FC2ブログ

室蘭本線・岩見沢~沼ノ端・非冷房DC乗車記2(追分から)

室蘭本線、岩見沢から沼ノ端までの乗車記の後半です。

I7251472dsc.jpg
追分では13:38着13:40発で2分の停車。隣のホームにもキハ150 100番代がいまして、ここで接続する新夕張発千歳行になります。今度またチャンスがあれば、信号場にスノーシェルターなんかもある、こっちの単線ですが新しい幹線を爆走する非冷房キハにも乗車してみたいです。

I7251474dsc.jpg
それでは出発、広い構内を進みます。石炭輸送の全盛期は、すごかったんだろうなぁ。

I7251479dsc.jpg
ここにもこんな3線区間があったのか。いいぞこれ。一直線の架線のない3線区間の真ん中を走るなんて、自分が偉くなったみたいだなぁ。今日はキハ150に出会えてよかった。

I7251484dsc.jpg
思った以上に長い3線区間が終わり、やっと石勝線が左におもむろに別れます。

I7251486dsc.jpg
石勝線がオーバークロスします。やっぱりこっちも一度非冷房キハで乗車してみたい。その後もひたすら直線です。

I7251491dsc.jpg
安平駅に到着。一人の若い男性が乗車します。

I7251492dsc.jpg
運転室横には「糸井~追分」というマニア受けしそうなサボが置かれています。糸井は苫小牧から函館側に二つ目の駅。ちなみにここには追分までは「新夕張~千歳」のサボが置かれていました。

I7251497dsc.jpg
さて、そろそろなんだけどなぁ、前方を注視していますと、来たっ!

I7251500dsc.jpg
それは一瞬。複線ながら、運転本数が少ないため滅多にない室蘭本線沼ノ端以北のすれ違いです。今度はキハ40で来ました。私がやろうと思ってた、窓を全開にしている人はいません。

I7251501dsc.jpg
そろそろ太平洋側に出るのでカーブ、解りやすい線路です。

I7251505dsc.jpg
早来駅に到着。ここでも一人乗車。マイナーな駅ですが、競馬好きならみんな知っている地名であります。私もオグリキャップの時代に夢中になりました。

I7251508dsc.jpg
線路前方にクレーンがあるのが見え、なんなんだろうと思っていると、突然右にカーブ。左手には使用されていない線路、なんだこれは?

I7251510dsc.jpg
なんと新しい橋に架け替えたんだ。左横ではクレーンが古い橋の撤去工事をしています。

I7251512dsc.jpg
そして左にスライドして、元の線路に戻ります。単線化して橋1本でも良さそうですが、ちゃんと複線で架け替えたんだ。きっとこっちの方がメリットがあるのでしょう。

I7251521dsc.jpg
遠浅駅です。駅名から、昔は海が近くにあったのか、それともアイヌ語を漢字にしたらこうなってしまったのか。そしてここでもおっさんが一人乗車。この前の列車は3時間44分前、次の列車は2時間20分後。みなさん上手に使いこなしているんだなぁ。

I7251522dsc.jpg
次はいよいよ沼ノ端です。

I7251524dsc.jpg
まずはひたすら直線。

I7251532dsc.jpg
千歳線函館方面の築堤が見えてきました。築堤は長い年月で木が生い茂り、山みたいになっちゃってます。

I7251540dsc.jpg
その山のV字谷を突き抜け、しばらくして千歳線札幌方面が右から来て3線区間となります。

I7251545dsc.jpg
かっ飛ばします。速度は95km/h。いいなぁ、たまりません。

このダイナミックな分岐と3線区間は、私が一番好きな日本の路線の分岐箇所、いや、一番好きな車窓と言ってもいいかもしれません。函館から札幌方面にも向かうと、渡島半島をクネクネ走り、噴火湾をグルリと周り、さぁ!いよいよ北の大地の中心に向かって突き進んで行くぞという、気分が盛り上がる北海道の鉄道ならではの光景なのです。

