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美濃赤坂で石灰石の貨物列車を見る

美濃赤坂駅に7:49に到着。ここに来て見たいのが、稀少な存在になってしまった石灰石の貨物列車です。美濃赤坂駅からは、貨物列車のみ扱う西濃鉄道の市橋線が延びており、2.0km先の乙女坂から1日3本(土曜休日は減る)の赤いホキによる石灰石運搬列車が運搬されています。石灰石運搬列車は、ここ美濃赤坂で西濃鉄道の機関車からJR貨物の機関車に引き継がれ、大ターミナル名古屋を通過し笠寺へ、笠寺から名古屋臨海鉄道に引き継がれ、日本製鉄名古屋製鉄所まで運転されます。

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駅を出て、出迎えてくれるのが、西濃鉄道の新製機関車DD451。

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公式HPによると6月末に搬入されたようですが、走行はまだのようです。今は新車の状態で、ピンクが可愛らしいですが、少し色褪せてきたら、産業用機関車らしく渋い感じになってくるんだろうな。

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乙女坂方面を見ます。この先にも見どころがあるようですが、今日は美濃赤坂駅構内での撮影にします。

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それと美濃赤坂駅の線路際には、石の加工工場があります。原石の塊も置いてあり、ここで板状にスライスしているようです。この手の工場は、みんな中国の福建省に行ってしまったとのことですが、日本にも残っていたんだ。円安になり、中国との関係が不安定になりそうな中、日本に戻って来ることがあるかもしれません。ちなみにこの会社を調べてみれば、国会議事堂をも施工した有名老舗企業。

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朝一番の上り石灰石列車を迎えるのは、ここにしようか。土曜日だからか、撮り鉄の皆さま10名程、あちこちに散らばっています。列車は乙女坂を出発したようで、遠くから頻繁に汽笛が聞こえます。こちらに向かって来ているようですが、なかなか顔を出しません。

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EF510-502もパンタグラフを上げて待機中。

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来た!DE10なのか、茶色いのが来てほしかったので、ちょっと残念。

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ずいぶん長いな。何両繋げているんだろう。帰って数えてみれば24両編成です。私が幼少期から見ていた、青梅線・南武線を走っていたのは15両程度だったので、こんなのは石灰石運搬貨物列車ではない!と思うぐらい、違和感があります。

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この辺で編成全体が画面に収まったでしょうか。

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このDE10 1251、ナンバープレートが手書きっぽいのですが、どんな事情があるのでしょうか。小走りで大垣側の踏切に向かいます。

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踏切に来れば、笠寺まで牽引するEF510を連結するところ。

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連結、隣のDE10と並びます。

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美濃赤坂駅構内を見ます。左隅に見えるのは…

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茶色いDD403は、ここにいたのか。EF510の貨物の出発まで、まだ時間があるので、美濃赤坂駅周辺を散策します。

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廃止された西濃鉄道昼飯線跡。大垣側を望みます。

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同じく昼飯線跡で昼飯側。

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もう一回貨物列車を見に行って、改めてDE10 1251。秋田臨海鉄道から2021年6型に譲渡され、今年8月にやっと運用に就いたらしい。

ホキの形式写真を撮っておきます。

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ホキ9700、この編成のホキ9500形の再若番。蓋なしで奥多摩工業㈱からの転入車両、元はホキ2500形で1968年~1969年に製造された古い車両。(…で合ってますかね?)

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ホキ9709
この車両は奥多摩工業㈱時代に撮っていった↓

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1998年8月、青梅駅にて撮影。比べてみて気付いたのが、現在のホキ9709には、国鉄時代(1987年4月以前)の「東京西鉄道管理局」を示す、「西」の文字がうっすら見える。

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ホキ9729
ホキ9500の蓋つき。これも元はホキ2500で、蓋つきは製造時から矢橋工業㈱で使用された車両らしい。

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ホキ19500
形式ホキ9500と書かれていますので、インフレナンバーかと思いきや、1998年に増備された車両(19500~19502の3両)で台車がグレー。

