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西九州新幹線乗車記2(N700Sかもめ17号)

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武雄温泉駅から、いよいよ昨年9月に開業した西九州新幹線に乗車します。乗車するかもめ17号は、武雄温泉11:01→長崎11:24で、途中停車駅は諫早のみ、66kmを23分で結ぶ西九州新幹線で最速のランナーになります。

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リレーかもめからの乗換時間は3分、席についたところで出発です。まずは右手の在来線と別れます。どんどん加速、そしてトンネル、その後も短いトンネルをいくつも潜り…

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あれれ!海?もしかしてもう大村湾なの?

最初の通過駅である嬉野温泉は、よそ見をしている間に通り過ぎてしまったようです。嬉野温泉駅のホーム長は160mだそうで、そこを260km/hで走れば、2.2秒で通り過ぎてしまいます。今回の旅行プランは、嬉野温泉での宿泊も検討していたところで、駅や街並みを見たかったのに残念。これから車窓に集中します。

右手に見える大村湾ですが、防音壁が高くてすっきり見えないのは、北陸新幹線や北海道新幹線と同じ、新しく出来た新幹線の残念なところ。その後大村車両基地が見えて、新大村を一瞬で通過。

ここ新大村駅は、長崎空港に近い駅。後で知るのですが、料金500円の予約制タクシーが15分で結んでいて、西九州新幹線の新大村〜長崎間も自由席利用だと1630円とお手頃価格。帰りに利用すればよかったです。

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諫早に到着。右側車窓からは在来線の線路は全く見えません。

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諫早を出ると、長崎本線がちょっと見えます。そしてトンネル、長めなので、これが新長崎トンネルか。

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トンネル内で減速し、出たところで右手に稲佐山。これが新幹線効果か、博多から1時間20分、長崎も近くなったものです。

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さてこの長崎駅、昨年8月の“在来線特急かもめ”のお名残乗車の時にも書きましたが、大屋根の鉄骨のカーブが美しい素晴らしい駅だと思います。

しかし下に停車する列車が新幹線だと、どこかで見たことあるような気がするのです。

思い出した、中国の高速鉄道だ。
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左は2013年上海近郊の金山衛駅、右は2010年天津駅。私が中国に行ったのは2016年が最後ですが、その後にもっと規模の大きい駅がたくさん誕生しているはず。今や中国の高速鉄道の方が、10年以上進んでいるのかもしれません。

* * *

今回の旅行は、同行者ありで、鉄分を約40%投入したプランだったのですが、その後の行動も書いてみますと、

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念願だった軍艦島に無事に上陸し、

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夜景が綺麗な大きな温泉ホテルに宿泊し、

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翌日は長崎から西浦上までYC1に乗車し、

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長崎電気軌道にも乗って来ました。ここは2017年に全区間乗車したものの、住吉から公会堂前までは、満員の水戸岡デザインでカーテン締切車にあたってしまい、全く車窓を見ることが出来ませんでした。今回は住吉から長崎駅前までを、かぶりつき席を確保の上で再乗車です。写真は注目の長崎本線並走区間。

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乗車したのは伊予鉄道の新しいカラーみたいな364。出島で下車し、中華街をぶらぶら。

そして帰路は長崎15:05→羽田16:55と、私の旅行にしては早い便だったのですが(理想のその次の便が取れなかったためです)、南風の吹く日だったので、勤務地である新宿上空を飛ぶ新ルートでの着陸を初めて体験出来ました。東京上空の飛行、素晴らしかったです。

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新宿の真上を飛びますので、西武新宿駅は見えても、JR新宿駅は全部見えません。

(乗車は2023年6月)

前の記事:西九州新幹線乗車記1(885系リレーかもめ17号)
関連タグ:新幹線JR九州長崎電気軌道路面電車

ネタが無いのでしばらく更新お休みします。
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延伸した福井鉄道のヒゲ線に乗車

