琴平から横河原へ・予讃線7000系乗車記

琴電を満喫した後は松山へ向かいます。乗り潰し旅行ではフリー切符の利用が多いのですが、今回JRはあまり乗車しないので元が取れず、自動券売機のピラピラの1810円の普通乗車券で構内に入ります。

F8219377dsc.jpg
行止まりホームの1番線で待っていた12:13発の高松行き普通列車は、デビュー時のピンク色帯になった121系のトップナンバー編成。四国の電化区間は特急での移動が多かったので、この121系に乗るのはたぶん初めて。

F8219382dsc.jpg
前のクモハに乗車し、このモーター音も7200系に改造されて聞けなくなるんだなぁと感じながら、12:26に多度津に到着。次の電車までの接続時間は18分、駅構内に立食いうどんでもあれば、いい昼食に出来るのですが、ここには無し。昨日に続きコンビニおにぎり2個とお茶が今日の昼食となります。

F8219384dsc.jpg F8219385dsc.jpg
予讃線・土讃線の分岐駅の多度津は様々な車両が停まってます。その中でホームから撮影できた8600系とスカイブルー帯の121系。8600系のデザインは、どうも半ムケ状態のなんとかを思い浮かべてしまうのですが、新車ですので乗車したらさぞかし快適なんでしょう。

F8219389dsc.jpg F8219386dsc.jpg
高松側からはこんなのも来ました。アンパンマントロッコ列車。これほど瀬戸大橋を満喫できる列車は他にないでしょう。正直乗ってみたいです。しかし今の私に一人でこれに乗る勇気はありません。逆に子供はこんな吹きっさらしの車両で瀬戸大橋を渡ったら怖いんじゃないかと心配にもなりますが、乗客の方々は子供含めみんな楽しそう。

F8219392dsc.jpg
私のお目当ての電車が来ました。高松12:13発で松山17:18着という長距離普通列車です。この7000系という電車も、デビュー当時から興味津々だった車両でして、今回初めて乗車します。

F8219394dsc.jpg
12:44、多度津を出発します、車内は半数強の座席が埋まる乗車率。

F8219395dsc.jpg
予讃線の有名撮影ポイントの瀬戸内海ギリギリ区間を快走。後ろのクモハに乗車しましたが、以外にも静かな走行音です。

私の乗車したこの列車、いろいろ特徴がありまして、高松から松山までで3つの列車番号で分けられて運転されます。高松から観音寺までは119M「快速サンポート・南風リレー」、観音寺から伊予西条までは4119M普通列車、伊予西条から松山までは549M普通列車となります。

13:15、1回目の変身駅の観音寺に到着します。ここでは26分も停車します。

F8219400dsc.jpg F8219399dsc.jpg
左が先頭のクハの7100形、右が後ろの両運クモハの7000形、119M快速サンポートの姿。

F8219401dsc.jpg F8219410dsc.jpg
跨線橋を渡っているうちに4119M普通列車ワンマン運転車に変身完了。同じく左が先頭クハ、右が後ろの両運クモハなのですが、どちらもワンマン運転の表示がされ、クハは快速サンポートのヘッドマークが外されます。
そしてそれ以上に大きな変化として、四国におけるワンマン運転のルール?に従い、客扱いするのは前の1両のみ、後ろは回送となります。

F8219402dsc.jpg
改めてクハの7100形7108番。お客さんはこちら。

F8219404dsc.jpg
後ろのクモハの7000形7020番。お客は乗せませんので機関車のような扱いです。両運転台クモハと片運転台クハの組み合わせは、昔は各地の中小私鉄で見られた光景だったと思いますが、今はここだけなのでしょうか。それと、20年前のスイスの幹線で、客室付きの機関車みたいなのが運転台付きの客車を推したり牽いたりしているのを見ましたが、そういうヨーロッパ風?電車の運転形態に一番近いのも、このJR四国の7000系だと思います。

F8219407dsc.jpg
こちらは後ろのクモハのドアに吊るされた「回送です、前の車両にご乗車ください」の表示。

F8219424dsc.jpg F8219423dsc.jpg
こちらは車内の様子、左が先頭クハ、右が後ろのクモハの回送です表示。この列車においては1両を回送扱いにしても全く問題ない乗車率ですが、時によっては満員になって、「後ろにも乗せろコラ!」と怒る乗客もいるんだろうな。

F8219416dsc.jpg F8219412dsc.jpg
この駅には6000系がいましたので、しっかり記録。6000番台を割り当てられながら、2編成6両しか存在しないというレアな車両です。7000系7100形(クハ)を1両増結して1M3Tで走ることもあるそうで、これも見てみたい。

F8219425dsc.jpg
下りしおかぜに道を譲ってそろそろ出発します。

F8219426dsc.jpg
箕浦で普通列車と交換します。こちらも7000系の2両編成ワンマン運転で後ろは回送、そして3つの列車番号で松山から高松まで走り抜ける列車になります。川之江では特急と交換で数分停車。

F8219427dsc.jpg
貨物ヤードのある工場を抜けると伊予三島、ここには新鶴見のEF65のPF(番号は2090)がいます。四国まで来て四国でしか見られない車両に囲まれる中、私の地元青梅線でも見られる機関車に遭遇するのは不思議な気持ち。おおっ!お前も来ていたのか。

F8219432dsc.jpg
伊予寒川では、また後ろは回送2両編成普通列車と交換。ワンマン運転になる県境区間とはいえ本数は多い。JR四国も頑張っているんだなぁ。この駅では一駅前の伊予三島で乗った海岸でバーベキューを楽しもうという外国人グループが下車。この辺りから眠くなって新居浜手前まで寝てしまいます。