I7251551dsc.jpg
向こうから貨物列車が来るぞ。いい写真が撮れそうだ。と思ったものの、ちょうど間に草木が生えているところですれ違ってしまいました。

I7251554dsc.jpg
湿地帯を渡る鉄橋は、千歳線とは別れて架けられています。

I7251558dsc.jpg
また3線になって、

I7251562dsc.jpg
やっと左から千歳線函館方面が再度姿を現しました。

I7251566dsc.jpg
14:06沼ノ端に着きます。

I7251568dsc.jpg
ここで下車。思い描いていた乗り鉄にはなりませんでしたが、それ以上に楽しませてもらったぞ、キハ150 100番代。

I7251569dsc.jpg
連絡通路から乗った列車を見送ります。終点苫小牧まで乗車して、室蘭本線の線路が千歳線側の線路に吸収されるところまで乗車したいですが、空港には余裕を持って着いておきたいところ。

ここからはICカードの使えるエリア。乗換時間は5分しかないのに、駅舎にカードリーダーがあったら大変だなぁと思ってましたが、跨線橋の各ホームへの降り口にあって助かります。

I7251572dsc.jpg
来たのは733系、南千歳まで乗車します。座席が良くて広い窓でかぶりつきも出来る721系に、最近滅多に当たりません。しかしuシートを購入した時に限って来るのがすごく腹が立ちます。

I7251576dsc.jpg
小さい窓からもう一度3線区間をかぶりつき。この場所には思い入れもあって、相当昔の話ですが、この分岐する箇所の、右に見える通信電話のある場所に、北斗星やトワイライトエクスプレスの撮影に来たことがあります。この頃は、この場所で撮られた写真はよく雑誌で目にし、それなりの人気撮影地だった認識でしたが、今考えてみれば、線路を横断しなければたどり着けないし、線路の右手一帯は木が生えてますが湿地帯で、線路から離れたら落っこってしまう危険な場所。今こんな所で三脚でも立てようものなら、撮り鉄のバカがと叩かれること間違いなしです。一度だけ下り室蘭本線キハ40運転手さんが、警笛を何度も鳴らして減速し、怒られるかと真っ青になって撮影を止めたのですが、振り返ると私の後ろ100mぐらいの所で、10頭以上の鹿の群れが、のんびり線路を横断していたのでした。

(乗車は2019年7月)

前の記事:室蘭本線・岩見沢~沼ノ端・非冷房DC乗車記1(追分まで)
関連タグ:JR北海道非冷房車

しばらく更新お休みします。
スポンサーサイト



室蘭本線・岩見沢~沼ノ端・非冷房DC乗車記1(追分まで)

札幌での用がお昼前に無事に終わり、16時新千歳空港発の飛行機に乗るまで自由時間です。当初はまだ一度も乗ったことがない札幌市電をゆっくり乗りつぶししようかと考えましたが、せっかくの夏の北海道です。非冷房のキハ40普通列車に乗って来ようと思います。

I7251361dsc.jpg
札幌駅ホームで天ぷらそばを食べ、12:00発のライラック自由席で岩見沢へ。旭川までしか行かない特急は、ビジネス客が多いイメージでしたが、車内はスーツケースを持った外国人旅行者でいっぱいです。

I7251377dsc.jpg
岩見沢駅もずいぶんきれいになっちゃったんだなぁ。これから乗るのは室蘭本線の岩見沢から沼ノ端まで。この区間は1987年か1988年に一度乗車したことがあります。その時は確か網走から乗った急行大雪を早朝ここで降り、駅のKioskで買ったカップラーメンを食べた気がします。北海道のKioskは、お湯を入れてくれるのが、当時はとてもありがたかった。

切符は、沼ノ端、南千歳経由で新千歳空港まで通しで買うこともできるのですが、窓口は混んでますし面倒くさいので、券売機で沼ノ端までのヒラヒラの切符を久々に買います。無くさないように財布にしまっておこう。

I7251378dsc.jpg
昔と変わっていないんだろう1番線で列車の入線を待ちます。ゲゲッ!キハ40じゃないのかよ!?キハ150だぞ。

I7251379dsc.jpg
こんなのが来るとは想定外でした。ボックスシートの窓際に座り、空いてたら前の座席に靴を脱いで足を投げ出し、窓は全開、爽やかな夏の北海道の鉄道旅行を久々に満喫しようと思っていたのに・・・、でもよく見ればこれも非冷房車みたいだぞ。