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ホキ2000-34
2011年から製造されている新世代の赤ホキですが、昔からのと、ほとんどスタイルが変わっていません。この34は2022年製。24両中10両が、このホキ2000形で、徐々に古いホキ9500を置き換えてゆくものと思われます。

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こちらが編成最後尾

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出発前の一時、出発シーンは動画で撮影します。

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YouTubeやってないのでキャプチャーしか載せられませんが、踏切の音、EF510の変調する吊りかけ音、そしてホキ特有の車長が短いボギー車がポイントを渡るジョイント音、これぞ貨物列車と言いたくなる、とても賑やかな動画になりました。2週間前のくろがね線とは大違いです。

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ポツンと残るDE10 1251。美濃赤坂での石灰石貨物、充分に楽しめました。茶色い機関車が見れなかったのが一つ残念でしたが、駅に戻ります。

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たくさんの名作写真が生まれる美濃赤坂駅の駅舎ですが、ゆっくりしている時間はなくて、

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9:56発の電車で大垣に戻ります。

* * *

おまけで大垣駅で撮影出来た車両

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東急車と近鉄車が同居する不思議な世界、養老鉄道。よく見たら近鉄車は京急色だ。それと、ここに泊まりたかったな。

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名古屋行の特急しらさぎ、北陸新幹線が敦賀まで延伸したら、どうなるんだろう。サンダーバードは、はるかを敦賀まで延伸してしまうのが、いいんじゃないかと思う。

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最後尾はクモハ681-501、2021年6月に乗ったやつだ。

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そして珍客、キヤ95が来た。近くで見るのは初めてです。1両ずつ撮影しておきます。

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キヤ95 1

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キサヤ94 1

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キヤ95 101

次は樽見鉄道の乗りつぶしです。

(訪問は2022年8月)

前の記事:東海道本線美濃赤坂支線乗車記
次の記事:樽見鉄道樽見線乗車記
関連タグ:専用鉄道訪問JR東海
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くろがね線を見に行く2(戸畑側)

本日2回目のくろがね線の撮影に挑みます。
1回目はこちら

今度は九州工大前で降ります。時間は11時過ぎ、暑いです。駅前には商店が一軒もなく、まずはコンビニをスマホで探して、食料(おにぎり2つ)と水分(ポカリ900ml)を調達。最近批判の多い趣味活動の最中に、熱中症で倒れても笑われるだけですので、気をつけたいところ。

汗だくになって目当ての撮影地に到着します。今回も同業者なし。住宅地の中のくろがね線を跨ぐ歩道橋の上で、見た目は暑そうですが、上ってみれば、風が吹き抜けてそんなに苦ではありません。まずはここでコンビニおにぎりの昼食。

時刻表がなく、いつ来るか分からないくろがね線。この後の予定は、北九州モノレールの乗りつぶしと、北九州空港16:40発の羽田便で帰ること。来なければモノレールは中止し、帰りの飛行機ギリギリまで、待つ覚悟で臨みます。

と、食べてる途中で、八幡側から列車が来ているではありませんか。

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朝と同じディーゼル機関車のD705が先頭です。ここもフェンスがあって、高く掲げたデジタル一眼のライブビューで撮影するのですが、しんどいなぁ。

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フェンスの隙間から撮ることにする。そのうちトリミングしよう。

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後ろに振り返って、続く貨車は、産廃コンテナみたいな熱塊カバー台車が4両。上から見ると、こんな蓋があったのか。

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K2車と書かれた、防水フード付き長物車が3両。

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無蓋車が1両。なんか載せてる。

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ロール物を積む治具を付けた長物車は、ホットコイル台車だそうで、これが4両。

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最後尾に電気機関車E8501。

いいなぁ、いいなぁ、でも今度は、上からでなく、線路際で車両と同じ高さから見たいなぁ。

* * *

くろがね線の運転パターンは、八幡側を基点とし、戸畑側に行ったら直ぐに帰ってくるとのこと。朝の便は1時間以上待ちましたが、今度は20分で戻って来たぞ。ずいぶん効率がいい。

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朝と同じ、戸畑発はELが先頭です。

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高曇りで影が消えていい感じ。

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後ろへ

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ホットコイル台車が4両。積んでいるのはロール状の鉄板みたいですが、これがホットなのか。カタツムリの行列を見ているみたいでユーモラス。

