筑肥線乗車記1(中州川端~西唐津)

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九州鉄道旅行2日目は、福岡市地下鉄の中洲川端6:30発の筑前前原行きでスタートします。

昨晩は新しいスタイルのカプセルホテルというのに泊まり、それなりに清潔で快適だったのですが、ラウンジにゴルゴ13なんて余計なものが置かれていたため寝不足であります。今日は初乗車となる区間が220.8km、福岡・佐賀・長崎3県の博多以西玄界灘側の路線をすべて乗り潰すのですが、途中で居眠りしないように気合いを入れてかないといけません。

まずは次の天神から初乗車となる区間で、姪浜まで7.3km乗って福岡市地下鉄空港線を完乗。姪浜手前まで地下区間なので見るものはありませんでしたが、すれ違うJR車が4ドアロングシート車なのにトイレが付いているのを見て、東京の地下鉄とは違うよな・・・というのを感じます。

姪浜からはJR筑肥線となり複線高架区間を走ります。しかし1駅目の下山門からは、右手に松林が広がるかと思えば海岸沿いに出て、さらに上下線が別れて増設された下り線(山側の線)だけトンネルに入るではありませんか。昨夏に羽越本線で見たような日本海の景色が、こんなに都心から近く、地下区間から出たばかりで見られるのにびっくり。しかも乗車しているのはバリバリの地下鉄車両。これは面白い路線だなぁ。

海岸沿いを走るのは僅かな区間で、後は市街地を走ります。洗練されたデザインの高架駅も登場します。中洲川端から30分が過ぎ、そろそろ乗り換えの筑前前原です。かぶりつき席に立ってみます。

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いたいた赤いパンダ顔、103系1500番台です。これに乗りたかったんです。良かった良かった。(筑前前原より唐津側のみ走る電車は、すべて103系1500番台3両編成かと思いきや、303系又は305系6両の運用が平日では上り3本下り1本存在します。普通列車編成両数表で確認できるのは平日運用のみで今日は土曜日。この西唐津行き電車ですが、西唐津に到着してから、西唐津を出発する電車が2本福岡空港行きが続くので、303か305系かもしれないと心配してたのです。)

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筑前前原に7:05着、同じホームの7:06発の西唐津行きに乗り換えたところですぐ出発。乗車した先頭車でかぶりつきといきたいところですが、この編成の先頭車はクハ。せっかく久しぶりに103系に乗るのですから後ろのクモハに移動します。すると早速力強いモーター音を聞かせてくれているではありませんか。

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筑前前原からは単線で、二つ目の加布里で交換します。数分上り列車より早着するので、ホームで左のような写真が撮れます。

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筑前深江を出て、また海が見えてきました。美しいです。

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大入でまた交換、今度は上り電車が待っていて、筑前前原行きの103系1500番台です。

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福吉・鹿家間で見えた海水浴場。朝7時半というのに一組の家族が遊んでいるのですが、なんだかプライベートビーチ状態。都心直結の地下鉄電車でこんな所に来れるなんて福岡の人って恵まれている。食事も美味しいし、美人も多いというし・・・

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鹿家でまた交換。すれ違う305系電車は日立のAトレインでして、側面の雰囲気が東武の50000系列にそっくり。東武鉄道の田舎の駅に来たみたいです。

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鹿家をでると海の向こうに唐津?の町が見えてきました。そしてこの辺りで佐賀県に入っています。

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虹ノ松原という美しい名前の駅の周辺は、駅の名に恥じない美しい松林が広がります。そういえば103系から見られた松林といえば、仙石線を思い出しますが、今はもう見られないのでしょうか。震災以降乗ってません。

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高架を駆け上がります。この辺から筑肥線唐津付近の新線区間でしょう。最後尾に立って見ます。

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1面2線のシンプルな高架駅は東唐津。筑肥線の電化と分割前は重要な駅だったはずで、全く違う雰囲気だったんだろうな。帰って東唐津駅で画像検索してみますと、そうそう!昔の東唐津はスイッチバックの駅だったんだ。気動車の車両基地もある。味わいのある風景は失われてしまいましたが、利用者にとっては30倍ぐらい便利になったんだろうな。

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ここで103系は一気に加速、いい音です、何km/hで走っているんだろう。見たら60km/h。

