琴電琴平線レトロ電車乗車記

F8219321dsc.jpg
志度線を乗り終え高松築港に戻り、次に乗車します電車の入線です。月に一度運転される琴電のレトロ電車、今回の休みの旅行先を四国に決めた一番の理由が、ちょうどこれが運転される日に当たったからになります。ホームはカメラを持ったファンで一杯ですので、大した写真は撮れません。琴平線も今年乗り潰し済みですし、今回はガツガツせずレトロ電車に乗ることを目一杯楽しもうと思います。

F8219326dsc.jpg
本日の編成は、前が3000形300号、後ろが1000形120号でどちらも大正15年製。私は前の300号に乗車しました。進行方向右側の席はもう一杯で車両後ろの方の左側に座ります。入線時はガラリ、窓が閉まった状態でして、それぞれ下にストンと落として私も準備完了、10時39分、出発です。

グォーーーン↗と石垣に反響します吊り掛け音、久々に聞きます。たまらんなぁ。沿線や片原町ホームではカメラを構えるファンもちらほら。イベント列車みたいなものですが、各駅停車で乗車券を持っていれば誰でも乗れてしまうのが、琴電のレトロ電車の特徴です。そんなわけで瓦町に到着しますと、ホームで電車を待っていた人たちは口をあんぐり開けて唖然としています。今日に限って冷房のない骨董品級の電車が来たのと、それ以上に車内を占拠した暑苦しい鉄道ファンの群れに、何より驚いているみたいです。

客層は7割が鉄道ファン、2割がたまたま乗り合わせてしまった地元客、そして1割が屋外音楽フェスティバルに向かうそれらしきTシャツの人たち。この人たちは昨夜の瓦町のホテル、町の繁華街でもよく見かけまして、どうりで昨日の高松のホテルのほとんどが満室だったのがわかりました。

瓦町からは駅間距離が長い区間がいくつかありまして、スピードもけっこう出します。高速走行時の吊り掛け音は何と表現しましょう、たがが外れる寸前のようなキンキンの高音でして、とにかく大正15年製の御老体にこんな無茶させて大丈夫かなと思うぐらいなのですが、久々に乗る夏の非冷房車で窓を全開にして感じる風と共に、私は嬉しいったらありゃしません。琴平までの1時間強の乗車を存分に楽しむことが出来ました。以下は道中撮影した写真です。

F8219328dsc.jpg
仏生山ではレトロ電車運転に合わせてかデカ1と1070形がお出迎え。

F8219335dsc.jpg
この年1月に乗換で降りた一宮では6分停車。

F8219337dsc.jpg
ここも乗換で降りた滝宮でも5分停車。対向式ホームですので唯一台車も見える編成写真が撮れます。こちらは茶一色の3000形300号。

F8219339dsc.jpg
こちらは茶白ツートンの1000形120号。

F8219342dsc.jpg F8219341dsc.jpg
両方の連結面側。

F8219345dsc.jpg
羽間駅でも4分停車。ガツガツしないで楽しもうなんて大人びた事を書きましたが、こうして見ると、かなりガツガツと撮影に力入れてます。

F8219347dsc.jpg F8219348dsc.jpg
1000形120号の車内。
滝宮からは後ろの120号に乗車しました。この日の2両は、吊り掛け音が違うように感じました。300号はたがが外れる寸前のような音でしたが、こちら120号はどっしり重く、高速走行でも非常に安定した音でして安心感のある走り。なんか物足りないなぁとも思いながら、120号で終点まで乗り通しました。

琴電オリジナルの1000形、3000形、5000形それぞれの違いを、私はよく判ってなかったのですが、調べてみれば製造会社の違いのようです。そしてWikipediaによると、1000形の電装品は、他のが国産なのに対し、ドイツAEG製を使用しているとの事で、今もAEG製なのかどうか不明ですが、それが音の違いに関連するのでしょうか。それとも台車の違いでしょうか。

たまたまこの電車に乗ることになってしまった一般客は大手ショッピングモールのある綾川駅でほぼ降り、屋外音楽フェスに行く人は岡田で降り、最後はほとんど鉄道ファン専用列車。JR線をくぐる箇所ではrailwayさんに教えていただいた琴平急行電鉄の跡を見届け、11時55分、終点の琴電琴平に到着します。

F8219349dsc.jpg
しばらく待って人が少なくなったところで私も撮影。サボをひっくり返して高松築港行きに。

F8219352dsc.jpg
今もドイツ製モーター?の1000形120号。

F8219357dsc.jpg
凄い音を出す3000形300号。

F8219373dsc.jpg F8219359dsc.jpg
F8219371dsc.jpg F8219365dsc.jpg
F8219368dsc.jpg F8219374dsc.jpg
駅の外からもしばらく撮影。名残惜しいなぁ。吊り掛け好きには、これに乗るだけでも四国に来る価値があります。機会があったらまた来よう。歩いてJR琴平駅に向かいます。

(乗車は2016年8月)

前の記事:琴電志度線乗車記2(八栗~志度)
次の記事:琴平から横河原へ・予讃線7000系乗車記
関連タグ:琴電吊り掛け電車
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

QJ7000

Author:QJ7000
おじさま鉄道ファンの日本の鉄道乗車記録。ふと日本の鉄道全線に乗ってみたいと思うようになりました。未乗区間は4,000km以上もあり、今の生活パターンではおそらく不可能な領域なのですが、路線や車両に愛情を込めながら、少しずつ記録に残しておこうと思います。古い記事順にご覧になりたい方は下の「月別アーカイブ」からどうぞ。
(2013年2月より海外編も始めました。)

検索フォーム
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
(古い記事順に表示されます)
最新コメント
FC2カウンター
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

タグ

JR東日本 東武鉄道 会津鉄道 野岩鉄道 JR四国 国鉄時代 阿佐海岸鉄道 バスの旅 土佐くろしお鉄道 路面電車 伊予鉄道 温泉 吊り掛け電車 琴電 ケーブルカー 猫登場 JR西日本 新幹線 阿武隈急行 福島交通 山形鉄道 観光列車 モノレール 新京成 京成電鉄 流鉄 夜行列車 JR東海 喫煙車 船旅 近鉄 伊勢鉄道 新交通システム 貨物線・短絡線・渡り線 江ノ電 ブルートレイン 北越急行 伊豆箱根鉄道 岳南電車 専用鉄道訪問 芝山鉄道 地下鉄路線 上信電鉄 近江鉄道 阪神電鉄 阪急電鉄 神戸電鉄 北条鉄道 駅そば 山陽電鉄 水島臨海鉄道 西武鉄道 南海電鉄 北近畿タンゴ鉄道 のと鉄道 JR九州 くま川鉄道 名鉄 南阿蘇鉄道 熊本電鉄 西日本鉄道 JR北海道 京王電鉄 京浜急行 台湾の鉄道 東急電鉄 小田急電鉄 鹿島臨海鉄道 ひたちなか海浜鉄道 蒸気機関車 福井鉄道 えちぜん鉄道 遠州鉄道 

QRコード
QR