三井化学専用鉄道を再々訪問2(宮浦操車場)

宮浦操車場に到着。仮屋川操車場からでも自転車だとあっという間に着きました。コンテナ車は5両だったのが4両になっていますので、22トン電車の移動作業はあと4回。この後は大牟田駅西口11:06発の三池港行きバスに乗るのですが、この時点で9:57。移動作業は何回見られるでしょうか。ギリギリまで粘ってようと思います。

おっ!早速工場から帰ってきました。今日の22トン電車は11号機です。また会えて嬉しい、来て良かった。
このブログは基本的に乗り潰しブログです。一度来た所は、目的が果たせなかったり状況が変わったりしなければ、来ないし、記事にもしない方針だったのですが例外を作ってしまいました。


直ぐに2両目を工場に引いて行きます。前回来た時は周りの工場の騒音がうるさかったからか、電車の走行音がほとんど聞き取れず、吊り掛け駆動ではなくカルダンなのではないかと思ったのですが、今日は日曜日ですので工場は静か、ちゃんと優しい感じの吊り掛け音を聞くことができました。

次に戻ってくるのはだいたい10分後なので、他の車両の写真もささっと撮影。いつもいい場所に停まっています45トン電車の18号機。


南側奥の留置車両郡、ここも歩けばかなりの距離ですが自転車なら直ぐ着きます。また踏切に戻って3両目コンテナ車の引き込みは動画撮影。

また戻ってきまして、


4両目コンテナ車を引き込みます。

また10分後戻って来ます。

あれ?5両目コンテナ車は奥に押し込んでしまったぞ。私も追いかけます。

コンテナ車を連結したまま詰所前の定位置に停車。

乗務員の方々も汗をふきふき詰所の中へ。暑い中本当にお疲れ様です。午前の作業はこれで終わりみたいです。この時点で時間は10:48、大牟田駅に戻ることにします。
さて、帰ってから思い出したのですが、この日見た11号機には「T6-8」という表記がありまして、これが大正6年8月製造を示すものだとしたら、丁度私の訪問した月にこの機関車は100才の誕生日を迎えたことになります。100年前の機関車が現役で活躍しているというのは、とんでもなく凄いことでして、お祝い、何かしらのイベントはあったのでしょうか。いやいや、この鉄道にとっては、そっとしておいた方がいいのかもしれません。この後、18号機が脱線し、仮屋川操車場への第2便にピンチヒッターで22トン電車の重連運転が見られたというのですが、これも鉄道趣味界の大きなニュースにはならなかったみたいです。これからも(東京からですが)この鉄道については静かに見守ってゆきたいと思います。

最後に大牟田駅ではED76 1019が大牟田貨物を従えて待機中。これまで見れてラッキーです。
(訪問は2017年8月)
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