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舞浜リゾートライン ディズニーリゾートライン 乗車記

 鉄道路線乗り潰しにおいて困難を極める路線…、例を上げますと、運転本数が少なく接続も悪くスケジュール丸1日潰してしまうJR西日本三江線、朝しか運転されない阪堺電気軌道上町線末端部、乗り潰しだけが目的である場合だとアプローチ費用があまりにも掛かりすぎる沖縄都市モノレール、季節により休業してしまう地方のケーブルカー路線などなど、数え上げれば様々なパターンでいろいろあるのですが、千葉県の舞浜リゾートラインの運営するディズニーリゾートラインもその一つに挙げられると思います。そう、インターネットの世界で語られる「非リア充」というのを自認し、個人行動を好む多くの鉄道ファンにとって、最も敷居が高い鉄道路線はここでしょう。

 そんな私にもディズニーランドには人生で2回行く経験がありまして(自慢)、1回目は25年ぐらい前、2回目は今年の6月。1回目はレンタカー利用でそもそもリゾートラインは開業していなかったのですが、2回目は電車利用、この時に遂に乗車が叶うぞと思っていたものの、ディズニーランドはJR舞浜駅から歩いてすぐだったのですね(シーの方にしておけば良かったのだ)、結局乗り逃してしまいました。

***

 さて、快晴で暖かく絶好の行楽日和の10月後半の土曜日、前回に引続きゆりかもめ沿線に用がありましたので、このついでに困難なリゾートライン乗り潰しに挑もうと思います。ゆりかもめを有明で降り、りんかい線に乗り換えますが、国際展示場駅前は、立派すぎる駅名ながら放置自転車が一杯なのにびっくりし、新木場ではE233系からE233系への乗り換えなのに改札を通らなくてはならない事に違和感を感じたりしながら(とにかくオリンピックまでに改善しなくてはならない問題がこの辺は山積み…)、いざ舞浜駅!

 改札を出ればもうディズニーの世界観、一人スーツネクタイ姿でリゾートライン乗り場へ向かいます。この路線の乗り潰しにおける予習すべき事はただ一つ、路線は円形で単線、列車は反時計周りにグルグル回るのですが、一周した場合の運賃はどのような扱いになるのか、一回途中駅で下車しなくてはならないのだろうか。答えは一周OK、ICカードでもOKなのだ、公式ホームページにちゃんと書かれています。

 玄関口となる正式名称リゾートゲートウェイ・ステーション駅で、駅員さんでなくキャストがにこやかに出迎えてくれる横を、Suicaをタッチして構内入ると、天井が高く、壁や床はクリーム・緑・茶の3色の色使い、そして心をウキウキさせる音楽、なんだかハワイのリゾートホテルみたいな雰囲気でして気分が高揚してきます。当然この辺の設計は京成グループではなく、アメリカなんだろう。長いエスカレーターでホームに上がるとピンクのモノレールがすぐ来た。堂々たる6両編成に「おぉっ」と声が出そうになる。11時頃で中途半端な時間だからか以外とすいていまして、一人ぼっちでは浮いてしまわないかと心配していましたが、沿線でこれから仕事なのか、一人で乗車されている方もあちらこちらに見られます。ホテルで結婚式に参加されるような、スーツ姿の一団も見られました。

 右側に立って景色を見ます。出発しますとふわっと離陸するような感じで、舞浜駅を少し見下すように走ります。これから夢の国を楽しもうという乗客達のウワーイという歓声も聞こえます、なかなかいい感じだぞ。

 すぐにディズニーランド前駅(正式には東京ディズニーランド・ステーション駅)に到着、ここで半数が降りて空いてきます、窓がミッキーマウスの形なので座ると景色が楽しめないからか、ドア横に立つ人が多く、私もそうしますが、今度はディズニーランド内でも見ようかと、今度は進行方向左側に立つ事にします。しかしディズニーランドの内部は見えず、広がる景色はひたすら駐車場の海。右側のアメリカらしいホテル側にすればよかったのですが、立っている人がいますので移れず。

 ベイサイド・ステーション駅を過ぎると、左側景色はディズニーシーのバックヤードで、自然に帰りつつある残土置場だったところみたいな場所では、園内に置かれる大きな植木鉢が大量に保管されるのが見えます。カーブを曲がると右側は東京湾が一望出来る所に出ます。海はキラキラ輝き実に気持ちの良い景色、乗り潰しが目的ですので、昼前の中途半端な時間に乗車出来たわけで、来てよかったなぁと思えてきました。左側のディズニーシーは中は覗けないように作られているようで、楽しんでいる人たちは見る事は出来ませんが、下を走るバス同士がすれ違う時に、運転手が大きなアクションで手を振るので、普通の場所とはやっぱり違う世界です。

 東京ディズニーシー・ステーション駅では、ニコニコ顔のアジア系観光客が沢山乗って来て、左に車両基地を見て、また広大な駐車場を見て、1周完了、リゾートゲートウェイ・ステーション駅に戻って来ました。駅員さん、いやキャストに手を振られ改札を出ると、キラキラ輝くショッピング街。一人で乗るのは恥ずかしくないかと心配していたものの、全くそんな事はなく、当初はすぐに京葉線に直行して帰る予定でしたが、気分も大きくなったところで、夜はバーとして賑わいそうなレストランに一人で入って、パエリアなんぞを注文してしまいました。出てきたパエリアもオリーブオイルのいい香りに完璧な味付けで実に美味しかった。

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最後に写真を1枚撮って帰ります。

(乗車は2015年10月)
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プロフィール

QJ7000

Author:QJ7000
おじさん鉄道ファンの日本の鉄道の乗車記録です。2012年、ふと日本の鉄道全線に乗ってみたいと思うようになり、乗りつぶしをスタート。その時の未乗区間は7,818.4kmでしたが、12年目にしてあと1,078.2kmになりました。すべて乗りつぶすには、今の生活パターンだと、まだ7,8年ぐらいはかかりそうですが、路線や車両に愛情を込めながら、少しずつ記録に残しておこうと思います。古い記事をご覧になりたい方は下のカテゴリーの「年別目次」からどうぞ。

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