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日本の鉄道乗車記録 2017年度分 目次

2017年8月
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のぞみ喫煙グリーン車で九州へ
平成筑豊鉄道門司港レトロ観光線(北九州銀行レトロライン)乗車記
北九州複々線区間お復習&お名残乗車1(門司港~折尾)
北九州複々線区間お復習&お名残乗車2(折尾~直方)

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筑豊電気鉄道乗車記
北九州複々線区間お復習&お名残乗車3(黒崎~直方)
原田線(筑豊本線)乗車記

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筑肥線乗車記1(中州川端~西唐津)
筑肥線乗車記2(西唐津~伊万里)
松浦鉄道乗車記1(伊万里~たびら平戸口)

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松浦鉄道乗車記2(たびら平戸口~佐世保)
佐世保線乗車記(佐世保~有田)
松浦鉄道乗車記3(有田~伊万里)と国鉄最後の日の思い出
唐津線(山本~久保田)乗車記と鍋島

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三井化学専用鉄道を再々訪問1(仮屋川操車場)
三井化学専用鉄道を再々訪問2(宮浦操車場)
三池島原ライン乗船記

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島原鉄道乗車記
キハ66・67系で長崎本線・諫早~長崎の旧線乗車記
長崎電気軌道乗車記1(住吉~赤迫~蛍茶屋)
長崎電気軌道乗車記2(蛍茶屋~正覚寺下)
長崎電気軌道乗車記3(正覚寺下~石橋~蛍茶屋~長崎駅前)

2018年2月
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E351系スーパーあずさ5号お名残乗車記
アルピコ交通上高地線乗車記
上田電鉄別所線乗車記
上田電鉄7200系7255編成 下之郷出庫シーンの撮影
上田電鉄7200系7255編成 お名残り乗車記

***

2017年12月末時点での乗りつぶしマップ
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のぞみ喫煙グリーン車で九州へ

2017年夏の乗り潰し旅行は九州へ、8月3連休の一番混んでる3日間で回ることになりました。1ヶ月前の指定券発売初日の夕方にサイバーステーションを覗いてみますと、この日の朝の東京から小倉までの通し指定券はほとんどがすでに×(満席)、慌てて立川駅指定席券売機に並び、東京7:13発のぞみ155号喫煙グリーン席を確保しておいた次第です。窓際はこれしかありませんで、グリーン券の出費が痛いですが、取り敢えず喫煙者で良かった。

ところで年末の帰省ラッシュで一番混む日に、私は東京から京都まで何度か新幹線に乗った事があるのですが、グリーン車だけは3,4日前でも窓際が空いていました。博多行きってこんなに混むのか、サイバーステーションでこの列車の区間ごとの状況を見てみますと、
⬛東京→新大阪:○空席あり
⬛新大阪→新神戸:△空席残りわずか
⬛新神戸→岡山:Ⅹ満席
⬛岡山→広島:△空席残りわずか
⬛広島→博多:○空席あり
なるほど!新神戸~岡山間が最初に埋まってしまうのか。首都圏から大阪を越え中国地方への乗客と、関西地方から中国・九州地方への乗客が重なってしまう区間ということで、こうなってしまうのでしょう。

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さて当日の東京駅、自由席に並ぶ列は階段下まで続く状況で、今頃テレビの取材が来てるのかもしれません。出発したらおにぎりの駅弁を食べ一服。700系も引退が発表されましたので、こうして約5時間も喫煙座席で過ごせるなんて、これが最後かもしれません。後は新大阪までほとんど寝て過ごします。

新大阪では、前を走る列車の混雑の影響により、駅手前で10分程停車したので、12,13分の遅れで出発。いつも指定券を取る時は対向列車の見える進行方向右側ですが、今回は左側にしました。数少ない上り山陽新幹線に乗車する時は、今まで夜間か山側でして、下り列車の左側、つまり海側の景色というのを私はほとんど見たことがないのです。

印象に残った光景を列記しますと、まずはかつての宮原操車場。並ぶ車両は、スカイブルー103系、EF65PFの原色とトワイライトエクスプレス塗装、もちろん原色のDD51、サロンカーなにわ、なんだか国鉄時代にタイムスリップしたかのような光景でして、これが大阪の中心部で見られることに驚きです。山陽電鉄並走区間は、防音壁があって見えるのは半分ぐらいでしたが、いろんな電車が見られて楽しい。相生の赤穂線分岐箇所のカーブとトンネルは、山陽本線から見ると独特の雰囲気があって私は大好きなのですが、新幹線から見てもよい。広島手前の車両基地では、EF67はまだ現役、でも電車の半分が茜色の227系になっている。新岩国ではカーブした錦川鉄道の線路がちらっと見える。これ乗るときはここで乗り換えてギャップを楽しみたい。5年前に岩徳線に乗車した時に見えると思っていて全然見えなかった徳山の工場地帯は、新幹線からは良く見える。それと徳山駅が海がこんなに近かったとは知らなかった。駅前が港ではないか。

思った以上に車窓を楽しめて、遅れは8分までに回復し、12:15に小倉到着。急いで階段を駆け降りて改札を抜けJR九州の窓口へ向かいます。混んでなくて良かった。ここで長い時間並ぶことになって、乗る電車が遅れると面倒なことになるのです。買う切符はJR九州の普通列車と私鉄3日間乗り放題の「旅名人の九州満喫きっぷ」。旅名人なんて言葉を発するのはちょっと恥ずかしいな。ホームへ降ります、まだ時間があるぞ!かしわうどん行っちゃおう。ゆるゆるのうどんを食べ切ったところで、乗車予定の12:29発門司港行きが入線。でも大丈夫、ここで5分停車するようです。かしわうどんは、最後に飲み干す汁が美味しいのだ。