キハ150といえば富良野線や函館山線で走ってるJR化後に誕生した窓の開かない冷房付のやつですが、100番代という窓の上部が内側に倒れる非冷房タイプのもあって、この辺を縄張りにしているようです。これの存在は知らなかった。

I7251381dsc.jpg
JR化後に誕生した車両のいいところは、かぶりつきが出来るところ。オタオタしているうちにボックスシートもすべて埋まってしまったことですし、ここで沼ノ端まで乗り通してみよう。この路線は1892年開業という古い歴史を持ち、石炭輸送時代は大幹線でしたので非電化ながら半分以上の区間が複線。かぶりつきをする価値が大いにあるのです。キハ40ではかぶりつきが出来ません。乗客は高校生とお年寄りだけでなく、青春18きっぷシーズンだからか、大きなリュックを持った、私のような乗り鉄の人も2,3人います。でもみんなおっさん。若いのはいません。

I7251384dsc.jpg
12:52、それでは苫小牧に向けて出発です。

I7251385dsc.jpg
連続する渡り線、左から二番目の線まで進みます。こういうシーンは何歳になっても、ワクワクしちゃいます。

I7251388dsc.jpg
左に別れる草の生した廃線は、1994年まで使用されていた室蘭本線の旧旅客線と呼ばれていた線路。前に乗った時はここを通ったはずです。

I7251390dsc.jpg
進むのは左手に広がる今は原野となった岩見沢機関区や操車場跡地が終わってから左に分岐する、かつての貨物線で、休止中だったものの、旧旅客線の国道との平面交差を解消するために1994年に復活させた線路になります。未乗車区間に計上してませんでしたが、ここは初めて乗車する区間になります。

I7251392dsc.jpg
一直線を思いっきり飛ばして走ります。爽快だなぁ。ちなみに風は全開の乗務員扉の窓からではなく、後ろの客室から吹いてきます。

I7251394dsc.jpg
右手函館本線の上下線が微妙に分かれて高低差が出来てますので、昔は立体交差があったのかも。

I7251397dsc.jpg
築堤を駆け上がり左にカーブ、やっと函館本線と別れます、国道もまたぎます。

I7251400dsc.gif
その後は見事な直線です。これぞ北海道。

I7251401dsc.jpg
駅間距離7.1kmを走り抜けてやっと減速。この写真では解り難いですが、左から廃線となった旧旅客線ルートと合流します。そしてこの辺りで肥溜めの香りがしてきました。昔は東京都の八高線もこんな感じでしたが、これも今じゃなかなか体験できない贅沢なものになります。

I7251402dsc.jpg
懐かしい香りいっぱいの志文に到着します。待避線が長いです。単行のディーゼルカーが往き来するローカル線で、よくある光景ですが、ここはまだコンテナ貨物列車が深夜に走りますので、今も必要とされる有効長であるのが他とは違います。

I7251404dsc.jpg
志文を出発、左手あたりから万字線が分岐していたはずです。

I7251405dsc.jpg
また一直線です。

I7251407dsc.jpg
遠くに見えていた跨線橋がだんだん近づいてきて栗沢に到着。駅は棒線化されてしまいました。この跨線橋を渡る人は1日何人いるんだろう。ここからは栗沢、栗丘、栗山を栗の付く駅が続きます。名前の由来は、栗の木のある沢、栗の木のある丘、栗の木のある山、でいいのでしょうか。

I7251414dsc.jpg
草に埋もれた側線が突然現れて栗丘に着きます。こっちの跨線橋は閉鎖されています。

I7251416dsc.jpg
ここからは線路に注目でして、次の栗山までは、1969年に複線化されたものの、1990年に下り線栗山トンネルの明かり区間が崩落してしまったので、そのまま下り線は廃止、単線化された区間になります。ですのでずっと半分草に埋もれた旧下り線が見えます。

I7251420dsc.jpg
ところが油断していたら、トンネルが見えてきたところで、下り線を突然見失ってしまいました。ということはこの辺は上下線が別れていたのか。前に乗車したのも上り線ですので、ここの下り線トンネルは乗ることも見ることも出来なかった事になってしまいました。

I7251421dsc.jpg
トンネルを出れば単線の直線。

I7251426dsc.jpg
栗山に着きます。夕張鉄道と交差していた駅ですが、構内が広い以外に、その痕跡を見つけることはできませんでした。ここで多くの高校生が降ります。ボックス席があいたかもしれませんが、ここにいた方が楽しいです。

