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石巻線末端部の乗車と女川駅

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仙石東北ライン快速で石巻に到着し、4分の接続時間で次に乗車するのは、14:21発石巻線の女川行になります。車両は、“奥の細道”の黄帯ですので陸羽西線用キハ110のようです。小牛田側キハ110-244は、最上川を眺めるための一人掛け回転クロスシートの装備車だったようですが、気付かずに普通の石巻側先頭車に乗ってしまいました。

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先頭車でかぶりつきです。運転室上の運賃表は、震災前の気仙沼まで通じていた時代の気仙沼線全駅が掲載されていました。出発してしばらくして旧北上川を渡ります。

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陸前稲井~渡波間の直線区間を進みます。

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沢田~浦宿間は万石浦に沿って走ります。ここも海に繋がっていますので津波と地盤沈下の被害を受け、震災から2年間不通だった区間になります。20年以上前に乗った路線ですが、仙石線と同じように全く覚えておらず、初めて見る神秘的な風景に、なんだか癒されます。

浦宿から女川まで2.3kmは、震災後に新線に付け替えられた区間となっていますが、しばらくは昔のままの路盤を走り、その後太平洋側に抜けるトンネルに入ります。

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トンネルを出ると真新しい嵩上げされた造成地になります。ここが新線になるのか。ここをほんの数100m走ると、終点女川駅が見えてきました。

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14:46、終点女川に到着しました。

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女川で時間を潰し、1時間39分後の列車で帰る予定ですが、雪がまた降ってきました。傘持って来なかったし、時折強く吹く風がとても冷えるし…、もう9分後の14:55発で帰っちゃおうかな、と一瞬思いましたが、それでは女川に失礼です。改札を出て、パーカーのフードを被って海に向かって歩きます。

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振り返って見る新しい女川駅です。震災で流され、200m内陸側の嵩上げされた土地に作られました。上には温泉施設が入ってます。

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新しく整備された商店街のシーパルピアを抜けると、港が見えてきました。それとちょっと晴れてきた。

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この緑の壁のモニュメントはなんだろう?

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裏側に回ってみてビックリ!なんと!鉄筋コンクリート造2階建の建物が津波でひっくり返ってしまったんだ。旧女川交番だそうで、この状態になりながらも建物はほぼ原型を保っているのがすごい。杭はこんな風に折れてしまうのか。津波の威力に鳥肌が立ちます。緑の壁に見えたのは、屋上のアスファルト防水だったのか。

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海にたどり着きました。20年前に来た時も、ここに来て写真を1枚撮っていたはず。

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探してみたら出てきました。標準レンズで撮っているので全体がわからず、出すほどの写真ではありませんが載せておきます。この頃は鉄道旅行にカメラを持っていかない、持って行ってもほとんど撮らないという時期でして、この時の旅行では仙台に着いて駅構内東側いた715系1000番台の形式写真4枚と、この女川での1枚、計5回しかシャッターを押していません。

女川駅周辺については 、1時間半時間をつぶすので、ちょっと調べて来たのですが、震災後に出来た駅前商店街のシーパルピア女川に、海鮮丼で有名なお店があるらしい。そこで行ってみたのですが、観光シーズンでない今の時期の平日は、残念ながら15時閉店で、もう閉まっていました。しかし魚屋さんとしてはまだ営業していましたので覗いてみると、握り寿司のパックが売っています。しかも地魚6貫600円が半額ときた。早速買ってイートインコーナーみたいなところで一人で食べます。ネタの大きさは100円均一の回転寿司の3~5倍あろうかというもので、定価の600円でも破格の値段と言えそうなもの、そして感動するぐらいに美味しい…ことに間違いはないのですが、お寿司は冷え切った体で食べるものではありません。特急ひたちで飲まなかったこれまた冷え切ったお茶で胃の中に流し込みます。なんだか悲しくなってきます。こういう時は横に温かいきつねうどんでもあればいいんだけど…。駅だとどこがいいだろう、出汁の旨味たっぷりの岡山の吉備うどん、おろし生姜をたっぷり入れた相鉄の星のうどんなんか最高だよな。

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冷え切った体のまま、お店の外に出れば雪がまた降ってきました。寒い寒い、そうだ!駅の温泉にでもちょっと入ろう。

