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室蘭本線・岩見沢~沼ノ端・非冷房DC乗車記2(追分から)

室蘭本線、岩見沢から沼ノ端までの乗車記の後半です。

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追分では13:38着13:40発で2分の停車。隣のホームにもキハ150 100番代がいまして、ここで接続する新夕張発千歳行になります。今度またチャンスがあれば、信号場にスノーシェルターなんかもある、こっちの単線ですが新しい幹線を爆走する非冷房キハにも乗車してみたいです。

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それでは出発、広い構内を進みます。石炭輸送の全盛期は、すごかったんだろうなぁ。

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ここにもこんな3線区間があったのか。いいぞこれ。一直線の架線のない3線区間の真ん中を走るなんて、自分が偉くなったみたいだなぁ。今日はキハ150に出会えてよかった。

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思った以上に長い3線区間が終わり、やっと石勝線が左におもむろに別れます。

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石勝線がオーバークロスします。やっぱりこっちも一度非冷房キハで乗車してみたい。その後もひたすら直線です。

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安平駅に到着。一人の若い男性が乗車します。

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運転室横には「糸井~追分」というマニア受けしそうなサボが置かれています。糸井は苫小牧から函館側に二つ目の駅。ちなみにここには追分までは「新夕張~千歳」のサボが置かれていました。

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さて、そろそろなんだけどなぁ、前方を注視していますと、来たっ!

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それは一瞬。複線ながら、運転本数が少ないため滅多にない室蘭本線沼ノ端以北のすれ違いです。今度はキハ40で来ました。私がやろうと思ってた、窓を全開にしている人はいません。

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そろそろ太平洋側に出るのでカーブ、解りやすい線路です。

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早来駅に到着。ここでも一人乗車。マイナーな駅ですが、競馬好きならみんな知っている地名であります。私もオグリキャップの時代に夢中になりました。

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線路前方にクレーンがあるのが見え、なんなんだろうと思っていると、突然右にカーブ。左手には使用されていない線路、なんだこれは?

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なんと新しい橋に架け替えたんだ。左横ではクレーンが古い橋の撤去工事をしています。

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そして左にスライドして、元の線路に戻ります。単線化して橋1本でも良さそうですが、ちゃんと複線で架け替えたんだ。きっとこっちの方がメリットがあるのでしょう。

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遠浅駅です。駅名から、昔は海が近くにあったのか、それともアイヌ語を漢字にしたらこうなってしまったのか。そしてここでもおっさんが一人乗車。この前の列車は3時間44分前、次の列車は2時間20分後。みなさん上手に使いこなしているんだなぁ。

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次はいよいよ沼ノ端です。

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まずはひたすら直線。

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千歳線函館方面の築堤が見えてきました。築堤は長い年月で木が生い茂り、山みたいになっちゃってます。

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その山のV字谷を突き抜け、しばらくして千歳線札幌方面が右から来て3線区間となります。

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かっ飛ばします。速度は95km/h。いいなぁ、たまりません。

このダイナミックな分岐と3線区間は、私が一番好きな日本の路線の分岐箇所、いや、一番好きな車窓と言ってもいいかもしれません。函館から札幌方面にも向かうと、渡島半島をクネクネ走り、噴火湾をグルリと周り、さぁ!いよいよ北の大地の中心に向かって突き進んで行くぞという、気分が盛り上がる北海道の鉄道ならではの光景なのです。

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向こうから貨物列車が来るぞ。いい写真が撮れそうだ。と思ったものの、ちょうど間に草木が生えているところですれ違ってしまいました。

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湿地帯を渡る鉄橋は、千歳線とは別れて架けられています。

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また3線になって、

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やっと左から千歳線函館方面が再度姿を現しました。

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14:06沼ノ端に着きます。

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ここで下車。思い描いていた乗り鉄にはなりませんでしたが、それ以上に楽しませてもらったぞ、キハ150 100番代。

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連絡通路から乗った列車を見送ります。終点苫小牧まで乗車して、室蘭本線の線路が千歳線側の線路に吸収されるところまで乗車したいですが、空港には余裕を持って着いておきたいところ。

ここからはICカードの使えるエリア。乗換時間は5分しかないのに、駅舎にカードリーダーがあったら大変だなぁと思ってましたが、跨線橋の各ホームへの降り口にあって助かります。