I7251431dsc.jpg
乗客は少なくなってしまいましたが、ここからは現役の複線区間です。非電化複線区間というのは私は大好き。架線がなくて空がすっきり・・・というよりも、ズバリ!外国の鉄道みたいじゃないですか。

I7251434dsc.jpg
上下線が少し離れて夕張川を渡ります。上りと下りで橋が違います。

I7251435dsc.jpg
そしてこの上り線側のトラス橋は、相当歴史がありそうです。天浜線みたいに車内放送で案内してくれたらなぁ。

I7251437dsc.jpg
由仁駅に到着、ここでも高校生が多く降ります。

I7251441dsc.jpg
ここからはまた単線区間です。平坦な直線区間でして、前方に木々がちょっと見えますが、北海道に行って地平線を見てきたと言っちゃってもよさそうです。

I7251443dsc.jpg
突き抜ける感じの長い交換駅は古山駅。大きなリュックを担いだ女性が乗車します。どんな旅行してるんだろう。北海道だよな。

I7251450dsc.jpg
次も単線区間で三川駅に到着。中線に蒸気機関車の牽引する石炭輸送列車が退避する姿が蘇ってくるようです。

I7251455dsc.jpg
また複線、気持ちのいい一直線を飛ばします。

I7251457dsc.jpg
速度計を見たら90km/hだ。

I7251460dsc.jpg
右から石勝線が近づいて来ます。こっちは複線、向こうは低い位置の単線ですので、ヘロヘロのローカル線に見えなくもないのですが、今は向こうの方が幹線です。

I7251465dsc.jpg
広い構内の追分駅に入ります。降りたこと無いですが、私の好きな駅の一つ。

I7251466dsc.jpg
岩見沢側に、線路がさび付いて使用されていない切欠きホームがあります。追分始発の岩見沢と新夕張行きは早朝に1本ずつあるだけですので、そんな僅かな列車のために作ったのかと、疑問に思っていたのですが、気になって石勝線開業後すぐの1982年の時刻表を引っ張り出して見ますと、その頃は追分始発の夕張行き普通列車が多数運転されていたのでした。

I7251467dsc.jpg
13:38、追分に到着します。

(乗車は2019年7月)

次の記事:室蘭本線・岩見沢~沼ノ端・非冷房DC乗車記2(追分から)
関連タグ:JR北海道非冷房車

札幌市営地下鉄東豊線乗車記

今年の夏も用があって札幌に来ることができました。食事会の後、夜の10時ですが一人こっそりホテルを抜け出し、札幌市営地下鉄東豊線の乗りつぶしに出かけます。日が暮れた後の乗りつぶしは、景色が見えないので、今はやらないのが私の方針なのですが、この路線は全区間地下を走るので問題ありません。

この東豊線は、ゴムタイヤ方式の札幌市営地下鉄3路線において、1971年開業の長男・南北線、1976年開業の次男・東西線に続き、1988年に開業した三男にあたる路線です。南北線の混雑を緩和するために建設され、路線は南北線の東側に寄り添うような位置にあります。輸送量は多くはないようで南北線の6両編成に対し、こちらは4両編成で運転されています。

I7240668_ip8.jpg
煌びやかな夜の街を抜けて東豊線の豊水すすきの駅に着きます。南北線のすすきの駅に比べて、ずいぶん寂しい所にあるんだなぁ。中の地下道も人が少ないです。

ホームに降りるとすぐに22:13発の北に向かう栄町行き電車が入線して来ました。それに乗車します。ゴムタイヤ地下鉄ならではの加速ですが、猪突猛進といった感じの南北線と比べて穏やかな走りっぷりです。途中でポイントを通過したみたいで、これが東西線との連絡線なのでしょうか。大通と札幌で帰宅客が大勢乗車し、車内は混雑します。環状通東から各駅でどんどん乗客が減り、新道東でガラガラに。あと一駅か、終着駅栄町の手前では、ゴムタイヤ地下鉄ならではの、編成をグニャリと曲げて通過するシーサースクロッシングを期待していたのですが、曲がらずにホームに進入します。

