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只見線乗車記1(小出~只見)

小出7:58→(2422D)→9:15只見


2019年ももう12月、この年はJR線の乗りつぶしが、吉備線の19.8kmしかできていません。1日休みを取って距離を稼ごう。どこにしようか・・・と、いろいろ考えて、大人の休日パスの使える期間なのでJR東日本のエリアとし、只見線に乗ることにします。ここは2011年の新潟福島豪雨の影響で、今も一部区間が不通のままでしたが、来年度中に復旧が発表されました。乗りつぶしするには二度手間になりますが、期間限定終着駅の只見と会津川口を見ておきたいのです。

と、いうことで上越新幹線の始発に乗るために、青梅線沿線民時代には来ることが出来なかった6時前の東京駅に到着。JR東日本側の新幹線ホームは、夜間停泊する新幹線がズラリ並んでいるかと思っていたのですが、1本もいないのですね。

6:08発のとき301号はE2系での運転、車内販売もあります。越後湯沢到着時間にアラームをセットしてちょっと睡眠。7:36、只見線に乗る以外で利用することがまずないだろう浦佐で下車します。外は雨。しまった!傘を忘れてきてしまった。只見地方の天気予報は雪とのことで、寒さ対策はしっかりしてきたつもりだったのですが、これから大丈夫かなぁ。

E129系の上越線を2駅8分乗って小出に到着。4分の接続時間で只見線に乗り換えます。跨線橋を渡るのは10人以上。大人の休日パスの使用可能期間ですので、たぶんほとんどが、私と同じように用もなく只見線に乗りにきた人でしょう。平日でもありますので、みんな中高年です。

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雨に打たれて急いで只見線キハ40系の撮影をします。前は新潟色のキハ48 1533。

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後ろは只見線縁結びラッピングのキハ48 545の2連です。

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後ろの縁結びラッピング車に乗車します。中は普通の青モケットのキハ40形でした。デッキ付きなのが、寒い時期に嬉しいです。

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定刻の7:48に出発します。すぐに急カーブで上越線と別れて、

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魚野川を渡ります。

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重たい車体に非力なエンジン(更新したからそうでもないのか?)で、キハ48はもっさりと走ります。沿線は米どころ。ここで魚沼産のコシヒカリが育つんだろうなぁ。

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一つ目の藪神駅、ここで一人下車します。1日4往復しか列車が走らない区間ですが、ホームの足跡から、ここから小出行始発列車に乗ったのは7,8人でしょうか。

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破間川(あぶるまがわ)を渡ります。魚野川の支流で、只見線小出~大白川間に寄り添う川になります。鉛色した水量の多い川は、落ちたら一瞬で体が動かなくなりそうです。

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越後広瀬。降りるなし。ここは足跡から始発には5,6人乗ったと見た。魚沼田中も同じぐらい。ここからはちょっとスピードを出します。

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沿線の家屋で目に付くのは、1階の窓に打ち付けた幅10センチぐらいの板。ここまで雪が積もるということなんだな。学校だってこのとおり。雪国に住むのは大変だなぁ。

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だんだん天気がみぞれから大粒の雪になってきまして上条駅に到着。ここは3人乗ったかな。この足跡はもうすぐ消えそう。それと、窓ガラスもだんだん曇ってきました。

ここからは谷が狭くなり人家も少なくなり、スノーシェッドにトンネル、冬の只見線らしい風景になってきました。この辺は地図を見ると南側からせり出した山に沿って半円を描くように走るのですが、山を回り込んだところで雪の降る量が一気に増えます。まだ大粒の湿った雪ですが、これから粉雪になるのかなぁ。

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入広瀬駅、ここは島式ホームの交換可能駅。帰ってから知るのですが、これは側線。除雪車が入るんだろう車庫があります。

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さぁ次は大白川だ。破間川を何度も渡り、なかなかの絶景が続きます。勾配はきついみたいでスピードはゆっくり。

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8:15、大白川に到着。小学校一年生で習う漢字を組合せた駅名ですが、小出側が只見線、会津若松側が会津線だった頃の終着駅ですので、なんかちょっと感動するなぁ。

