唐津線(山本~久保田)乗車記と鍋島

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伊万里16:23発の唐津行き筑肥線上り列車、肥前久保を過ぎたところで運転席横に立って、唐津線との並走区間をもう一度見てみます。

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唐津線をオーバークロスして、

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複線みたいになって、本牟田部駅をすり抜け、

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場内信号、広い構内

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山本駅に17:03到着、同じホームで待っています17:04発の唐津線佐賀行きに乗り換えます。

***

さて、ここからが表題の唐津線の乗り潰しとなります。とはいっても唐津~西唐津の電化区間は筑肥線103系で唐津~山本の昔は筑肥線との重複区間も筑肥線キハ125で乗車済み、更に山本より南約4kmの筑肥線並走区間も2回筑肥線から見たので、面白い区間は見尽くしてしまった感じがあるのですが、地味な区間もボックスシートからしっかり車窓を見ておこうと思います。

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ちなみにこの列車はキハ47なので前面展望は良くない。

早速発見があって、筑肥線との並走区間が終わり、鉄橋を渡ると、右手に線路跡みたいのが近づいてきます。そしてこの線路との接続直前は保線車両の車庫になっています。なんだ!これは?、もしかして唐津線佐賀側から筑肥線伊万里側への短絡線?そんなのあったっけ?

急いでタブレットでWikipediaの唐津線を開いてみますと、ここは中相知信号場のあったところで、伊万里側へと延びていたのは1978年に廃止された相知炭坑駅へと通じていた貨物線跡だったのでした。この路線図によれば唐津線には3本の支線が昔は存在していて、唐津側から、まずは山本から分岐していた岸嶽支線、この相知炭坑への貨物線、最後に多久から分岐していた柚ノ木原へ通じていた貨物線となります。

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岸嶽支線の存在はすっかり忘れてました(復刻版時刻表にありました)。筑肥線上り列車の山本駅到着寸前のかぶりつき写真を再掲載しますが、この辺は左側に岸嶽支線の線路があって、単線が3本も並ぶ区間だったのです。

次に注目は多久駅手前、右側に柚ノ木原への貨物線跡があるはずですが、よくわからない。駅の周りはきれいに整備され、昔はとても広い貨物ヤードだったのかもしれません。

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多久を出発すると右手がすごい、高い屋根を持つスクラップ置き場が見え、その次に石炭積込み施設(写真)が残っているのが見えます。1968年に閉山した三菱古賀山炭鉱なんだそうで、後で知るのですが、この唐津線も元々は石炭輸送のための鉄道で、港側の唐津側から延伸し、最後に久保田で長崎本線と接続したとのこと。

こんな遺構の残っている駅でしたが、ここからは夕方ラッシュ時は30分間隔での運転区間となり、頻繁にキハ47の対向列車とすれ違います。お客さんも多い。

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長崎本線が近付いてきて久保田に到着。これで唐津線の乗り潰し完了ですが、その後の長崎本線も30年ぶりに乗車する区間。

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時刻表を見ていて気になる(臨)バルーン佐賀駅を通過します。ここは、熱気球と鉄道を絡めた写真作品では、とてつもなく広い空間の中だった気がしますが、実際は普通の河川敷でそんなに広くはありません。写真を撮った人が上手で騙されたとしか言いようがない。

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終点の佐賀まで乗るつもりでしたが、一つ手前の鍋島で下車します。

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いい位置にED76が停まっているのです。いい場所ではないですがEF81 450番台もいます。国鉄交流電気機関車はJR後一気に淘汰された感じですが、こいつは長く活躍しました。EF81も今は下関には顔を出さず、交流区間のみの運用のようですが、どっちが先に引退するのでしょう。

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ここではたった8分の滞在で、次の2両編成の長崎発鳥栖行きという長距離普通列車に乗り換えます。電車は速い、100kmで飛ばします。すぐに地方都市の標準的な2面4線高架駅の佐賀に到着。ここから座って行きます。背ずりが木の座席ですが、座り心地は悪くない。

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18:43、鳥栖に着いてしばらく特急列車の撮影。次から次へと来るので楽しい。今日は鳥栖のビジネスホテルに宿泊です。昨日は中州でしたので、どこで夕食を食べるか店が多すぎてなかなか決められず歩き回ったのですが、今日はホテル横の居酒屋さんに即決定。東京に比べて安いし旨いし量も多い、特にイワシの刺身が新鮮で美味しかったです。

(乗車は2017年8月)

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おじさん鉄道ファンの日本の鉄道乗車記録。ふと日本の鉄道全線に乗ってみたいと思うようになりました。未乗区間は3,700km以上あり、今の生活パターンではおそらく不可能な領域なのですが、路線や車両に愛情を込めながら、少しずつ記録に残しておこうと思います。古い記事順にご覧になりたい方は下の「月別アーカイブ」からどうぞ。

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