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明知鉄道乗車記

岐阜県の旧国鉄第三セクター鉄道3兄弟の乗りつぶしの最後は明知鉄道です。

乗車するのは、恵那12:25→明智13:19の急行列車で、時刻表上では食堂車も連結している列車です。

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早めに入場してホーム先端で待ちます。急行来た!あれっ?今日は1両?食堂車は?

今回の旅行のプランを練っている時は、一人ぼっちながら食堂車の乗車を考えていたのですが、県民割のおかげで泊まりたい駅のホテルが取れず、スケジュールを迷っているうちに、食堂車申込期限の10日前を過ぎてしまっていたのでした。どうやら今日は催行人数に満たなかったようです。

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急行列車なので「大正ロマン」のヘッドマーク付き。乗客はどんどん増え、8割の座席が埋まるぐらいの混雑になります。地元の人はおらず、みんな(おそらく)旅行者で、カメラを首からぶら下げています。

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それでは出発、昨日の樽見鉄道に続き、明知鉄道にも同好の士が多く、運転室周りは人がいっぱい。出発してしばらくは後方の風景を見ます。

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しばし中央本線と並走、木曽川の支流の阿木川を渡ります。

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そして中央本線と別れるのですが、この明知鉄道と中央本線の線路が繋がっていないというのは、線路はどこまでも続いていると信じていた昭和のおっさんにとって、ショッキングな光景です。国鉄から明知鉄道になって37年、直通列車が走ることは無いだろうし、新車搬入だって10年に何回あるかという頻度だし、仕方ありません。

中央本線と別れると、すぐ登坂に入り、軽快なレールバスも極端にスピードが落ちます。坂を登れば、右に恵那の街を見下ろすように走ります。恵那のランドマークのような、煙突から煙を出している工場は、製紙工場のようです。東野駅をゆっくり通過し、しばらくして山の中に入って行きます。

連続カーブになかなか終わらない登り坂、駅間距離も長く、ここが明知線のクライマックスか。やっと一つの峠を越えたみたいで、その後飯沼を通過し、トンネルに入ってエンジン切ります。

古い民家が点在する里山をゆったり走るのですが、突然キンキラキンの駅が現われます。極楽駅、そんな名前の駅あったのか。みなさん車中から写真を撮っています。このブログを書くにあたって知るのですが、2008年に出来た駅らしい。

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次の岩村は上り列車と交換しますので、最後尾の窓に行ってみれば、いい感じのカーブです。

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そして岩村。交換するのは新しい顔の車両だ。腕木信号機が保存されているとのことですが、見落としてしまいました。ここからまた上り坂をうんうんと登ります。

次が花白温泉、駅前に日帰り温泉施設があります。しっかりした食事も取れそうで、寒い季節ならこういう駅で途中下車するのいいな。

次の山岡、古いレールバスが保存されています。ここにも寒天館という観光施設があります。明知鉄道には、途中下車が楽しそうな駅がたくさんあります。そしてまた坂を登って山の中に入って行きます。

左手に明智の街が開けてきて、そろそろ終点に着きます。これは帰ってから地図を見直して知るのですが、この明知鉄道、岩村までが木曽川の流域、花白温泉と山岡は庄内川の流域、野志と明智は矢作川の流域となります。単純に木曽川の支流を遡って行くのだと思っていましたが、2つの分水嶺を越える、‰会に加入していてもおかしくないくらいの山岳鉄道だったのでした。

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終点明智に到着、目の前に古いレールバスがいるぞ。アケチ1形のアケチ6で、帰って調べてみれば、2017年と割と最近まで予備者として在籍していたとのこと。

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駅の奥の方に車両基地があって新旧車両が並んでいます。駅員さんが改札口で待っているので、ホームに長居は出来ず、外に出ます。

駅舎内は何かの受付が始まり、似たような服でリュックの個人旅行者が集まってます(私も同類なので声をかけられました)。彼らは気動車の運転体験に参加する人達でして、それで今日の急行列車には運転席横に、多くの人が集まっていたのか。運転手さんも、動作一つ一つをよく見られて、さぞ緊張したかと思います。

外に出て食事します。何も下調べしないで来てしまいましたが、駅前には日本大正村という観光施設があって、その駐車場の横の食堂に入ります。ランチの営業が終わる寸前でしたが大丈夫とのことで、早く出来る冷やし中華を注文。食堂では、いろいろな自家製の漬物をおまけで出してくれまして、それも美味しかったです。