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来たのは733系、南千歳まで乗車します。座席が良くて広い窓でかぶりつきも出来る721系に、最近滅多に当たりません。しかしuシートを購入した時に限って来るのがすごく腹が立ちます。

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小さい窓からもう一度3線区間をかぶりつき。この場所には思い入れもあって、相当昔の話ですが、この分岐する箇所の、右に見える通信電話のある場所に、北斗星やトワイライトエクスプレスの撮影に来たことがあります。この頃は、この場所で撮られた写真はよく雑誌で目にし、それなりの人気撮影地だった認識でしたが、今考えてみれば、線路を横断しなければたどり着けないし、線路の右手一帯は木が生えてますが湿地帯で、線路から離れたら落っこってしまう危険な場所。今こんな所で三脚でも立てようものなら、撮り鉄のバカがと叩かれること間違いなしです。一度だけ下り室蘭本線キハ40運転手さんが、警笛を何度も鳴らして減速し、怒られるかと真っ青になって撮影を止めたのですが、振り返ると私の後ろ100mぐらいの所で、10頭以上の鹿の群れが、のんびり線路を横断していたのでした。

(乗車は2019年7月)

前の記事:室蘭本線・岩見沢~沼ノ端・非冷房DC乗車記1(追分まで)
関連タグ:JR北海道非冷房車

しばらく更新お休みします。
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室蘭本線・岩見沢~沼ノ端・非冷房DC乗車記1(追分まで)

札幌での用がお昼前に無事に終わり、16時新千歳空港発の飛行機に乗るまで自由時間です。当初はまだ一度も乗ったことがない札幌市電をゆっくり乗りつぶししようかと考えましたが、せっかくの夏の北海道です。非冷房のキハ40普通列車に乗って来ようと思います。

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札幌駅ホームで天ぷらそばを食べ、12:00発のライラック自由席で岩見沢へ。旭川までしか行かない特急は、ビジネス客が多いイメージでしたが、車内はスーツケースを持った外国人旅行者でいっぱいです。

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岩見沢駅もずいぶんきれいになっちゃったんだなぁ。これから乗るのは室蘭本線の岩見沢から沼ノ端まで。この区間は1987年か1988年に一度乗車したことがあります。その時は確か網走から乗った急行大雪を早朝ここで降り、駅のKioskで買ったカップラーメンを食べた気がします。北海道のKioskは、お湯を入れてくれるのが、当時はとてもありがたかった。

切符は、沼ノ端、南千歳経由で新千歳空港まで通しで買うこともできるのですが、窓口は混んでますし面倒くさいので、券売機で沼ノ端までのヒラヒラの切符を久々に買います。無くさないように財布にしまっておこう。

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昔と変わっていないんだろう1番線で列車の入線を待ちます。ゲゲッ!キハ40じゃないのかよ!?キハ150だぞ。

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こんなのが来るとは想定外でした。ボックスシートの窓際に座り、空いてたら前の座席に靴を脱いで足を投げ出し、窓は全開、爽やかな夏の北海道の鉄道旅行を久々に満喫しようと思っていたのに・・・、でもよく見ればこれも非冷房車みたいだぞ。

キハ150といえば富良野線や函館山線で走ってるJR化後に誕生した窓の開かない冷房付のやつですが、100番代という窓の上部が内側に倒れる非冷房タイプのもあって、この辺を縄張りにしているようです。これの存在は知らなかった。

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JR化後に誕生した車両のいいところは、かぶりつきが出来るところ。オタオタしているうちにボックスシートもすべて埋まってしまったことですし、ここで沼ノ端まで乗り通してみよう。この路線は1892年開業という古い歴史を持ち、石炭輸送時代は大幹線でしたので非電化ながら半分以上の区間が複線。かぶりつきをする価値が大いにあるのです。キハ40ではかぶりつきが出来ません。乗客は高校生とお年寄りだけでなく、青春18きっぷシーズンだからか、大きなリュックを持った、私のような乗り鉄の人も2,3人います。でもみんなおっさん。若いのはいません。

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12:52、それでは苫小牧に向けて出発です。

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連続する渡り線、左から二番目の線まで進みます。こういうシーンは何歳になっても、ワクワクしちゃいます。

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左に別れる草の生した廃線は、1994年まで使用されていた室蘭本線の旧旅客線と呼ばれていた線路。前に乗った時はここを通ったはずです。