I7240669_ip8.jpg
栄町に到着。

I7240670_ip8.jpg
すぐに回送されます。前方の引き上げ線で折り返しをすることで、南北線の両端駅にあるような、危険なシーサースクロッシングの通過を避けているのでしょうか。

I7240672_ip8.jpg
なんか昭和のフォントです。

I7240674_ip8.jpg
改札を出て一回外に出てみます。札幌の地下鉄駅は、どこもコンコースが長いと思います。そこを歩いてみます。

I7240676_ip8.jpg
ずいぶん殺風景な1番出口です。道路も工事してます。この駅地上の中心である交差点も殺風景。次は3番出口から入りますが、やっぱり改札まで歩かされます。でも寒くて雪のある冬は、こっちの方が乗客にとってありがたいのでしょう。

I7240677_ip8.jpg
22:40分の福住行きで南側に向かいます。

I7240678_ip8.jpg
札幌市営地下鉄は全車非冷房、空いているし、せっかくなので、もっと窓を開けちゃおうか。でもこれ以上窓は下がりません。開口する位置も高いので、立っても南北線車両のように直接風を感じることは出来ません。この東豊線は、札幌市営地下鉄(南北線)の、激しすぎる加速、窓が大きく開く、豪快なシーサースクロッシングの通過といった、ヨソ者にとっては、ちょっとデンジャラスですが、とても大きな魅力を、全部無くしてしまった感じの路線であります。

札幌から続く主要駅の3駅で多くの乗車があり(ちなみに豊水すすきのが一番多い)、また少しずつ減ってゆき、そろそろ終点の福住です。車内放送が始まり、揺れるのでご注意下さい、連結部には立たないで下さいの呼びかけ。そして減速して期待通り、編成をねじらせてシーサースクロッシングを通過。楽しいなぁ、やっぱり札幌の地下鉄はこうでなくっちゃ。

I7240681_ip8.jpg
南側の終点福住では、ホームドアがない場所から電車の顔写真が撮れます。9000形という2015年から走ってる、東豊線の2世代目の電車になります。Wikipediaを見てみれば、この車両の加速度は3.5km/h・s。南北線車両は4.0km/h・sだそうで、やっぱり長男南北線は凄いのだ。

I7240685_ip8.jpg
ここでも外に出てみます。ここもコンコースが長いです。自動改札機の数も多いです。朝夕のラッシュ時の混雑はすごいのでしょうか。バスターミナルのある3番出口に行ってみます。コンコースが長いだけでなく、3回もエスカレーターを乗り継がなくてはならず大江戸線みたい。

I7240686_ip8.jpg
こちらも外は殺風景。

I7240687_ip8.jpg
この独特の建物がバスターミナルで、地上の歩道からは直接歩いて行けないみたいです。

I7240688_ip8.jpg
また地下に一回入って、エスカレーターを上がってバスターミナルの中にたどり着きます。シェルターのような密閉された広い空間で、この中に公園にあるような公衆トイレがあるのも面白い。やっぱり札幌は寒い土地なんだなぁ。

(乗車は2019年7月)

関連タグ:札幌市営地下鉄地下鉄路線非冷房車

札幌地下鉄南北線乗車記

札幌の朝8時過ぎ、すすきのから地下鉄南北線に乗車します。東京程ではありませんが朝のラッシュ時間ですので車内は混んでいます。札幌市営地下鉄は南北線の札幌とすすきの間のみ乗車済。学生の頃(30年ぐらい前です)に、昔の薄緑色の電車にも乗ってます。その時はゴムタイヤが焼ける臭いがしたような気もするのですが、私が勝手に作り上げた記憶かも。

札幌でほとんどの乗客が降りて座ります。軽くなったかのように一気に加速、速い速い、さすがはゴムタイヤ車。非冷房車ですので、10センチぐらい開いた窓から爽やかな風が入ってきて、その窓の外からは絶好調といった感じの甲高いモーターの音も聞こえます。疾走感があって、これは楽しい電車だぞ。北京の地下鉄2号線もこんな感じだったなぁ。

駅に停車してまた思いっきり加速、そしてこの路線のこの区間は碁盤の目の町の道路の下に敷かれていますので直線しかない。実に単純明快な走りです。いっそのこと曲線区間は作らず、直線しか走れない構造の車両にして、その分別のメリット(例えば超幅広車体)を持つ鉄道車両というのが誕生するのも面白かったかもしれません。世界で一つ、終着駅で巨大トラバーサーが稼働するのが観光客に大人気とか。