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とにかくスピードに乗ったところで渡るコンクリート橋は松浦川。昔は唐津を東西に分割していた川です。これから行く同名の松浦市とは離れてますが関係あるのでしょうか。よく解りません。

それにしてもこの路線は、唐津というそこそこの観光地を持ち、これだけ変化に富んだ車窓が楽しめ、しかも国際空港にJR中心駅に九州一の繁華街にも直結してます。なんだか通勤電車しか走らないというのは勿体ない。1本の103系を水戸岡先生に改造してもらって観光列車を走らせたらどうだろう。

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唐津線と合流し、単線並列の高架区間となりますが、1本は電化、1本は非電化というのが面白い。

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唐津に到着。ここでも3分停車するので車外に出て写真が撮れます。左が西唐津側のクハ103-1513、右が福岡空港側のクモハ102ー1513。

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車内に戻れば、1両に15名ぐらいだった乗客が0になってしまっています。この電車、音は純然たる103系ですが、製造時期の関係から側面と車内の様子は201系や203系に近い。

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西唐津から305系の上り電車が来て、筑肥線ではなく唐津線となります最後の1区間を出発します。

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かぶりつきをしていますと、西唐津を出て2分ぐらいで高架の路盤が分岐しているのですが、これはもしかして呼子線計画の名残でしょうか。

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スルスルと高架を下りて終点西唐津に到着します。

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7:53、1面のホームで1線しかない西唐津到着。朝から103系を思い切り満喫できました。(しかし私という鉄道ファンは本当に勝手。103系には昔散々乗ったのだ。旅行でたまに乗るのはいいですが、毎日乗るんだったらE233系の方が絶対にいいに決まっています。)

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駅の外に出ると、乗ってきた電車は車両基地に入ってしまいます。この日乗った編成は西唐津側からクハ103、モハ103、クモハ102の3両編成で、6両編成時は西唐津側だった編成。大入ですれ違ったのも西唐津側だった編成。福岡空港側だった編成というのもありまして、それは西唐津側からクモハ103、モハ102、クハ103となるのですが、このクモハ103の顔が幌が付いていて格好いいのです。

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歩道橋から西唐津駅奥の車両基地で休む電車が見えます。左から1本目、4本目、5本目が6両編成時に福岡空港側だった103系1500番で(正面貫通扉周りに枠がないので判る)、3編成あるうち3編成すべてが今日は入庫。私の見たかった幌つきで格好いいクモハ103には完全にそっぽを向かれるかたちになりました。

(乗車は2017年8月)

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関連タグ:JR九州地下鉄路線
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Re: 筑肥線

 railwayさま、コメントありがとうございます。
 筑肥線東側は、今回の旅行で一番楽しかった路線です。それぞれ九州一の空港、駅、繁華街に直結し、唐津だって観光地、なんでここには水戸岡大先生の観光列車を走らせないのだと思った次第です。103系も姪浜以西ではまだしばらくは活躍が見込めそうですね。
 私は気動車時代のこの路線に乗車できませんでしたが、鉄道雑誌等の情報から、当時の八高線や相模線のようにキハ30系ばかりだった印象です。なので全く興味ありませんでした。こんなに景色がいいなんて思いもよりませんでした。そういえば総武快速線にはトイレがついてましたね。

筑肥線

 筑肥線の旅、素晴らしい景色が展開する沿線風景を満喫されたのではないでしょうか。博多・福岡の街の直ぐそばにこんな自然豊かな場所があるとは驚きですね。
 103系が現役で乗れる線区なので感激します。もっとも私は気動車時代の印象が強烈なのですが・・。子供のころ父の職場旅行で加布里に海水浴に行きました。その時と同じようなきれいな海が今もあるのが不思議です。
 地下鉄にトイレが付いているのは福岡の大きな特徴でしょう。首都圏でも真似ていいのでは?と思います。総武快速線には付いているのですから・・・。
 続編、期待しております。
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おじさん鉄道ファンの日本の鉄道乗車記録。ふと日本の鉄道全線に乗ってみたいと思うようになりました。未乗区間は3,700km以上あり、今の生活パターンではおそらく不可能な領域なのですが、路線や車両に愛情を込めながら、少しずつ記録に残しておこうと思います。古い記事順にご覧になりたい方は下の「月別アーカイブ」からどうぞ。

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