いつも温泉に入れそうな旅行の時はタオルを持参しますが、今回は予定していなかったのでタオルを購入して入ります。お風呂は小さいですが誰もおらず貸切でした。列車の時刻ギリギリまで温泉を楽しんで出ます。売店でビールを買って石巻線での飲もうか…、やっぱり止めておきます。赤の他人と向かい合わせになるボックスシートで、マスクを外してビールを飲むなんてことが許される時代は、もう終わりました。

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さて帰ります。16:25発の小牛田行は、2両で10名程しか乗っておらずガラガラ。やっぱりビール買っておけばよかった。しかし渡波で高校生がドッと乗車し、全ての座席が埋まり立ち席が出るほどの満員になります。やっぱりビール買わなくてよかった。

16:50に石巻着、次は16:55発の仙石東北ライン快速の仙台行に乗り換えます。窓際の席は空いておらず、ボックスシートの通路側に座ります。これからは向かい合わせとなるボックスシートは、転換クロスシートやロングシートに改造されそうな気がします。初めての乗車となる仙石線から東北本線への連絡線は、外が真っ暗で何も見れませんでしたが、減速して編成をクネクネさせて通過です。

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17:49、仙台に到着します。仙台から東京までは、いつものやまびこではなく、えきねっと50%割の恩恵で、普段は高い特急料金のはやぶさで帰ります。これで、宮城県の震災で路線の変更が行われた区間の、乗りつぶし日帰り旅行は終わりです。

(訪問は2020年12月)

前の記事:仙石線乗車記2(HB-E210系ハイブリッド車)
関連タグ:JR東日本温泉
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伊予鉄道 市内線乗車記

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19時過ぎ、伊予鉄道郊外線をすべて乗り終え、次は市内電車で松山市駅から本日の宿のあるJR松山駅前まで乗車します。ちょうど環状線の松山市行きが出発するところで、時計回りか半時計回りか確認せず、飛び乗ってしまいます。逆だとしても、フリー切符を持ってますので、また戻ってこればいいやと思っていたのですが、やはり結果は目的方向と逆の半時計回りの電車でして、二つ目の市役所前で下車。上の松山市駅で撮った写真は、私が乗車した電車の後続でして、行き先表示が緑なことから、これに乗ればよかったのでした。

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市役所前で見送ります乗車した電車。昔は京都を走っていた電車です。空がきれいだったのは写真で気付きます。

反対の乗り場へ移動し時刻表を確認しますと、次の電車は19:15発でちょうどJR松山駅前行き、そしてその次に19:18発で30分に1本しかなく乗り潰しのスケジュールを組むのに苦労します本町線に直通する電車が来ます。元々今回の旅行では、伊予鉄道市内線の乗り潰しの予定は、日も暮れて暗いですし、ゆっくり食事もしたいですし、また松山に来る楽しみをとっておこうとも考えて組んでおらず、素直にJR松山駅前行きに乗車しました。しかし乗車してみれば日は暮れても路面電車ですので外はよく見えますし、何よりこの時間帯に吊り掛けの音を聴きながら見るお堀沿いの景色が素晴らしい。そんなわけで気が変わり、次の南堀端で下車し、本町線に乗ってみることにします。

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南堀端のデルタ線をJR松山駅前方面から松山市へ向かう電車。信号が青になって、吊り掛け音を響かせ、車輪をキィキィ軋ませながらダダダダっとポイントを渡るのは映画でも見ているみたい。

しかし、3分後に来た本町線に直通する電車が悪かった。初めて乗車しますリトルダンサーこと超低床路面電車、1段高くなったかぶりつき席には前も後も先客がいて、車体中央低床部分のロングシートに座ったのですが、窓ガラスが明るい車内を反射してしまって外がよく見えません。さらに低床ですので車に囲われてしまうとほとんど見通しも効きません。隣にボックスカーが並びますと見下されているみたい。向こうからはよく見えるんだろうなぁ。西堀端で分岐しますと単線になり、かろうじてお堀沿いを走っているのがわかるぐらい。この手の電車は、今後の路面電車の将来を担う大きな存在なのですが、乗り鉄として楽しむには明るい時間帯でないとダメなようです。

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電車はいくつかの停留所で客を下ろしながらまっすぐ走り、19:30に終点の本町六丁目に到着です。降りた乗客数は片手で足りるか足りないぐらい。みなさん30分に1本の電車を上手く乗りこなしています。