札幌から4つ目の北34条で下車します。ちょっとここで用があります。

***

無事に用も終わって再び北34条駅。せっかくここまで来たのですし、帰りの飛行機までまだ時間もありますので、南北線には全線乗ってみようと思います。その前にここ北34条駅上にあるバスターミナルも入っている駅ビルが、昭和の造りのまま全く改修されなかった様子で、ボロいと言ってしまえばそれまでですが、ちょっと懐かしさも感じる空間。ゆっくり見ている時間は無く、ホームヘ降りて麻生行電車に乗車。お昼過ぎなのにまだ混んでいて、ロングシートのどこにも誰か座っている状態。立って窓から入ってくる風を受けてみたいなと思っていたのですが出来ず。麻生到着前にポイントで転線するのですが、その前に「揺れますよ」と車内放送で注意がされ、本当に揺れる。

H7197115dsc.jpg H7197117dsc.jpg
人が降りたところで車内を撮影。昔の千代田線6000系みたいです。

H7197116dsc.jpg
魅惑の窓開け。下げてみるとこんなに開くんだ。ちなみに私が麻生を「あさぶ」と読むのを知ったのはこの日。

H7197122dsc.jpg
改札を出て、長く続く地下道を北へ歩いてみます。地上へ出て見えるJR札沼線の駅。

H7197125dsc.jpg
ここにも北34条駅のビルのような昭和なスペースはあるかなと歩いてみますが特になし、戻ることにします。

空いてますので窓を目一杯下げて、そこに座って出発。渡り線を過ぎて勢いよく加速、すると窓からの風は強すぎ、なんだか外へ吸い込まれそう。開けるのは、他の窓に習って10センチ程度にしておきます。

徐々に乗客が増えていってすすきの、さてここから南側の未乗車区間。そしてすすきのから4つ目の平岸駅から窓外に注目。勾配を上がると、出た出た、地上区間、高架上のスノーシェルター内を走ります。シェルター内を走るのもスピード感があって面白い。地上に出ればカーブも多く、直線しか走れない鉄道というのは、やはり無理があるか。そしてなんとなく、昔乗った事があるような気もしてきたなぁ。

H7197128dsc.jpg
南の終点真駒内に到着です。東側は森があるみたいです。

H7197131dsc.jpg H7197133dsc.jpg
広い道路の駅前と、バスターミナルのバス発着場所の多さに驚きです。

H7197135dsc.jpg
そしてずらりと並ぶ自動改札機、朝夕のラッシュ時は首都圏並みに混雑するのでしょうか。あんまり想像できません。

H7197139dsc.jpg
札幌に戻ります。窓から爽やかな風、窓を開ける寸法は10センチぐらいが丁度良くて、どの窓もその寸法です。

H7197144dsc.jpg
車両基地へと繋がる線と合流。南平岸を出て高架から地下へと下ります。地上1階部分は、車内から住戸内が見えないように、シェルターの窓は曇りガラスになっていて気が利いています。

H7197150dsc.jpg H7197146dsc.jpg
札幌に到着し、地下街でラーメンを食べ、新千歳空港へ向かいます。左は乗車します721系快速エアポート、右は283系スーパーおおぞら。貫通ホロが付く283系は格好いいなぁ。

(乗車は2018年7月)

前の記事:札幌のキハ143系普通列車
関連タグ:札幌市営地下鉄地下鉄路線非冷房車

真岡鐵道乗車記(下館~北真岡)

真岡鐵道の蒸気機関車列車のもおか号に乗車してきました。私の鉄道の趣味活動は、いつも基本的に一人なのですが、今回は同行者(お子様)ありとなります。

H6026697dsc.jpg
下館を9:54に到着する小山発の水戸線を降り、トイレに入っていると、気持ちのいい汽笛の音が聞こえます。急いで(急がせて)ホームに出て、もおか号の入線シーンを見学します。通常下館への送り込み回送列車は、DE10が牽引するはずですが、今日はC11。茶色い50系3両を両端に蒸気機関車がサンドイッチするなんて、素晴らしい絵になったではありませんか。

