とさでん交通 後免線・桟橋線乗車記

F8229974dsc.jpg
伊野から乗車してます電車がはりまや橋の平面交差を通過します。ここからは後免線の乗り潰しです。すれ違うのは日野自動車615。桟橋方面には伊野線では見なかった正面3枚窓の電車がいました。

F8229976dsc.jpg F8229977dsc.jpg F8229978dsc.jpg
後免線に入っても引き続き対向電車の撮影してます。左から旧塗装624、旧塗装601、ANAの623。

F8229979dsc.jpg F8229980dsc.jpg
左からコカ・コーラ625、新塗装630。

F8229981dsc.jpg
知寄町三丁目を出ますと国分川を渡ります。伊野線がそうだったように橋を渡る時は専用軌道で、渡った先からは道路が狭くなります。

F8229982dsc.jpg F8229983dsc.jpg
右が四国電力グループの604、左が621。

F8229984dsc.jpg
伊野から乗車すること1時間2分、18:11にこの電車の終点文珠通に到着します。こんなに長い時間路面電車に乗車し続けたのは、初めてかもしれません。

F8229985dsc.jpg
左奥に一旦後免方に引き上げる私の乗車した608。右の617は鏡川橋行き。この600形は1960年前後に製造された今もとさでんの主力車両でして、私の最も好きな路面電車車両の一つ。正面2枚窓、大きな側面窓、各所に曲線を多用し、一見優雅に見えますが、彫りの深い顔立ちは社会主義国の機関車のようで厳つい感じもあり、正面両側に付いた大型のバックミラーは、おじいさんの長く伸びた白い眉毛みたいで茶目っ気もあり、人によってそれぞれ違った感じ方となるデザインの車両ではないかと思います。ちなみに私は厳つい電車に見えます。

F8229987dsc.jpg
朝倉行きとなって折り返す608。この608の2枚窓にデフロスターを外側に付けたみたいなのは何なんだろう。格好よくていいではありませんか。この608以外では見ませんでした。

F8229988dsc.jpg
「ごめん」サボを下げて後免町行きアンパンマン627が来ました。ちなみにアンパンマンは「ごめん」なんて言葉は使いません、確か「ごめんネ」と、優しい言葉を選んでいたはず。

前の方の座席に座ります。今度の電車627は気持ち吊り掛け音が大きいような気がします。そして今度の運転手さんはマスコン?ブレーキ?ハンドルを軽快にガチャガチャ回すので、その音も聞いていてとても気持ちいい。

F8229990dsc.jpg F8229994dsc.jpg
領石通でかぶりつき席が空きました。またカメラを出しまして前面風景を収めてみます。もうこの辺りは運転本数が少ないので、文珠通までと違って、なかなか対向電車とすれ違いません。右写真は長崎付近でやっと来た高知ケーブルテレビの612。長閑な風景になってきますが、線路は複線のまま続きます。

F8229996dsc.jpg
再び併用軌道になって後免の中心部に入ります。

F8229999dsc.jpg
終点後免町一つ手前の後免東町を出ますと左手に留置線が見えてきます。こういうのはワクワクする展開です。

F822A002dsc.jpg
最後の最後は単線になるようで信号停車、もう目の前の白い建物は後免町の停留所。

F822A003dsc.jpg
ここで交換するのは伊野線・後免線では珍しい3枚窓の801。広告ラッピングの主はJALですが、ずいぶん渋い電車を選んだなぁ。

さて、ここで予想していない事が起こります。ドアが開いて運転手さんから放送(内容は聞き取れなかった)があり、乗客のみなさんどんどん降りるではありませんか。このまま乗車していていいのか、降りなきゃいけないのか、わからない状態で私が最後の一人となってしまい、流れにつられて私も下車。

F822A004dsc.jpg
線路沿いの舗装された歩道を1列になって駅へ歩きます。ほんの70メートルぐらいですが、最後まで乗車したかったなぁ。

F822A005dsc.jpg
私が歩いて後免町に着く頃、遅れてやって来たアンパンマン627。

F822A007dsc.jpg F822A006dsc.jpg
後で写真を見返してみれば、降車口の前のドアが開いていますので、乗車し続けることも出来たのかもしれません。手前で下車させたのは、早く降りたい乗客のためのサービスだったのか。

F822A990dsc.jpg F822A991dsc.jpg
それにしてもアンパンマンはこんな顔してたっけ、頭はいびつだし、口は悪戯小僧みたい、こいつ怪しいぞ。よく見ればパン工場の仲間たちも何か企んでそうな顔をしています。

F822A008dsc.jpg
行き先表示を「ごめん」のままで去って行くアンパンマン。謝っている事だし、もう文句を言うのは止めよう。うろ覚えなのですが、回送列車として出発して行きました。

F822A011dsc.jpg
目の前は土佐くろしお鉄道阿佐線の後免町駅。明日の朝はここを通ります。

F822A013dsc.jpg
次の電車は新型車の101で来ました。写真で電車のすぐ横の歩道みたいな所で私は降りたのですが、停車せずそのままやって来ます。

F822A014dsc.jpg F822A015dsc.jpg
お客を乗せたまま、連接車体をこれでもかとねじ曲げて到着。これではりまや橋に帰ります。

F822A016dsc.jpg
中間車と言っていいのか、中間台車の上の連結部分のクロスシートに座って18:59に出発。往きに乗り残した70メートルも無事に乗車完了。座席は快適ですが台車の上だからかよく揺れます。今日も夕日でオレンジ色に染まった空を車内から眺めます。そしてやっぱり、伊予電鉄市内線でもそうでしたが、この手の新しい電車は暗くなってからは外がよく見えません。タブレットでニュース見ると、四国は今日も1日いい天気でしたが、首都圏は台風で大変だったようで、原宿駅の倒木で山手線は運休、西武多摩湖線は土砂崩れで脱線とのことでびっくりです。その後は少し寝てしまいます。夜は外がよく見えない新型車なのに1本見送らず乗車したのは、この電車は桟橋車庫前行きでして、はりまや橋の渡り線の一辺を走るから。昔ははりまや橋を名乗っていたデンテツターミナルビル前停留所で2分ほど停車して出発すれば、ぐいっと左に曲がってすぐに南北線上のはりまや橋停留所に着きます。19:36、ここで下車、すぐそばのホテルに向かいます。