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本町線の車止めのすぐ先は、同じく伊予鉄道市内線の城北線踏切があり、延伸すれば伊予鉄道3つ目の平面交差が生まれる形になります。すぐに踏切が鳴りホームへ急ぐと、反時計回りに回る電車がやって来ます。この駅の城北線ホームの配置は変わっていて、道路を挟んで上下線それぞれのホームを配置する場合、道路を渡る前のホームに停車するパターンが普通だと思うのですが、ここは道路を渡った後のホームに停車します。単線だとこの方が効率的とか理由があるのでしょうか。

乗車した電車もガラガラで、空いていた運転席後のかぶりつき席に座って出発。こちらは前がよく見えて嬉しい。この区間は軌道線ではなく鉄道線、線路は単線でカーブも多く、住宅と住宅の間の路地みたいな所をすり抜けて走るのはとてもスリリングで楽しいのであります。古町で交換し、高浜線を斜めに横切り、軌道線に変わって、JR松山駅前に到着、19時40分になってしまいました。後から知るのですが、この電車は松山市駅から最初に乗車した電車だったのでした。

まずはJR駅近くのビジネスホテルにチェックインします。夜は道後温泉に行く予定なので、選んだホテルの部屋は浴室がないタイプ。和室部屋で今日これからの行程を確認して再出発。本町線にも乗ったことですので、市内線もすべて乗ってしまおうと思います。ちなみに市内線も郊外線同様に、20年以上前の旅行の道後温泉駅で撮った写真がアルバムにあるのですが、どこをどう乗ったか全く記憶に残っていませんので、全部乗らないといけないのです。

再びJR松山駅前へ、20:10発の時計回りの電車は、また新型のリトルダンサーが来てしまいました。1本見送ろうか、いや乗ってしまおう。やっぱり車窓はよくわかりません。低床部の座席に座ってますと、古町の平面クロスは窓が開けば線路が手が届きそうで、タクシーで線路の上を走るみたいです。本町六丁目の本町線の停留所には電車は無し。単線ですので次の木屋町駅で交換しますが、ここでも隣に並んだ電車の乗客からは見下されてるみたいです。途中で後ろのかぶりつき席に座れましたが、やはりここもガラスの反射で車窓はよく見えません。今回リトルダンサーで乗車した区間は、乗り潰しの地図は赤く塗りつぶしておきますが、また松山に来る機会に乗り直そうと思います。上一万駅では地下道を潜って乗り換え、今度は普通の旧型高床車で道後温泉へ。到着後はまっすぐ温泉に向かいます。

それにしても空腹です。考えてみれば、朝にコンビニサンドイッチ一つ、ところてん1杯、お昼にコンビニおにぎり2個しか食べてません。こんなんで温泉に入ったらぶっ倒れるかもしれないと、コンビニに入ってイートインコーナーで唐揚げを買って食べておきます。こんなところまで来て何やってるんだろうと思ってしまいます。

道後温泉は、8月最後の日曜日らしく入浴券の売場付近はラッシュアワーの新宿駅並みの混雑、浴槽も人一杯で正に芋を洗っているような状況。でもこの温泉は、私が来る時は毎回こんな感じで、そこがまたいいのかもしれません。そこそこに温まって、外に出てもビールはまだ我慢。乗り潰しの続きをするために駅に戻ります。

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JR松山駅前行きの68。車体側面のリブは旧社会主義国の車両みたい。これでホテルにまっすぐ帰れるのですが、南堀端のデルタ線の1辺を乗り残してしまうので、一旦松山市駅へ向かいます。

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こちらが道後温泉21:36発松山市駅行きの77。古いので良かった。

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かぶりつきを楽しんで21:56に松山市駅に到着。

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最後に乗車するのは、22:00発の車両基地のある古町行きで、車番は52。これが素晴らしい車両でした。

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歴史の詰まった木造の内装に感激。私しか乗客がいませんでしたので写真撮りまくりです。

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製造プレートは「ナニワ工機 昭和26年製」。昭和62年じゃなくて26年だぞ。65歳のお爺さんだ。

最後もかぶりつき。ここは動画撮影をやってみました。アップロードはしませんが、扉を叩きつけるように勢いよくバチャンと開閉する音、鼓動のような床下からのコンプレッサー音と空気の抜ける音、運転席マスコン?の何万回と鳴らしてきたガチャガチャ音、一人で聞いていると妙に緊張感のあるアナウンスの女性の声、そして金属と金属が擦れ合う音からスタートし甲高く吠えます吊り掛け駆動の音、とにかく一つ一つの音が大袈裟で昔の電車が一生懸命走っているんだよというのを存分に感じられます。そしてこの52は特にいい音出てると感じたのは間違いありません。

