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フェリーにバスごと乗船、鹿児島中央駅-鹿屋間直行バス乗車(船)記

南九州鉄道旅行の3日目で最終日、この日は日南線だけ乗って、その後飛行機に乗って帰るだけという、珍しく緩いスケジュール。いつもよりも遅い起床で、ホテルで鶏飯の朝食(美味しかったなぁ)を食べ、まずはバスで志布志を目指します。

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天文館通のバス停で待つ間に撮れた鹿児島市電。古いのは来ず。

最初に乗車するバスは、「鹿児島中央駅-鹿屋間直行バス」というやつで、バスが乗客を乗せたまま、鴨池・垂水フェリーに乗船し、鹿児島湾を渡ってしまうという面白い路線。このバスの存在は、乗り潰し趣味の大先輩であるrailwayさまから教えてもらい、日南線に乗るときは、これを利用して志布志まで行くとずっと前から決めていました。バスは定刻8:45発のところ、3分程遅れて天文館通を出発。

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運良く一番前の座席に座れました。左写真は、お祭りの時のみ電車が走るという高見馬場のデルタ線の一辺。そして右写真は鹿児島中央駅、今回の旅行で鹿児島県の鉄道路線は乗り潰してしまうので、当分の間、ここに来ることはなさそうです。

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鹿児島中央駅で10名ほど乗せ、駅を背に進み、右に折れると鹿児島市電1系統の走る道路をしばらく進みます。ここは昨日市電で乗車したものの、混んでてほとんど車窓が見れなかった区間です。こんなところを走っていたんだな。橋も渡る。

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古い電車も来た。車番は603。

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鴨池港にはすぐに着きまして、まずは広い駐車場でしばらく待機。

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そしていよいよバスの中へ。こういうの楽しい。港と船内には働く人がたくさんいて、合理化一辺倒の鉄道とは違うみたい。いいなぁ。

所定の位置に停車したら、すぐにバスから降りれます。普段はバスの中に留まることが出来ないようですが、今日は暑いので、クーラーを付けときますのでそのまま残ってもよいですよとのこと。もちろん私は降りて船内を散策。降りる際はカードが渡され、乗車する時に必要なので無くさないでとのこと。

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上階への階段から見るバス。船内はキハ58+キハ28がちょうど収まりそうなサイズです。国鉄時代、ここに鉄道車両を航送するシステムがあったら面白かったろうなぁ。大隅半島の鉄道地図も今とは違ったかたちで残っていたでしょう。

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上がったところに喫煙所があり、早速一服した後に中に入ります。有名らしい船内のうどん屋さんは、出航前というのにもう長い列ができている。後で出直そう。

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出航します。さよなら鹿児島、また来る日まで。

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青天の日曜日、暑い日でしたが、防波堤には魚釣りをする人。そして桜島は今日も見えません。

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一通り船の中を歩き回って、船内のうどん屋さんへ。まだお客さんは途切れておらず、ちょっと並んでさつま揚げうどんを購入。ホテルの朝食の鶏飯を食べてばかりですが、ペロっと胃の中に納まりました。ここのさつま揚げが独特で、なんだかスカスカなのですが、これが出汁の効いたうどん汁を吸って、旨さ倍増。みなさん並ぶだけあるなぁ。

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満腹になってほとんどデッキで過ごし、すっかり鹿児島は見えなくなって、垂水の港が見えてきました。所要時間は40分ぐらいか。船内を歩き回れて、軽食が食べられて、(大きな声では言いにくいですが)喫煙も出来る、こんな昔の鉄道連絡船みたいな船に乗れて大満足。船内放送に従い、バスに戻ります。

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バスが船から出るところ。

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垂水港のターミナル。ここで降りて、ここから志布志までのバスに乗る事も考えていたのですが、そのまま乗車して鹿屋まで進みます。ちなみにこの直行バスは、鹿屋市が運行するコミュニティーバスなんだそう。しばらくは海岸線沿いに走ります。たぶん山側に大隅線の廃線跡があるんでしょう。

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ウトウトしていますと鹿屋の市内でして、内陸部にあるというのに、鉄道がないのが不思議なくらい大きい町です(垂水の方が栄えていると思ってましたが逆です)。そして天文館通を出て約2時間、鹿屋(リナシティかのや前)に到着です。大きなショッピングセンターの一角にある停留場です。

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次のバスまで40分時間があるので、バス停から南へ、大隅線鹿屋駅跡地でキハ20が保存されているという市役所の方へ歩いてみます。トンボがたくさん飛んでいる川を渡ると、左手に昔は鹿屋の商業の中心地だったっぽいアーケードがあるのですが、今は中が車道になっています。