F8219435dsc.jpg
14:32に新居浜着、ここでまた9分の停車。うろ覚えなのですが、列車番号が変わるのはこの先の伊予西条ですが、ここ新居浜でワンマン運転から車掌常務に変わったような記憶です。写真で見ても正面のワンマン表示がありません。

F8219433dsc.jpg F8219434dsc.jpg
ここにも貨物列車の姿がありまして、牽引機は今度はEF210の300番台。今の瀬野八機はこんな所まで出張するんだな。307号機ですので増えたなぁ。EF67はもう引退してしまったのでしょうか。調べてみたらEF60改造の0番台は全機引退、EF65改造の100番台が数機細々と僅かな運用に就いているよう。そしてEF67の300番台は9機も落成しています。

F8219436dsc.jpg
単線ですので上りしおかぜと交換。続行する上り普通列車は、これも7000系だったのですが両運クモハの単行でした。14:41、新居浜を出発します。

F8219438dsc.jpg
最後の2駅は立ってかぶりつき。普通列車と言えどけっこう飛ばしますので楽しい。

F8219443dsc.jpg
14:52、伊予西条に到着。ここでまた35分も停車し、また列車番号を変えて松山へと向かうのですが、充分この電車を楽しんだという事で見切りをつけてこの駅で下車。急いで改札を抜けて...

F8219447dsc.jpg F8219448dsc.jpg
14:58発の伊予鉄特急バスのJR松山駅行きに乗り換えます。実にアクロバチックな乗り換えで、このバスは新居浜を14:30発に出発してますので、さっきの7000系普通列車で追い抜いて来たのです。しかしここからは、JR線はラクダのコブのような半島を丁寧に海岸線に沿って走るのに対し、バスは半島の根本を一直線にショートカットし、次に目指す伊予鉄横河原駅は、そのショートカットの途中にありますので、とても効率のよい流れるような乗り継ぎになります。

乗客は10人ぐらいで、伊予西条から乗車したのは私一人。バスは豪華なハイデッカータイプで、運転席の後ろが空いていたので座ると、スーパービュー踊り子の展望席みたい。しばらくは市街地を他の車の流れに合わせ50km/hぐらいで走ります。道路標識がちょっと面白く、東温市○○kmの文字の下のローマ字表記は「Toon City」。"トーオンシティー"→"Toon City"→"トゥーンシティー"、どっかで聞いた地名だなぁ。検索してみたら東京ディズニーランドにToontownというのがあったんだ。

市街地を抜け渋滞は無くなりますが、特急バスとはいえずっと一般道ですので60kmで走ります。どんどん山間部に入って行き渓谷の深さは大歩危小歩危並、沿道にはドライブイン、果物販売店がたくさんありますが、店を畳んでしまったのも多い。峠を越え、トゥーンシティーに入ると少しずつ乗客が増えてゆきます。

F8219457dsc.jpg
15:53、横河原に到着。細い路地に入ってちょっと歩くと、伊予鉄の横河原駅の裏手に出ます。

(乗客は2016年8月)

前の記事:琴電琴平線レトロ電車乗車記
次の記事:伊予鉄道 横河原線・高浜線乗車記
関連タグ:JR四国バスの旅
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

Re: 伊予鉄バス

伊予西条から横河原までのショートカット区間は、想像していた以上に山深い中を走り、バスも豪華ですので、いい旅行気分を味わえます。私は今度は鉄道でしっかり半島を廻りたいです。一方これから記事にします、宇和島から宿毛、奈半利から甲浦は、長い距離にも関わらず、前と中央にドアがある普通の路線バスなのにビックリしました。

伊予鉄バス

 こんにちは。伊予鉄バスでショートカット、私も考えたことがあるのですが、実行できませんでした。今回紀行記を拝読して、大変参考になりました。ありがとうございました。
プロフィール

QJ7000

Author:QJ7000
おじさま鉄道ファンの日本の鉄道乗車記録。ふと日本の鉄道全線に乗ってみたいと思うようになりました。未乗区間は4,000km以上もあり、今の生活パターンではおそらく不可能な領域なのですが、路線や車両に愛情を込めながら、少しずつ記録に残しておこうと思います。古い記事順にご覧になりたい方は下の「月別アーカイブ」からどうぞ。
(2013年2月より海外編も始めました。)

検索フォーム
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
(古い記事順に表示されます)
最新コメント
FC2カウンター
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

タグ

JR九州 平成筑豊鉄道 観光列車 新幹線 喫煙車 東武鉄道 JR東日本 会津鉄道 野岩鉄道 JR四国 国鉄時代 阿佐海岸鉄道 バスの旅 土佐くろしお鉄道 路面電車 伊予鉄道 温泉 吊り掛け電車 琴電 ケーブルカー 猫登場 JR西日本 阿武隈急行 福島交通 山形鉄道 モノレール 京成電鉄 新京成 流鉄 JR東海 夜行列車 船旅 近鉄 伊勢鉄道 新交通システム 貨物線・短絡線・渡り線 江ノ電 ブルートレイン 北越急行 伊豆箱根鉄道 岳南電車 専用鉄道訪問 芝山鉄道 地下鉄路線 上信電鉄 近江鉄道 阪神電鉄 阪急電鉄 神戸電鉄 北条鉄道 駅そば 山陽電鉄 水島臨海鉄道 西武鉄道 南海電鉄 北近畿タンゴ鉄道 のと鉄道 くま川鉄道 名鉄 南阿蘇鉄道 熊本電鉄 西日本鉄道 JR北海道 京王電鉄 京浜急行 台湾の鉄道 東急電鉄 小田急電鉄 鹿島臨海鉄道 ひたちなか海浜鉄道 蒸気機関車 福井鉄道 えちぜん鉄道 遠州鉄道 

QRコード
QR