三井化学専用鉄道を再々訪問1(仮屋川操車場)

九州鉄道旅行3日目最終日、鳥栖の安めのビズネスホテルの朝食を食べて7時過ぎに出発します。今日の予定は、鳥栖7:25発の門司港行き普通列車で基山へ、そこから甘木鉄道甘木線と西鉄甘木線の計31.6kmの乗り潰しをして、大牟田に出て、船で島原へ渡る予定です。

しかしホテルを出たところで目の前を、短いタンクコンテナの貨物列車(通称大牟田貨物)が通過するではありませんか。お盆休み期間ですが、今日は私のお気に入りの三井化学専用線が走るということ。予定を変更して直接大牟田に行き、こっちを見に行くことにします。

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朝から大牟田行きは、元々「本日の予定第2案」として暖めていたプランでもあったのですが、鳥栖駅でもこれを後押しすることがありまして、7:25発門司港行き普通列車は415系ステンレス車、7:26発熊本行き普通列車は同じ415系ながら鋼製車。後者もロングシートのやつだったのですが、乗車できるのはこれが最後かもと、約45分MT54の音を楽しみ大牟田に到着、早速西鉄大牟田駅に行って自転車を借ります。

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自転車はすごい、前から来たいと思っていました三井化学専用線の見学スポットの一つである仮屋川操車場の一番奥にあっという間に着きました。西鉄の新栄町駅からだって、歩けば相当時間がかかるはず。第1便の機回しでここの先端部まで来る45トン電車の姿を捕らえたいと思っていたのですが、来るのが遅かったので第1便は到着済み、また移動します。

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仮屋川操車場の大牟田駅側から見渡せるポイントに到着。写真は三井化学専用線からJRに引き継がれる第1便。今日は6両で、うち1両が黄色いタンクコンテナ。海上コンテナを積んだ車両はありません。

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待つこと40分、やっとJRから三井化学専用線と引き継がれ第2便となる列車が一番手前の線路に到着。

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今日の牽引機はDE10 1202、国鉄色です。

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すぐ切り離して、

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中線を戻り、

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手前から3番目の線路へ、

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おっ!田の字窓の西鉄5000形だ。

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今度は三井化学専用線からJRへ引き継がれる方に連結です。

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連結作業終了。

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その5分後に真打登場、今日の三井化学専用線の第2便の45トン電車は18号機です。

この18号機、私の訪問した2週間後、ここ仮屋川操車場でなんと脱線事故を起こしてしまいます。古い車両ですので一時はどうなるかと心配しましたが、その後無事に復活しています。その記録は右リンクのブログ「眠れないマクラギを数えて」に詳細に記録されています。とにかく良かった。

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さて、いつ来てもここの電車(機関車)はきれいなんだよな。

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こちらも連結。

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しばらくしてDE10側の方が停止位置の修正で少し前へ、いい位置で並んでくれます。

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もう1枚。

その後の45トン電車の出発シーンは動画で記録しました。自転車で宮浦操車場へ追いかけます。

待っている時間思ったことですが、この日も暑い1日でして、どっちの機関車も冷房がありませんので乗務員の方々は本当に辛そう。古い機関車の写真を撮って喜んでいるのが、何だか申し訳ないような気がしてきました。

(訪問は2017年8月)

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関連タグ:専用鉄道訪問三井化学専用線
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Re: DE10

 UTXCさま、ご無沙汰しています。コメントありがとうございます。
 UTXCさまが大牟田を離れてからも、継続されているブログは時々拝見し、貴重な情報を参考にさせて頂いてまして感謝です。特に18号機脱線後の22トン電車の重連運転には仰天しました。不謹慎かもしれませんが、正直私も見てみたかったです。
 さてDE10引退の件ですが、残念ですが仕方ないでしょう。三井化学の電車には敵いませんが、40~50年もよく走りました。私が訪問した日は朝から暑い日でして、DE10の乗務員の方々は本当に大変そう。運転席内部はもちろん機関車周囲は灼熱地獄の様なのではないでしょうか。熱中症対策でいろいろされているのを見て、線路際から写真を撮っているのが申し訳なくなるぐらいでした。そんなわけでこの時ばかりは、早く新しい機関車を入れて、劣悪な労働環境を改善してやらないとと思った次第です。趣味側から見れば本当に寂しい事で、また自分が年を重ねた事も実感しますよね。個人的にはさつまいも塗装のDE10を一度写真に納めたかったです。

Re: 「三池鉄道」

 railwayさま、コメントありがとうございます。大牟田いいですよね。幼少期に全盛期を体験できたとは羨ましい。20トン電車は、そんな昔から蓄電池車を連結して走っていたのですね。
 私は高校生時代の1983年に、三池鉄道を見に行こうと青春18キップで大牟田を目指すも、訳あって小倉で引き返してしまっています(2013年8月に記事にしています)。行けてたら20トン電車がモハ63改造客車を牽く通勤列車が見れたかと思うのですが、そんな体験からか、この鉄道への思い入れは強いです。全然詳しくはないですが…
 輸送するものは変わってもかつての炭鉱鉄道が現役で、100年前の機関車も現役なんて、本当に凄い事なんですが、あまり世間には認知されてないみたいですね。しかし一民間企業の専用鉄道ですので、この鉄道にとっても大牟田にとっても、それでいいんじゃないだろうかと最近は思うようになりました。

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DE10

こんにちは
2年前まで大牟田在住だったUTXCです。
現在は遠方から大牟田の状況を見ています。大牟田の撮り鉄さんから頂いた写真を使って細々と投稿を続けています。

さて、いよいよ大牟田駅構内貨物にHD300が配置されます。
仮屋川操車場でのDE10と炭鉱電車との並びは近日中に見られなくなります。とても残念でなりませんが、時代の流れでしょうか。

「三池鉄道」

 三井化学専用線レポート、とても興味深く拝読しました。私は炭鉱全盛期に大牟田に居住していたので、複線電化の三池鉄道は大牟田の産業発展のバロメーターでした。いまは三井化学と言っていますが、当時は東洋高圧、略称「とうあつ」と呼ばれて、同級生の父兄が少なからず働いていました。まだ小学生だったので私の守備範囲は万田坑~四ツ山~三池港あたりでしたが、当時NHK福岡の子供向け番組で大牟田の町を写真で紹介する企画があり、応募したら当たりました。父に連れられて「とうあつ」の構内に入れてもらいました。石炭を蒸してコークスを作ったりする工程を撮影しましたが、何が一番興味深かったというと、20トン電車が架線のないところをパンタを降ろして走っていることでした。電気なしでどうやって動くんだろうかと思っていたら、蓄電池車を連結しているので走れるとの係の方の説明。びっくり仰天しました。
 後年JR貨物に勤めていた知人に大牟田貨物のことを聞いてみましたが、『業界』の人はファン的な知識に乏しく、ネットで調べた方が正確な情報を得られます。QJ7000 様、頑張ってください。
 
プロフィール

QJ7000

Author:QJ7000
おじさん鉄道ファンの日本の鉄道乗車記録。ふと日本の鉄道全線に乗ってみたいと思うようになりました。未乗区間は3,700km以上あり、今の生活パターンではおそらく不可能な領域なのですが、路線や車両に愛情を込めながら、少しずつ記録に残しておこうと思います。古い記事順にご覧になりたい方は下の「月別アーカイブ」からどうぞ。

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