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K3と書かれた防水フード付き長物車が3両

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巨大文鎮のようなスラブ?を積載した長物車が6両。

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最後にDL。

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僅かに白煙を残して、ゆっくり去って行きます。

本日のくろがね線の撮影、2箇所で往復共ほぼ思い通りに撮れましたので、これで良しとしましょうか。

時間も余ってますので、次に来る時のため、線路沿いをゆっくり歩いて戻ることにします。撮り鉄基本構図や、大きいレンズに拘らず、フェンスの隙間からコンデジで撮るなら、撮影出来そうな箇所は意外と多いです。

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幹線道路までたどり着き、小倉側にある地下道で鹿児島本線の北側に出ます。港湾地区独特の風景の中をしばらく進むと、戸畑側の操車場に出ました。

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くろがね線の人気撮影地はここだったか。ここは脚立がないとしんどいや。ここにも同業者は無しでした。

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同じ場所で八幡側を見ます。ここで時間が許すまで3本目を待ってみようか。やっぱりやめて九州工大前駅に戻ります。

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くろがね線を越える道路の上から戸畑側のヤードを見ます。入替機が近くまで迫って来ているのですが(写真左上にちょっと見える)、こっちまで来てくれません。錆だらけの架線ビームが車両の撮影に目障りですが、ドイツ製の新型機関車はディーゼルとのことで、そのうちに電化設備を撤去するなんてこともあるかも。くろがね線の架線ビームには、1本おきぐらいで、可愛らしい照明が付いていて面白い。夜中に点るのでしょうか。

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これは別の箇所で撮った、架線ビームの照明。

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くろがね線を後にし、九州工大前から小倉へ向かいます。13:08発の門司港行は、またもや415系鋼製車で来ました。運行番号を見れば、さっきも乗ったFo-123で、この日は門司港~折尾間を行ったり来たりしていたようです。

(撮影は2022年8月)

前の記事:小倉以東発の福北ゆたか線直通列車が走る渡り線
次の記事:北九州モノレール乗車記
関連タグ:専用鉄道訪問くろがね線

くろがね線を見に行く1(八幡側)

九州旅行の3日目は、今回一番の目的もある、くろがね線を朝から見に行きます。

くろがね線とは、日本製鉄九州製鉄所八幡地区(旧八幡製鐵所)の戸畑側と八幡側を結ぶ全長6kmの専用鉄道です。JRと繋がった1067mm路線ですが、製鐵所の専用鉄道ですので、機関車も貨車もすべてここでしか見られない、超ヘビー級オリジナル車両なのが魅力です。開業は古くて1930年、開業時から600Vで電化されています。最近、ドイツ製の新型機関車を輸入し、これがまた独特の風貌で、鉄道好きの間では、にわかに注目を浴びている感じでもあります。

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昨日下見をした、枝光駅から歩いてすぐの撮影地には7時に到着しました。八幡側を望みます。高いフェンスがあるため、デジ一眼を高く掲げて、下に向けたモニターを見ながらの撮影になります。うまく撮れるかな。

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戸畑側は宮田山トンネルがあります。1930年開通だけあって渋すぎる佇まい。

しかし、待っても待っても列車が来ません。この路線は、運転時刻が決まっていない鉄道なのですが、年中無休で走ってるとのこと。しかし今日は日曜日なので心配になってきました。同好の士も一人も現れません。9年前に大牟田の三井化学専用線に行ったら運休だったことを思い出します。

待つこと1時間半、来た!来てくれた。ここの列車は、編成両端に機関車が付くのですか、通常は前に電気機関車、後ろにディーゼル機関車での運転です。今日はディーゼルが前で来たぞ。最近このような変則的なパターンがふえているとのこと。ドイツ製新型機を迎え入れる準備でしょうか。

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適当にバシャバシャ撮って、縦にトリミングしてみました。

真下を走る列車を生でじっくり見たいのに、高く掲げたカメラで上を見て撮影するのは、自分が何しに来たのかわからなくなります。そこで後ろの撮影は、橋の上から撮るのはやめて、線路の横のフェンスの隙間からします。スピードが遅いので、余裕で移動出来ます。

