新京成電鉄新京成線乗車記

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流鉄を乗り潰して馬橋から常磐線各駅停車で松戸へ、次は新京成電鉄に乗車します。

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ホームに降りますと左側のホームにも列車が到着し2本並びます。新塗装の鮮やかなピンクと白の組み合わせはなかなか素敵です。右が先の10:10発8900形の京成津田沼行き、左が次の10:20発8800形の千葉中央行き、どっちに乗ろうかちょっと迷いましたが、早い方にして先を急ぎます。先頭車に乗車してドア横に立ち、私にとっては田舎の電車のイメージであります(失礼)新京成電鉄にも、ワイドドア車が存在する事を初めて知りました。

それでは出発します。数駅目でかぶりつき席(立席)が空きましたのでそこに立ちます。この路線の私の知っている知識として、やっぱり一番は日本陸軍鉄道連隊による演習用として造られた路線なのでカーブだらけである事、次に軌間を600mmから始り、1067mm、1372mm、1435mmと3回も広げてきたことが上げられます。確かにカーブは多いです、しかしそんな歴史を引きずっているような影のある雰囲気みたいのは微塵もなく、線路は立派な複線だし、5分間隔できれいな電車とすれ違うし、周りの住宅も新しくて小綺麗だし、天気良く春らしい暖かな平日の10時過ぎという時間帯だからか乗客の方々みんな豊かで幸せそうに見え、この沿線に住むのもいいかもしれないなぁ、なんて事も考えてしまいます。

1面2線のシンプルなくぬぎ山駅を出て注目しますのはくぬぎ山車両基地、さっきからピンクの新塗装電車と新型N800しかすれ違わないのですが、ここにも同じのしか見られません。クリームと茶の旧塗装や、習志野のタヌキこと8000形はもう走っていないようです。近くなんだからもっと早く乗りに来るんだった。

北総線の下をくぐって北初富駅、昔はここから北総線が分岐し、北総線車両も新京成線松戸まで乗り入れていました。新京成線のこの駅も高架化工事が北総線側で行われていて、直通運転していた面影は全く見つけることが出来ません。

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いずれは無くなる地上ホームでも見てみようかと、降りてみる事にしました。

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なんだかすっからかんの北初富駅ホーム。実にシンプルな造りで、帰ってから知るのですが、2014年2月に移設された仮線に造られたホームなのでした。

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次のを待つ間、反対側ホームに旧塗装の電車でも来ないかなと期待してましたがハズレ。まぁいいか、綺麗な電車だし。

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後続の千葉中央行きに乗ります。今度は8800形、一番前に乗り込みますとさっきの8900形より前面展望がすごく良い。次の新鎌ヶ谷まで北総線と並走するのですが、年に1,2回乗車しますスカイライナーから、私はこの新京成線が見えた事がありません。それにしても北総線、昔は新京成線の支線だったくせに、高いところから見下ろしやがって(というか足元すぎて見えない!)、ずいぶんと偉くなったものよのぅ。

新鎌ヶ谷を出ますと右にカーブが続き、方角をほぼ反対方向に変え初富駅に到着します。北初富、新鎌ヶ谷、初富3駅の位置関係はほぼ正三角形、電車は新鎌ヶ谷を頂点に三角形の2辺を走ります。頂点の新鎌ヶ谷駅は北総線高砂延伸時に北総線の、その1年後に新京成線の、さらに8年後に東武野田線のが開業しましたので、私はジャンクション駅設置のために、新京成線はただでさえカーブが多いのに、再びねじ曲げられるように路線変更させられたのかと思っていました。さらに新京成線のこの区間は絶賛高架化工事中でして、これまた大変だなと。しかし新京成線が元からこのルートだったのは、恥ずかしながらこの記事を書く下調べで知りました。

住宅街を各駅に停車しコツコツと進むのですが、先頭車運転室後ろエリアは乗客の入れ替わりがとても激しい。春休み中なので鉄道好き小学生や、ベビーカーを押すお母さんが乗ってきては数歩下がって運転室後ろ窓を譲るのですが、すぐまた戻ることができます。

