あけぼの号乗車記 その1

6月の後半、やっと3日間の自由時間が確保できる事になりまして、いろいろ各地で乗ってこれましたのでブログ再開いたします。

今回の目的地は九州熊本地方をメインに、今はここだけになってしまった元東急青ガエルや大牟田の古典電気(~これは残念な結果に終わります~)を見て回るつもり。実は去年の5月にも予定していたのですが、僅か3日の旅行で飛行機又は新幹線といったあまり面白みに欠ける乗り物に多額な費用をかけるのはもったいないと台湾旅行にしてしまった経緯があるのです。(→参照)

今年はと言いますと、丁度JALさんのマイルが貯まっておりまして、飛行機代無料で行けるのです。さてさて九州を短い期間でどう回ろうかいろいろプランを練っていたのですが、この無料航空券(正式には特典航空券と言うらしい)、良く調べてみると面白い事に気付きまして、往復チケットが貰えるのとばかり思っていたのですが、任意の2区間が選択できる、つまり1便目・2便目の出発地と到着地がまったくバラバラでも構わないのです。そこで予約したのは1便目が札幌→福岡、2便目が熊本→羽田とし、北海道に寄り道して九州へ行く事にしました。北海道にはどうしても乗っておきたい路線がありまして、来年廃止になってしまう江差線に、私はまだ乗った事が無いのです。

こんな酔狂なプラン、人に話しても気味悪がられるだけですので誰にも話す事が出来ないのでいるのですが、匿名でこんなこと書けるブログってガス抜きになっていいよなと思います。

* * * * * *

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さて、北海道に寄り道するのに選定した列車は、上野駅13番線から出発するあけぼの号です。写真を撮る方もたくさんいて気分も盛り上がります。

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牽引するのはEF64 1053。

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ちょっと奮発しましてこの車両に乗り込みます。

6月の平日、大人の休日倶楽部パスの使用できる期間の前で、ガラガラに空いているのだろうと思って出発日前日にA個室寝台券を確保したのですが、最後の1室だったそうで私の部屋は一番端の11番。揺れそうで嫌だなとも思っていたのですが、扉を開ければ座った状態で進行方向に向いてますし、個室側が対向列車の見える進行方向右側で最高の場所。もう心の中で「イヤッホー!」と叫びっぱなしの状態で、子供のようにすでにセットされた寝台を座席にして座り心地を確認したり、また寝台に戻して普通に座ってみたり胡坐をかいたり横になってみたり、どうやって過ごそうか真剣に検討しているうちにベルが鳴り出発です。

上野発の長距離列車で出発する時の私の儀式と言うか、子供のころからやっている事なのですが、まずは日暮里付近まで高架ホーム・地上ホームそれぞれの線路が同一高さになるのを見届け、通路側に出て山手線・京浜東北線と別れるのを見て、左手に長い時間展開される尾久客車区をじっくり眺め(今は尾久車両センターなんだそうです、子供の頃はこれを見るのが最高の楽しみでしたね)、京浜東北線・山手貨物線の間に割り込むのを見て、ここからは最近からなのですが、2000年から2005年まで住んでいた北区岸町(王子~東十条間の線路の西側の地区、私にとってたくさんの思い出がある街なんです)の町並みをじっくり眺め、赤羽駅の手前でこの儀式も終わり興奮状態も少し治まり個室に戻る事にします。

尾久車両センターには引退した211系と651系の姿が、651系なんてつい最近の車両だと思っていたのですが、時の流れは早いもの、私もあと4回誕生日を迎えれば、大人の休日倶楽部の会員になれてしまうのです。あぁ嬉しいのやら悲しいのやら・・・・

大宮ではこれまたサロ185が数両留置されています。廃車でしょうか。湘南色のまで混じっています。グリーン帯まで再現してくれたこの車両、一度写真にしっかり記録したかったのですが、初めて見るのがこの場所になってしまい残念です。

大宮を出発し、通路に立って大宮工場を見終えたところで、遅い夕食にします。上野駅中央口を出たところにあるちょっと高級志向なスーパーで、ハーフボトルのワインに枝豆にカニの棒寿司と、いろいろ買い込んできました。お腹も一杯。

高崎を過ぎると、客車に乗っていても勾配をぐんぐん登っていっているのが、速度が駅間は遅くなり、駅を通過する時だけ少し速くなるので実感できます。

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水上ではしばし運転停車、ホーム隣には107系の姿が。この電車もそろそろ引退ですね。デビュー当時はつまらない車両だと思っていましたが、こうして見ると鋼製車体なのにゆったりとした窓割りで1段下降窓の独特な質感は、スイスの軽量客車みたいでなかなか味わい深いではありませんか。

出発してトンネルに入るとすぐに湯檜曽駅を通過、新清水トンネルです。高校生の時に谷川岳登山で降りた土合駅も久しぶりに見てみたい、確か土合駅ホームは左側だったはずで、通路側に立って過ごすのですが、いつまで経っても見えません、右側だとしても退避線のポイントで駅通過は解るはずなのですが、ひょいとトンネルを出てしまいました。後で調べましたら、下りの土合駅は進行方向右側、退避線も無くなってしまったんだそうで、どうりで気付かないわけです。

新潟県に入ったところで寝る事にします。

(乗車は2013年6月)
(関東地方の記事ですがカテゴリーは東北地方にしました)

次の記事:あけぼの号乗車記 その2(A個室内の様子)
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おじさま鉄道ファンの日本の鉄道乗車記録。ふと日本の鉄道全線に乗ってみたいと思うようになりました。未乗区間は4,000km以上もあり、今の生活パターンではおそらく不可能な領域なのですが、路線や車両に愛情を込めながら、少しずつ記録に残しておこうと思います。古い記事順にご覧になりたい方は下の「月別アーカイブ」からどうぞ。
(2013年2月より海外編も始めました。)

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