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後ろは無骨な貨車が続きます。左に見える陸橋が、さっきまでいたところ。

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後に電気機関車E8501。運転整備重量が85tonという、1067㎜ゲージではとんでもない軸重の、ここでしか見れない機関車です。数年前まではワニが描かれていて、あんまり撮りたい欲が湧いてこなかったのですが、この色こそ正義です。

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ゆっくり宮田山トンネルに吸い込まれてゆきます。

* * *

戸畑側に行ったら、すぐに折り返して来るとのことで、その場で待ちます。

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戻ってきたのは1時間後、今度は電気機関車が先頭だ。前も後ろもライトの付け方が同じなので、上の写真となんだか変わらない。

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真正面からだとよく見えませんでしたが、茶色い国鉄電気機関車みたいにデッキが付いていたのか。ここだとデジ一眼のファインダーで撮れるので、チラチラ列車を生で見れます。

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後ろの貨物も面白い、巨大文鎮(スラブというらしい)を積んだ長物車が7両。

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産廃コンテナを2つ積んだみたいな複式ボギー車が4両。熱塊カバー台車だそうで、戸畑から八幡へ向かうのは高温で、歩道橋の上で出くわすと、熱気を感じられるほどとのこと。

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最後の1両は台車がちょっと違う。複式ボギーだと、「タタタタン、タタタタン…」という楽しそうなジョイント音を奏でそうですが、騒音に気を使ったこの鉄道では、ジョイント音など一切聞こえません。機関車も防音カバーが効いて超静か。しかし走行音は存在しまして、静かなる貨物列車の音、鉄が伸びたり縮んだり歪んだりする時の音なのでしょうか、カタカナにすると「メキメキ」「キュキュ」「ビクン」という音がします。

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いいなぁ、いいなぁ、ディーゼル機関車D705、こいつも70トンあるんだそうで、軸重はEH500より重い。

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振り返ります。

それにしても、助手席側の前面窓から配管突き出しているなんて、どういう改造よ。そこが最高にカッコイイ。電気機関車もデッキにエアコン室外機を積んでました。

同じ九州の専用鉄道であった大牟田の三井化学は、形状や色の様式がしっかりと定まっていて(しかも完璧に美しく)、スイスの鉄道車両のようでした。こちらのくろがね線は、機能を満たせば見た目は関係なし!の激しい改造っぷりで、アメリカの鉄道車両みたい。(個人の感想です)

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コンデジはフェンスに引っ掛けてビデオ撮影。音もちゃんと拾って撮れてて大満足。これでここでの撮影を終わりにします。

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カメラを片付けて下に降りると、まだここにいたのか。

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さてこの鉄橋、左側の下に、鹿児島本線が走っていました。

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今のアウトレット北九州の敷地を回り込むように、複々線できれいなカーブを描いていた箇所ですが、その面影は全く残っていません。

* * *

今回、くろがねの情報収集については、こちらのサイトを大いに参考にさせていただきました。
Aux Amis des Trains様
くろがね線・専用線を扱う超有名サイトです。ありがとうございます。

(撮影は2022年8月)

前の記事:皿倉山ケーブルとくろがね線
次の記事:小倉発の福北ゆたか線直通列車が走る黒崎折尾間の渡り線
関連記事:くろがね線を見に行く2(戸畑側)
関連タグ:専用鉄道訪問くろがね線

皿倉山ケーブルとくろがね線(皿倉山からくろがね線を見る)

福北ゆたか線の高架化してルートが変わった折尾駅周辺の乗りつぶしを終えて黒崎に到着。

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側線には、八幡の製鉄所出来立てレールを積んだ長物車が停まっています。

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ロングレール(150m)の輸送車を近くで見るのは初めです。9両編成で、編成中央に位置するのが、レールを押さえつけて固定しておくチキ5450。

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両側は、レールを固定しないで前後にスライドさせる仕様のチキ5500(両端は5400)。これがカーブをくねくね走る姿は面白いだろうなぁ。

