とさでん交通 伊野線乗車記

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アンパンマン特急を伊野で降り、次の乗り潰しはとさでん交通の伊野線。改札を出ると、ちょうど吊り掛け音を響かせてはりまや橋方面に電車が発車したところ。

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しかし間に合ったとして、こちらのJR駅前にある伊野駅前停留所から乗るわけにはいかず。

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伊野駅前停留所から100か200メートルぐらい西に歩いたところにあります終点の伊野停留所から乗車しないと、乗り潰しにはなりません。写真の伊野停留所は、2線あるのですが、今は1線しか使用していないみたい。そして昔の車庫へ通じた線路も撤去されずに残っています。

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これが車庫へ通じた線路。併用軌道で勾配があるのでスイス登山鉄道みたいな雰囲気で、追跡してみると何だかとてもワクワクします。そんな線路は駐車場(ここが車庫跡?)でプッツリ切れます。

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停留所に戻り、こちらは車止付近の写真。車止と最後の架線柱の間を通って入る店舗が、ピンクの外装にチカチカネオンでして、昭和の時代の如何わしいお店みたいで素敵であります。(念のため、今は普通のスナックのようです。)

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とさでん名物の「いの」のサボを下げた電車がゴロゴロやって来ました。とさでんらしい2枚窓の旧塗装の旧型車です。

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伊野停留所17:09発の文珠通行き電車、ここで乗る乗客は私の他は女性一人のみ。早速1日乗車券を購入してかぶりつき席に座っちゃいます。このかぶりつき席、座席が運転室に若干食い込んでる感じで、機器に手が届いちゃいそう。そして2枚窓なので前面展望はとても良い。運転席に置かれる輪っかみたいなのは、もちろんタブレット。それでは出発。

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伊野駅前停留所を過ぎますと線路部分の舗装がなくなり一応専用軌道になります。右の道路と左の生活道路を結ぶ車が通れる道も沢山あるので、見かけ上は4分の1が併用軌道みたいです。

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住宅が途切れたところで中山信号所、交換する628の運転手さんは若い女性で、笑顔でタブレットを交換。

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宇治団地前を過ぎると両側から山が迫ってきて、これはちょっとした峠越え区間。吊り掛け音が豪快に響き、こりゃ最高です。路面電車でこういう区間は珍しいのでは。坂を上りきった所が土佐市と高知市の市境で、ここだけ駅間距離が0.9kmと伊野線の中ではずば抜けて長い。頭上にそびえるのは高速道路。

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峠越え区間は立体交差もしやすいようで、次は土讃線が伊野線をオーバークロス。

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県道386号線の北側をずっと走っていましたが、朝倉駅前停留所の手前で県道を斜めに横切り、脇道に入って行きます。

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ここからがまたいい雰囲気でして、旧街道っぽい生活感ある細い道を進みます。写真は朝倉停留所で伊野行き602と交換します。ここ朝倉は朝夕は折返し電車の設定のある停留所で(安全地帯が線路の間にもある)、今までは22分に1本の運転でしたが、ここからは22分に2本運転になります。

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神輿とか山車とか似合いそうなこの道は直線で1kmぐらい続き、小まめに停留所に停車して行きます。

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スナックともこ前信号所(本当は市場前信号所)で朝倉行きのサボを下げた631と交換。

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旧街道っぽい併用軌道が終わると広い道に飛び出ます。伊野からの県道386号線はここでは国道33号線に吸収されていて、交通量も3倍増えている。鏡川を渡る橋は独立していて、ここだけ専用軌道です。

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鏡川橋停留所に着きます。ここからは複線、ラッシュ時は22分に5本の電車の走る過密区間になります。627アンパンマンラッピング車と交換。この電車には文珠通から乗車することになります。

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石畳の上を走ります。けっこう揺れます。よく線路を見れば、線路両側の舗装がボロボロに欠けている箇所もあったりして、かなり傷んでいます。乗客はいつの間に増え、立ち客も一杯、観光客も乗っています。せっかくのかぶりつき席、どんどんやってくる対向電車の写真を撮っておきます。

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右は新車101号、これにも後で乗車することになります。後で知るのですが、この手の新型車はとさでん交通には、まだこの1両しかない。中は618。右は611で後ろにも1両いるのですが、続行運転ではないみたい(Wikipediaによると、続行運転の場合、電車正面に黄色い円盤サボが付くらしい)。右側3両はとさでん交通になってからの新塗装、けっこう増えています。

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左から622、626、609ほんわかアンパンマン。左2両の土佐電気鉄道時代からの塗装もまだまだ健在です。

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左から、616サイバラ電車?、新塗装614。こうして写真を並べてみると、伊野線を走るのは600形ばっかりなんだな。

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周りに商業ビルが立ち並ぶ都会の景色になりまして、17:56、はりまや橋に到着です。東西線と南北線の平面交差にそれぞれをつなぐ4辺の渡り線は今も昔もとさでん、高知の市電を象徴する風景。この渡り線の運転形態というのも実に興味深く、複線になっているのは高知駅前方面~伊野方面のみで、他3線は単線なので右折出来ません。どう右折するかというと、直進→方向転換→左折、または左折→方向転換→直進と同じ系統でも2パターンあるとの事。この辺に興味ある方はrailway様のブログ、はりまや橋ダイヤモンドクロッシングの記事(2013年秋①2013年秋②2014年冬)をご覧あれ。

今回私はこの電車でこのまま後免線に進みます。

(乗車は2016年8月)

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関連タグ:路面電車
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おじさま鉄道ファンの日本の鉄道乗車記録。ふと日本の鉄道全線に乗ってみたいと思うようになりました。未乗区間は4,000km以上もあり、今の生活パターンではおそらく不可能な領域なのですが、路線や車両に愛情を込めながら、少しずつ記録に残しておこうと思います。古い記事順にご覧になりたい方は下の「月別アーカイブ」からどうぞ。
(2013年2月より海外編も始めました。)

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