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22:09にJR松山駅前に到着。また今度来た時にも出会いたい。

さぁ夕食...の前にやることがあって、まずはJR駅に行き明日の切符、松山から高知までで使用します四万十・宇和海フリー切符を購入。そして遅い夕食、この時間だと居酒屋しかないかなぁと駅周辺を歩いて回れば、お好み焼屋さんを発見。生ビールにおつまみの冷奴、広島風お好み焼を食べて満腹、今日初めてのまともな食事です。明日も6時前に出発しますので、また駅に行き、コンビニで朝食のおにぎりを買っておいて、ホテルの戻って就寝です。とても充実した1日でした。

(乗車は2016年8月)

前の記事:伊予鉄道 郡中線乗車記
次の記事:予讃線(松山~伊予長浜経由~八幡浜)キハ185系3100番台乗車記
関連タグ:伊予鉄道路面電車

福島交通飯坂線乗車記

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次は福島交通飯坂線です。この路線は、私の乗り潰し地図で既に赤く塗られているのですが、乗車したのは20年以上前ですし、そろそろこの元東急7000系車両も引退との事なので、スケジュールに組み込んでみました。あ、それともう一つ、JR東日本の週末パスがあれば、山形鉄道に続き福島交通もただで乗れてしまうというのも大きな理由です。やって来ましたのはピンクの帯の7000系2両編成。

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東急9000系と共通化との事でこうなった?らしいですが、素人にはやっつけ仕事としか思えないこの窓配置も、1991年6月から走っているので25年にもなります。ちなみにこの車両7206は1964年に中間電動車7123として製造されたので52歳。

14:15、それでは出発、すぐにJR側からの渡り線がありまして、ここからまた東急から中古車が入ってきます。次の曽根田は島式ホームの片側線路を撤去して棒線化された駅。ローカル線ではよくある光景ですが、市街地の中の駅なので妙に生々しい。

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まだしばらくは東北本線と並んで走ります。気持ちのいい直線ですがスピードは出せずすぐに駅。

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次の美術館図書館前という1面2線の駅ですが、分岐する線路のカーブがきつく、鉄道模型の線路みたいです。

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この駅を出ますと一旦方角を飯坂温泉側と反対方向に坂をウンウンと上がり(写真)、左カーブで東北本線をオーバークロス。この辺が線路好きには福島交通一番の見どころでしょうか。

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6つ目の駅笹谷、交換のようで向こうから電車がやって来ます。狭いホームの中にあります小さな小さな駅舎、こういうのも今では珍しいのではないでしょうか。写真に写ってませんが、踏切を左に渡るとすぐ道路で横断歩道、線路と道路に挟まれたスペースは子供にはちょっと危険。

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交換しますのは同じくピンク帯の7000系2連。

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桜水到着前に右手に車庫が広がり、非冷房の3両編成の7000系が見えます。今の季節、本当はこれに乗車して、開け放った窓からの風を久々に感じてみたかったのですが、平日の朝しか走りませんので私には無理。

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こうした小さな踏切が連続しますのは、軌道時代の名残なのかなぁ。

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この橋は、撮影で有名なところだ。

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23分の乗車で終点の飯坂温泉に到着します。2面1線のくし形?ホームにゆっくり進入して停車、ドアが開いて一番に改札を出ます。さぁ温泉に行ってみよう。昨日は沿線に温泉だらけの陸羽東線に乗っても足湯だけ、あつみ温泉で降りても温泉には浸からず、村上に宿泊しても瀬波温泉には行かず。せっかくの東北旅行、どこかに浸かっておきたいのです。

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駅はこんなにきれいになったんだ。もっとも昔はどうだったのか全く思い出せません。

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橋から温泉街を眺めます。こちらは何となく見覚えのある光景です。