えちぜん鉄道と福井鉄道の変わったところの乗り直しの最後は、福井鉄道福井駅への通称ヒゲ線の延伸部です。2016年3月に100m弱、JR駅前まで延びました。

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昔の市役所前、福井城址大名町の1番線で停車しているのは、田原町発で福井駅前に寄ってきた後の武生行き電車。元名鉄770形の777番で、名鉄の"7"のフォントはパチンコやスロットの"7"にそっくりですので、ギャンブル好きが歓喜する電車のはずです。

ここで駅のスピーカーから「まもなく1番線に福井駅経由の田原町行電車が到着します」と、紛らわしい自動放送が流れます。もしかしてこれが福井駅に行くの?、この777がヒゲ線から来るのをこの目で見たばっかりですが、不安になってきます。

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間違えて乗ってしまいそうな武生行を見送ると、ちょうどこれから福井駅経由の田原町行が来てすれ違い。

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今度こそ福井駅にこれから経由する電車は、元名鉄880形。鉄道ファン誌でデビュー時の新車ガイドを、なんて素敵な電車なんだろうと眺めていたのは、40年も昔になるのか。名鉄時代には乗ることが出来なかったのですが、福井で出会えた縁に感謝です。

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一番前の座席に座り、名鉄フォントを見て嬉しくなり、

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降車ドアは3枚折れ戸だったんだな、そして後ろを見ればこの電車の特徴である、連続田の字窓、一人一人独立したシートのクッション、キノコ型にデザインされた貫通部と、写真に収めておきたいところが沢山あるのですが、狭い車体の手が届きそうな向かいの座席に、多くの乗客が座ってますので、カメラを向けるのは無理。

12:15発の予定でしたが5分ほど遅れて、距離にして0.7㎞のヒゲ線に向けて出発です。

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一番前に座れたところですが、前方展望は、コロナ感染症防止のために設置された、運転室と客室を仕切るビニールシートが反射してしまい、肉眼では全然見えません。この辺が昔の福井駅前停留所だったところかなと、適当にカメラを向けて撮ってみたら、写真にすると意外とよく見えてます。

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延伸した区間に入り、左にカクンと折れて福井駅停留所に着きます、延伸する前は「福井駅前」でしたが「前」が取れて「福井駅」停留所になっています。

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慌ただしく田原町に向けて折返して行きます。ここに移転する前の福井駅前停留所は、狭い道路の併用軌道上にある単線の停留所で、車止めが無く、線路が道路の真ん中でプッツリ切れてるのが面白かったのですが、乗り場も2本に増えて、立派になったものです。さすがは福井県、さすがは新幹線の来る駅です。

* * *

金沢9:02発のサンダーバード14号が運休しておらず、1時間前に福井に着いていた場合は、田原町経由で再度えちぜん鉄道側の福井駅に戻り、その後、福井名物のソースカツ丼とおろしそばのランチを予定してましたが、次に乗る越美北線まで20分しかありません。ランチは、駅の立食いの今庄そばの鰊そばにして、さっと済ませます。

お洒落に変身した田原町駅を、乗換時にじっくり見ることが出来なくなってしまったのが残念ですが、ソースカツ丼とおろしそばなら、私の家の近くに越前そばの店があって、福井まで行かなくても、とても美味しいのが食べられるので問題なしです。

(乗車は2021年6月)

前の記事:フェニックス田原町ラインに乗車
次の記事:越美北線乗車記
関連タグ:福井鉄道

フェニックス田原町ラインに乗車

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鷲塚針原からは、2016年に誕生した、えちぜん鉄道〜福井鉄道を直通する、フェニックス田原町ラインに乗車します。この「フェニックス田原町ライン」という名称、えちぜん鉄道と福井鉄道の路線図を一緒にするとフェニックスが羽ばたいてるように見えることから名付けられたそうですが、公式ウェブサイトで使用しているのは、えちぜん鉄道だけ。福井鉄道の時刻表では普通に「福井鉄道・えちぜん鉄道 直通電車」と案内されているのはどうしてなのか、ちょっと気になります。

