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札幌市営地下鉄東豊線乗車記

今年の夏も用があって札幌に来ることができました。食事会の後、夜の10時ですが一人こっそりホテルを抜け出し、札幌市営地下鉄東豊線の乗りつぶしに出かけます。日が暮れた後の乗りつぶしは、景色が見えないので、今はやらないのが私の方針なのですが、この路線は全区間地下を走るので問題ありません。

この東豊線は、ゴムタイヤ方式の札幌市営地下鉄3路線において、1971年開業の長男・南北線、1976年開業の次男・東西線に続き、1988年に開業した三男にあたる路線です。南北線の混雑を緩和するために建設され、路線は南北線の東側に寄り添うような位置にあります。輸送量は多くはないようで南北線の6両編成に対し、こちらは4両編成で運転されています。

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煌びやかな夜の街を抜けて東豊線の豊水すすきの駅に着きます。南北線のすすきの駅に比べて、ずいぶん寂しい所にあるんだなぁ。中の地下道も人が少ないです。

ホームに降りるとすぐに22:13発の北に向かう栄町行き電車が入線して来ました。それに乗車します。ゴムタイヤ地下鉄ならではの加速ですが、猪突猛進といった感じの南北線と比べて穏やかな走りっぷりです。途中でポイントを通過したみたいで、これが東西線との連絡線なのでしょうか。大通と札幌で帰宅客が大勢乗車し、車内は混雑します。環状通東から各駅でどんどん乗客が減り、新道東でガラガラに。あと一駅か、終着駅栄町の手前では、ゴムタイヤ地下鉄ならではの、編成をグニャリと曲げて通過するシーサースクロッシングを期待していたのですが、曲がらずにホームに進入します。

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栄町に到着。

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すぐに回送されます。前方の引き上げ線で折り返しをすることで、南北線の両端駅にあるような、危険なシーサースクロッシングの通過を避けているのでしょうか。

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なんか昭和のフォントです。

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改札を出て一回外に出てみます。札幌の地下鉄駅は、どこもコンコースが長いと思います。そこを歩いてみます。

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ずいぶん殺風景な1番出口です。道路も工事してます。この駅地上の中心である交差点も殺風景。次は3番出口から入りますが、やっぱり改札まで歩かされます。でも寒くて雪のある冬は、こっちの方が乗客にとってありがたいのでしょう。

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22:40分の福住行きで南側に向かいます。

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札幌市営地下鉄は全車非冷房、空いているし、せっかくなので、もっと窓を開けちゃおうか。でもこれ以上窓は下がりません。開口する位置も高いので、立っても南北線車両のように直接風を感じることは出来ません。この東豊線は、札幌市営地下鉄(南北線)の、激しすぎる加速、窓が大きく開く、豪快なシーサースクロッシングの通過といった、ヨソ者にとっては、ちょっとデンジャラスですが、とても大きな魅力を、全部無くしてしまった感じの路線であります。

札幌から続く主要駅の3駅で多くの乗車があり(ちなみに豊水すすきのが一番多い)、また少しずつ減ってゆき、そろそろ終点の福住です。車内放送が始まり、揺れるのでご注意下さい、連結部には立たないで下さいの呼びかけ。そして減速して期待通り、編成をねじらせてシーサースクロッシングを通過。楽しいなぁ、やっぱり札幌の地下鉄はこうでなくっちゃ。

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南側の終点福住では、ホームドアがない場所から電車の顔写真が撮れます。9000形という2015年から走ってる、東豊線の2世代目の電車になります。Wikipediaを見てみれば、この車両の加速度は3.5km/h・s。南北線車両は4.0km/h・sだそうで、やっぱり長男南北線は凄いのだ。

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ここでも外に出てみます。ここもコンコースが長いです。自動改札機の数も多いです。朝夕のラッシュ時の混雑はすごいのでしょうか。バスターミナルのある3番出口に行ってみます。コンコースが長いだけでなく、3回もエスカレーターを乗り継がなくてはならず大江戸線みたい。

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こちらも外は殺風景。

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この独特の建物がバスターミナルで、地上の歩道からは直接歩いて行けないみたいです。

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また地下に一回入って、エスカレーターを上がってバスターミナルの中にたどり着きます。シェルターのような密閉された広い空間で、この中に公園にあるような公衆トイレがあるのも面白い。やっぱり札幌は寒い土地なんだなぁ。

(乗車は2019年7月)

関連タグ:札幌市営地下鉄地下鉄路線非冷房車
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札幌地下鉄南北線乗車記