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市役所へ向かう道もほとんどシャッター通り。暑くて汗だくだく。今日も日南線でお洒落な観光列車に乗るので、あんまり汗をかきたくない。それに鹿屋駅跡地は思ったよりも遠く、着いたところで次のバスに間に合うかどうかも心配になってきました。鹿屋駅跡に行くのは中止、戻ります。それにしても市街地からこんな離れたところに駅があったのでは、鴨池・垂水航路に鉄道車両を航送するシステムがあったとしても、やっぱりバスに置き換えられる運命だったろうなぁ。

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クーラーの利いたきれいな待合室でしばらく涼み、11:30発の志布志行きバスに乗車します。10名ほどの乗客がいたのですが、市街地を出る頃には私含めて3名に。またウトウトして、左側に遮るものが無くなり海沿いに出ますと、そろそろ志布志。川を渡る橋では海側に、大隅線のものだったと思われます鉄橋が見えました。

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12:29、志布志駅前に到着します。駅ではキハ40がポツンと停車、これが次に乗車する13:12発の油津行き普通列車。まだ改札は開いていないので駅周辺を散策します。かつての志布志駅は、日南線、志布志線、大隅線の接続駅で広い構内を有する駅でしたが、日南線だけの終着駅となってからは東側に駅舎とホームを移設し、現在のかたちになっています。

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かつての構内の中央、駅舎の跡地に建つというショッピングセンター。加世田や枕崎もそうでしたが、駅の跡地に大きな商業施設が建つのは、人が集まる場所が継承されたということで、いいことかもしれません。

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かつての構内の西側は公園。

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ここにはC58、ヨ8000、キハ52が保存されています。この門鉄デフのC58 112は、現役時代、撮り鉄に大人気だったに違いない。一方キハ52は、志布志線、大隅線廃止と同時に引退したとすれば、短命だった残念な車両になります。

(乗車は2018年8月)

前の記事:鹿児島市電乗車記2(鹿児島中央駅前~谷山~鹿児島駅前)
次の記事:日南線乗車記1(志布志~南郷)
関連タグ:バスの旅船の旅
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三池島原ライン乗船記

大牟田での三井化学専用線の見学を終え、次は高速船の三池島原ラインで島原へ渡ります。大牟田駅西口前の三池港行き連絡バス乗場は、お盆休みの期間ですのでキャリーバックを引きお土産の紙袋を持った島原へ渡るんだろう帰省客で一杯。更にこのバスに接続します西鉄特急が到着しますとその列はどんどん長くなります。高速船は定員制ですので乗れるかどうか心配になってきました。切符はまだ買っていないのです。

西鉄特急~連絡バス~高速船の接続スケジュールはかなりタイトなものでして、西鉄特急が大牟田に11:04着、バスが大牟田駅11:08発→三池港11:16着、高速船が三池港11:20発→島原12:10着となっています。まず、バスは2台で来ました。到着して直ぐ出られるように運転席横に立ちます。どちらも満員になって出発。海、港が見えてきて、この辺は三池鉄道の線路跡があちこちに見られそうですが、目で探している余裕はもうありません。

到着して待合室内の切符売り場に一番に並びますが、ほとんどの他の乗客はすでに連絡乗車券?を購入済みのようでどんどん抜かれます。出航時刻も迫り、こちらは焦っているのに切符売り場の女性職員の動きは実にマイペース。しかしこの雰囲気から満員で乗船出来ないというようなことはなさそうです。

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やっと切符を手にして桟橋に出ますと、高速船は2艘待機していました。

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私が案内されて乗船するのはこっち。船の後部には室外の席、何と言うのかわかりませんが潮風を浴びられるプラスチックの椅子席があり、ここに座ろうかと一瞬思ったものの、後で辛くなって中に入ろうとしても座席が埋まっているというのも想定されますので中に入ります。窓際や通路側の座席は既になく、中央の狭い席に納まります。

さて出航です。クルリと向きを変え岸が離れて行きます、港を出て有明海へ。しかし座席は窓から遠く、窓も波しぶきでくもり、景色は全く楽しめません。そこで切符購入と一緒にもらったパンフレットとクーポン券でも見て過ごします。この三池島原ラインを運航する、やまさ海運株式会社は、私もいつか行ってみたいと思っています軍艦島へのクルーズもやっていまして、昔は一般人の立ち入れない廃墟の無人島も、軽めのノリのパンフレットの作りを見て、今やすっかりメジャーな観光地になった感じです。あと、クーポン券がとても充実していまして、大牟田と島原のレンタサイクル無料券なんかが付いています。島原側から大牟田に渡ってきたら、三井化学専用線めぐりのレンタサイクル代を無料にできたのだ。