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たどり着いたのは駅から一番近い共同浴場。
ずいぶん新しくなりました。2011年に改修したとの事。昔は本当に古びた木造の建物で、浴室と脱衣場が一体で、温泉に浸かりながら、自分の荷物や衣類が目視できてなんか安心感のあるものだった記憶ですが、今は当然脱衣場と浴室が別室の普通の入浴施設になっています。お金を払って中に入ると、昼の3時前というのにけっこう混んでいます。体をさっと洗い流すも、とにかくこの暑さだったので、正直お湯に浸かりたい気分ではありません。熱い湯とぬるい湯があり、ぬるい方に入って5秒、もうきつい。飯坂温泉の電車の発着時間は、この時間帯は25分間隔で到着して2分で折り返し出発します。なので滞在時間は27分、52分、77分のパターンがあり、一般的だろう52分のコースを考えていたのですが、今から急いで着替えて駅に向かえば27分コースに間に合うかもしれないぞ。出る決断をします。温泉から飛び出し急いでタオルで体を拭いて服を着て、濡れたタオルは頭に巻いて走って駅へ向かいます。

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ホームに降りればちょうど次の電車が入線。25分で温泉に行ってきたことになります。

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無事に予定より1本早い電車に乗れました。冷房の効いた車内が最高に気持ちいい。往きの道中では、非冷房の電車に乗りたかったなんて書いたばかりですが訂正します。どうせ元は地下鉄直通車両、下段窓はほんの少ししか開かず、爽やかな風なんてたいして入ってこないのだ。そういえば昔、非冷房時代の東横線でさんざん乗ったのです。

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戻ります。これは気に入ったスナップ写真。

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車庫のある桜水駅で途中下車します。
福島側を望みます。左が平日朝のみ走ります非冷房3両編成、中央が前面窓に「休車」の貼り紙のある非冷房2両編成、右は乗車してましたピンク帯冷房車2両編成。

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飯坂温泉側車庫にも2編成、青帯が非冷房3両編成、ピンク帯が冷房2両編成です。

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のんびりしていられません。一つ福島側の笹谷駅で交換した上り列車を撮影するのに、小走りで改札を出て踏切を渡り道路の反対側へ、何とか間に合いました。

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お見送り写真。山々がきれいで望遠レンズがあれば良かったかな。

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留置車両に近づいてみます。車が途切れるタイミングを見計らって道路を挟んで撮影します。

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デハ7210側面とデハ7109台車。この輝きは古さを感じさせません。まだまだボディーは現役で行けそう。

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桜水名物の旧型車サハの倉庫。これも今度はペンキの塗り替えが不要な7000系の車体に変わるのでしょうか。駅に戻ります。

駅前の閉まった商店の前の自動販売機で清涼飲料を買います。飯坂温泉を出てから初めて水分を口にするのですが、イッキ飲み出来ないぐらいキンキンに冷えています。今の私にはありがたいことなんですが、これが夏の福島の自販機の標準なのでしょうか。

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25分後の次の電車に乗車し、笹谷駅で交換し、

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福島到着。隣の電車に乗り換えます。

(乗車は2016年7月)

前の記事:山形鉄道フラワー長井線乗車記
次の記事:阿武隈急行阿武隈線乗車記

くま川鉄道乗車記

次はくま川鉄道湯前線に乗車します。この路線のダイヤは肥薩線吉松方面、特に「いさぶろう」「しんぺい」号との接続が非常に悪く、スケジュールを組むのに苦労したところです。もっともこの路線と肥薩線吉松方面へ乗り継ぐ客なんてのは、私のように鉄道に乗るのが目的のごく少数の観光客しかいないわけですので、それも当然なわけで、温泉にでも浸かってちょっと待ってなさいという事でしょう。

駅に併設された案内所に尋ねると、駅前のお土産屋さんの横で入浴できるという。いやいやありがたい。しばし人吉温泉を堪能。駅横には駅弁屋さんもあり、そろそろお腹も空いてくるだろうと鮎すしを買っておきます。

さて、JRと第三セクター鉄道との関係、元は同じ国鉄だったのですが経営が分離され、駅舎等の建造物やホーム、果ては乗客の通る通路までもきちんと分離され、お互い協力し合う形で、少しは共有すればよいのになと思う事がよくあるのですが、ここは最たる例かもしれません。

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こちらはJR九州の人吉駅。中にはくま川鉄道の出発時刻等の案内はもちろん、くま川鉄道の文字さえなかったような気がします。

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JRの駅舎とビルの影にひっそりと存在するくま川鉄道の事務所?くま鉄ゲストハウス。

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のりばの案内に沿って進むと、左がJR、右がくま鉄、それぞれの跨線橋が2本並んでるのです。

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ちょっと無駄だよな。しかしこの鉄道が出来たのは20数年前、当時の役人さんなりの考えで跨線橋を2本作っておかなくてはならない理由があったのでしょう。ちなみに左のJRのはバリアフリー化の影響でか構内踏切に切り替えられ、今は使用されていません。