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すぐ右側に破間川が流れています。夏はホームからせせらぎの音が聞こえて、素晴らしい情景となりそうです。

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駅舎は大きく、魚沼市入広瀬自然活用センターとなっているようで、手打ちそばが食べられるらしい。降りる人はなし、もちろん乗る人も無し、みんな只見まで行くんです。

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さあ出発、これは蒸気機関車時代の給水塔でしょうか。さて、ここから次の終点只見までは、所要時間が30分、この年5月に新津駅から見えた雪を抱いた浅草岳(→写真)をトンネルで貫き、福島県に抜けます。只見線乗り鉄のクライマックスだと私が思っている区間の始まりです。

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車窓はというと、(私の記憶では)鉄橋、スノーシェッド、トンネルの繰り返し、雪の舞うモノクロ調の景色の中に、エンジンの音が響きます。スピードはゆっくり。おっ、道路の鉄橋も只見線の雪景色になっています。

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じっくり見れば絶景と言っていいシーンのはずですが、どんどん通り過ぎて行きます。窓ガラスも曇って写真はきれいに撮れません。

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こんなところに鉄道をよく開通させたと思いますが、道路も凄い。でもこの道路、国道252号線は、この時期は閉鎖になっています。これが只見線が国鉄時代に廃止路線リストに上がらなかった理由になります。

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全長6km強の六十里越トンネルに入りました。ちょっとトイレに行っておこう。このトイレ内の通気窓(と言うの?)、キハ40系って細かい所が丁寧に作られているんだよな。開けると冷たい風が入ってきます。

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トイレなしキハ48のデッキ仕切り壁も独特なつくりなんだよなぁ。キハ48は新津以外に今も在籍していましたっけ。

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こちらはデッキ側からの写真。多くの人の青春時代の思い出シーンに出てきそう。

座席に戻りますと、エンジン音が止まります。後は坂を転げ降りるようにスピードがどんどん増してゆきます。福島県に入ったんだな、そして私は新潟県の路線をこれですべて乗車。それとあれだけ曇っていた窓ガラスが乾いてクリアになっています。

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トンネルを出た、すごい雪、そして田子倉湖だ。車窓の展開がドラマチックだなぁ。ここは宮脇俊三さんの本で開通日のことが書かれていました。もう一回読んでみようかな。

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広いスノーシェッド。この反対側に廃止になった田子倉駅があるはずですが、見る余裕無し。車内に急ぐ客はゼロだろうし、ゆっくり走ってもらいたい。また少し田子倉湖が見えて、今度は4km弱の田子倉トンネルに入ります。もう田子倉湖は見えません。

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ボックスシートの写真でも撮っておこう。こうみれば急行型シートそのもの。

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上はクーラーを付けたので、昔のままではありません。

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トンネルを抜けしばらくすると只見の街が見えてきます。

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構内にはターンテーブルがあるぞ。

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見えてきた駅舎、ここもこんなに雪が降るのか。1月2月にまた来てみたいなぁ。夏も綺麗だろうなぁ。

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30分走りぬけ、10:15、只見に到着。

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キハ48、この新潟色もそろそろお別れ、Nのデザインも記録に残しておこう。

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それとサボも。

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この只見線縁結びとは何だろう。検索して見ると、小出「 こい(恋)で 」 と会津 「 あい(愛)づ 」を結ぶ・・・だそうで、縁結びの時期がとっくに過ぎた中高年しか乗っていないのが痛い。

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ホームとなりには除雪車。乗り応えあったなぁ、しばらくホームに残って余韻を味わいたいところですが、せわしなくこれだけ写真を撮って、会津川口行き代行バスに乗り換えます。

(乗車は2019年12月)

次の記事:代行バスで会津川口へ(2月に更新します)
関連タグ:JR東日本
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東武伊勢崎線(太田~伊勢崎)乗車記