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進むのは左手に広がる今は原野となった岩見沢機関区や操車場跡地が終わってから左に分岐する、かつての貨物線で、休止中だったものの、旧旅客線の国道との平面交差を解消するために1994年に復活させた線路になります。未乗車区間に計上してませんでしたが、ここは初めて乗車する区間になります。

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一直線を思いっきり飛ばして走ります。爽快だなぁ。ちなみに風は全開の乗務員扉の窓からではなく、後ろの客室から吹いてきます。

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右手函館本線の上下線が微妙に分かれて高低差が出来てますので、昔は立体交差があったのかも。

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築堤を駆け上がり左にカーブ、やっと函館本線と別れます、国道もまたぎます。

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その後は見事な直線です。これぞ北海道。

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駅間距離7.1kmを走り抜けてやっと減速。この写真では解り難いですが、左から廃線となった旧旅客線ルートと合流します。そしてこの辺りで肥溜めの香りがしてきました。昔は東京都の八高線もこんな感じでしたが、これも今じゃなかなか体験できない贅沢なものになります。

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懐かしい香りいっぱいの志文に到着します。待避線が長いです。単行のディーゼルカーが往き来するローカル線で、よくある光景ですが、ここはまだコンテナ貨物列車が深夜に走りますので、今も必要とされる有効長であるのが他とは違います。

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志文を出発、左手あたりから万字線が分岐していたはずです。

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また一直線です。

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遠くに見えていた跨線橋がだんだん近づいてきて栗沢に到着。駅は棒線化されてしまいました。この跨線橋を渡る人は1日何人いるんだろう。ここからは栗沢、栗丘、栗山を栗の付く駅が続きます。名前の由来は、栗の木のある沢、栗の木のある丘、栗の木のある山、でいいのでしょうか。

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草に埋もれた側線が突然現れて栗丘に着きます。こっちの跨線橋は閉鎖されています。

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ここからは線路に注目でして、次の栗山までは、1969年に複線化されたものの、1990年に下り線栗山トンネルの明かり区間が崩落してしまったので、そのまま下り線は廃止、単線化された区間になります。ですのでずっと半分草に埋もれた旧下り線が見えます。

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ところが油断していたら、トンネルが見えてきたところで、下り線を突然見失ってしまいました。ということはこの辺は上下線が別れていたのか。前に乗車したのも上り線ですので、ここの下り線トンネルは乗ることも見ることも出来なかった事になってしまいました。

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トンネルを出れば単線の直線。

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栗山に着きます。夕張鉄道と交差していた駅ですが、構内が広い以外に、その痕跡を見つけることはできませんでした。ここで多くの高校生が降ります。ボックス席があいたかもしれませんが、ここにいた方が楽しいです。

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乗客は少なくなってしまいましたが、ここからは現役の複線区間です。非電化複線区間というのは私は大好き。架線がなくて空がすっきり・・・というよりも、ズバリ!外国の鉄道みたいじゃないですか。

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上下線が少し離れて夕張川を渡ります。上りと下りで橋が違います。

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そしてこの上り線側のトラス橋は、相当歴史がありそうです。天浜線みたいに車内放送で案内してくれたらなぁ。

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由仁駅に到着、ここでも高校生が多く降ります。

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ここからはまた単線区間です。平坦な直線区間でして、前方に木々がちょっと見えますが、北海道に行って地平線を見てきたと言っちゃってもよさそうです。

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突き抜ける感じの長い交換駅は古山駅。大きなリュックを担いだ女性が乗車します。どんな旅行してるんだろう。北海道だよな。

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次も単線区間で三川駅に到着。中線に蒸気機関車の牽引する石炭輸送列車が退避する姿が蘇ってくるようです。

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また複線、気持ちのいい一直線を飛ばします。

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速度計を見たら90km/hだ。

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右から石勝線が近づいて来ます。こっちは複線、向こうは低い位置の単線ですので、ヘロヘロのローカル線に見えなくもないのですが、今は向こうの方が幹線です。

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広い構内の追分駅に入ります。降りたこと無いですが、私の好きな駅の一つ。

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岩見沢側に、線路がさび付いて使用されていない切欠きホームがあります。追分始発の岩見沢と新夕張行きは早朝に1本ずつあるだけですので、そんな僅かな列車のために作ったのかと、疑問に思っていたのですが、気になって石勝線開業後すぐの1982年の時刻表を引っ張り出して見ますと、その頃は追分始発の夕張行き普通列車が多数運転されていたのでした。