* * *

次は皿倉山ケーブルの乗りつぶしですが、ちょっと寄り道して、明日の撮り鉄の下見をしておこうと思います。鹿児島本線上り電車で枝光へ向かいます。よく見ないで乗ったのは快速で、枝光は通過でした。戸畑まで行って戻ります。

枝光駅の改札を出ると…
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うわっ!橋の上にいるじゃないの。

初めて近くで見るくろがね線の貨物列車。歩くぐらいのスピードで八幡側への坂を静かに下って行きます。鉄橋を渡っているというのに、貨物列車が鉄橋を渡っている音が全くしません。でも重圧感が凄い。

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後ろもごっつい機関車だなぁ。最高にカッコいい。

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明日の撮影場所の下見もOK。もう数分早ければ、ここで撮れたんだけど、明日に期待することにします。

* * *

今度こそ皿倉山ケーブルです。鹿児島本線普通で八幡に戻り、八幡駅前18:25発の皿倉山ケーブルの無料送迎バスに乗ります。今日は8月の第一土曜日の夕方、これから夜景を見ようという人で、バスはほぼ満員です。

約10分でケーブル山麓駅に到着、ケーブル乗り場も長い列が出来ています。列の後ろに並ぶと職員さんに、何故か住所を聞かれ、東京と答えると、切符売り場へ案内されます。どうやら今日は、北九州市民は無料の日のようです。それでこんなに混んでいたのか。切符売場で切符を買うのは私だけでした。

再度、乗り場の一番後ろの列に並びます。いつもは20分間隔で運転ですが、今日は10分間隔で運転、並んでから2本目で改札に入れました。

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これに乗ります。ゆっくり写真を撮ってる時間はない。定員いっぱい(112名とのこと)まで詰め込んで出発。

皿倉山ケーブルは全長1.1km、標高差は441m、通路に立って乗車時間は6分で山上駅に到着。

すぐにスロープカー乗り場へ並びます。スロープカーは山頂まで登るレール長159mの自走式モノレールで、法規上は鉄道ではなくエレベーターに分類される乗り物。定員40名とのことですが、運良く次の便に乗れました。

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そしてこれが山頂からの景色、素晴らしい!
これは35mmフイルム換算で、24mmレンズ相当での撮影になります。

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これだとよく分からないので、この地域のランドマークの若戸大橋を真ん中に持ってきて、40mmまでズームイン。

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若戸大橋からちょい右下で最大望遠200mm。ここが見たかったところです。右上にさっき行った、くろがね線の枝松駅近くのトラス橋が見えます。線路の右の広い駐車場がある場所が、スペースワールドの跡地に出来たジ・アウトレット北九州。スペースワールドの前は八幡製鐵所の敷地で、その頃の鹿児島本線は、くろがね線のトラス橋の下を潜り、大カーブで画面右外まで迂回していました。撮影スポットだったので、40代以上だと知ってる方も多いはず。

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そしてこの写真を800mm換算までトリミング。
空気が澄んだ天気の良い冬の日には、ここでくろがね線の撮影できそうだぞ。

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八幡側も200mmで適当に撮ってみます。右下に、皿倉山ケーブルの無料送迎バスに乗った八幡駅前のロータリーが見えます。

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帰ってから、ウォーリーをさがせ!みたいに製鉄所内を端から眺めてみると、いた!入替機と3両の防水フード付台車が写ってます。これは1600mmになります。こういう写真は大っぴらに公開するべきではないのかも。

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日が暮れます。スロープカーから夜景を見ようとする人が、どんどん登ってきます。ケーブルカー路線の乗りつぶしと、皿倉山山頂からくろがね線を見る目的も果たせました。混む前に早く下山しよう。

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帰りのスロープカーからの光景です。乗客は7,8人。

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下りのケーブルカーもまだ空いていて、座ることが出来ました。

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下りケーブルカーの道中から見れた夜景です。日本(新)三大夜景に選ばれるだけあって素晴らしいの一言です。夜景の灯りは、街や工場だけでなく、海の漁船の灯りもあったのか。昔の絵葉書みたいに、フォトショップで紫を強くしてみました。夜景が綺麗だったので、スイス製だという新型ケーブルカー車両については、ぜんぜん印象に残っていません。