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跨線橋から見下ろす湯前・吉松方面。ちょうどこれから乗車する列車が入線してきました。

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乗車するのは17:27発の湯前行きで3両編成。日も暮れかけて月も出てきたところで出発。

駅場内を過ぎると肥薩線の線路と交わります。跨線橋はしっかり作り分けていたものの、線路はJRと共用の部分があるみたいです。3両編成でも夕方なので通学帰りの高校生で30%ぐらいの乗車率、しかし乗っているのは男子高生だけなのがちょっと不思議。

肥薩線とポイントが分岐してすぐの、以前は東人吉駅だった相良藩願成寺駅、ここでまた高校生達がたくさん乗り込んで来ます。今度は女子高生が多い、ここで男女比率が半々になって、納得というか少し安心します。

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球磨川を渡ります。写真では空が明るいですが実際はもうほとんど真っ暗。乗り潰しは景色の見える明るい時間にとスケジュールを組んだつもりで、冬至までまだ1カ月あるし、九州だから日の暮れるのも遅いと思っていたのですが甘かった。

昔は免田駅だったあさぎり駅で交換。やって来た列車は水戸岡先生デザインの車両だ。この鉄道にもあったんだ(知らなかったです…)、ミュージアムトレイン・KUMA1/KUMA2というんだそうだ。制服の女子高生たちが木質系の素材がふんだんに使われた室内、いや車内、特にボックスシートのテーブルでノートを広げて宿題?なんかやっているのを見ると公民館とか図書館でも覗きこんでいるようです。

ところですれ違った反対方向の人吉へ向かう列車も、帰宅する高校生達で3両編成という長編成にもかかわらず満員だったぞ。空いていると思った戻りの車内で人吉駅で買った駅弁を食べようと思っていたのですが、そんな雰囲気ではないかもしれない。幸い私の座っているボックスシートは(周りの高校生たちは遠慮してか)私一人だけ。今急いで食べちゃおう。

背開きにして酢で締めた鮎の押寿司。情緒があっていいのですが、味わっている余裕は全く無く、鮎の香りさえ確認する事無く食べ終えてしまいました。この頃には既に日は完全に落ち、窓の外も暗闇しか見えません。残念ですが車窓をしっかり見ておきたいという諦めもついたところで、短い車体の数両連結特有の(うまく表現できませんが→)タタッタタッ、タタのリズムが心地良く感じます。

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終点の湯前駅に到着。

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ちょっと駅前を散策するも夜なんで何も面白いものは見つけられません。昔は駅名から温泉地を想像し、旅館が立ち並び、道路端の排水溝からは湯気が…そしてほんのり硫黄の香り…なんて雰囲気を想像していたのですがちょっと違います。

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駅は単線1本なのですが、ホームは両側にあり、駅舎と反対側ホームは広場になっており床には木材がふんだんに使用されています。昔は木材の積込み基地があって、そのモニュメントみたいなものなのでしょうか。

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行き止まり側には暗闇にアーチ見たいのが見えます、何だろう?(新しいデジカメのお陰で割とはっきり写ってますが、肉眼では暗くてほとんど見えなかったのです。)

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自販機で切符を買って戻ります。

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この時点では車内はガラガラ。この日の編成は湯前側から、KT202-KT104-KT201。真ん中の車両だけがボックスシートありでした。

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ところでこれは何なんだろう。窓の内側に取り付けられた鉄板に2つのフック、帽子掛けって事は無いはず。ロングシート席にもボックスシート席にも窓一つ置きに付いていました。

多良木を過ぎたところで、右手車窓にブルートレインが飛び込んで来ます。車内の椅子席ではおばさん達が食事しているぞ。熊本県に列車ホテルが出来たというのはここだったのか。調べてみると宿泊費は3000円で温泉入浴付きだそうで、面白そうではないか。

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あさぎり駅では再度水戸岡先生デザインの車両とすれ違い。やっぱり公民館とか図書館の雰囲気だ。

人吉行きの列車も、多良木、あさぎり駅で高校生がたくさん乗ってくるも、人吉に近づくにつれて少しずつ下車し、一つ手前の(行きの列車には女子高校生がたくさん乗車した)相良藩願成寺駅ではほとんどの乗客が下車し、湯前出発時と同じようにガラガラになってしまいました。ローカル盲腸線は起点が乗客最大、終点が乗客最小というイメージでいましたが、その考えは改めなくてはなりません。この路線では行きも帰りも中間付近が一番乗客が多かったのですから。