またまた東武伊勢崎線沿線の用のついでで、未乗車であった伊勢崎線太田より先の末端部の乗りつぶしをします。

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太田駅から乗車するのは9:11発の伊勢崎行き。

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こちらは北千住を7:52に出発して太田まで乗ってきた、りょうもう3号。北千住出発時点で乗車率は7割、久喜からはほぼ満席。いつもガラガラのしか見たことがなかったこの特急で、初めて満席なのを見ました。

それでは出発、運転室右側に立ちかぶりつきです。ところがこの日は雨でして、ガラスについた水滴で写真はうまく撮れそうにありません。カメラはしまいます。まずは太田駅から続く単線高架区間をしばらく走って地上に降りると、複線に出来る用地がある区間を走ります。東武小泉線や秩父鉄道羽生側といい、この近辺はこういう路線が多いです。

最初の駅は細谷、今は変哲のない1面2線配置ですが、側線が存在したスペースがあって、昔は貨物の取扱いがあったのかも。その後は東武特有の薄緑色の架線柱が現れる田園地帯の一直線の区間をひた走ります。

次の駅は木崎。中線の剥がされた跡があり、構内踏切のある2面2線の駅でして、いろいろ歴史ありそうだなぁ。Wikipediaによると、ここから利根川の砂利を運ぶ徳川河岸線というのが伸びていたらしく、木崎出発後に左手に見える保線車両基地となっている2本の留置線がその跡に違いありません。ここからは複線用地の無い普通の単線区間。通勤電車の走る路線としては駅間距離が長く、景色といい両毛線みたい。

狭い島式ホームの世良田駅に到着。かぶりつきしていると架線設備に目が行ってしまうのですが、世良田を過ぎると、右側は東武特有の薄緑色の細い鉄骨トラス柱、左側はコンクリート柱というのがたくさんあって、片側だけどうやって交換するんだろう。

境町駅に到着。木崎と同じように中線のあった2面2線配置で、今は跨線橋がありますが、昔存在した構内踏切を中心に上下線ホームが点対称に位置している駅で、信号機が自動化されていない時代の名残といっていいんでしょうか。ここで前パンの850系と交換です。ここからは架線柱が鉄製とコンクリート製でころころ変わるように、線路際のススキとセイタカアワダチソウも勢力争いを繰り広げています。

男の子の名前みたいな剛志駅、ここを出ると次は新伊勢崎だそうで、JRとの乗換え駅ではありませんと放送で注意があります。線路は高架区間となって、コンクリートスラブの上を滑るように走ります。ここから伊勢崎まで高架なのか、と思ったら降りてしまいます。この辺の地平区間は、複線用地の確保された単線区間です。また高架に上がります。一部用地買収がうまくいかなかったのかな。

再度JR乗換駅ではありませんよ放送があって、高架対面ホームで近代的な新伊勢崎に到着。伊勢崎線の終着駅だった過去のある駅ですが、こうなってしまっては何も解りません。

最後も単線高架区間、無機質すぎて電車でGO!!の画面でも見ているみたい。右から同じく高架のJR両毛線が近づいてきます。

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9:38、終点伊勢崎に到着。27分の乗車で、乗りつぶした距離は19.8km、これで関東の大手私鉄に全て乗車したことになります。(1か月後に相鉄・JR直通線が開通するんですが・・・)

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館林側の前パン車852-1は格好いいなぁ。乗ってきた乗客の多くが、写真右のJR両毛線高崎行に乗換えます。

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外に出てみます。きれいに整備されたバスターミナルは、大学へ向かう私服の学生さんががいっぱいでとても華やか。建築物の完成予想パース図でも見ているみたいです。ここからは本庄早稲田駅に向かうバスがあり、どのくらい時間がかかるかと調べてみれば、約一時間弱。遠いなぁ、東武に乗った方が良さそうです。それと行き先に「スマーク」とデカデカと表示したバスが走っていて、スマークとはなんだ?と調べてみれば、北関東最大のショッピングモールとのこと。

