筑肥線乗車記2(西唐津~伊万里)

G8123908dsc.jpg G8123910dsc.jpg
唐津線終着駅の西唐津、歴史もあり風格ある駅なんだと思ってましたが、車両基地の横に付け足したような1面のホームは、JR西日本の博多南駅みたい。駅舎は大きく、駅員さんの配置もありますが、土曜日のこの時間帯だからか乗客の姿は0。時刻表上でこの駅の面白いのは、なんといっても1本のホームから博多・福岡空港方面、佐賀方面、伊万里方面と3方向の列車が発車すること。次は、中でも1日3本(休日は4本)しかない伊万里行きに乗車して筑肥線の末端部を乗り潰します。

G8123911dsc.jpg G8123916dsc.jpg
8時頃にキハ47とキハ125の2連が到着し(世代が違うのに連結できるんだ)、これが伊万里行きになるのかと思ってましたがすぐに入庫。代わりに出庫して来たのが写真のキハ125-4の単行、こっちが8:16発の伊万里行きになります。初めて乗車する車両ですが、車内の壁はグレー、座席のモケットは紺、外装と正反対のとても地味な色でまとめています。これは国鉄リバイバル内装か。昔の国鉄キハ20とかの、排気の黒煙と煙草のヤニで汚れまくった車内がこんな感じだった気がします。

それでは出発、乗客はなんと私一人のみ。

G8123918dsc.jpg
8:19、唐津に戻ってきました。この列車はここで14分も停車します。隣のホームからはガラガラの303系西唐津行きが発車します。

G8123924dsc.jpg G8123926dsc.jpg
時間があるので反対ホームからキハ125-4を撮影。この車両の所属を表す略号は「本カラ」。この辺は国鉄時代は「門」のエリアでしたが、「本」ってどこの略だろう。「カラ」は唐津に違いない。帰って調べてみますと本社か本部の「本」らしい。

G8123927dsc.jpg
改札外には出ませんでしたが、地方の中心駅でよく見られる標準的な2面4線の高架駅は、階下も標準的。似たような駅として思い付くのは、帯広、松江、出雲市、高知、別府・・・ただ唐津駅には優等列車が来ません。

G8123930dsc.jpg
車内に戻ると、乗客が増えてます。といっても半数のボックスに一人が座る程度。別ホームに伊万里発のキハ47の2連が到着するのを待って出発します。伊万里発列車も、ここでほとんどの乗客を下ろし、ガラガラになって西唐津まで行くようです。

G8123932dsc.jpg
単線並列の高架区間を進み、別れたところで筑肥線の和多田駅が見えます。

G8123935dsc.jpg G8123937dsc.jpg
唐津から二つ目で、筑肥線と唐津線を語る上で重要な山本駅に到着します。昔はここで両線が交差していました。向かいのホームにはキハ47*2+キハ125の唐津線下り列車が待っていて、私の乗る列車が到着してすぐ発車。ここから乗ってくる数名の乗客は、おそらく佐賀方面からの乗り換え客でしょう。私も今日の午後もう一度ここに来て、乗り換えをします。木造の駅舎も風格あります。駅員さんはいないみたいです。

G8123941dsc.jpg G8123942dsc.jpg
さて、筑肥線の西部と唐津線の一番の見所かもしれません、両線が並走する区間が長々と続きます。右写真のホームは本牟田部駅で、唐津線側しかホームがないのでこの列車は通過します。

G8123946dsc.jpg G8123947dsc.jpg
並走区間はGoogleアース計測で約4kmも続きます。ようやく両線が離れて、こちら筑肥線が高度をあげてオーバークロスします。ここに新駅を作ればよいと思うのですが、佐賀から伊万里へ行くには地図をみれば有田経由の方が近そうです。

G8123949dsc.jpg
唐津線と別れてからは、中国地方の廃止されそうなローカル線みたいな線路の奥の細道的な車窓です。線路際の草木も迫ってきて車両に当たりそうですが、この路線は当たらない。写真は佐里出たところの光景です。

