東海交通事業城北線乗車記

用があって名古屋に来ました。午後にちょっと時間がつくれましたので、2本の面白い小路線を乗り潰ししてきました。まずは東海交通事業城北線。枇杷島14:46発の勝川行きに乗車します。

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来たのはキハ11 305でJR東海の所属車両。枇杷島駅の城北線ホームは東海道本線の貨物線上に設置されたとのことですが、この列車が到着する寸前に、下り貨物列車が旅客線を通過します。

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これがその偶然撮れた貨物列車で、EF64+赤ホキ。いいものが見れました。青梅線から姿を消して何年になるんでしょう。撮り鉄もしようと欲を出して、貨物時刻表で下調べをしていたら、貨物線側に構えていて撮り損なっていたはず。この辺の線路はどうなっているのかよくわかりません。

さて、城北線の乗客は私含めて4名。かぶりつきは止めてボックスシートに座ります。それでは出発。すぐに分岐して複線になって東海道本線をオーバークロス。そして高度を上げて、架線柱の無いスッキリして見通しのよい非電化の高架複線路線を進みます。これは楽しい。こんな路線があったんだ。これはここでしか見られない独特の車窓ではないでしょうか。ちなみにこの路線が複線だと知ったのは、乗車する数日前でして、それまでは京成千原線のように片側だけ線路が敷かれてるものと思ってました。

1駅目の尾張星の宮で、私以外の乗客全員3名が下車。これがこの路線の昼時の現実のようです。

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尾張星の宮を出てからの車窓が凄かった。上下線がダイナミックに別れ、高低差もこんなに。これこそ中京地区の武蔵野線になれなかった瀬戸線の夢の跡、ここで稲沢方面からの線路が合流し、デルタ線が形成される予定だったところです。2本の単行軽快ディーゼルカーが行来するだけなのに、贅沢な路線です。しかも昼間の時間帯は1本しか走らないので、すれ違いは無い。

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ここで名鉄犬山線をオーバークロスしますが電車は見られず。小田井に到着し、3名の乗客あり。この路線の中間駅のホームは、ちょっとした展望台のような高い位置にあるので、上ってくるのは大変だろうな。この駅にはエレベーターがあるようでしたが、無い駅もある。

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ちょっと最後尾からの景色を見てみます。架線柱のない複線区間はスッキリして気持ちいい。もしも中央西線の山間部が今も非電化で、特急しなのがキハ85系で運転されていたら、バイパス線として成り立つこの線路を、最高速度で駆け抜けていたかもしれません。その後は進行方向左側(この写真では右側)に高速道路がピタッと並びます。

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名鉄小牧線をオーバークロス、ここでも電車は見られず。

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もうすぐ終点の勝川、運転席後ろに立ちます。本線上にポツンと留置されるみたいな、もう1両の車両が見え、最後は単線となって駅ホームに着きます。

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16分の乗車、15:02に勝川に到着します。開業して28年になりますが、今だ中央西線勝川駅とは500mも離れている仮設駅。そしてすぐ脇を走る中央西線は、長い211系10両編成という格差です。ホームで待っていた枇杷島方面への乗客がいつまでたっても乗車出来ないので、?と思ってたところ、中央線勝川駅方の奥へと引っ込んでしまい・・・

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本線上にいたキハ11 302が入線して車両交換です。一旦引っ込んだキハ11 305は、2時間以上休憩して勝川17:18発の列車から再活動するようで、ここから2本体制となり、複線上でのすれ違いが実現するようになります。出てきたキハ11 302は、東海交通事業所属車。ステンレスボディーに窓回りがオレンジというカラーは、日本では今までありそうであまり無かったカラーではないでしょうか。

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ホーム末端から、中央本線勝川駅へと通じる連絡通路を進みます。車両検査施設があって、これも仮設らしい。

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城北線の高架がプッツリ切れるところです。中央西線も高架になってしまったので、将来立体交差とするなら大工事が必要になります。

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ブラブラ寄り道しながら辿り着いたので何分かかったかはわかりませんが、到着した中央西線の勝川駅は、城北線が乗り入れるスペースはしっかり確保されています。そのうちにビックリするような変化が見られるかもしれません。

(乗車は2018年5月)

次の記事:名鉄築港線乗車記

日本の鉄道乗車記録 2018年分 目次

2018年2月
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E351系スーパーあずさ5号お名残乗車記
アルピコ交通上高地線乗車記
上田電鉄別所線乗車記
上田電鉄7200系7255編成 下之郷出庫シーンの撮影
上田電鉄7200系7255編成 お名残り乗車記

2018年5月
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東海交通事業城北線乗車記
名鉄築港線乗車記

2018年6月
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真岡鐡道乗車記(下館~北真岡)
リゾートやまどり(リゾート那須野満喫号)乗車記