札幌の朝8時過ぎ、すすきのから地下鉄南北線に乗車します。東京程ではありませんが朝のラッシュ時間ですので車内は混んでいます。札幌市営地下鉄は南北線の札幌とすすきの間のみ乗車済。学生の頃(30年ぐらい前です)に、昔の薄緑色の電車にも乗ってます。その時はゴムタイヤが焼ける臭いがしたような気もするのですが、私が勝手に作り上げた記憶かも。

札幌でほとんどの乗客が降りて座ります。軽くなったかのように一気に加速、速い速い、さすがはゴムタイヤ車。非冷房車ですので、10センチぐらい開いた窓から爽やかな風が入ってきて、その窓の外からは絶好調といった感じの甲高いモーターの音も聞こえます。疾走感があって、これは楽しい電車だぞ。北京の地下鉄2号線もこんな感じだったなぁ。

駅に停車してまた思いっきり加速、そしてこの路線のこの区間は碁盤の目の町の道路の下に敷かれていますので直線しかない。実に単純明快な走りです。いっそのこと曲線区間は作らず、直線しか走れない構造の車両にして、その分別のメリット(例えば超幅広車体)を持つ鉄道車両というのが誕生するのも面白かったかもしれません。世界で一つ、終着駅で巨大トラバーサーが稼働するのが観光客に大人気とか。

札幌から4つ目の北34条で下車します。ちょっとここで用があります。

***

無事に用も終わって再び北34条駅。せっかくここまで来たのですし、帰りの飛行機までまだ時間もありますので、南北線には全線乗ってみようと思います。その前にここ北34条駅上にあるバスターミナルも入っている駅ビルが、昭和の造りのまま全く改修されなかった様子で、ボロいと言ってしまえばそれまでですが、ちょっと懐かしさも感じる空間。ゆっくり見ている時間は無く、ホームヘ降りて麻生行電車に乗車。お昼過ぎなのにまだ混んでいて、ロングシートのどこにも誰か座っている状態。立って窓から入ってくる風を受けてみたいなと思っていたのですが出来ず。麻生到着前にポイントで転線するのですが、その前に「揺れますよ」と車内放送で注意がされ、本当に揺れる。

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人が降りたところで車内を撮影。昔の千代田線6000系みたいです。

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魅惑の窓開け。下げてみるとこんなに開くんだ。ちなみに私が麻生を「あさぶ」と読むのを知ったのはこの日。

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改札を出て、長く続く地下道を北へ歩いてみます。地上へ出て見えるJR札沼線の駅。

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ここにも北34条駅のビルのような昭和なスペースはあるかなと歩いてみますが特になし、戻ることにします。

空いてますので窓を目一杯下げて、そこに座って出発。渡り線を過ぎて勢いよく加速、すると窓からの風は強すぎ、なんだか外へ吸い込まれそう。開けるのは、他の窓に習って10センチ程度にしておきます。

徐々に乗客が増えていってすすきの、さてここから南側の未乗車区間。そしてすすきのから4つ目の平岸駅から窓外に注目。勾配を上がると、出た出た、地上区間、高架上のスノーシェルター内を走ります。シェルター内を走るのもスピード感があって面白い。地上に出ればカーブも多く、直線しか走れない鉄道というのは、やはり無理があるか。そしてなんとなく、昔乗った事があるような気もしてきたなぁ。

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南の終点真駒内に到着です。東側は森があるみたいです。

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広い道路の駅前と、バスターミナルのバス発着場所の多さに驚きです。

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そしてずらりと並ぶ自動改札機、朝夕のラッシュ時は首都圏並みに混雑するのでしょうか。あんまり想像できません。

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札幌に戻ります。窓から爽やかな風、窓を開ける寸法は10センチぐらいが丁度良くて、どの窓もその寸法です。

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車両基地へと繋がる線と合流。南平岸を出て高架から地下へと下ります。地上1階部分は、車内から住戸内が見えないように、シェルターの窓は曇りガラスになっていて気が利いています。

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札幌に到着し、地下街でラーメンを食べ、新千歳空港へ向かいます。左は乗車します721系快速エアポート、右は283系スーパーおおぞら。貫通ホロが付く283系は格好いいなぁ。

(乗車は2018年7月)

前の記事:札幌のキハ143系普通列車
関連タグ:札幌市営地下鉄地下鉄路線非冷房車
プロフィール

QJ7000

Author:QJ7000
おじさん鉄道ファンの日本の鉄道乗車記録。2012年、ふと日本の鉄道全線に乗ってみたいと思うようになり、乗りつぶしをスタート。現在の未乗区間は約2,850kmで、今の生活パターンだとすべて乗りつぶすにはあと10年ぐらいかかりそうです。路線や車両に愛情を込めながら、少しずつ記録に残しておこうと思います。古い記事をご覧になりたい方は下のカテゴリーの「年別目次」からどうぞ。

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