G8123950dsc.jpg G8123951dsc.jpg
停まる駅も枯れきってます。左の素晴らしく可愛らしい木造駅舎は肥前長野駅、駅舎の脇には井戸があるのが見えました。右は上伊万里駅、向かいのホームとの間隔が広いのは、昔は何かしらの貨物の取扱いを行っていたのでしょう。乗り潰しを初めて、いろいろなローカル線に乗りましたが、全国どこも同じような光景だなと感じるようになりました。

G8123953dsc.jpg G8123954dsc.jpg
9:23、終点の伊万里に到着します。知ってはいましたが、実際に目にすると衝撃的な光景です。かつてのターミナル駅伊万里は分断され、筑肥線側は今なんと1面1線の必要最小限の設備なのです。

G8123956dsc.jpg G8123959dsc.jpg
でもこれはこれで悪くはない。西唐津からだと1時間以上の乗車でしたが、山本からだと38分しか乗ってないので、あっという間に着いてしまった感じです。

G8123960dsc.jpg
改札を出ると、道路があってその向こうに分断された現在の松浦鉄道の伊万里駅があります。

G8123961dsc.jpg
駅舎が向かい合ったところに横断歩道がないので海側に歩きます。両駅の関係はこんな感じ。あれ?2階に歩道橋があったのか。

G8123962dsc.jpg
また筑肥線側の伊万里駅に戻り、ちゃんと両駅を繋ぐ歩道橋を渡ることにします。松浦鉄道側の駅前は、博多行き高速バスがちょうど出発するところ。こっちの方が早くて快適なんでしょう。お客さんもたくさん乗ってます。

(乗車は2017年8月)

前の記事:筑肥線乗車記1(中州川端~西唐津)
次の記事:松浦鉄道乗車記1(伊万里~たびら平戸口)
関連タグ:JR九州
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

QJ7000

Author:QJ7000
おじさん鉄道ファンの日本の鉄道乗車記録。ふと日本の鉄道全線に乗ってみたいと思うようになりました。未乗区間は3,700km以上あり、今の生活パターンではおそらく不可能な領域なのですが、路線や車両に愛情を込めながら、少しずつ記録に残しておこうと思います。古い記事順にご覧になりたい方は下の「月別アーカイブ」からどうぞ。

検索フォーム
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
(古い記事順に表示されます)
最新コメント
FC2カウンター
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

タグ

路面電車 JR西日本 JR東日本 観光列車 蒸気機関車 真岡鐵道 名鉄 東海交通事業 上田電鉄 アルピコ交通 長崎電気軌道 JR九州 島原鉄道 船旅 三井化学専用線 専用鉄道訪問 国鉄時代 松浦鉄道 地下鉄路線 貨物線・短絡線・渡り線 西日本鉄道 筑豊電気鉄道 平成筑豊鉄道 新幹線 喫煙車 東武鉄道 会津鉄道 野岩鉄道 JR四国 阿佐海岸鉄道 バスの旅 土佐くろしお鉄道 温泉 伊予鉄道 琴電 吊り掛け電車 ケーブルカー 猫登場 阿武隈急行 福島交通 山形鉄道 モノレール 京成電鉄 新京成 流鉄 夜行列車 JR東海 近鉄 伊勢鉄道 新交通システム 江ノ電 ブルートレイン 北越急行 伊豆箱根鉄道 岳南電車 芝山鉄道 上信電鉄 近江鉄道 阪神電鉄 阪急電鉄 神戸電鉄 北条鉄道 駅そば 山陽電鉄 水島臨海鉄道 西武鉄道 南海電鉄 北近畿タンゴ鉄道 のと鉄道 くま川鉄道 南阿蘇鉄道 熊本電鉄 JR北海道 京王電鉄 京浜急行 台湾の鉄道 東急電鉄 小田急電鉄 鹿島臨海鉄道 ひたちなか海浜鉄道 福井鉄道 えちぜん鉄道 遠州鉄道 

QRコード
QR