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フェニックスラインの起点の鷲塚針原の駅舎はとても可愛らしい。今は無人駅で、構内踏切で反対側に抜けられます。

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構内踏切を渡った福井側から鷲塚針原駅を見ます。在来からの高床車の島式ホームの横に、低床車の片面ホームを作りました。ちょうど福井行の電車が来て並びます。車体の大きさはこんなに違うのですが、これが同じ線路を共有して走るなんて、面白い鉄道が出来たものです。

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福井行きの電車は元国鉄119系のMC7000形だったのか。特徴ある側面の窓配置がよく分かるように、もう少し横から撮ればよかった。

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さぁ乗車します。フクラムの愛称の超低床車のF1000形で、フェニックス田原町ラインが開業する前の、2013年から走っています。

車内に入れば、乗務員の方からどちらまでですか?と声を掛けられます。出発までまだ時間があるので、今ここで切符の販売をしてもらえるとのこと。整理券を受け取って降車時に運賃支払いかと思っていたので、降車する駅名をちゃんと覚えてこなかった。「福井城あと…何町…でしたっけ?」

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無事に購入できた”福井鉄道・えちぜん鉄道特別補充券”になります。私の降りる予定の駅は「福井城址大名町」なのですが、”城址”を”じょうし”と読める人は、そんなにいないと思います(もしかして自分だけ?)。”町”だって”まち”とも”ちょう”とも読めるし、誰でも読めて覚えやすい昔の市役所前で良かったのに。

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11:49、鷲塚針原を出発します。乗客は私一人で、車内における運転手さんと私の距離感、なんだかリムジンにでも乗っているみたいだな。運転手さんとは、切符の購入時にちょっと世間話(話題はお互いコロナに気を付けましょう)をしていたのですが、話の続きをしに後ろから声をかけたくなってしまいます(もちろんしない)。

いや、それよりも車窓が面白い。臨時駅の仁愛グランド前を通過、超低床車の座席からは、ホームの床の下を通して向こう側の景色が見えます。続いて中角も通過、同じようにホームの床の下が見えます。ここは普通の駅ですが低床車用のホームが設置されていないので通過なのです。一般鉄道車両の高床車と、路面電車の低床車だったら、低床車の方がこまめに乗客を拾うイメージで停車駅が多そうですが、ここでは逆転してしまってます。

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新田塚に到着、ここは島式ホームの交換駅だったのですが、その外側の両側に低床車用ホームを作りました。高床か低床かでホームが違うという、乗車するのに難易度が高い駅です。

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交換待ちで数分停車します。来たのは6000形、低床車の車内から見上げるとでかい。高床車と低床車が線路を共有しますがホームは別。やっぱり面白い。昔は広島電鉄、それと名鉄でも見られたんでしたっけ?(勉強不足)。しかし旧国鉄20m車の大型車と、路面電車が同じ線路を走るのは、日本初ではないでしょうか(勉強不足で自信なし)

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商業ビルの中にある福大前西福井駅は、高床車のホームの先に低床車のホームを増設してます。ここでも交換で、写真は撮り損ねましたが、来たのはえちぜん鉄道のフェニックス田原町ライン用の超低床車のL型キーボ。あ、福井口駅の切り欠きホームは、この車両が出入庫する時に使用されるんだな、きっと。

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そしてえちぜん鉄道から福井鉄道への渡り線を通って田原町に到着。ここで運転手さん交代、しばらく停まります。2012年に来た時は、木とトタンで作られた昭和らしい貧相な佇まいでしたが、お洒落な駅に変身したもんです。

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福井鉄道に入ります。今度は併用軌道、ブレーキの鉄粉で茶色くなった路面を進みます、ここの雰囲気は変わりません。

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12:09、昔の市役所前である福井城址大名町に到着、ここで下車します。元名鉄の770形と並ぶと、車体の大きさはこんなにも違うんだ。

(乗車は2021年6月)