それにしても伊勢崎駅前は、私鉄である東武の駅があることと、B級グルメのイメージから、もっとゴチャゴチャした繁華街があるものと思っていましたが、とても寂しいところです。東口に至っては、離れたところにビジネスホテルが見えるぐらいで、何もありません。街の中心部は、東武で一駅戻った新伊勢崎駅付近なんだそう。

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JR両毛線の改札の列車案内には岩舟行というレアな表示。台風19号の影響で大平下・栃木間の永野川橋梁が倒壊してしまい、この時はこの区間が不通で、バス代行輸送が行われていました。

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伊勢崎線ホームに戻ります。次の10:13発館林行が入線します。今度は前パンでない3連の800系です。

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両毛線ホームに岩舟行が入線します。さすがに211系の幕に「岩舟」は無いようで、「普通」の表示で走っています。

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800系の車内です。両端のロングシートは4人掛けだったのを初めて知りました。

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館林まで戻ります。

(乗車は2019年10月)

関連タブ:東武鉄道

吉備線乗車記

次に乗車するのは吉備線です。乗換案内などでは、吉備線の名称は、今はあまり使用されておらず、愛称である桃太郎線が使用されている感じです。「吉備線」だって、この地方を表す、渋くていい名前なんだけどなぁ。

乗車するのは予定より1本後の15:24発岡山行き。2両編成でして、

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岡山側はロングシートのキハ47 2002。

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総社側はセミクロスシートのままのキハ47 29。

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ちなみに0番線からの発車です。

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時間があるのでホームをぶらぶらしてますと、213系が来ました。
他に何か来ないかなぁ。特急やくもは何時に来るだろう。なんとホームの出発案内に、通過列車の時刻が出ていまして、15:20に上り、15:23に下りが通過することを確認。吉備線は15:24発ですので上りだけ撮っていこう。そして下りホームで待っていると・・・

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上りが遅れて同時に来ちゃいました。右が上りやくも18号、左が下りやくも17号。どちらも4両基本編成に、3両付属編成をつなげた、頭が三つある編成で、きっちり撮りたかったなぁ。

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そしてまた乗り遅れてしまいました。ちなみに総社駅15:24は、吉備線岡山行きと伯備線岡山行きが同時に発車します。

結局乗車する吉備線岡山行は15:53発。ちなみに伯備線ダイヤを更に調べ上げて見ると、16:30過ぎに、この辺でEF64貨物がすれ違います。

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さっきと同じような写真の繰り返しですが、今度の編成は、前がロングシートのキハ40 3001。

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後ろがセミクロスシートのキハ47 1022。

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中間にあるキハ40の乗務員室、ここだけは内部のパネルを替えておらず、唯一国鉄の雰囲気が残るところです。徐々に乗客が増えて来ましたので、進行方向右側のボックスシートに座って待ちます。

それでは出発、乗車率は全てのボックスが一人か二人座る程度。しかし1m動いて停車。ドアが開き、おばさんが一人乗車します。今度こそ重たい車体をもっそり動かして出発。すぐに伯備線と別れます。

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次の東総社は、総社市の中心なのでしょうか。半分の乗客が降りて、その倍ぐらい乗ります。交換するのはキハ40と47の2連、こちらもロングシートとクロスシート車の組み合わせです。

住宅と田んぼが半々のところをゆったり走ります、沿線はセイタカアワダチソウが満開、柿もたわわに実ってます。

岡山県立大学のある服部でお洒落な大学生が大勢乗車し、車内がちょっと華やかになります。緑豊かな大学のキャンパス右に見て、雑木林を越え、高速道路潜り、足守に着きますと、そこからは分譲住宅地で、もう岡山市街地なるんでしょう。どこも大きい家で羨ましいなぁ。

備中高松に到着。ここで高校生がどっさり乗車し、私のボックスも4席埋まります。隣のホームも高校生でびっしりです。ここの駅舎の前には、「備中高松」の駅名票の横に、「最上稲荷」の駅名標もどきがあって紛らわしいです。それと岡山を起点とする路線に「高松」があるのも紛らわしいなぁ。ここで3分停車して下りと交換。キハ47の2連で、ロングシート車とクロスシート車の組合せですが、今まで見たのと順序が逆で、岡山側がクロスシート車です。

