陸羽西線乗車記

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次は陸羽西線、新庄13:12発の余目行きに乗ります。混みそうでしたので早めに並んで進行方向右側の一人座席を確保。キハ110の車内は、先ほどリゾートみのりから一気にグレートダウンしてしまうのを感じてしまうのですが、これが普通なのであります。

出発して右手に奥羽本線と別れるのを見ますと一気に加速します。駅間距離は長く、結構飛ばしますので「奥の細道最上川ライン」なんて愛称を名乗っていますが、のんびり走るローカル線ではないようで、新庄まで新幹線で来た乗客を、各駅停車ながら、とにかく早く余目、酒田まで届けるぞという意志がひしひしと感じられます。Wikipediaで歴史を見ても、この路線は単に羽越本線と奥羽本線を結ぶものとして生まれたのではなく、最初にこの陸羽西線(当時は酒田線)が酒田側から新庄に延び、その後羽越本線が秋田側村上側それぞれ延び全通したとのこと。その名残かもしれません、細道なんて名に甘んずることなく頑張っています。

雨が降ってきました。初めの頃の沿線風景はよく覚えてないので単調な田舎の風景だったと思われます。印象に残っているのは高台にある1面1線の羽前前波駅ホーム。昔の造りのまんまで線路と反対側の手摺がとても低く、これに腰掛けて後ろにひっくり返ってしまい、高台から数メートル下の地面に落ちた人が何人かいるんだろうな。この駅では乗降なしで再びかっ飛ばします。

その後はタブレットで以後の予定の確認なんかしていたら、いつの間にか最上川の横を走っています。雨はどしゃ降りになってきて、高屋で降りる人は、ドアが開くもホームに屋根が無いというのを知って悲鳴をあげています。

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引き続き最上川沿いを走ります。おっ!川下りの船だ。これを一気に抜かす。まるでフルスピードで走る新幹線から在来線を見るように、ほとんど止まって見えます。鉄道は早いのだ。歴史を感じる古いトンネルも次々に高速で通過します。しかし、線路と川の間の道路の、途切れることのない車やトラックに視線を落とせば、この鉄道は2時間に1本、2両程度のディーゼルカーが往き来するだけの、大量輸送の使命を終えた、ひなびたローカル線にすぎません。

最上川が見えたのは古口、高屋、清川のほんの3駅間。川から離れると雨は止みます。狩川ではカメラを首にかけた大勢の観光客が降ります。ここには一体何があるんだろう。

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13:58余目に到着します。ここまで来ると、さっきのどしゃ降りの雨は何だったのというぐらい、すっかり晴れ。この辺は地面も乾いてますので、雨は降らなかったみたいです。

(乗車は2016年7月)

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おじさま鉄道ファンの日本の鉄道乗車記録。ふと日本の鉄道全線に乗ってみたいと思うようになりました。未乗区間は4,000km以上もあり、今の生活パターンではおそらく不可能な領域なのですが、路線や車両に愛情を込めながら、少しずつ記録に残しておこうと思います。古い記事順にご覧になりたい方は下の「月別アーカイブ」からどうぞ。
(2013年2月より海外編も始めました。)

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