* * *

お腹を満たして明智駅のホームに入ります。今日は名鉄広見線と明知鉄道明知線の、2つの明智駅を見ました。岐阜県の割と近い場所に同名駅が2つあるのは、旅行者にとってはちょっと紛らわしい。

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レールバス・アケチ6、しっかり写真を撮っておきます。
第三セクター鉄道の発祥時に数多く生まれた車両ですが、耐用年数の低さから、あっという間に姿を消してしまいました。本当に線路の上を走るバスのようで、私はあんまり好きになれず、乗車経験がほとんどありません。

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中線に停まるアケチ12、これも引退した車両とのこと。

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戻りの列車は、明智13:59→恵那14:49の普通列車、入線したのは往路と同じアケチ13でした。急行ではありませんので、ヘッドマークは外されています。

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奥では運転体験のアケチ10が行ったり来たりしてます。

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並んだ。私も運転してみたいな。

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恵那に戻ってきました。気持ちいい揺れに、帰りはほとんど寝てしまいました。7分後の中央本線普通で中津川に移動します。

(乗車は2022年8月)

前の記事:名鉄広見線末端部(新可児~御嵩)乗車記
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関連タグ:旧国鉄の第三セクター路線明知鉄道
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名鉄広見線末端部(新可児~御嵩)乗車記

太多線の乗りつぶし中ですが、可児で途中下車して、名鉄広見線の末端部(新可児~御嵩)の乗りつぶしをします。自動券売機で切符を買って、名鉄新可児駅の櫛形ホームへ、まずは犬山方面ホーム先端から、到着する電車の撮影です。

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おっ、犬山方面からと御嵩方面から同時に来たぞ。

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右のが広見線末端部で運用される6000系2連。このパノラミックウィンドウの可愛らしい顔の6000系に、今回の旅行でやっと会えました。かつては名鉄を代表する顔だったと思いますが、本当に隅に追いやられてしまった感じです。

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ホーム側を振り返ります。右の鉄仮面で強そうな顔の6500系も、登場して38年で、古い電車が集結です。急ぎ足で御嵩方面のホームに移動します。

ちなみにこの駅には、1990年代前半の新旧パノラマカー乗りまくり旅行で来て、御嵩行の吊り掛け電車(800形だった記憶)を見ているのですが、その時はパノラマカー優先でしたので、折り返してしまってます。

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中間改札を通って御嵩方面ホームへ、乗るのは9:14発の御嵩行。

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このホームは2両でいっぱい。それでは車内へ。存続問題が取り沙汰される路線だけあって乗客数は一桁、これなら昔走ってた、2軸のレールバスのキハ10形で充分です。

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座席に中腰になって、かぶりつきさせてもらいます。それでは出発。

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明智駅手前で現れる広い空間、ここは何かあった跡っぽいです。もしかして東美鉄道時代の旧線跡でしょうか。

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明智駅に着きます。八百津線(2001年廃止)が分岐していた駅です。

2面3線で、清く正しい日本のローカル線の小駅です。新可児〜御嵩間は1本の電車が機織り運用をこなすだけなので、この駅で交換することがないのですが、乗車した時は、下りは2番線、上りは3番線と、使い分けていました。しかし2023年3月に一線化され、左の1番線は車椅子用のスロープが設置されたとのこと。

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明智を出発、左右に貨物ホームがあります。何を積んでいたんだろう。架線ビームがとても長く、かつての分岐駅としての賑やかさが想像できます。

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八百津線の跡である、下に線路がない架線設備は何かのモニュメントみたいだな。

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八百津線の跡がカーブを描いて別れて行きます。八百津という怖そうな地名から、凄い山奥に入って行く支線のイメージでしたが、地図を見れば、木曽川本流に寄り添って走るのは八百津線の方だったのか。

列車はワンマン運転だと思ってましたが、2名の車掌さん(先輩教育係と新人さん)が乗務しており、肉声での停車駅案内と、途中駅からの乗客(いませんでしたが)への切符の販売が行われていました。

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終点一つ手前の御嵩口駅。1952年まではここが終着駅で、1963年までは貨物列車が発着していたらしい。架線ビームが長いのが、その名残のようです。

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あと1駅です。木製ポールが連続で続き、

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すぐに終点の御嵩駅が見えてきました。

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9:25に到着。モザイクかけちゃいましたが7,8人の乗客が待っています。