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宇野線乗車記
岡山電気軌道乗車記

上田電鉄7200系7255編成 お名残り乗車記

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それでは元東急7200系の7255編成で運転されます①運用、下之郷15:38始発の上田行き電車に乗車します。

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昔の上田交通のマークは親会社東急と同じでしたが、今の上田電鉄のマークは、エンブレムと言っていいぐらいに格好いい。下之郷出発時点での乗客は私一人で、駅で見かけた撮り鉄さん2名は乗車せず、撮影に徹するようです。

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このなんちゃって丸窓は、車内から見れば邪魔な装飾でしかありません。広告スペースはすべて7255編成引退のお知らせで、「製造から50年が経ち老朽化のため平成30年5月に引退します」とのこと。ちなみに私も製造から50年ですが、まだまだ働かせてもらう予定です。

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車内の内装が更新されてきれいですので、老朽化している実感はありませんでしたが、この狭い運転室と、薄緑色の内装パネルに昭和の電車を感じることができました。

それでは出発。スピードは出しませんので走行音は静か。ここでも製造から50年経った電車という感じはいたしません。次の大学前で学生さんが10名程乗車して、私の貸切運転状態は終わり。

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15:53、せっかくですので写真も撮っておこうと、上田の一つ手前の城下で下車します。2面2線の長閑な無人駅です。喫煙所があるのがありがたい。自動販売機で暖かいお茶でも買おうかと思いましたが、駅にトイレがないので止めておきます。

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20分弱待って上田行き6001編成のさなだどりーむ号が入線。

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そして上田からの折り返し7255編成が来ます。撮影した電車に乗車しますので、こんな写真しか撮れないのですが、一眼レフと望遠レンズを持ってくるべきだった。

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本日3回目の下之郷駅。1004編成まるまどりーむ号は奥に引っ込んでしまっています。

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この電車も何とか撮れました。上田電鉄(交通)といえば、デハ3300形、5000(5200)系、7200系、1000系と4代に渡って東急中古車を受け入れてきたわけですが、この路線に見合った中型車は1000系で終わってしまいましたので、次はどうなるのでしょう。1000系は1988~1992年の製造ですので、今だいだい30才。あと20年は頑張ってもらいたい。

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別所温泉まで行っても、たいした写真は撮れないし、折り返し時間は4分しかないので、2つ手前の舞田で下車。ここでも望遠レンズを持ってくるんだったなぁと後悔。右の写真は大トリミングしてます。

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ここにも鉄道むすめさん。駅周囲を少し散策してみると上田側はいい写真が撮れそう。しかし1編成しか走ってないので乗ったら撮れないし、撮ったら乗れない。それとこの駅もトイレがないのですが、喫煙所はある。ありがたい。

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別所温泉から折り返してきた7255編成に乗車。

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再び車内は私以外誰もおらず貸し切り状態。

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7255編成を充分楽しんで上田駅に到着です。

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17:21発のあさま626号で帰ります。自由席は余裕で窓際に座れました。E7(W7)系は初めての乗車。新幹線の世代交代のスピードは速く、赤いラインのE2あさまがもう走っていないなんて信じられません。まずはトイレ。次にタブレットの充電(100Vで60Hzなんだ)。そしてビール。上田駅の売店で買った軽井沢ビールというのが、家で飲んでるのの3倍の値段なのですが、めちゃくちゃ旨かった。2本買っとけば良かった。安中榛名なんてマイナーな駅にも停車しつつ、大宮までは1時間5分とあっという間に到着。5180円も払っているので、もっと乗っていたい。後はむさしの号で座って帰宅です。

(乗車は2018年2月)

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関連タグ:上田電鉄

上田電鉄7200系7255編成 下之郷出庫シーンの撮影

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15:21、下之郷に到着し、降りてみます。左は乗車してきた上田行き1001編成、右は交換する別所温泉行き6001編成。

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2本の電車が出発しますと、下之郷15:38始発の電車が出庫します。東側に1004編成、西側に1002編成、どっちもパンタグラフを上げています。どっちが来るんでしょう。

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元東急7200系7255編成の写真も撮っておこうと、ホーム別所温泉側に行ってみますと、撮り鉄さんが2名います。そして7255編成は・・・、あーっ!こっちもパンタグラフを上げて、ヘッドライトまで点しているではないですか。こんなところに押し込められて、今日は動くことがなさそうと諦めていたのですが、予定通り出庫するみたいです。嬉しい‼

それにしても上り電車・下り電車ともこの駅を出発したばかりで、この駅にいる残り3編成も合わせて、合計5編成も同時にパンタグラフを上げて電気を消費して大丈夫なのでしょうか。別所温泉行きがちゃんと坂を登れるのか心配ですが、まぁ大丈夫なんでしょう。電気のことは全く勉強しなかった。

