津軽線乗車記

青森に到着しまして、私の最近の鉄道旅行の一番の目的になってしまった「乗りつぶし」をスタートさせます。まずは津軽線末端部からやっつけます。

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最初に乗車するのは青森10:37発の蟹田行き329Mで701系の3連です。

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青森駅6番線外部の側線には、同じく701系と「青森~三厩」のサボを付けたキハ40の2連が停車中。この界隈のキハ40はまだ非冷房が主流のようで、夏の暑い時期に窓を開けて思いっきり風を受けて乗車を楽しんでみたいものです。右写真はキハ40 545。

それでは出発です。この701系、鉄道旅行者一般には東北まで来ておいてロングシートとは旅情が全く無いではないか、駅弁はどうやって食べるのかといった、低い評価ではないかと思うのですが、私は結構好きな電車でして、かつては特急列車がたくさん走った路線を、豪快にモーター音を響かせて高速走行するところ、それを特急電車では出来なかった運転席の後ろでかぶりつきが出来てしまうところがいいのです。しかしそれを楽しむのには青森駅側に向かう列車でないと、先頭車がクモハにならないので無理、今回は先頭車クハの座席に納まり、まったり過ごす事にします。青森駅を出て奥羽本線と分かれるとすぐに左手に青森車両センターが広がります。ここでも役目を終えた211系と651系の姿が、なんだか悲しくなる光景です。

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蟹田到着前の海岸線に一番近いところを走る個所、せっかくの旅行ですが雨で残念、梅雨の時期ですので仕方ありません。

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特にこれといった印象も残さないで、この電車の終点蟹田に到着、隣のホームには三厩行きのキハ40が待機中です。

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雨の中乗換えです、写真を撮っていましたらボックスシートはすべて埋まってしまいましたが、これ幸いに先頭デッキでかぶりつきを楽しむ事にします。それでは出発。

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次の中小国駅、まだ電化区間で運転形態上は海峡線といったところ。

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新中小国信号所の場内信号が見えて来ました。今回持参したこのカメラ、水滴の付いた窓ガラスにピントが合ってしまい見苦し点をご了承ください。私にとっては、ずっと雨だった今回の旅行を象徴するようで、いい雰囲気に見えるのです。九州編でもこんな写真が続きます。

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架線の張られていない一番左の線に入ります。ここからが私の未乗区間です。右にはEH500の牽引する貨物列車が交換待ちです。

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海峡線と分かれ単線区間へと分け入ってゆきます。こういう線路が別れる所は、いつも興奮してしまいます。

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進行方向右側のボックスシートが開いたみたいで席に着くと、すぐに工事中の北海道新幹線区間をアンダークロス、ここが1435mmの新幹線と1067mmの在来線の交わる部分ですね。

その後はどんどん山の中へ分け入ってゆきます。海岸沿いを走るイメージだったのですが、後から地図を確認しますと、津軽半島からコブのように突き出た、半島の半島とも言うべく丸屋形岳のある地域を横切るのです。

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峠越え区間を過ぎると右手に、トンネルで一気に抜けて来た海峡線&工事中の新幹線の路線が再び見えて来ます。

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私の乗ってる津軽線の津軽二股駅に到着、写真で見えるのは海峡線の津軽今別駅への連絡口。同じ場所なのにJR東日本とJR北海道で駅名が違うという有名な場所です。

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どうやら新幹線の駅がここに出来るみたいですね。1日2往復しか停まらない海峡線の津軽今別駅、大出世する事になります。

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海峡線の下をくぐり、今度こそ孤独な盲腸線になってしばらく走ると、また海が見えて来ました。晴れた空で青い海よりも、どんよりとした雲に鉛色の海の方が津軽海峡らしい・・・なんて文章をどこかで読んだ気がしましたが、どうなんでしょう。唄の影響が大きいんでしょう。

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終点の三厩に到着しました。

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乗車したのはキハ40 555

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線路の先にはモーターカー(除雪車?)と車庫。津軽線の時刻表を見ますと、この駅に到着した最終列車は、ここで一夜明かして始発列車で蟹田方面へ折り返すダイヤになっていますので、夜間はこの車庫に車両を入れておくのでしょうか。ポイントもしっかり生きているみたいですので蒸気機関車列車の運行も可能ですね。

私の切符は東京から高崎・上越・羽越・奥羽・以下略経由の札幌までの切符ですので駅で清算しようとしますが、車内でしか切符は扱っていないようで、もう一度車内に戻り、蟹田から三厩までの往復切符を発券してもらいました。

ちなみに三厩まで乗って来たのは私の他2名、2名とも旅行者、一人は若い女性でしてこれが鉄子さんかと思ったのですが、2名とも駅前で待機していた竜飛行きのバスに乗って行ってしまいました。いい出会いが生まれたでしょうか。

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二人が乗って行った竜飛行きバスは1日7本、リゾートあすなろ号が運転される日は増便されます。

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私一人残された三厩駅前の風景。海が見えますが雨ですので駅で時間を過ごします。

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三厩駅、駅員さんもいます。乗って来た列車もワンマンカーではなく車掌さんが乗務しておりまして、JR西日本さんとは経営方針の違いが感じられます。

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構内はきれいに整備され、花まで植えられていて国鉄時代の駅みたいな雰囲気です。

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健気にご主人様(←たった一人の乗客の私?)の戻りを待っている子犬みたいで可愛いではないか、キハ40。

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デッキには八戸線で運用される時の「津波警報が発令された場合のお願い」、東北に来たんだなと実感します。

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車内には線路点検の作業員の方のみ、三厩行きは助手席に乗務していましたが、戻りは業務は無いようです。

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戻りは行きと反対の景色を見る事にしまして、ここは津軽二股駅。反対側車窓には海峡線の津軽今別駅、新幹線の駅の建設工事が見える所です。写真の建物は「道の駅いまべつ」、入口に捕虫網が1本置いてあったりして(売り物?)、まだ新幹線の駅が出来るという雰囲気というか緊張感が全くありません。この辺もそろそろリゾートホテルとかリゾートマンション(これはないか…)の建設も始まって大きく変わる事になるのでしょうか、最初に温泉を掘り当てるなんてしたらいいかも知れませんね。

所々で数名ずつの乗車があり、10名ぐらいの乗客数になって終点蟹田に到着です。

(乗車は2013年6月)

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おじさま鉄道ファンの日本の鉄道乗車記録。ふと日本の鉄道全線に乗ってみたいと思うようになりました。未乗区間は4,000km以上もあり、今の生活パターンではおそらく不可能な領域なのですが、路線や車両に愛情を込めながら、少しずつ記録に残しておこうと思います。古い記事順にご覧になりたい方は下の「月別アーカイブ」からどうぞ。
(2013年2月より海外編も始めました。)

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