(おまけの桟橋線記事)

せっかく1日乗車券を持ってますので、ホテルに荷物を置いて夕食に出かけるついでに桟橋通五丁目まで往復。やっぱり吊り掛け車はいいなぁ。夜中にガラガラの広い道路をかっ飛ばすのは実に痛快。

F822A022dsc.jpg F822A019dsc.jpg
桟橋通五丁目にて。一応桟橋線は20年前に乗車していまして、この停留所の事も記憶があります。写真では暗くて解りませんが、高い防波堤の横にちょこんと止まるのです。

F822A024dsc.jpg
乗車した591の車内。はりまや橋に戻り、観光客向けの食堂で、生ビールとカツオのたたきとくじらの唐揚げの付いたセットメニューの遅い夕食。値段は高かったですが美味しかった。

F8230025dsc.jpg F8230030dsc.jpg
四国旅行4日目の朝も早起きして、急いで朝食をとってはりまや橋へ、高知駅前までの区間もちゃんと乗っておきます。昨日は見なかった3枚窓700形の701、昭和50年代デザイン1000形の1002が見れました。

F8230034dsc.jpg
やって来た3枚窓の電車に乗ります。0.8kmの区間ですのですぐに着いてしまいますが、高知駅前の停留所は、昔は駅前広場の手前で右に曲がってJR線と平行に配置されていなかったっけ。今は直進で乗換がしやすくなっています。そういえば昔のJR高知駅は地上駅でしたので、この辺一帯大々的に再開発がされたみたいです。

F8230039dsc.jpg F8230037dsc.jpg
時刻は6:45、高知駅前に到着。帰って気付くのですが昨日夜に乗車した591です。そしてこの電車の塗装が赤いのは、広告主の関係ではなく名鉄の岐阜市内線や美濃町線で昔活躍していた電車だから。写真を見返してみれば、昔は3扉だった跡が残ってます。知っていたら、もっとよく観察していたのに、残念な事をしました。

(乗車は2016年8月)

前の記事:とさでん交通 伊野線乗車記
次の記事:土佐くろしお鉄道阿佐線乗車記
関連タグ:路面電車
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

Re: 土佐電

 いのからごめんまで一気に乗り通し、とても楽しかったです。乗り潰しを始めるまでは、路面電車にはあまり興味を持たなかったことを残念に思ってます。はりまや橋のクロッシングの面白さについては私の文章力だけでは伝えられないと、前回の記事で、勝手にrailway様の記事のリンクを貼らせていただきました。お礼申し上げます。

土佐電

いのからごめんまで一気に乗車されたことに敬服します。完乗おめでとうございました。私は数十年前の1回目の乗車では、前の晩に予讃線夜行~予土線と乗り継いだので、御免線でついうとうとしてしまった覚えがあります。私の完乗ルールでは寝てはいけないので、後年乗りなおしました。
 またはりまや橋のクロッシングはとても興味深いですね。
プロフィール

QJ7000

Author:QJ7000
おじさま鉄道ファンの日本の鉄道乗車記録。ふと日本の鉄道全線に乗ってみたいと思うようになりました。未乗区間は4,000km以上もあり、今の生活パターンではおそらく不可能な領域なのですが、路線や車両に愛情を込めながら、少しずつ記録に残しておこうと思います。古い記事順にご覧になりたい方は下の「月別アーカイブ」からどうぞ。
(2013年2月より海外編も始めました。)

検索フォーム
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
(古い記事順に表示されます)
最新コメント
FC2カウンター
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

タグ

JR九州 貨物線・短絡線・渡り線 筑豊電気鉄道 西日本鉄道 観光列車 平成筑豊鉄道 喫煙車 新幹線 東武鉄道 JR東日本 会津鉄道 野岩鉄道 JR四国 国鉄時代 阿佐海岸鉄道 バスの旅 土佐くろしお鉄道 路面電車 温泉 伊予鉄道 琴電 吊り掛け電車 ケーブルカー 猫登場 JR西日本 阿武隈急行 福島交通 山形鉄道 モノレール 京成電鉄 新京成 流鉄 夜行列車 JR東海 船旅 近鉄 伊勢鉄道 新交通システム 江ノ電 ブルートレイン 北越急行 伊豆箱根鉄道 岳南電車 専用鉄道訪問 芝山鉄道 地下鉄路線 上信電鉄 近江鉄道 阪神電鉄 阪急電鉄 神戸電鉄 北条鉄道 駅そば 山陽電鉄 水島臨海鉄道 西武鉄道 南海電鉄 北近畿タンゴ鉄道 のと鉄道 くま川鉄道 名鉄 南阿蘇鉄道 熊本電鉄 JR北海道 京王電鉄 京浜急行 台湾の鉄道 東急電鉄 小田急電鉄 鹿島臨海鉄道 ひたちなか海浜鉄道 蒸気機関車 福井鉄道 えちぜん鉄道 遠州鉄道 

QRコード
QR