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運転手さん、車掌さんが入れ替わって、4分の停車で出発します。

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せっかく来たので30分後の次のに乗ることにして、外に出ます。御嵩と言えば中山道の歴史ある宿場町だそうですが、宿場町とは反対の線路側を歩いてみることにしまして、

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駅から一番近い踏切で、いつまで走るかわからない6000系を撮影します。

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駅に収まるのを見て、4分で出発してしまいますので走って駅に戻ります。

***

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帰りは、御嵩9:59→新可児10:10に乗車、降りる際に車内の写真を撮っておきます。大きな窓に布のカーテンがゴージャスで、さすがはブルーリボン賞を受賞した車両です。でもカーテンは、JR東日本の大量生産車のように、無いのが一番いい。

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新可児駅の改札外から撮影。10時を過ぎたらワンマン運転になるようです(前面窓左側にワンマン表示)。これで名鉄を代表した名車6000系を見るのも最後になるのかな。

名鉄新可児駅の駅舎には、たこ焼き屋さんが入ってまして、立って食べられる、みたらし団子と五平餅を買って朝食にします。昨日ベトコンラーメンの食べ過ぎで、朝から何も食べる気がしなかったのですが、やっと食欲が出てきました。五平餅が美味しかったです。

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JR可児駅で多治見行列車を待っていると、御嵩から6000系が帰って来ました。今度は犬山方面からと、ぴったりの同時到着でした。

(乗車は2022年8月)

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関連タグ:名鉄

JR太多線乗車

愛知と岐阜県の乗りつぶし旅行の3日目は、JR太多線から。

岐阜県の多治見と美濃太田を結ぶ、全長17.8㎞単線非電化の太多線は、私にとってJR東海で最後の乗りつぶし路線です。ちなみに「たいたせん」と読むことを知ったのは、恥ずかしながら最近だったりします。


美濃太田~可児


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乗車するのは美濃太田8:40発の多治見行、キハ75の2連です。

それでは出発。最初に注目するのは左側の車窓で、まずは高山本線と別れ、美濃太田車両区が広がります。

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おっ!昨日大垣で見たキヤ95だ。

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朝のラッシュ時だからか、基地は空っぽのようです。

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そして美濃川合に到着寸前で見えて来ました、かつては博物館入り予定の引退した車両(須田コレクションなんて言われていました)が留置され、今は博物館入りが叶わなかった車両が仮置されるスペースです。

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シートが掛かって見えませんが、左からトキ900、キハ30、キハ58。

キハ30は、夏は暑くて冬は激寒、窓は汚いし排ガス臭いし、鉄道旅行が嫌いになる要素が一杯の車両でしたが、今となってはそれもいい思い出かも。博物館に展示されれば、昔を懐かしんで喜ぶ人も多いかと思います。キハ58については、どうしてリニア・鉄道館入りから漏れてしまったのか疑問。他でも多く保存されているからか。3軸の無蓋車トキ900は、鉄道博物館よりも、戦争博物館的な所の方が向いているような気がします。この3両の陰に、クモハ103もまだ残っているらしい。

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美濃川合に到着。かぶりつきしようかな。ワンマン運転で降りる人も多そうなので遠慮しておこう。

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美濃川合を出たら木曽川を渡ります。下流側の光景でダムのところなので鉄橋は長い。

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こちらは上流側。川合の名の通り、川の合流地点で、左が飛騨川、右が木曽川になります。川では高山本線の方が支線扱いです。そうだ、この太多線も、支線ではなく中山道本線になるはずでした。

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名鉄広見線がオーバークロスして左側に、

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スイッチバックの名鉄新可児駅が見えて、

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8:47、可児に到着。一旦降ります。

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交換するキハ75は3両、1両単位での増結は最近になってからでしょうか。こんなこと出来たんだ。

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中山道本線の東京方面への普通列車を見送って、名鉄広見線に乗りに行きます。

* * *

可児~多治見


名鉄広見線を乗り終えて、再び太多線で多治見を目指します。

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可児10:44発の多治見行に乗ります。来たのはキハ25 1000番代のトップナンバーでロングシート車になります。

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可児で交換するのもキハ25。朝はキハ75ばっかりでしたが、太多線は転換クロスシート車とロングシート車がごっちゃになって走っているのか。半分以上の座席が埋まる乗車率で、座れなかったということで、かぶりつきを楽しませてもらいます。