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そんな中、薬園台駅停車中に向こうから迫ってくるのは旧塗装の茶色帯車。まだ走っていたんだ、急いでカメラをバックから取り出し、無事に記録することが出来ました。かなり混んできましたので、これ幸いにもうこの場所(かぶりつき席)は動かないことにします。

小奇麗な住宅街が急にゴチャゴチャしだし、人の多い広い踏切を渡り、デパートの裏側をすり抜けると、もう新津田沼に到着です。新京成線津田沼2駅のJR側乗換駅という認識でしたが、JR津田沼駅とは400メートルも離れているんだそうだ。降りてないので何とも言えませんが、メインの開発エリアからは外れた、駅前にはパチンコ屋さんが何件もありそうな雰囲気の駅です。

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電車は数分停車との事で、待っていると向こうから習志野のタヌキこと8000形が登場するではないですか。良く見ると…ゲゲッ!?下り線を逆走?

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そうだそうだ、この路線の末端、新津田沼と京成津田沼の間は単線なんだった。上り線に見えたのは新津田沼折返し列車の入る引き上げ線だったのでした。この8000形、デビュー時に鉄道ファン誌の表紙を飾った時の衝撃は強烈でした。顔も変、色もダサい、なんて不細工な電車なんだろうと。しかし貴重な存在となってしまった今、古武士というにはピカピカ過ぎますが、風格みたいなものををすれ違い様に感じることが出来ました。

それでは出発、新津田沼から京成津田沼までの最後の1区間は、地図を見てもこれだけ見事にというか無理して急なS字カーブを描く場所はなかなか無く、かぶりつきをしていて実に面白い。

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駅を出ますと右へひたすらカーブ。途中複線の下り線に見えた引き上げ線が、カーブ途中でブッツリ途切れ単線になるのですが、まだまだカーブは続きます。

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JR総武線の複々線を鉄橋で渡ります。毎回総武線から見上げてました路線を、初めて乗る気分はなかなかスッキリ。この部分だけほんの少しの直線区間、その後も右カープは続きます。

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新津田沼から180度方向を変えた所で、いきなり今度は左カーブ、ひたすらひたすら左カーブ、架線柱のピッチは細かく、下り勾配もあってちょっとしたジェットコースター気分。曲線半径は見落としてしまいましたが何メートルだったんだろう。とにかく新京成線には建設距離を伸ばすために作られた、要はノルマ達成のためのカーブがメインなのですが、ここは新津田沼駅が歴史上何度も移転してきた産物でもあり、JR(当時は国鉄)総武線と京成線の間の細い空間の中で京成線に接続するための、目的を持ったカープなのです。

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再度180度方向転換した所で急に現れます京成本線。合流したところで(線路はポイントで交わらない)、そこが京成津田沼駅。左は松戸から北初富まで乗った8900形。これで新京成電鉄に乗車完了です。

(乗車は2016年3月)

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Re: 新京成は京成以上の高品質路線

railwayさま、コメントありがとうございます。おっしゃる通り、親会社より高品質路線ですね。人口減少での短編成化は仕方ないでしょう、私の利用します青梅五日市線は運転本数の削減です。初富、二和、三咲…、railwayさまのHPで北総地区の地名の由来とその歴史背景を初めて知りました。

新京成は京成以上の高品質路線

楽しく拝読しました。私は二和向台駅前にしばらく住んでいましたので、新京成は親しみがあります。沿線の人口減少で、編成が8→6連化されてしまいましたが、成熟化した私鉄で頑張ってほしいものです。
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おじさま鉄道ファンの日本の鉄道乗車記録。ふと日本の鉄道全線に乗ってみたいと思うようになりました。未乗区間は4,000km以上もあり、今の生活パターンではおそらく不可能な領域なのですが、路線や車両に愛情を込めながら、少しずつ記録に残しておこうと思います。古い記事順にご覧になりたい方は下の「月別アーカイブ」からどうぞ。
(2013年2月より海外編も始めました。)

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