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まずは1004編成が動きます。一旦上田方に引き上げて、上田方面ホームに。

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そして7255編成が動きます。

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こちらも上田方面に一回引き上げて、

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別所温泉方面ホームに入線するところを、ド順光でいただきです。

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7255編成が別所温泉方面ホームに入ると、すぐに1004編成が上田方面に引き上げ、

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留置線に戻る1004編成もド順光でいただきです。東急1000系のこのカラーもなかなか似合ってます。

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苦しいですが新旧(なんちゃって)丸窓電車が並びます。

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7255編成の出庫シーンは、思っていた以上にいい画が撮れました。もう一本のパンタグラフを上げていた1002編成はどう動いたかというと、車庫の中に入ってしまっています。それでは7255編成に乗車します。

(撮影は2018年2月)

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関連タグ:上田電鉄

上田電鉄別所線乗車記

次は上田電鉄に乗車します。しなの鉄道で上田に到着したのが14:28。急いで連絡階段を駈け上がり、自動券売機で1日乗車券を購入しホームへ、

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最初は無理かと思った14:31発の別所温泉行きに間に合いました。待っていたのは東急時代のままの赤帯1001編成で、前パン姿がオリジナルより格好いい。

進行方向左側のドアを挟んで一番前の座席に座りるとすぐに出発、高架から地上に下りてまずは千曲川を渡ります。立ってかぶりつきしたいなぁ。でもワンマン運転ですので、乗務員の方や降りる人の邪魔になりそうなので大人しく座って過ごします。しかしこの電車は無人駅で、降りるのも乗るのも1番前のドア1箇所しか開きません。ですので途中駅から乗車してすぐに降りる人は、運転室後ろの壁にもたれてスマホいじってます。かぶりつきしてもルール違反ではないみたい。

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と、いうことで、電車も空いてきましたので、私も運転室の後ろに立ってみましょう。

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14:46、下之郷に到着します。留置している電車に注目です。左の留置線に1004編成まるまどりーむ号、右は交換する上り電車で6001編成さなだどりーむ号、写真に写っていないですがその右の車庫前に1002編成自然と友達1号がいます。

あれっ!ちょっと違うんではないかい?
上田電鉄の公式ホームページには、毎日の電車の運用予定表が公開されていまして、それによるとこの日は、引退間近の元東急7200系7255編成が夕方ラッシュを前に、約50分後に出庫するのですが、すぐに出庫出来る位置には違う電車(1004編成と1002編成)が停まっているではないですか。

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あーっ!7255編成はこんなところにいます。今日は別所温泉まで行った後、ここでこの電車の出庫シーンを見て、適当に撮影、お名残乗車しようと予定していたのですが、ここに停まっていたんでは1004編成を一回引き出さないと出てこれません。7255編成は故障でもしてしまったのでしょうか。残念ですが仕方ありません。

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乗客はどんどん減り、先頭車は私一人になってしまいました。この電車は、外観だけでなく車内も東急時代そのまんまになります。

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最後に坂を上って、本物の丸窓車5252号車がお出迎え。終点の別所温泉に到着します。

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改札を出て、急いで5252のところに行ってみます。

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ここが別所温泉駅を写す定番アングルか? 線路の向こう側へ通ずる小道が工事中で、これ以上いい写真は撮れません。

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予定では別所温泉を少し散策するつもりだったのですが、朝のスーパーあずさの遅れにより、この駅での滞在時間も僅か8分。乗ってきた電車で戻ります。

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5252号を車内から。この電車が置かれている場所は、昔は側線で本線と繋がっていて、増結用クハが昼間に留置されていた場所だったはずです。上田電鉄(当時は交通)は、子供の頃長野の親戚の家に行くのに信越本線から毎年のように見て、大学生時代は菅平にスキーに行くのに何度か上田駅を利用したにも関わらず、乗車することがありませんでした。その頃はローカル私鉄にあまり興味がなかったのが悔やまれます。750V時代は楽しかったんだろうなぁ。

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きれいに整備された駅舎の中塩田駅。

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下之郷に到着します。7255編成は出てこなそうですが、せっかく来ましたので降りてみます。

(乗車は2018年2月)

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QJ7000

Author:QJ7000
おじさん鉄道ファンの日本の鉄道乗車記録。ふと日本の鉄道全線に乗ってみたいと思うようになりました。未乗区間は3,700km以上あり、今の生活パターンではおそらく不可能な領域なのですが、路線や車両に愛情を込めながら、少しずつ記録に残しておこうと思います。古い記事順にご覧になりたい方は下の「月別アーカイブ」からどうぞ。

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