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13:38、追分に到着します。

(乗車は2019年7月)

次の記事:室蘭本線・岩見沢~沼ノ端・非冷房DC乗車記2(追分から)
関連タグ:JR北海道非冷房車

札幌のキハ143系普通列車

用があって札幌に来ました。時間は夜の10時近くなのですがホテルを出てJR札幌駅へ向い、ちょっと列車に乗ってみます。

まずは22:08発の721系千歳行きに乗車しまして、22:29に北広島で下車。急いで改札を一回出てまた入り、乗車する列車を反対ホームで待ちます。

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22:33、お目当ての列車が軽やかなジョイント音を立ててやって来ました。キハ143系2連の室蘭から札幌までを3時間かけて走り抜ける2843D列車です。昔はあれだけ多彩なキハが入り乱れていた札幌も、気動車で運行される普通列車(キハ201系のは除く)というのはいつの間にか激減していまして、現在は早朝の札幌発で2本(旭川行と東室蘭行)、深夜の札幌着でこの室蘭発1本しか存在しておらず、まるで上越新幹線開業前の上野を発着する客車普通列車状態なのであります。ちなみに私は、オハフ51改造のキハ141系グループには初めての乗車となります。

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この列車はここで10分停車、まずは快速エアポートを先に通し、

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スーパーおおぞら12号にも抜かれます。

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車内へ入れば、デッキの仕切りが無くなり、片側のクロスシートが一人掛けになってしまいましたが、やはりオハ51系、というか二重の小さい窓の国鉄時代の北海道の車両です。札幌へ急ぐ客は快速エアポートに移り、1両に2,3人しか乗ってないと思っていましたが、ボックスシートの半分に誰か座っているぐらいで、以外にも混んでいます。

22:43に出発します。次の駅までは長い距離、グングン加速します。エンジンの音は力強く、加速が終われば思った以上に滑らかに走ります。残念ながら窓ガラスは汚れていまして(しかも2重)外はよく見えず、冷房車なのでもちろん窓は開けられない。この列車に乗れば昔ながらの夜汽車の雰囲気を味わえるかと期待していたのですが、全然ダメでした。それっぽく感じられたのは、すれ違う時に窓ガラスが一斉にバタバタッっと音を立てるぐらい。非冷房時代のキハ141の方に乗っておくべきでした。

新札幌からは何故かノロノロ運転。平和付近では、左側をフルスピードで走るキハ183系に一気に追い越されます。

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札幌に到着。隣には先ほどのと思われるキハ183系、遅れた特急オホーツクかと思いましたが、グリーン車がないモノクラス4両編成。ヘッドマークは「特急」だけのシンプルな表示。なんなんだろうこの列車。

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キハ183系が引き上げたところで、反対ホームからキハ143を撮影。なんとボルスタレス台車を履いた車両だったんですね。この時間帯見る事が出来たDD51の牽く客車急行列車も今は無し。歩いて宿泊先に帰ります。

(乗車は2018年7月)

次の記事:札幌地下鉄南北線乗車記
関連タグ:JR北海道

札幌駅で撮影~新千歳空港から福岡へ

今回、札幌駅で撮影出来たものを少々

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まずは私の大好きな711系、今も急行型車両の面影を色濃く残す貴重な電車です。2009年に北海道に来た時は、札幌に顔を出す機会は限られていて、運用をしっかり調べた上で夕方に乗車したのですが、今回は早朝だったからか簡単に出会えました。そういえば旧塗装に復刻した車両も最近登場したんだっけ・・・

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と思ってたらひょっこり顔を出してくれましたよ。何たる幸運。

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ぶれてしまいましたが3両記録。左からクハ711-114、モハ711-114、クハ711-214。

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あれ?キハ141。札沼線電化でもう見れないかと思ったのですがまだいたんです。東室蘭行きで、この地区を走っていた711系が札沼線に来た代わりに移って行ったみたいです。仲間の一部はミャンマーで活躍をしているみたいですね。

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そしてディーゼル特急。

度重なる車両トラブルによる夏休み期間中の特急列車の運休。もう残念としか言いようがありません。私にとって思い入れも深くとても大好きなJR北海道さんに道内を走る気動車特急たち、早く原因が究明されて元通りになる事を願っています。