(乗車は2013年11月)

前の記事:肥薩線乗車記2(しんぺい4号・吉松~人吉)
次の記事:人吉~新八代~熊本~新大牟田乗車記(800系つばめ乗車記)

南阿蘇鉄道乗車記

今回の旅行の最後を締めくくるのは南阿蘇鉄道。阿蘇と言えば神話の国、昨年秋にも同じく神話の国の出雲地方も回りましたが、鉄道に乗っているだけでは、駅や列車のラッピング等いろいろイメージ作りに頑張っているんだなぁ~ぐらいしか感じませんでした。しかし今回は上陸した台風が弱まって低気圧に変わった後という独特な風景の中、ちょっとしたハプニングみたいなのも度々起こり、正に神話の国に行ってきたなという感じでした。

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新水前寺から立野までは大牟田・熊本間でも乗車した815系というロングシートの電車と200系という赤いディーゼルカーを肥後大津で乗り継いで向います。どちらの列車も学校帰りの小中高校生で一杯だったので一番前でかぶりつきをして過ごします。立野までは1990年代後半にSLを撮影しに来た事があるのですが、どこで撮影したのか記憶を辿れないまま木々が深くなりスイッチバックの立野駅に到着します。

列車を降りてそのままホーム進行方向を歩いて行くと南阿蘇鉄道乗り場なのですが、あれっ?無い!ピッとやる改札機が無いではないですか。新水前寺ではsuicaで乗ってしまったのです。右手に財布を掲げてウロウロしていると、駅員さんらしき人が通りかかったので聞いてみますが忙しいみたいで、ICカードが使えるのは肥後大津までだよと答えただけで行ってしまいます。

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困りましたが発車時間も迫ってますので、清算しないまま17:14発の南阿蘇鉄道高森行き乗車します。この列車も学校帰りの中高校生で一杯なのですが、ロングシートの一番前が空いていましたのでそこに座ります。昨年秋にさんざん乗ったキハ120と同じタイプみたいですが、前面は貫通路が無く1枚窓ですので見晴らしはとても良いです。さっきの駅員さんらしき人は南阿蘇鉄道の運転手さんでした。

さて出発、軽快に加速して行きます。それにしてもなんて山深い中を走るのか、一般的に山間部を行くローカル盲腸線は、起点が開けていて先へ進むにつれて山深くなっていくパターンが多いですが、いきなり森の中に結構なスピードで突っ込んで行くではないですか。

そして有名な第一白川橋梁にさしかかります。「この鉄橋は**年に製造されて水面からの高さは**m・・・」そんな案内がテープ音声で流れるのですが列車は全く減速する事無く一気に通過。最後に「それではこの景観をごゆっくりお楽しみください」と締めくくる時には、とっくに橋は渡り切っており、列車は長いトンネルの中を轟音をたてて走っているのでした。何なんだ?この雰囲気は、全くこの土地や路線の知識無しで乗車したら、何処かとんでもないところに連れて行かれるのではないかと、恐怖を感じるレベルです。

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トンネルを抜けると徐々に周りの視界が開けてきて、外輪山に雲が低くたちこめるというとても幻想的な里山の風景の中を走ります。

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約30分の乗車で終点高森に到着。途中駅ではぽつりぽつりと下車客がいたものの、ほとんどの乗客が終点高森まで乗り通す感じでした。

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昔はC12が走りまわっていたんだろう構内。

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木造駅舎の中も中高生で一杯、雨の日の混雑した山小屋にでも入った感じです。外に出ても雨、この辺で夕食をと考えていましたが予定変更。8分後の列車で折り返す事にします。

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倉庫?の影にはこんな車両。これは三陸鉄道にいなかったっけ?移籍してきたの??後で調べてみたら同型の車両のようで1998年からここで走っていたんだそうです。

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乗車するのは来た時と同じMT2003Aで1986年製。ほぼ同時期デビューの松浦鉄道のは今ミャンマーで走っているとは何とも凄い時代になったものです。

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帰りはガラガラでまた一番前の席で前方風景を楽しみます。ここは「見晴らし台」という駅、おそらく晴れていたら素晴らしい景色が見られるのでしょう。