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50分の乗船で島原に到着。ちょうど隣の桟橋では熊本行きのフェリーが出発するところ。今度は高速船ではなくこういう普通のフェリー、船内を歩き回れるやつに乗ってみたい。うどんでも食べられたら最高であります。

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しばらくして大牟田からのもう一艘が到着。定刻より10分遅れになります。

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こちらは私が乗ったの。

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陸側を振り返れば、雲仙岳がドーンと見えます。島原半島に来たのであります。

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待合室でトイレを済ませ、島原鉄道の島原外港駅へ向かいます。線路際に着きますと、ちょうど踏切が鳴って、島原外港に到着する列車のいい写真が撮れました。

(乗船は2017年8月)

前の記事:三井化学専用鉄道を再々訪問2
次に記事:島原鉄道乗車記
関連タグ:船の旅

津エアポートライン乗船記

 近鉄鈴鹿線乗り潰しを終え東京に帰るのですが、津から船でセントレアこと中部国際空港へ渡り、飛行機で羽田に飛ぶという、ちょっとひねったルートを選択してみました。最後にこの船(津エアポートライン)も、ブログテーマの鉄道乗車記録からは外れますが、なかなか面白い乗り物でしたので記事にしてみます。

 津側の旅客船ターミナルであります津なぎさまちへは、津駅前から出ていますバスで向かいます。所要時間は10分、料金は220円。乗車したのは私含めてたった3名、時間帯が時間帯ですのでこんなもんなのでしょうか。しかも私以外の2人は、途中の停留所で降りてしまいました。海が近くになりますと港湾地区らしくなり、人通りは全く無く、照明もあまり無い暗い道になります。旅客船ターミナルへは近鉄の津新町駅から1.5kmぐらいなので歩いちゃおうかと当初は考えていたのですが、止めておいて良かったです。

 旅客船ターミナルに着きました、セントレア自体新しいので、こちらも新しく、きれいで広くとても快適、利用時間に対してはとても値段が高い乗り物に見合うターミナルです。ここまで来て満席だったら大変と、しっかり数日前に予約をし、予約番号を伝えて切符を購入。

 価格は2,470円、津駅からのバスを含むと2,690円。実に絶妙な価格設定で、近鉄名鉄名古屋経由だと1,880円、それに近鉄名鉄両方有料特急を利用すると3,140円、丁度中間なのだ。所要時間はというと鉄道は最短で1時間半程度に対し、船だと乗船時間は45分ですが連絡バスも含めると1時間15分程度とそんなに大差はありません。しかし何と言っても、伊勢湾をヒョイと渡って近道してしまうなんて、実に痛快ではありませんか。

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 さぁ乗船します、いいなぁこの雰囲気、やっぱり心ときめく乗り物です。それにしても乗客が少なすぎ、定員108名に対し、なんと私含めて4人しかいません。接続する飛行機が少ないからだと思うのですがちょっと心配です。津なぎさまち着の便もそんなに多くはありませんでした。

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 ガラガラの船内の様子。19時丁度出航の便でして、出航と同時にテレビでNHKの7時のニュースが始まります。そして大相撲コーナー、今場所は10年ぶりに日本人力士が優勝達成なるかという目が離せない状況。しかし、テレビ近くの席に移動し、さぁ取組が始まるという時に電波が届かない場所になってしまったようで、テレビはブチッと切れてしまいました。突然の静寂に溜息しか出ません。少し寝ます。船は揺れると言えば揺れ、揺れが無いと言えば無い。船なんてめったに乗りませんので快適さの基準はよく判りません。

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 セントレアに到着です。ここで夕食に味噌カツ丼を食べてみるも、甘ったるくて美味しくなく、残してしまいました。中部羽田便は前日までに買うと8,900円という価格で、名古屋東京新幹線自由席より安い。年に1度はお金を払ってJALに乗り、ボーナスマイル(2000マイル)を貰っておこうと考えている私にぴったりな便。国際線の乗継便のような形で、なんと5社ものコードシェア便でした。

(乗船は2016年1月)

前の記事:近鉄鈴鹿線乗車記
プロフィール

QJ7000

Author:QJ7000
おじさん鉄道ファンの日本の鉄道乗車記録。2012年、ふと日本の鉄道全線に乗ってみたいと思うようになり、乗りつぶしをスタート。現在の未乗区間は約2,850kmで、今の生活パターンだとすべて乗りつぶすにはあと10年ぐらいかかりそうです。路線や車両に愛情を込めながら、少しずつ記録に残しておこうと思います。古い記事をご覧になりたい方は下のカテゴリーの「年別目次」からどうぞ。

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