H6026701dsd.jpg
回送列車を牽引してきたC11 325は切り離され、そのまま側線に留置されます。切符売り場のお兄さんによると、C11は本日下館駅で10:50~15:00に開催される「SLきょうしつ」で使用されるとのこと。

H6026703dsc.jpg
本務機はお馴染みのC12 66。ここは、1本の普通列車が発着する間、ホームから距離をおいて蒸気機関車を見学できるのがいいところ。ここで同行者のお子様に、蒸気機関車の構造を簡単に説明します。「石炭は後ろ、水タンクはここ、あそこで石炭を燃やしてお湯を沸かし、蒸気があそこにたまってこっちに来て、シリンダーを・・・」、あまり反応がないのでまだ早かったか。

H6026702dsd.jpg
ホームを塞いでいた普通列車が出発し、そろそろもおか号が動きます。蒸気機関車の真横に来て観察です。「いい?車輪の上の棒(逆転棒)が動くよ、下に下がると前進、上に上がるとバックだよ。ここはすごく大事なところだからしっかり見てね。」そして耳をつんざく汽笛の音。小さな子供が泣き出してしまうのは、お馴染みの光景。力強く本線に一旦引き上げるC12。あれっ?SL教室のC11がぶら下がっています。

ホームに入線しましたらC12をバックに記念撮影し、空いていた2号車に乗車します。ここで残念な車内放送、「本日のもおか号は、機関車不具合のため真岡までの運転となります。SL教室も中止します。大変申し訳ありません。」とのこと。さっきまで乗務員さん達の顔色がさえないと思っていたら、そういうことだったのか。2012年の水戸線乗り潰し中、下館駅でもおか号を見学したときは、子供に帽子をかぶらせ運転席に乗せて記念撮影に応じていたのに、今日はそういう雰囲気が全く無かったのも気になっていました。(私もお子様連れの特権で、一緒に運転席に入れるかもと期待していたので・・・)これは仕方ない。真岡鐵道の関係者はもっと落ち込んでいるんだろうなぁ。不具合なのはC12のようです。

それでは数分遅れて出発。運転区間は短くなってしまいましたが、予定外のプッシュプル(とは言わないか?)運転となり、前から汽笛、後ろから汽笛、前後からブラスト音が楽しませてくれます。お子様はというと、沿線の方々、撮り鉄の方々が手を振ってくれるのが楽しくて仕方ない様子。もしかして窓が開く車両に乗るのは初めてか。蒸気機関車の煙もあまり気にしません。この窓を開けて風を感じて、列車と一体になった感、これが乗り鉄の最高の贅沢なのだよ。しっかり覚えておくように。それと窓から手を出さないように。

50系客車にも久しぶりに乗車します。静かで揺れず、冬も隙間風が入らず暖かい超快適な車両だったイメージでしたが、今日はよく横揺れします。この50系や51系が走っていたのは幹線が主、これは線路が原因なのでしょう。でもこれが楽しい。今でも私にとって素晴らしい車両なのには変わりません。

運転区間が短くなってしまったのでそろそろ終点、寺内出発シーンで、後ろのC11のブラスト音が特に大きかったのは、やはりC12の調子が悪いのか。真岡手前の開けた場所は有名撮影地のようで、たくさんの三脚が並んでいます。この人達にとっては、今日はプッシュプル運転になってラッキーです。

H6026730dsc.jpg H6026735dsc.jpg
真岡に到着。前のC12は、すぐに切り離され茂木方面に引き上げ、側線に戻ってきます。ここで後ろのC11も50系客車を押して茂木方面へ、ここで、写真は撮れませんでしたが、視界の中に2機の蒸気機関車が同時に別々に動くのを目にすることができました。たぶんこれは凄いことなんだと思います。

H6026736dsc.jpg H6026738dsc.jpg
C11も側線に戻ってきて客車を切離し、車庫の中に消えて行きました。お疲れ様。それとC12よ、今度は元気な姿を見せてくれ。