吉備高松のつぎは吉備津という駅。香川県から三重県に飛んだぞ。吉備の津なのではなく、吉備津神社というのがあるらしい。石碑が置かれ、明治天皇駐車場跡と書かれています。

台風の影響か、稲がぐちゃぐちゃに倒されている田んぼを見て、備前一宮に到着。使用しない対向ホームが庭園のように整備されています。出れば吉備津彦神社というきれいな神社が見えます。吉備津神社に吉備津彦神社か、わけわからんなぁ・・・なんて書くと、日本史を全く勉強しなかったことがバレてしまいますが、後で調べてみれば、どちらも吉備津彦命を祀った神社で、吉備国を三つに分けて、備前国にあるのが備前一宮駅近くの吉備津彦神社、備中国にあるのが吉備津駅近くの吉備津神社とのこと。そして備後国にもちゃんと福山市の福塩線沿線に吉備津神社が存在します。また、備中国の吉備津神社は、桃太郎の伝説にも関係するらしい。

大安寺でまた交換で3分停車。新幹線のすべての列車が停車する大都市岡山の都市鉄道としては、あまりにもトロい。そして交換する2両のキハは満員です。

最後は住宅の中にポツンとある備前三門駅。妙に生活感が感じられる駅です。学校の裏手を走り、いつのまにか単線高架になって、裏口からそっと大ジャンクションに交わります。

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16:35、岡山に到着。20.4kmを42分かけていますので表定速度は29km/h、遅いなぁ。2ドアですので、下車するのも時間がかかります。

吉備線にはLRT化の計画がありまして、今まではどうLRT化するのかい?と、疑問に思っていたのですが、乗車した後の感想として、こんなに混雑する都市鉄道なのに、どうして今も2ドア国鉄形のキハ40系が、30分に1本しか走っていないのか、疑問に思うようになりました。

LRT化でどう変わってゆくのか楽しみであります。きっと桃太郎の軽快なリズムにピッタリのイメージのLRTが走り、成功を収めることでしょう。

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それにしても岡山は国鉄車両がいっぱいです。津山線キハ47の4連に、黄色い115系。

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全国でここだけになった381系(この窓が合ってないクロ381には、あまり乗りたくないなぁ)、DE10もひょっこり登場。

岡山では新幹線に乗る前に、改札内の吉備うどんで、肉きんぴらそばなるものを食べて行きます。ここはつゆが美味しいんです。

(乗車は2019年10月)

前の記事:井原鉄道乗車記
関連タグ:JR西日本

井原鉄道乗車記

岡山で午前中に終わる用がありまして、井原鉄道とJR吉備線を乗りつぶします。

2019年10月末のこの日はどんな日だったのか、自分の記憶のために書いておくと、前日に新幹線で岡山入りしたのですが、2週間前に関東を直撃した台風19号の豪雨で、多摩川の河川敷は酷い状態で、大木が根こそぎ倒れてました。そしてこの日は千葉県豪雨の日であります。

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まずは新幹線さくらに一駅乗って福山に来まして(とても高くついた・・・)、13:35発の福塩線万能倉行に乗車します。7年前の福塩線乗りつぶしでは、転換クロスシートの115系に当たってしまったのですが、今回はこの路線の主であるロングシートの105系に乗車できます。

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お城バックでも撮っておこう。そろそろ引退なんだろうなぁ。

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隣のホームには井原鉄道直通のキハも停まっていまして、14:18発早雲の里荏原行になります。こちらは転換クロスシートの特別車です。

福塩線は3駅の乗車でしたが、備後本庄から横尾までが、駅間距離が長くカーブも多く、雰囲気がいい感じです。クモハもいい音を聞かせてくれます。

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13:47に神辺着、13:51発の総社行き乗り換えます。切符は食堂にあるような券売機で購入します。

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乗車したらすぐに出発、最初だけ前でかぶりつきます。この渡り線は、さっき福山で見たキハが通るところ。