(不謹慎かもしれませんが・・・)運休のニュースが出た時、昼間休んでいるはまなすの車両を札幌~函館~札幌と臨時客車急行として運転したら、鉄道ファン大喜びだろうな~と思っていたのですが、リゾート特急の車両がピンチヒッターとして登場するみたいですね。

***

さて、北海道ともお別れです。ホームで天玉そばを食べて札幌9:55発、721系の快速エアポートに乗り新千歳空港へと向かいます。発車間際に隣のホームにトワイライトエクスプレスが入線、1本遅らせれば良かったな。

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次は新千歳空港11:20発の福岡行きに搭乗します。特典航空券というやつでネットで予約したのですが、座席指定をするページでは、この便既にほぼ満席でして僅か2席しか残っておらず(そのため座席指定は省略)、一体どんな客層が乗っているんだろう、ひょっとしたら福岡や佐賀を起点に北海道に来て東京を素通りして帰る中国からの団体観光客で一杯なのだろうかと思っていたのですが、自動チェックイン機で座席を見るとキャンセルになってしまったのかガラガラ。後方窓側の席に座る事が出来ました。札幌から福岡までの乗客は至って普通の日本人だけでした。

関係ない話ですが中国の方にとって北海道は大人気のようで(それと沖縄も)、私の知っている中国の方みなさん北海道に憧れる、行ってみたいと口をそろえて仰って頂いています。そんなわけでこの地を表す「北の大地」という代表的なキャッチコピー、30年以上前から使われていると思うのですが(日本の鉄道ファンもみなさんこの言葉が大好きなようでよく使っているのを見ます。JR北海道の社歌もこの題名なんだとか)、もっと大きい大地から来るお客さんを意識して、そろそろ新しいのを作ってもいいんじゃないかなとも思うのです。大自然の雄大な景色、温泉、世界屈指とも言われる雪質のスキー場、そして盛り沢山の美味しいもの、そういったものがギュウギュウに詰まった宝のような島・・・なんかいいのないかな。ただの私の戯言ですので気にしないように。

離陸して空弁(釧路の豚丼)を開きますと、雲が切れて北の大地の隅っこが見えて来ました。

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おっ!室蘭です。地球岬もしっかり見えます。弁当なんか食べている場合ではありません。

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続いて駒ケ岳、いつも列車からこれを見ると北海道に来たなと実感するものが帰りに見れました。北の大地の地形はとても解り易くていいですね。さぁ次は見れるか見れないか!

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函館キタ!駅もしっかり見えます。空からこれ程簡単に見つけられる駅は、他にはなかなか無いでしょう。

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これは松前半島全景、昨日ここを右下から左上に抜けたのです。

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さぁこのルートだと青函トンネル記念館も見えるかも・・・
しかし津軽海峡を越えると厚い雲が続くだけ、北海道には梅雨が無いのをこの目でしっかりと確認する事が出来ました。弁当を食べて寝る事にします。

(訪問は2013年6月)

前の記事:急行はまなす・カーペットカー乗車記 
次の記事:福岡空港到着~JR博多駅へ 

急行はまなす・カーペットカー乗車記

函館駅から次に乗車するのは日付も変わり1:23発の急行はまなす札幌行き。1時間以上も静かな駅周辺をぶらぶら歩いたりコンビニを覗いたりして過ごし、0:50からやっと改札が始まり駅構内へ入る事が出来ます。

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時刻は深夜1時、列車はED79 4に牽引されて青森から到着。好きだったED75の面影を残すこの機関車、海峡号が引退する前にも撮影に来ましたが、その頃はドラえもんペイントのものばっかり。正装に戻った今、あらためて撮影し直したいと思っているのですが、深夜早朝しか見れない機関車になってしまっています。

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すぐに機関車は切り離し。現在、函館駅で機回しが出来るのはここ8番線だけ、いつからなんでしょう。

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札幌方に行って見ると既にDD51が連結されています。いつ見てもカッコいいなぁ。

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牽引するのはDD51 1142。単機なのに重連札がついているのは何故?、私はこれを「重連総括運転していますよ」を表しているものと今までずっと思っていたのですが間違いでして、本当は「重連総括運転できますよ」を表す札。北海道のDD51には昔は「重」の他にも「半」(半重連型=重連総括運転が出来るがブレーキは本務機しかかからない)や「非」(非重連型=重連総括運転できない)の札もあったそうでして(知らなかったなぁ~)、現在は函館にいるものはすべて「重」タイプなので区別する必要は無くなってしまっているようなのですが、国鉄時代の名残がここにも一つあるという事なんでしょう。

