神戸電鉄乗車記2(鈴蘭台駅付近で撮影・1000系~)

神戸電鉄の魅力、
関東から来て初めて乗車した私が語るのも、知ったかぶり丸出しでナンですが…

路線としては、なんとも中途半端な起点である新開地駅や湊川駅の独特な雰囲気、出発していきなりのハードな六甲山地越え、美しい山間を行く有馬線末端部、などが上げられるかと思います。

そして車両、これも他の私鉄とは全く異なる独自に進化してきたものでして、この鉄道を代表するウルトラマン電車こと3000系の存在もさることながら、私にとっては1000番台の系列が実に魅力的なのであります。

どこが魅力かと申しますと、50パーミルの勾配を行き来するための床下にずらり並ぶ抵抗器などに見られる、いかにも山男という雰囲気ももちろんですが、一番は車輌のバラエティー、編成のバラエティーが実に多彩な点です。いくつかポイントを挙げてみますと…
1、2扉車と3扉車が存在し混結する
2、両運転台クモハが存在する
3、同じ系列でも前パンの車両と後パンの車両が存在する
…などなど。なんだかもう、私が中学生時代に夢中になった旧型国電みたいでして、面白いったらありゃしないのです。
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↑これが1、2、3のバラエティーすべて揃った写真

今回は1000番台系列のさまざまな編成写真をコレクションしたいとの思いで、早起きして新開地~鈴蘭台間でラッシュ時の1時間半撮影するスケジュールを組んで来ました。撮影場所は引きがあり、どんな編成かよく解る鈴蘭台駅の南側です。神戸電鉄の詳細な車両解説サイトは沢山あるのですが、せっかくですので私なりの成果発表としてここに掲載させていただきます。

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1100系1100型(3両ユニット・2扉)
1969~1972年に製造された2扉・Mc-T-Mc・3連ユニット。前面貫通扉、前パン、2扉で狭窓ズラリ、国鉄モハ42系を彷彿させるスタイルでしてカッコ良すぎ。3連の1100系は7編成も存在するのですが、ラッシュ時で4連が優先させられるようでして、ここでは1回しか撮影できませんでした。

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新開地側から1122-1211-1121の編成(太字は撮影した側・以下同じ)

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1100系1100型(3両ユニット+中間にMc1両・オール2扉)
2001年の編成組み換えで4連化された編成。2両目が中間に挿入されたMc車で、現在パンタグラフは撤去されています。

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新開地側から1116-1208-1125+1115(Mc-T-Mc-Mc)の編成。4両すべてが2扉車なのは現在この編成だけでしてエリート的な存在。逆側にMcを増結したような(Mc-Mc-T-Mc)編成も昔は存在したのですが、再び3連に戻されています。(戻されたのが一番上の写真の編成)

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1100系1150型(3両ユニット・3扉)
1979年から製造された3連1100系の3扉バージョン、パンタグラフは後ろへ移動します。3連で走るのは1編成のみ。

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新開地側から1152-1251-1151の編成

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1500系1500型(3両ユニット・3扉・ワンマン仕様)
1991年(←なんとも新しい!!)に2編成製造された1150型の後継車でして、違いは公園都市線用として製造時からワンマン仕様な事。現在は全線ワンマン運転化に伴い、他の3両編成と共通運用。

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新開地側から1502-1601-1501の編成、この写真だけ有馬口駅で撮影。

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1000系1070型(両運転台車・3扉)
1965から製造されている1000系のグループに属する、1974年製の両運転台車。元々は増結用だったのですが、現在は3両固定編成の山側に連結され4両固定編成の一員となっている。3扉車でも1150系や1350系と窓配置が全く異なり、運転台後ろのかぶりつき席がある分、ドア間は短くなり、小さい窓が2枚だけという面白いスタイル。6両製造され、現存するのは3両。今回はその3両をすべて捕獲できました。

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3連1100系の山側に連結される1074。
新開地側から1112-1206-1111+1074の編成。

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同じく3連1100系の山側に連結される1075。
新開地側から1114-1207-1113+1075の編成。

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3連1150系の山側に連結される1076。
新開地側から1154-1252-1153+1076。どの編成も共通で、2両目Mcのパンタグラフは撤去されている。

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1300系1300型
1100系が3両ユニットだったのに対し、こちら1300系は2両ユニットのグループ。その中の1971~1973年に製造された2扉車の1300型。5ユニット製造されたものの現存するのは1ユニットのみ。

■写真なし■
新開地側から1310-1309+1362-1361、海側が2両が2扉車、山側2両が3扉車という旧型国電みたいな編成なのですが、残念ながら今回の旅行で出会う事は出来ず。

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1300系1350型
1979~1987年に製造された2両ユニット3扉車。パンタグラフは運転席後方にある。

D9041937.jpg
新開地側から1360-1359+1358-1357の編成

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1300系1370型
1300型を4連化するにあたって、1975~1979年に製造された3扉の中間ユニット1320型を、1997年に先頭車化改造を施した車両。1350型と違いパンタグラフが運転台側に付く。運転台は廃車となった1300型、1050型から移設。

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新開地側から1376-1375+1374-1373の編成

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上と同じ編成の1373側。1374+1373は1050型の運転台を利用、どう違うのかはよく判らず。

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1350型と1370型の混結

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新開地側から1352-1351+1372-1371の編成。
どちらも3扉車、写真では解りにくいのですが、前方は前パン、後方は後パンという面白い編成です。

※神戸電鉄の車両解説については、特に神戸鉄道資料館様を参考にさせていただきました。お礼申し上げます。

(撮影は2014年9月)

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おじさま鉄道ファンの日本の鉄道乗車記録。ふと日本の鉄道全線に乗ってみたいと思うようになりました。未乗区間は4,000km以上もあり、今の生活パターンではおそらく不可能な領域なのですが、路線や車両に愛情を込めながら、少しずつ記録に残しておこうと思います。古い記事順にご覧になりたい方は下の「月別アーカイブ」からどうぞ。
(2013年2月より海外編も始めました。)

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