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ここは唯一の交換駅の中松駅。

次は「南阿蘇水の生まれる里白水高原」駅という日本一長い駅名、こういう長い駅名は、俗に言う子供につけるキラキラネームみたいに、後になって案内が大変で事業者は後悔しているのではないかと思ったりしなくもない。この駅名を略したような「南阿蘇白川水源」駅というのも別にあってちょっと紛らわしい。

そして次はまたまた長い「阿蘇下田城ふれあい温泉」、駅に温泉があるのか?、駅舎を注意して見ると「ここに温泉あります」みたいな張り紙がしてあったので急遽ここで下車してみる事にします。

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ホームに降り立ってみると神話の国に相応しい素晴らしい景観の駅、線路際には紫陽花も咲いています。

駅の温泉は地元の人で賑わっており、話題はやはり台風が低気圧になって良かったなぁという事。こういった山間部では都市に住んでいる以上に台風は深刻で恐ろしいものなんだと実感させられます。

いいお湯でしたが立野から折り返してくる列車も見たいので早めに上ります。そして湯上りにはビール!冷たいのをグイーッと飲みたい。しかし駅舎内には牛乳や清涼飲料はあるもののビールが見当たりません。恐る恐る番台に並んで座る夫婦っぽい店員さんに聞いてみますと、ちょっとした沈黙の後で静かに首を振り「ビールはありません」との答え。何だか聞いてはいけない事を聞いてしまったような雰囲気でした。その土地にはその土地のルールがあるのでしょう。仕方ありません。

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駅を出て観光マップを見て小学校で習った地理を少し思いだしました。ここは広大なカルデラ地形の中、起点の立野があんなに山深かったのはカルデラの入り口だったからです。熊本空港に置いてあった観光客向けのフリーペーパーによるとここは元々はカルデラ湖で神様が転んで隙間が出来た場所が立野で、尻もちをついて神様が「おらー立てん」と言ったのがそのまま訛って地名になったんだそうだ。面白いではないですか。

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立野からの列車が来ました。ホームには孫をおんぶしたおばあさんが列車を見に来ていて、鉄道写真家にとっては喉から手が出そうなほどの美味しい光景が展開されていたのですが私は上手に撮れず。私も小さい時は母におんぶされて電車を良く見に来ていたそうで、「こんな頃から電車ばっかり見せているとおじさん(←私の事)みたいになっちゃいますよ」と心の中で語ってみる。

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帰りの列車がやって来ました。

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乗客はゼロ。立野から乗る学生さんたちを迎えに行く列車のようです。

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立野の手前の森を猛スピードで走ります。ここが神様が尻もちをついた跡。

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立野に到着。最後に乗車するのはキハ47、と思いきやエンジンを交換したキハ147。下車した肥後大津でsuicaを清算。新水前寺~立野、立野~肥後大津分を引いてもらいます。

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肥後大津から空港ライナーという運賃無料の快適なジャンボタクシーで熊本空港へ。お腹すきました。搭乗券を受け取ってレストラン街へ直行です。しかし最終便出発前のお腹を空かせた乗客が沢山いそうなのにもかかわらず、もうどこもラストオーダー締め切り時間ではありませんか。こうなったら搭乗口前のチンする焼きそばかたこ焼きしかないか、しかしここも食べ物は全部売り切れ、仕方なくスニッカーズを齧りながら(←やってみて激しく後悔)生ビールを飲む事にします。今日は食に事に関しては運がありません。

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この飛行機で羽田へ、
すでに台風→低気圧となった雲は無く、上空から見えた熊本の夜景は息をのむほどに美しく、今回の旅行は函館の銭湯、貝塚線の古い電車、三井化学専用線、阿蘇下田温泉のビール、熊本空港での食いはぐれ、そして台風、思い通りにならなかった事が多くありましたが、なんだかんだ楽しかったなと余韻に浸れたのでした。

(乗車は2013年6月)

前の記事:熊本市電乗車記2(通町筋駅~健軍町) 
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Author:QJ7000
おじさん鉄道ファンの日本の鉄道の乗車記録です。2012年、ふと日本の鉄道全線に乗ってみたいと思うようになり、乗りつぶしをスタート。その時の未乗区間は7,818.4kmでしたが、12年目にしてあと1,002.5kmになりました。すべて乗りつぶすには、今の生活パターンだと、まだ7,8年ぐらいはかかりそうですが、路線や車両に愛情を込めながら、少しずつ記録に残しておこうと思います。古い記事をご覧になりたい方は下のカテゴリーの「年別目次」からどうぞ。

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