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乗車するのはこの車両でカーペットカー、あけぼの号シングルデラックスもそうでしたが、こちらも最後の残り1席が確保できたのです。もちろん乗るのは初めて。

最後の1席でしたので、個室風になる人気の上段ではなく下段、しかも荷物置き場の無い3列単位の区画の真ん中という一番残念な席でしたが、僅か300円の指定席料金で横になって寝れるわけですし、毛布と枕まであるという、あり得ないくらいの大サービスにはありがたいとしか言いようがありません。これを逃してしまったら座席で寝るか、それが嫌なら僅か4時間半の乗車に寝台券を払わなくてはならないのです。

途中駅からの乗車ですので、みなさん既に寝ていらっしゃいます。私もすぐに横になって毛布をかぶって寝る事に。出発しますとほとんど車両の床に寝ている事、また私の席は車両の端に近い事からか、ポイントやジョイント通過時の振動が直に体に伝わってくる感じです。なんとなくカーブで台車が回転しているのも解るような感じもして、なかなか面白いなと思っていたのですが、5分で眠りについてしまったようでその後の記憶は無し。

***

車内放送で目を覚まします。もう札幌到着直前です。みなさんムクムクと起き上ってきます。ここでびっくりしたのは外国人旅行者がとても多いのです。カーペットカーの乗客の3分の1がそうでして、でかい人だなぁと思っていた私の隣もなんと若い白人女性。

これは一体どういう事か、もう間違いなくLonely Planet(=主にバックパッカー向けの英語の旅行ガイドブック)の日本編にこの列車が紹介されているとしか言いようがないでしょう。「お金をかけない北海道へのアクセスは急行はまなすが最高!、その中でもカーペットカーは指定席料金で横になれて毛布まで付いている。日程が決ったら急いで指定券をゲットせよ!」、おそらくこんな風に書かれているのではないでしょうか。そういえば昨夜函館駅では指定席のドリームカーにも外国人が何組も乗車しているのを見ました。

せっかくの外国人による日本の鉄道旅行、JAPAN RAIL PASSを使って昼間走る特急列車に乗ればいいのにと思うのですが、彼らは1が月以上にも及ぶ長期旅行なのでしょうか。私としては現時点で世界最長の青函トンネルを座ってじっくり体験し、函館では途中下車して夜景やイカそうめんでも味わってもらい、それから昼間の特急列車で札幌方面へ向かう行程にして、大沼小沼や雄大な駒ケ岳を見て本州とは明らかに違う風景に北海道に来た事を実感してもらいたい。この区間を夜行列車で素通りしてしまうのは、とても勿体ない事だと思うのです。

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駅では少し写真を撮って改札を出ます。20年以上前の地上駅時代の札幌駅には、釧路・網走・稚内からも到着する夜行列車にあわせて、早朝からモーニングサービスを出してくれる喫茶店がありました。ゆで卵トーストセット、サンドイッチセット、朝がゆセットの3種類で値段はすべて300円だったと記憶しています(今日はどれ食べようかなぁ~と度々考えていたのです)。現在、駅で一番早く開く飲食店はミスタードーナツさんみたいでここで朝食。札幌の地下鉄もほとんどが未乗なのですが、乗りつぶしはまた今度にする事にして、とりあえず何処かでシャワーでも浴びようと街に出る事にします。小雨が降る中、駅を出るとすぐにシャワーのあるネットカフェを見つける事が出来ました。

(乗車は2013年6月)

前の記事:函館市電本線(函館駅前~函館どつく前)乗車記 
次の記事:札幌駅で撮影~新千歳空港から福岡へ 
プロフィール

QJ7000

Author:QJ7000
おじさん鉄道ファンの日本の鉄道乗車記録。2012年、ふと日本の鉄道全線に乗ってみたいと思うようになり、乗りつぶしをスタート。現在の未乗区間は約2,850kmで、今の生活パターンだとすべて乗りつぶすにはあと10年ぐらいかかりそうです。路線や車両に愛情を込めながら、少しずつ記録に残しておこうと思います。古い記事をご覧になりたい方は下のカテゴリーの「年別目次」からどうぞ。

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