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可児から2つ目の姫という名の駅、左右対称で鉄道模型の完成品ホームをそのまま置いたみたいな整った駅です。

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姫を出ると峠越え区間になるぞ。この辺の川と鉄道路線の関係が、よく分かってないので地図を見ると、この峠を越えたら庄内川の流域になるのか。多治見は岐阜県なので、ずっと木曽川流域だと思ってました。

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小泉でキハ75と交換

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坂を下って多治見の盆地が見えて来ました。暑そうな街です。

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中央本線と合流し、

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しばらく並走して多治見駅が見えてきます。

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11:05に多治見到着。これでJR東海には全部乗ったぞ。

多治見駅で211系などを撮影


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多治見駅では23分の接続時間があり、中央西線の車両をちょっと撮影します。まずは315系、このタヌキ顔は、東急1000系貫通形の顔が再現されたみたい。

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中津川発名古屋行快速は、211系の4+4で来ました。315系はデビューしたばかりなので、211系もまだまだ健在です。

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しなの9号で、383系の10連、今日は後でこれにも乗ります。

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多治見で折返す普通は、3+3+2の8連、多治見側6両が211系で、

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名古屋側2両が転換クロスシートの313系1300番台、普通車にグリーン車を連結しているみたいで、面白いな。

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乗車します多治見11:28発の中津川行快速も211系で来ました。JR東海の211系は助手席側の窓が大きく、前面展望が素晴らしいかぶりつき席になっています。しかも登坂する際のモーター音が聞けるクモハだ。でも残念ながらかぶりつき席は、お子様とお母様が座っており、ちょっと下がった席に座って、恵那に向かいます。道中撮り鉄をチラホラ見かけますので、EF64 1000番台の貨物でも来るのかもしれません。

(乗車は2022年8月)

前の記事:長良川鉄道乗車記2(美濃市~北濃)
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関連タグ:JR東海

長良川鉄道乗車記2(美濃市~北濃)

長良川鉄道の乗りつぶし、美濃市から先の後半です。
前半はこちら

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まずは美濃市駅北濃側ホーム先端で、上り列車が森の中から出てくるところを撮影。

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北濃発で、景色の良いところを徐行する「ゆらーり眺めて清流列車2号」なので、旅行者と鉄道ファンが多く乗車しています。

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これは話題のヤマト運輸の宅急便混載車だぞ。この車両は「ナガラ300形305号」ですが、これだけは「キハニ305」を名乗ってもらいたいところ。各地のローカル線でキハニが復活すれば面白そうだな。

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私が乗る16:06発の下り北濃行が来ました。美濃太田方面ですれ違った時は2両編成でしたが、切り離して単行になったようです。それでは出発、終点北濃までは1時間29分の長丁場です。

美濃市から二つ目の湯の洞温泉口付近から、いよいよ左手に長良川が見えてきます。

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前方を見て、指定列車30kmの標識があるところが、景色が良いところのようです。ここは八坂を出たあたりの鉄橋。

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この列車は徐行しませんが、こんな景色が展開します。今日は天気が悪く水量も多いようで、清流には見えません。

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みなみ子宝温泉に着きます。駅に温泉があるみたいです。待ってる人多数、でも乗らない、美濃太田方面を待っているようです。

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大矢で交換するのは、さっき乗った国鉄急行色だ。次の駅から温泉帰りの客で賑わうことになります。

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見どころが続きます。ここは大谷を出た辺り。

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深戸と相生の間。

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相生手前の鉄橋。

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相生を出たあたり。

長良川鉄道の車窓は、見下ろす美しい長良川がメインなわけですが、上を見上げれば高い位置に高速道路(東海北陸自動車道)があります。1996年に郡上八幡まで、1997年に白鳥まで、2006年に北陸側まで全通、そして2026年には白鳥から福井まで中部縦貫自動車道というのが全通するそうで、越美線が高速道路で完成します。高速道路すごいです。

郡上八幡に着きます。降りる人多数、美濃太田から乗車した時間は1時間20分、岐阜からだと1時間52分、ずいぶん奥まで入ってきたなと感じます。でも車で高速道路を使ってきたら、すぐ着いちゃうんだろうな。ちなみに岐阜から高速バスだと1時間20分で着きます。郡上八幡を出たら、左に道路があって美濃白鳥方面に向かう車が渋滞しています。それを列車がごぼう抜き。ローカル線で時々ある、ちょっとスッキリする光景です。

