、すっきりしません。もう一度乗りに来ようか。次はハウステンボス、やはり未乗車の篠栗線のかいおうか。平面顔のが来たら嫌だなぁ。それと今もにちりんシーガイア1往復が783系で運転されており、下り7号に乗車すれば、小倉から宮崎空港まで4時間45分も前面展望が楽しめます。何度か行程に組み込もうとしましたが、最前列席が確保できずに至ってます。おそらく長すぎて大分過ぎた辺りで集中力が切れ、寝てしまうんだろうな。それと今回乗車したきりしま1号ですが、予想していた通り、全区間グリーン室の乗客は私一人で貸し切り状態。最も展望座席が取りやすい列車の一つかもしれません。

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最後に長い活躍になる415系と、長い活躍をしてそうなリヤカーを撮って、改札を出ます。

(乗車は2018年8月)

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次の記事:鹿児島市電乗車記1(鹿児島中央駅前~鹿児島駅前)
関連タグ:JR九州パノラマグリーン車

鹿児島市電乗車記1(鹿児島中央駅前~鹿児島駅前)

きりしま1号に乗車し、8時過ぎに2013年以来となる鹿児島中央駅に到着。そして次に乗車しますバスは10:05発なので時間があります。その間で、前回来た時は眺めるだけだった鹿児島市電の2系統に乗って、鹿児島駅前まで往復してみます。この区間は1990年代前半に乗車したことがあるのですが、石畳の上を旧型車がゴロゴロ走っていたなぁぐらいしか記憶に残っていません。

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来たのはこんな電車で車番は9513。車内は混んでいて立って過ごします。窓はすべてロールスクリーンが下ろされ車窓もよく見えません。この車両は中央にドアがありますので、運転席右後ろにかぶりつき席があるのですが、仕切りはアコーディオンカーテンで塞がれ、前は見えません。これは鹿児島市電共通の仕様のようです。

高見馬場で1系統の路線と合流するところはデルタ線が形成されています。ここのデルタ線の一辺は定期列車が設定されていません。回送だけが通過するのでしょうか。

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鹿児島一の繁華街と名高い天文館通でほとんどの乗客が下車し、運転席左後ろの座席に座ります。側面窓のロールスクリーンも開ける事が出来て、やっと外が見れます。1系統の電車の後ろを追いかけて進みます。乗客は少なくなってしまいましたが、1系統2系統両方走る区間ですので、ジャンジャンすれ違います。古い電車も見ることが出来ました。

ここで一番印象に残った光景は、老舗デパートの山形屋。鹿児島にはこんな見事な佇まいの近代建築が残っているんだ。今夜の宿泊地に近いので、夜にでも行ってみようかなと思いつつ、結局行かなかったのですが、この記事を書くにあたり興味を持って検索してみますと、最初は1916年に建てられたのが始まりで、増築に増築を重ね、一時は普通のビルだった時期もあったようですが、1998年に外装を復元してこの姿になったとの事。それと大食堂のやきそばが有名らしい。

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乗客は停留所ごとに減り、最後は私一人。JRに乗換える人はいないんだ。終点の鹿児島駅前電停が見えてきました。ポイントの前で一旦停止、そこでドアが開きます。ムムッ!? とさでん交通の後免町停留所のように、また途中で降ろされてしまうのかと思ったのですが違って、運転手さんが身を乗り出して線路脇にある操作盤をいじります。ポイントの切り替えでしょうか。またドアを閉めて、ゆっくり構内に進入。無事に最後まで乗れました。1日乗車券を購入して降ります。

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鹿児島駅前の停留所は昔からこうでしたっけ?三角屋根の下に3台の路面電車がキチンと並んで語り合っているみたいな様子はどっかで見たことがある光景です。そうだ!きかんしゃトーマスの世界だ。

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こっちから見てもトーマスの世界、後ろはJRの鹿児島駅前。

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さぁ帰りは、ここをきかんしゃトーマスの世界に置き換えてみれば、図体がでかくて、目立ちたがり屋で、図々しい、そんなキャラクターを想像してしまう黄色い新型車に乗車してみます。車内に足を踏み入れようとしますと、おっ!見事に段差がありません。図体はでかいですが、見かけによらず、腰が低くて子供やお年寄りに優しいキャラクターだったんだな。車内も空調が程良く効いていて実に快適。このフローティング車体の電車には初めて乗車するのですが、運転台スペースが台車の上まるまる使ってしまうので、思ったより狭い。それと低床なので景色もあまり良くありません。やはり天文館前で大勢の乗客があり、車内は混雑します。

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鹿児島中央駅前に到着。隣に停まっていた電車は初めて見るタイプ。正面のデザインも変わっているし、側面は戸袋窓があって旧型車の鋼体をあまりいじらずに更新されたような車両です。こいつはひょうきんでオッチョコチョイなキャラクターがぴったりかも。帰って調べてみますと、2100型という2両のみ存在する車両で、実は1989年に鹿児島市電で26年ぶりに製造されたという完全な新型車だったのでした。

(乗車は2018年8月)

前の記事:きりしま1号パノラマグリーン車乗車記
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関連タグ:路面電車鹿児島市電

※しばらく更新お休みします。再開は10月からです。
プロフィール

QJ7000

Author:QJ7000
おじさん鉄道ファンの日本の鉄道の乗車記録です。2012年、ふと日本の鉄道全線に乗ってみたいと思うようになり、乗りつぶしをスタート。その時の未乗区間は7,818.4kmでしたが、12年目にしてあと1,078.2kmになりました。すべて乗りつぶすには、今の生活パターンだと、まだ7,8年ぐらいはかかりそうですが、路線や車両に愛情を込めながら、少しずつ記録に残しておこうと思います。古い記事をご覧になりたい方は下のカテゴリーの「年別目次」からどうぞ。

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