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勢いよく加速し、高架になって福塩線と別れます。クロスシートは埋まってまして、トイレ後ろの狭いロングシートに座ります。走るのは以外にも住宅地が続きます。

二つ目の御領で交換、ここで後ろ方のボックスシートが空いたので移ります。座った座席真下のエンジンがドコドコと凄い音を立てて加速します。この車両、正式にはIRT355形というもので、私は前面の顔からJR西日本のキハ120と同じ車両のボックスシートが多い仕様だと思っていたのですが、ちょっと違うぞ。よく見ればドアはヒラヒラの折戸でなく、ちゃんとした引戸、車体長も長いような、とにかくパワフルなキハ120です。車内も窓ガラスもきれいに清掃され、特急車両に乗っているみたいです。

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住宅街をずっと走って14:06、この鉄道の中心駅だろう井原に到着し、乗客が半分入れ替わります。恥ずかしながら「イハラ」ではなく「イバラ」と読むことを、ここで初めて知ります。すでにここは岡山県で、広島岡山の県境や分水嶺は住宅地の中で越えてしまったようであります。

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小田川を渡ります。昨年(平成30年)西日本豪雨で氾濫した川です。

次の早雲の里荏原を出ると左手に車両基地があり、見た目は地味な車両ですが、走りは激しいIRT355形がいっぱいいます。

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三谷で交換。ここから坂を上がって行きます。長いトンネルに入ると、耳が激しくツンとします。トンネル内で勾配が終わったようでエンジン音が止まり、トンネルを抜けると見晴らしがとても良くて爽快です。分水嶺を越えたみたいな雰囲気ですが、右手に流れる川は、さっきまでと同じ小田川。不思議なトンネルです。

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備中呉妹を出てから見える小田川。この辺から窓が取り払われ中が空っぽの家が何軒かあり、昨年平成30年西日本豪雨の被害の跡が今も残っているのが見えます。一方で新築している家、新築なのか改修なのか足場をかけている家も多く見られます。二度とこの場所で氾濫が起きないように願いたいです。

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吉備真備駅です。西日本豪雨の時、茶色い海の中にポツンと浮かんでいるみたいに見えた駅です。ちなみにここは、吉備国の真備町の中心で「きびまび」と読むのではなく、奈良時代の遣唐使であった人物、吉備真備の読み方で「きびのまきび」駅。

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これは最近の被害なのか河川敷の野球場のひっくり返ったフェンスを見て高梁川を渡ります。

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高梁川を渡ればすぐに伯備線の下り線の上を跨ぎます。なんだか鉄道模型のレイアウトみたいな風景です。

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続いてトンネルに入る伯備線の上り線が見え、清音駅に到着。降りる高校生がいっぱいで写真は撮りそこね

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後ろから見るJR伯備線と井原鉄道との重複区間です。ここは乗りつぶしをする人にとって、ルールをどうするか判断が難しい区間です。私は伯備線で乗車したことにし、井原鉄道のこの区間は、未乗車区間には計上していなかったのですが、これでスッキリします。

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14:45、終点総社に到着。運転手さんに切符を渡して下車します。JR駅とは改札が分離された島式ホームで、その先は2本の線路とも車止めがあり、同じ非電化のJR吉備線と直通運転が始まるような雰囲気はありません。

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伯備線ホームに降りまして、横からIRT355形を見ます。キハ120の全長が16.3mなのに対し、こちらは18m。

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下り伯備線は、前パン平面顔の115系が来たぞ。

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跨線橋を渡っていると、上りは湘南色115系で来ました。

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これって珍しいやつだっけ?と、反対ホームにまた降りて写真を撮っていたら、予定していた14:54発の吉備線に乗り遅れます。

(乗車は2019年10月)

次の記事:吉備線乗車記
関連タグ:

秩父鉄道乗車記3(熊谷~羽生)

秩父鉄道乗りつぶしの最後の区間、熊谷から羽生に向かいます。この区間は沿線に観光地なし、貨物列車も蒸気機関車列車も走らず、鉄道ファンにとっては面白味に欠けるところですが、秩父鉄道にとっては最も乗客が多く収益を上げるところとのこと。