自然園前、山田、徳永辺りにも、短尺レール区間があって、聞いていて心地良いレールのジョイント音が楽しめます。郡上大和でまた交換、長良川鉄道は列車本数が多いです。季節が夏でなかったら、子宝温泉に途中下車して温まってくプランが良さそうです。

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美濃白鳥に着きます。越美北線九頭竜湖へのバスが出ていた駅です。ここで数名が降り、乗客は私含め2名だけになります。終点まであと2駅。雨が激しくなってきました。そういえば越美北線も最後の2駅分が土砂降りだったんだよな。

最後の2駅は、越美北線では長いトンネルにスピードを出して突っ込み、雰囲気がガラッと変わりましたが、越美南線の方は今までと同じように川沿いを淡々と走ります。長良川が細く浅い川になったぐらいしか変化はなし。

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そして17:35、終点の北濃に到着しました。

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傘をさして駅の外?からナガラ306を撮影します。風情のある駅だなぁ。それと長良川鉄道の標準色は50系客車っぽくて好きだ。

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ターンテーブルも残ってます。

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駅前に出るとバスが来ました。九頭竜湖行!?ではなくて、ひるがのスキー場行、県境は超えません。北濃まで来た、もう一人の乗客は、このバスに乗車。

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そして駅舎には飲食店が入っている。もっと早く気付くべきでした。帰りの美濃太田行は18:00発、食べる時間あるかな?、とりあえず入ってみよう。店員さんにどのぐらいで出来そうか聞いて、暖かいとろろそばを注文、ちゃんと間に合って、美味しかったです。中央のテーブルで背筋を伸ばして定食物を食べているのは運転手さんでした。

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暖かいそばでお腹と、それ以外に心も満たされて、終着駅を後にします。

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北濃からの帰りは私一人でした。樽見鉄道では1両しかないクロスシート車に当たりましたが、長良川鉄道では少数派のロングシート車に2回も当たってしまいました。

長い盲腸線の乗りつぶしは、折り返しが大変、北濃18:00→美濃太田20:14、外の景色もそろそろ見えなくなるし、2時間14分は長い。美濃白鳥で何人か乗車し、私一人ではなくなり、ちょっと安心します。

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郡上八幡では13分停車します。まずはトイレ、隣に並ぶのは運転手さんだ。長良川鉄道の車両は、基本トイレ無しなので、こうして長めに停車時間を取るのかと、時刻表を見れば、そうでもないぞ。ゆら〜り眺めて清流列車1号なんか、富加3分、関3分、郡上八幡4分、郡上大和4分しかない。観光客で混雑する列車では、ビールは控えた方が良さそうです。

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長良川鉄道の駅はどこも素敵です。

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反対のホームからも撮っておきます。越美南線が越美線として全通していたなら、ここからキハ85(HC85)の特急おくみのが発着していたかと思う。

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跨線橋も独特の構造。

郡上八幡からの乗客数は7名、みなさんスマホ、子供までスマホを覗き込んでます。長時間の乗車も退屈しないはず。心配なのはバッテリーか。美濃太田に近づくにつれて、乗客は減ってゆき、関からは3名になってしまいます。

富加までの短尺レールの音がとても気持ちいい。動画撮っとけば良かった。それにしても長時間のロングシート、背中痛くなってきた。

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20:14、やっと美濃太田に戻って来ました。雨が強くなってます。折りたたみ傘を用意してきて良かった。北陸地方は大雨で、路線情報を見ると、JR西日本の越美北線、高山本線、大糸線、小浜線、氷見線、城端線は午後から運休とのこと。そんな中で地鉄は通常運転らしい。

今日の宿泊地は、駅そばの古いビジネスホテル。この日も昨日と同じように、県民割のおかげで岐阜県のホテルはどこも満室で、数日前に出たキャンセルを、なんとか確保できた次第です。

夕食は中華料理屋へ、生ビールと料理2品、その後でベトコンラーメンを注文し、ライスももらって食べたら食べ過ぎた。美味しかったのですが、ベストコンディションには程遠い状態で、20分ほど傘さして、昭和の雰囲気の美濃太田の街を歩き回って腹ごなししてから、ホテルに戻りました。ちなみに美濃太田の駅周辺にはコンビニがない。