前の記事:えちぜん鉄道の高架化された福井側を乗車
次の記事:延伸した福井鉄道のヒゲ線に乗車
関連タグ:えちぜん鉄道福井鉄道

富山地方鉄道 3系統環状線乗車記

6月中旬の平日、一日休みを取って福井へ向かいます。末端部が今秋から全列車運休となるかもしれない越美北線の乗りつぶしをメインに、2012年に乗車後、高架化や延伸で変化のあった、えちぜん鉄道と福井鉄道の一部区間にも乗車します。

大人の休日倶楽部の北陸パスを購入し、東京6:16発のかがやき501号に乗車すべく、早起きして地下鉄東西線で東京駅に向かうのですが、ここで予定していたスケジュール通りにならないことを知ります。かがやき501号に接続する、金沢9:02発サンダーバード14号が、yahooの乗換案内に表示されないのはどうして?と、JR西日本の公式ページを確認すると、なんとも新型コロナの影響で運休中だったのでした。

次の9:48発しらさぎ6号まで金沢駅で何してよう。がら空きのかがやき号の道中で考えます。まずは車両更新中の北陸鉄道浅野川線・・・、交換駅の三ツ屋の手前で引き返さなくてはならないのか・・・、却下。引退した413系、415系800番台、トワイライトエクスプレス塗装のEF81が並んでいる松任に行ってみようか・・・、たしかここは望遠レンズが無いと上手く写真が撮れないんだっけ・・・却下。富山で途中下車して、富山地方鉄道の市内電車の未乗車区間を少し乗ってみようか・・・、これなら環状線で一回りするにぴったりの時間です。

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8:25、富山で下車。新幹線ホームから真っ直ぐに階段を降り続けると、駅の中心に市内電車乗り場があります。なんて美しいターミナルなんでしょう。美しいのは見た目だけでなく、乗換え導線だって完璧で美しい。乗り換え時間も3分あれば充分なくらいです。

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渋い色の電車だなぁ、よく見れば水戸岡鋭治デザインの電車だったのか。この統一されてないフォントの文字をペタペタ貼るデザイン、木質系の建材を使った車内についても、増えすぎて新鮮味がなく、食傷気味であるのが正直な感想です。近代的なホームに大きな吊り掛け音を残し、大学前に向けて出発します。

乗車する3系統環状線は、岩瀬浜からの直通で、3連節の低床電車で来ました。ホームでは人が多くて写真が撮れません。多くの乗客が乗っており、その内半分がここ富山駅で下車、半分が官公庁のある駅南側まで乗り通します。富山駅の南北接続はこんなにも需要があったのか。見ていて嬉しくなります。

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進行方向左側で後ろ向きの座席が空いたので座ります。駅を出て50mぐらいの場所にある、南富山駅方面と大学前方面の分岐するデルタ線ですが、ここまで来るのに信号待ちで数分かかります。

さて、ここからは初めて乗車する区間になります。昨年乗車した南富山駅方面の路線は、昭和の雰囲気を残す、吊り掛けの旧型路面電車の似合う街並みでしたが、こちらの路線は、小綺麗な新しいホテルやオフィスビルが立ち並び、スマートなLRTの似合う街並みになります。

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2つ目の県庁前と、3つ目の丸の内でほとんどの乗客が下車します。丸の内からは、単線一方通行で2009年に復活した環状線の走る富山都心線に入ります。富山城が見えてきました。富山には乗り鉄や登山で何度も来ましたが、このお城を見るのは初めてです。

国際会議場前で、かぶりつきに最適の運転室右後ろの座席が空きましたので座ります。しかし運転室との間には、コロナ対策の厚手のビニールシートが掛かっていて、前方がほとんど見えません。

車内を見回すと、競輪場へ無料で電車に乗車できる案内が目に入ります。富山競輪場では競輪専用ICカードというのを500円で配布しており、競輪の開催日には競輪場前まで無料で1往復出来るようです。ICカードマニアがいるとしたら、コレクションに押さえておきたい1枚かもしれません。

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引き続き小綺麗な道を進み、グランドプラザ前で、車内の乗客が私一人になります。運転室左側に移動します。今度は前方が良く見えます。よしよし、いいぞいいぞ。