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10:26に熊谷始発となる羽生行きは、元都営地下鉄三田線の5000系で来ました。先頭のデハ5001に乗車します。製造されて47年、秩父に来て20年、渋いなぁ。

でも子供の頃は、スタイリッシュな営団6000系などに比べて、ダサいなぁと思ってた車両でもあります。

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上段窓に取手みたいのがついていますが、外部から上げ下げ出来るようになっているのでしょうか。気になって熊本電鉄の同型車両の写真を見てみると、熊本のはこの部分にビス穴が開いていますので取り外されたようです。取手は都営時代からあったようです。

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それでは出発です。右の留置線の細いレールは、何キロレールなんでしょう。

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細い線路が収束して尽きると左にカーブして勾配を上り、

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JR高崎線を跨ぎ、

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今度は上越新幹線の下を潜ります。

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両側とも道路との境に柵がない直線をけっこうなスピードで走ります。JRのしがらみから開放されて、清々したみたいな走りです。それと左は複線化するための用地だったのでしょうか?

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ソシオ流通センターという新しく出来た片面ホーム駅に停車しますが、その後走るのは普通の住宅地の中。やっぱり柵は両側とも無しで、寄居側とは雰囲気がだいぶ違います。突如現れる目立つ建物はラブホ。

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Y字ポイントのほっこりした駅は持田駅。

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行田市駅に着きます。JTB時刻表の索引地図では市の代表駅として◎(二重丸)で表される、この区間における重要な駅です。側線もありますので、昔は貨物の取扱駅だったのでしょうか。

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側線があって、架線柱や梁の造りがごちゃごちゃの面白い駅は武州荒木。交換するのは5000系だし、熊本電鉄の北熊本駅を思い出します。

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右の柱のワイヤーの張り方が素敵です。なんだかローカル線らしさは寄居三峰口間に負けてません。「ゆるさ」という基準で見れば、こっちの方が勝っているかも。

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武州荒木を出れば再び田んぼの中の直線。ここは東武や東京メトロの新車が秩父鉄道のデキに牽かれて回送される際、撮り鉄で賑わう場所はここでしょうか。

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またもやY字ポイントで始まる緑豊かな島式ホームの新郷駅があって、最後は片面ホームなのに橋上駅舎の西羽生駅(上写真)。将来島式ホームに出来るようになっているのですが、実現するのかちょっと疑問。

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西羽生を出ればひたすら右にカーブ、ここも複線の用地が確保されています。

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最後は小さな踏切の連続、徐行して走ります。

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東武の線路が見えると、終点の羽生駅です。

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10:48、終点羽生に到着です。この先で東武と線路が繋がっています。

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お客さんのいなくなった車内、この座席のモケットは都営時代からのものでしょうか。この電車が走っていた頃の三田線は、あまり縁が無かったので覚えていません。

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じっくり電車を観察したいところですが、一人改札を出ないのも怪しいですので、階段を上がります。これで埼玉県の鉄道に全部乗車です。

***

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この日は東武伊勢崎線沿線での用事を終えて久喜駅に戻ると、目の前に引退が近い東急8500系が停まっています。いつもはここでJRに乗り換えですが、この日はこれに九段下までかぶりつきをして帰りました。なんてったって速いし、先頭車は両端とも電動車で爆音も聞ける、かぶりつきを楽しめる車両として、東急8500系は最強です。

(乗車は2019年10月)

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QJ7000

Author:QJ7000
おじさん鉄道ファンの日本の鉄道乗車記録。2012年、ふと日本の鉄道全線に乗ってみたいと思うようになり、乗りつぶしをスタート。現在の未乗区間は約2,850kmで、今の生活パターンだとすべて乗りつぶすにはあと10年ぐらいかかりそうです。路線や車両に愛情を込めながら、少しずつ記録に残しておこうと思います。古い記事をご覧になりたい方は下のカテゴリーの「年別目次」からどうぞ。

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