* * *

翌日朝、美濃太田駅の長良川鉄道乗り場には、水戸岡デザインの車両が停まってました。

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ロングシートの背もたれを高くしたら、景色見えにくくならないかなぁ。窓の上にも意味のないステッカーを貼って視界を狭くしているし。昨日は、この車両にも当たらなくて良かったと思う。

(乗車は2022年8月)

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関連タグ:旧国鉄の第三セクター路線長良川鉄道

旧名鉄美濃駅を見学

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長良川鉄道の美濃市駅で途中下車しまして徒歩約3分、廃止された名鉄美濃町線の美濃駅跡に寄り道します。こっちも長良川鉄道美濃市駅と同じ1923年に開業した時のままで、文化財に登録され、大切に保存されているのは、ありがたい限りです。

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時刻表が残っていて、昼間の時間帯は、ここから40分に1本、岐阜に向かう電車が出ていたようです。岐阜までの所要時間は、1990年代の時刻表を引っ張り出して見ると、大体60分程度。

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ずらり並ぶ保存車。うーん、素晴らしい。1999年に廃止される前に来たかった。

名鉄600V線を代表する電車といえば、中央の流線形丸窓のモ510形ですが、まずは右の強烈な個性派電車のモ600形の601から見てみます。

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小学生の頃に雑誌で見て、ごっつい新型の路面電車だなぁと思ってました。前面に強そうな漢字一文字の「関」のサボが、イキっているみたいで似合っていました。(徹明町もそれなりに強そうな名前です)

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屋根上の分散クーラーに見えるのは実は抵抗器で、台車やモーターも旧型車から流用品だと知ったのは、大人になってから。ドアはブルートレインみたいな細い折れ戸だったんだな。1990年台前半の新旧パンラマカー乗りつくし旅行の時、名鉄岐阜駅で見たのですが、乗りも撮りもしなかったのは申し訳ない。

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ステップを上ります。

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狭い車体です。座席外されてしまいましたが、路面電車のくせに1+2列の転換クロスシートだったんだよな。

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ドア横に立って、かぶりつきするとこんな感じに見えたのか。

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こんな間近で運転シーンが見れたのか、機器に手が届きそう。

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降りる時は怖い。年寄りは後ろ向きになって、両手で手すりを掴んで降りるレベル。

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それでは次にモ510形の512。

モ510は、1990年台前半の新旧パンラマカー乗りつくし旅行の時、名鉄岐阜駅を降りたところで、たまたま来たので撮っています。ネガの変色が悲しい。

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前がJR岐阜駅前で保存されている513で、後ろがここで保存されている512。ガラガラに空いているし、やっぱり乗るべきだったなぁ。

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車内は、こっちも自慢の1+2列の転換クロスシートが外されてしまっています。

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こっちもドア横に立ってみます。かぶりつきには不向きで、前面展望の写真は全然撮れそうにない。

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運転室は半円、運転席を中心に機器が円を描いていて操作しやすそう。

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最後は3ドア車のモ590形の593。この電車とは初対面のはずですが、現役の仲間を別の土地で見て乗ったぞ。とさでんの591だ。

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この電車は、ロングシートが残置されてます。とさでん591の車内の色もこんな感じでした。

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かぶりつき席からの眺め。3ドア車なので前に人が立たれると見えない。

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いいなぁ。

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もう一体、札幌から来たモ870形876のカットモデルが置かれています。

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岐阜側から見る全景。

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この角度から撮ると、まだ現役みたい。

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名鉄美濃駅跡を後にします。素晴らしい場所でした。

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旧名鉄美濃駅から長良川鉄道美濃市駅への道、今は何も無いと表現してもよさそうです。名鉄現役時代、国鉄時代はメインストリートとまではいかなくとも、それなりに賑わった道だったはずです。その頃はどんな通りだったのか、あんまり想像できません。

(訪問は2022年8月)

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QJ7000

Author:QJ7000
おじさん鉄道ファンの日本の鉄道の乗車記録です。2012年、ふと日本の鉄道全線に乗ってみたいと思うようになり、乗りつぶしをスタート。その時の未乗区間は7,818.4kmでしたが、12年目にしてあと1,002.5kmになりました。すべて乗りつぶすには、今の生活パターンだと、まだ7,8年ぐらいはかかりそうですが、路線や車両に愛情を込めながら、少しずつ記録に残しておこうと思います。古い記事をご覧になりたい方は下のカテゴリーの「年別目次」からどうぞ。

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