H6026737dsc.jpg
側線に留置されます50系客車、不運な車両でしたが、色は変われど、ここまで原形に近いのは本当にありがたい。

H6026744dsc.jpg H6026752dsc.jpg
ホーム上で切符の払い戻しをして真岡で下車し、小さな鉄道博物館のSLキューロク館に行ってみます。真岡鐵道乗り潰しの目的は果たせませんでしたが、ここSLキューロク館は、全線ガッツリ蒸気機関車列車に乗車してしまうと来れない場所でもあります。それにしても圧縮空気で蒸気機関車を動かすというのは、いいアイデアです。変な建物ですが、時報と共にここからキューロクが出てくるのは、ちょっと感動します。ここでも逆転機の説明をしようとしましたが、なぜか逆転棒が上がった状態で前進してます。そして下げた状態でバックします。まぁいいか。

それとキューロクに連結されるヨ8000にも乗車してきました。これも面白くて、同行者ほったらかしで車内の観察。北海道でも寒くないよう窓は二重、灰皿は2箇所もついている。ベットがあれば何日だって快適に生活できそう。でも暑いときは大変だったかもしれません。

その後は、観光案内所のパンフレットを見て、タクシーでリス園へ。食事もとらずウサギと遊び、タクシーの運転手さんに教えてもらったギャンブルの神様の神社に寄り道し、北真岡駅まで線路沿いを1km程歩きます。あっ!ここは桜並木と菜の花の超有名撮影地だ。同行者のお子様は「お腹すいた~」、「(リス園の)お蕎麦屋さん(閉まる前に)行こうって言ったけど、ウサギと遊んでたじゃん。ここは頑張れ。」

H6026831dsc.jpg
帰りは北真岡から乗車したので、乗り潰しは1駅分伸びました。下館に着いてコンビニに入り、まずは何か食べることにします。

(乗車は2018年6月)

次の記事:リゾートやまどり(リゾート那須野満喫号)乗車記
関連タグ:蒸気機関車真岡鐵道非冷房車
プロフィール

QJ7000

Author:QJ7000
おじさん鉄道ファンの日本の鉄道乗車記録。2012年、ふと日本の鉄道全線に乗ってみたいと思うようになり、乗りつぶしをスタート。現在の未乗区間は約2,850kmで、今の生活パターンだとすべて乗りつぶすにはあと10年ぐらいかかりそうです。路線や車両に愛情を込めながら、少しずつ記録に残しておこうと思います。古い記事をご覧になりたい方は下のカテゴリーの「年別目次」からどうぞ。

検索フォーム
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
(古い記事順に表示されます)
最新コメント
FC2カウンター
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

タグ

JR東日本 東武鉄道 JR西日本 井原鉄道 秩父鉄道 蒸気機関車 西武鉄道 養老鉄道 JR東海 地下鉄路線 名鉄 JR北海道 非冷房車 札幌市営地下鉄 静岡鉄道 天竜浜名湖鉄道 新幹線 愛知環状鉄道 新交通システム バスの旅 弘南鉄道 北陸鉄道 南海電鉄 ケーブルカー 駅そば JR九州 観光列車 船旅 鹿児島市電 路面電車 パノラマグリーン車 真岡鐵道 東海交通事業 上田電鉄 アルピコ交通 長崎電気軌道 島原鉄道 三井化学専用線 専用鉄道訪問 松浦鉄道 国鉄時代 貨物線・短絡線・渡り線 筑豊電気鉄道 西日本鉄道 平成筑豊鉄道 喫煙車 野岩鉄道 会津鉄道 JR四国 阿佐海岸鉄道 土佐くろしお鉄道 伊予鉄道 温泉 琴電 吊り掛け電車 猫登場 阿武隈急行 福島交通 山形鉄道 モノレール 新京成 京成電鉄 流鉄 夜行列車 近鉄 伊勢鉄道 江ノ電 ブルートレイン 北越急行 伊豆箱根鉄道 岳南電車 芝山鉄道 上信電鉄 近江鉄道 阪神電鉄 阪急電鉄 神戸電鉄 北条鉄道 山陽電鉄 水島臨海鉄道 北近畿タンゴ鉄道 のと鉄道 くま川鉄道 南阿蘇鉄道 熊本電鉄 京王電鉄 京浜急行 台湾の鉄道 東急電鉄 小田急電鉄 鹿島臨海鉄道 ひたちなか海浜鉄道 福井鉄道 えちぜん鉄道 遠州鉄道 

QRコード
QR