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余裕で車内へ、かしわうどんには、次から次へと客が来ます。こういう食文化は、いつまでも続いて欲しい。

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門司港に到着です。

(乗車は2017年8月)

次の記事:平成筑豊鉄道門司港レトロ観光線(北九州銀行レトロライン)乗車記
関連タグ:新幹線喫煙車

平成筑豊鉄道門司港レトロ観光線(北九州銀行レトロライン)乗車記

門司港に到着し、今回の旅行で最初の乗りつぶし路線の平成筑豊鉄道門司港レトロ観光線(ネーミングライツによって現在の路線名は北九州銀行レトロライン)の九州鉄道記念館駅に向かいます。外に出れば今日はなんという暑さなんだ。次の出発は約30分後の13:20、なんといっても8月3連休初日のお昼のトロッコ列車です、どこかの遊園地のアトラクションのように長蛇の列が出来上がっていて、次の次の列車でないと乗れないみたいなことがあったら、すぐに引き返そうと思っていたのですが、なんと誰も並んでいません。暑い中、列を整理する係のお姉さんが立ってましたので、混みそうですかと聞いてみたところ、ちょっと眉をひそめて、今の時期は混みますので早めに並んでくださいとのこと。油断するなよとのメッセージを受け取りつつも、まだ余裕がありそうですので、ちょっと鉄道記念館の前まで行って陳列されてる車両を見てきます。戻ってきても数人しか並んでいません。

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というわけで到着する列車の写真を撮ってから並ぶことに、トロッコ2両という少ない定員ですが、無事に海側の座席を確保しまして出発です。

出発しますと左手は観光客が集まるエリアで、のんびり走るこのトロッコ列車に、たくさんの人が手を振ってくれます。なにせ客層は7割が家族連れで子供達がたくさん乗っているのです。残り3割が様々な年齢のカップルで、おじさん一人なんて私の他に一人か二人だけでした。乗りつぶしを始めて、このブログを書き始めた頃は、こういう列車は恥ずかしくて乗るのを躊躇していたのですが、もう最近は気にならなくなってます。500m走って出光美術館駅、10名ほどの乗客が入れ替わります。私の前には若いお母さんと10才ぐらいの少年が座ります。

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この路線一番の景色、港と関門橋。ここは潮の香りがして海辺りに来たという満足感に浸れます。このトロッコ列車の愛称は「潮風号」、JR四国の伝統ある特急列車と被ってしまいますが、どっちが相応しいかということになったら、こちらの潮風号に軍配が上がるでしょう。そのぐらいこの愛称はぴったりです。

2つ目の駅、ノーフォーク広場では降りる人も乗る人も無し。ここを出るとこんな短い路線にもトンネルがありまして、ひとときの涼まで楽しめます。

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トンネルを抜けたらEF30と旧型客車がお出迎え、終点関門海峡めかり駅に到着です。

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ホームでちょっと車両の撮影。ここで活躍するDB101という機関車ですが、これは私が少年期の頃の貨物取扱い駅の側線でよく見かけた、シャア専用みたいな赤い色をした貨物移動機というやつで、愛称は「お邪魔虫!」。その頃はまさかこれが牽引する列車に乗ることになるなんて想像すらしませんでした。トロッコ客車はトラ70000からの改造車で、2軸車特有の突き上げるような震動の乗り心地を久しぶりに楽しめると思ったものの、足回りの改造がされたのか、椅子が良かったのか、スピードが遅かったからか、乗り心地についてほとんど印象に残っていません。

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終着駅ですが、線路はまだ続いていまして、800m先に車庫があるらしい。Googleマップで探索してみますと、関門海峡の瀬戸内海側もちょろっと見えそうです。乗ってみたい人はたくさんいるはず。

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一回外に出て、10分後の折り返し列車で帰ります。今度は山側の座席。こちら側の車窓も、側線が見られたり、古い倉庫やら事業所の建物が所々残り、昔は貨物線だった面影がたくさんで楽しむことができます。

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九州鉄道記念館に戻ってきました。乗務員や駅のスタッフの方々は、とにかく暑いので本当に大変そう。ここで機関車のボンネットに製造プレートを発見、見てみたら「平成21年改造」でした。これら機関車のDB101とDB102は、南阿蘇鉄道からの転属車なのですが、それ以前のデータを消失してしまっており、何年に製造されたのか、どこに配属されていたのか判らないらしい。それも個性として面白いではありませんか。

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最初の踏切で折り返し列車の写真を撮って、門司港を後にします。

(乗車は2017年8月)

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関連タグ:観光列車平成筑豊鉄道
プロフィール

QJ7000

Author:QJ7000
おじさん鉄道ファンの日本の鉄道の乗車記録です。2012年、ふと日本の鉄道全線に乗ってみたいと思うようになり、乗りつぶしをスタート。その時の未乗区間は7,818.4kmでしたが、12年目にしてあと1,002.5kmになりました。すべて乗りつぶすには、今の生活パターンだと、まだ7,8年ぐらいはかかりそうですが、路線や車両に愛情を込めながら、少しずつ記録に残しておこうと思います。古い記事をご覧になりたい方は下のカテゴリーの「年別目次」からどうぞ。

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