福塩線乗車記(福山→府中→塩町)

2012年10月中旬の土曜日、本日は福山→府中→塩町→備後落合→木次→宍道→江津と移動します。まずはホテルの朝食をしっかり食べて駅へ向かいます。

これから乗車する福塩線、福山発7:18の府中行きですが、改札上の案内板には3両編成とあります。

3両? 105系の2連+クモハ123? 福塩線にクモハ123はいましたっけ? あるいはクモハ105を1両増結? いや、もしかしたら103系かも?・・・確かめるべく期待を胸に急いで階段をホームへ駆け上がってみると、待っていたのは115系の3連でした。例によって福山城バックで撮影しておきます。
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115系とは意外でした、ここでは105系に乗るのを楽しみにしていたのですが、ロングシートから転換クロスシートになったので良しとしましょう。車内は通学の高校生で半分ぐらいの席が埋まる程の混雑、ここの高校生もマナーは良くとても静かです。今日は土曜日ですが平日はもっと混雑しているのでしょうか。

それでは出発します。
福山の次の備後本庄駅は、いきなり「兵どもが夢の跡」といった情景です(福塩線が「つわもの」だったかどうかは疑問ですが・・・)。この線の電化区間は昔より本数が増えているはずなのですが、ダイヤを整理して交換駅を少なくする工夫がされているみたいに思えます。
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写真は撮りそびれましたが神辺では井原鉄道を見ます。この鉄道衰退の流れにありながら、1999年に開通した地方路線というのは、ちょっと信じられないのですが嬉しい事です。

この福塩線、元電化された私鉄らしく架線柱の間隔が短く、走りっぷりはちょっと力行して、すぐノッチオフ、惰性でたらたら走って、ゆっくりブレーキをかけて停車。なんとなく昔の大糸線に乗っているみたいな感じです。私が最初に大糸線に乗ったのも、夜行急行アルプスで現地に到着して、今のように早朝に乗車していたので、そう感じされるのかもしれません。

すれ違うのは3回、すべて105系の4連でした。一番混雑する時間は、上り列車にロングシートの105を集中させて、足りなくなってしまった分、下りのこの列車に115系の転換クロスシート車を充当しているみたいな感じです。

電化区間の終点の府中に到着。たった5分しか滞在できなかったのが残念な、それなりの規模を持ったとても面白い駅でした。
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駅本屋のある今度乗る三次行きが発車を待つホームは2番線。
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跨線橋から見下ろす。左2番線、キハ120が停まっているのが3番線、その向かいに乗ってきた115系が停車する4番線があります。
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1番線は2番線の裏手の行き止まりホーム、駅によっては0番線となる場所です。その向こうには貨物ホームも残っています。そういえば似てるなと思った大糸線の信濃大町駅もこんな感じの貨物ホームがあったような気がします。
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塩町・三次方面を望む、さっそく上り勾配みたいです。
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次は府中発8:10の三次行きに乗車します。本日も何度もお世話になるキハ120。今回初めてのすべてロングシートのキハ120 6です。座席は1/3が埋まる程度、キハ120の路線としては混雑しているような感じです。ワンマンの表示が出てますが車掌さんが乗車していました。

府中の次の下川辺から山深くなり。ここでもいろいろな形状があって面白い、車の通れない人道橋がいくつか見られたような気がします。河佐からは比較的新しく造られたっぽい長いトンネルに入ります。こんなにも早く分水嶺を越えて江の川流域に入るのかと、その時は思っていましたが、八田原ダム建設による切り替わった新線で1989年に開通したトンネルらしい。

面白い駅名で気になっていた上下駅も過ぎ(実はここが分水嶺でした)、淡々と長閑な農村風景の中を走ります。この辺りの線路沿いの田畑は、おそらく作物をタヌキやイノシシに食べられてしまう事が多いのでしょうか、どこもきっちり、大人が簡単に跨げる高さの柵で囲われています。柵は木製のもの、鉄線を井桁に組んだもの、ワイヤーを張ったもの、とてもバラエティーに富んでいます。セイタカアワダチソウも満開です。
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左から芸備線が合流して、福塩線の終点、塩町に到着します。予定ではこの列車で三次まで行って、次の備後落合行きに乗る予定でしたが、気分を変えてこの駅で降りる事にします。乗継駅なのですが、降りるのは私一人でした。乗ってきた列車を見送ります。
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下の写真は塩町駅に掲示されていた福塩線寄り道マップ
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府中から北は列車本数が少ないので、途中下車なんかしようものなら次の列車を待つのに1日が終わってしまう状態で、寄り道という言葉は相応しくないように思われます。しかしこの看板を良く見てみると写真の電車は福塩線90周年のヘッドマークがついており、この線の開業は1914年なので、この寄り道マップが掲示されたのは2004年頃のはず。この頃は途中下車して寄り道出来るほどの本数が走っていたのでしょうか。

ちなみに1987年の時刻表を見ると充分寄り道可能な本数が運転されていました。
1987年:福山-(下り26本)-府中-(下り12本)-三次
2012年:福山-(下り30本)-府中-(下り7本(うち1本は臨時))-三次

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おじさま鉄道ファンの日本の鉄道乗車記録。ふと日本の鉄道全線に乗ってみたいと思うようになりました。未乗区間は4,000km以上もあり、今の生活パターンではおそらく不可能な領域なのですが、路線や車両に愛情を込めながら、少しずつ記録に残しておこうと思います。古い記事順にご覧になりたい方は下の「月別アーカイブ」からどうぞ。
(2013年2月より海外編も始めました。)

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