厚狭から山口宇部空港へ(クモハ123に再会)

上写真は厚狭駅で乗車する1本前に来た下関発岩国行の普通列車。窓も雨樋も車内もほぼオリジナルの115系300番台です。幡生では窓も雨樋も更新された113系が解体されているのを見たばかりなのですが、まだこんなのも走っているんだ。

こちらが乗車します下関から来た厚狭18:14発の宇部線直通宇部新川行き。105系で来るとは想定外でした、しかも3両目は車体断面が違うぞ、クモハ123だ!ホームを走って移動し、それに乗車します。長いロングシートの車内は3分の1の座席が埋まる程度の乗車率です。
この電車は2012年に小野田線を乗り潰しした以来なのですが、車内は更新工事が行われているみたいで、様子が少し変わっています。まずは足元が滑る(なんなんだこの床材は)。窓は茶色っぽいスモークフィルムが貼られたみたいで、反射して外が良く見えない。そして何よりトイレが付いている。
山陽本線区間は思い切りスピードを出すのですが、モーター音はとても静か。これはこの車両特有の気密性と遮音性が高そうな固定窓のおかげでしょうか。小野田では小野田線クモハ123との並びが見れるかと期待しましたがその姿は見られず。
もう一駅高速走行して宇部、ここでは降りる人いません。みんな宇部線直通客のようです。ここからはノッタリとした走り、信号所では対向列車と交換です。

宇部新川に到着です。降りたらすぐにまた高校生たちが乗車、5分後に厚狭行きとなって折り返しだそうで忙しい。

トイレが付いたところは窓が一つ埋められています。個性の強すぎるこの電車、まだまだ活躍しそうな感じです。ちなみにこれはクモハ123-3。

3番ホームにいたクモハ123-4、こっちもトイレ付だ。前回来たときもそうですが田の字窓のとはなかなかタイミングが合いません。

宇部新川から草江まで乗車します新山口行きの105系3連。運転室後ろの座席が残り、無人駅でもドアが全部開きます。ワンマン運転に対応していない105系というのも存在するんだ。

草江に到着です。山口宇部空港に歩いて向かいます。2012年秋の乗り潰し旅行以来なのですが、こんなにすぐまた来るとは思ってはいませんでした。前回入りそびれたローカルお好み焼き屋さんは残念ながら無くなってしまったようです。これでサンライズ瀬戸号から始まった1月の中国地方2泊3日の鉄道旅行記は終わりです。またしばらく更新をお休みします。
(乗車は2016年1月)
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