ケーブル山麓駅19:55発の無料送迎バスで八幡駅に戻り、駅北側のビジネスホテルで遅めの夕食を取って寝ます。

(乗車は2022年8月)

前の記事:福北ゆたか線 折尾駅高架化による新しいルートに乗車
次の記事:くろがね線を見に行く1(八幡側)
関連タグ:ケーブルカー専用鉄道訪問くろがね線

三井化学専用鉄道を再々訪問2(宮浦操車場)

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宮浦操車場に到着。仮屋川操車場からでも自転車だとあっという間に着きました。コンテナ車は5両だったのが4両になっていますので、22トン電車の移動作業はあと4回。この後は大牟田駅西口11:06発の三池港行きバスに乗るのですが、この時点で9:57。移動作業は何回見られるでしょうか。ギリギリまで粘ってようと思います。

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おっ!早速工場から帰ってきました。今日の22トン電車は11号機です。また会えて嬉しい、来て良かった。

このブログは基本的に乗り潰しブログです。一度来た所は、目的が果たせなかったり状況が変わったりしなければ、来ないし、記事にもしない方針だったのですが例外を作ってしまいました。

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直ぐに2両目を工場に引いて行きます。前回来た時は周りの工場の騒音がうるさかったからか、電車の走行音がほとんど聞き取れず、吊り掛け駆動ではなくカルダンなのではないかと思ったのですが、今日は日曜日ですので工場は静か、ちゃんと優しい感じの吊り掛け音を聞くことができました。

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次に戻ってくるのはだいたい10分後なので、他の車両の写真もささっと撮影。いつもいい場所に停まっています45トン電車の18号機。

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南側奥の留置車両郡、ここも歩けばかなりの距離ですが自転車なら直ぐ着きます。また踏切に戻って3両目コンテナ車の引き込みは動画撮影。

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また戻ってきまして、

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4両目コンテナ車を引き込みます。

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また10分後戻って来ます。

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あれ?5両目コンテナ車は奥に押し込んでしまったぞ。私も追いかけます。

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コンテナ車を連結したまま詰所前の定位置に停車。

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乗務員の方々も汗をふきふき詰所の中へ。暑い中本当にお疲れ様です。午前の作業はこれで終わりみたいです。この時点で時間は10:48、大牟田駅に戻ることにします。

さて、帰ってから思い出したのですが、この日見た11号機には「T6-8」という表記がありまして、これが大正6年8月製造を示すものだとしたら、丁度私の訪問した月にこの機関車は100才の誕生日を迎えたことになります。100年前の機関車が現役で活躍しているというのは、とんでもなく凄いことでして、お祝い、何かしらのイベントはあったのでしょうか。いやいや、この鉄道にとっては、そっとしておいた方がいいのかもしれません。この後、18号機が脱線し、仮屋川操車場への第2便にピンチヒッターで22トン電車の重連運転が見られたというのですが、これも鉄道趣味界の大きなニュースにはならなかったみたいです。これからも(東京からですが)この鉄道については静かに見守ってゆきたいと思います。

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最後に大牟田駅ではED76 1019が大牟田貨物を従えて待機中。これまで見れてラッキーです。

(訪問は2017年8月)

前の記事:三井化学専用鉄道を再々訪問1(仮屋川操車場)
次の記事:三池島原ライン乗船記
関連タグ:専用鉄道訪問三井化学専用線
プロフィール

QJ7000

Author:QJ7000
おじさん鉄道ファンの日本の鉄道の乗車記録です。2012年、ふと日本の鉄道全線に乗ってみたいと思うようになり、乗りつぶしをスタート。その時の未乗区間は7,818.4kmでしたが、12年目にしてあと1,002.5kmになりました。すべて乗りつぶすには、今の生活パターンだと、まだ7,8年ぐらいはかかりそうですが、路線や車両に愛情を込めながら、少しずつ記録に残しておこうと思います。古い記事をご覧になりたい方は下のカテゴリーの「年別目次」からどうぞ。

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