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本線と交わります。電車の運転室越しに電車を真横に見るのは、複数の路線ネットワークがある路面電車でないと見られない光景。こうして見ると、私個人的には嫌いだった富山特有の屋根上の広告も、外国みたいな雰囲気で悪くないかも。そしてこれで富山地方鉄道の支線と富山都心線の1.9kmの乗りつぶし完了。富山で途中下車した甲斐がありました。

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昭和っぽい町並みになって、昭和の電車とすれ違い。本線に入り、富山駅を目指すようになれば、各停留所で乗客がどんどん乗ってきます。

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一回りして電鉄富山駅・エスタ前に到着します。乗る前に見た渋い色の電車も戻ってきました。あっちに乗っても良かったんだな。でも大学前方面への乗りつぶしは、富山地方鉄道射水線のルートを辿ってみたく、万葉線と一緒にやってみたいと思っています。

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富山駅寸前で信号待ち。渋い色の電車はもう出て来たか。右側の線に入り、岩瀬浜行乗り場の5番線に到着し、ここで現金で210円払って下車します。ICカードリーダーがあるのですが、今のところ福井地区限定の「ecomyca」しか使えないのです。それと環状線を一回りし同じ駅に戻ってきたのですが、運賃は均一制の1回210円なので、ルール違反にはなっていないと思います。

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乗った電車が岩瀬浜に向けて出発します。T100形という電車でした。

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それにしても美しいカーブポイントだと思います。ちなみにここ、富山駅から富山ライトレールの富山駅北停留場があった場所までは、昨年2月に来た時は未開通だったので、未乗車区間になり、距離は0.1km。乗ってしまいたいところですが時間が無いので次回に残します。

* * *

富山9:11発のはくたか551号の自由席は、ほとんどの窓側が埋まるぐらいの乗車率でした。そして金沢から乗るしらさぎ6号は681系で、乗車した先頭車は、プレートを見ればクモハ681-501のトップナンバーでした。走り出せばVVVFの音が煩い、そして速くて揺れも大きい。在来線特急街道の熱い走りを充分に楽しむことが出来ました。北陸新幹線敦賀延伸が迫り、北陸本線の特急も引退へのカウントダウンが始まっています。これにもきっちりお名残り乗車をしないといけません。

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写真はクモハ681-501の車内の様子です。

(乗車は2021年6月)

次の記事:えちぜん鉄道の高架化された福井側を乗車
関連タブ:富山地方鉄道路面電車

広島電鉄乗車記2(本通~広島港宇品~広島駅)

GO TO トラベル広島一泊旅行の終盤の夕刻、お好み村での夕食を予定していましたが、そんなにお腹が空いていません。そこで、市電に乗って時間を潰すことにし、広島の中心(だと思う)、本通から広島港まで行ってみます。

本通の停留所は、都心の停留所だけあって広く安全なホームですが、どう並んだらいいのかよく解りません。いろいろな長さの電車が来ますので、適当でいいのでしょう。広島港行電車は低床の3連接車で来ました。後ろドアから乗り、suicaをカードリーダーに当てると、私も同行者もエラーが出てしまいます。しかし後ろからも人が来ますのでそのまま乗車。後ろの車両の連接部の座りにくいクロスシート部に座ります。

改めて乗降口を見るとカードリーダーが二つあり、suicaでエラーが出てしまったのは、降りるとき用のカードリーダーにタッチしてしまったからのようです。乗るの難しいなぁ。車庫のある広電本社前で途中下車しようかと思っていたものの、暗くなってきましたし、suicaエラーの件もあるので終点までの乗り通してしまいます。皆実町六丁目で広島駅からの系統と合流し、だんだん郊外の住宅地の風景になってきて、乗客もどんどん減ってきます。

終点間際の海岸通から先は、上に高速道路があって完全に港湾地区の風景。元宇品口は、停留所名と雰囲気から国鉄宇品線の終点はこの辺りにあったっぽい。(帰って調べたら、国鉄宇品駅は、もっと東よりで広島市電の線路とは交わりません。)

終点の広島港の停留所(というより立派なターミナル)が見えてきました。しかしポイントの手前で停止、停留所の線路が一杯のようで、約3分停車とのこと。なかなか面白い。待つこと数分、向こうから低床の連接車が勢いよく飛び出してきて、こちらもようやく出発、大屋根の下の3面3線の広島港に到着します。

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乗ってきた低床連接車の1000形。たくさん見かけましたので今の主力電車のようです。

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同じ番線の車止め側に元京都市電が押し込まれています。

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高さのある大屋根は、まるでヨーロッパのターミナルなのですが、3線とも奥で照明を消した電車が昼寝してますので、なんとも言えない気怠い雰囲気になってしまいます。

広島港の船の方のターミナルをちょっと覗き、海辺に行って、夕陽を見て、停留所に戻ります。

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5系統の800形で広島駅に向かいます。かつての国鉄宇品線に沿う形の5系統は、一番乗客が多く、輸送力の高い連接車がバンバン走っているものと思っていました。ところが違っていまして、広島港からだと、本通に向かう1,3系統の方が、広島駅に直通する5系統の2倍本数があります。このように、人の流れが単純な一本線や十字線に当てはめられない都市の位置関係が、路面電車が今もこれだけ走る理由の一つかもしれません。

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始発ですのでかぶりつき席に座ります。皆実町六丁目から初めて乗る皆実線ですが、これといった発見は無し。

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的場町の停留所を過ぎ、左にカーブし本線と合流します。ここから先2区間0.5kmは、広島駅南口再整備の計画で、数年後に廃止になる区間です。

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廃止される停留所の猿猴橋町です。正面に見えるのが工事中のJR広島駅。再整備事業で広電は、写真左側に位置する駅前通りを直進してJR広島駅ビルの2階に突っ込む形になります。

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広島駅の停留所が見えてきました。ここで一旦停車。ホームが空かないでここで降ろされてしまうのか。いや、3本ある櫛形ホームの一番右側に入って行きます。

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ちゃんと車止めのところまで進んでくれました。

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一番JR駅よりのホームは角度がついたままで、狭いスペースに無理矢理作った鉄道模型のレイアウトみたいでいいなぁ。ここに入るのは広島港に直行する5系統のみ。

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左側の2線は、紙屋町東を経由する5系統以外の降車専用ホームとのこと。

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紙屋町を経由する5系統以外の電車はどこから乗るのかというと、シーサースクロッシングを渡った左側のホーム。様々な系統、様々なドア数の電車が来るわけで、どう並んだらいいのかよく解りませんが、広島の人はうまく使いこなしているんでしょう。

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路面電車としては日本一の路線延長距離で輸送人員、保有車両数も日本一の広島電鉄、初めて乗りましたが、いろいろと奥が深くて面白いです。旧型車がまだまだ走っているうちに、また来たいと思います。

その後は3連休の最終日ですので、どこも密な状態でして、広島空港へのリムジンバスは乗れるのかというぐらいの長蛇の列で2本目に乗車、お土産屋もフードコートも密、ANA羽田行き最終便も満席でした。

(乗車は2020年11月)

前の記事:広島電鉄乗車記1(宮島口~本川町)と旧型車撮影
関連タグ:広島電鉄路面電車
プロフィール

QJ7000

Author:QJ7000
おじさん鉄道ファンの日本の鉄道の乗車記録です。2012年、ふと日本の鉄道全線に乗ってみたいと思うようになり、乗りつぶしをスタート。その時の未乗区間は7,818.4kmでしたが、12年目にしてあと1,002.5kmになりました。すべて乗りつぶすには、今の生活パターンだと、まだ7,8年ぐらいはかかりそうですが、路線や車両に愛情を込めながら、少しずつ記録に残しておこうと思います。古い記事をご覧になりたい方は下のカテゴリーの「年別目次」からどうぞ。

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