加古川線乗車記

名古屋のビジネスホテルの朝食を急いで食べ、ひかり493号で西明石へ、今日はこれから加古川線・北近畿タンゴ鉄道・播但線の乗り潰しに出かけます。昨日は北陸地方にいたので、本来なら大阪府や兵庫県の適当な都市に宿を取っておけばよかったのですが、最初の予定では、昨日と本日の乗り潰しをする路線・エリアを逆に考えていまして、予定通りの場合は、本日名古屋から高山本線を乗るつもりだったのです。しかし東京に帰ってくる時間が遅くなってしまうので日程を入替えたものの、出発前バタバタしてしまい名古屋のホテルのキャンセル、新たに関西地方の予約が出来ずこうなってしまいました。

しかしさすがは新幹線、そんな変更も物ともせず1時間ちょっとで西明石に到着。ここは初めて利用する駅でして、本当に簡単に(というかあっけなく)在来線に乗り換えできる駅。乗って来たひかり493号はここで10分間後続のぞみ号を退避するようで、予定してたより1本早い新快速に乗れて加古川駅へ向います。

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さて加古川線です。迎えてくれたのは加古川線名物?の変な顔の103系たち。ここでも1本早い電車に乗る事が出来まして、右の9:09発の厄神行きに乗車します。

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厄神行きの先頭車は前にもパンタグラフが付いていまして、レアな車両に巡り合えたのかもしれません。それにしても変な顔。窓周りを黒く縁取りした所も適当な感じでとても宜しい。

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11分の乗車で厄神に到着、左は2008年に廃止された三木鉄道の跡。もっと早く乗り潰しを始めればよかったなぁ。

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せっかく対向ホームに停車中ですので車両を記録、左が前パンのクモハ103-3556、右が幌付きでちょっと違った表情のクモハ102-3556。

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西脇市行きがやってきました。

水鳥のいる加古川を渡り、途中ダチョウ農園なんかが車窓に現われてびっくりするのですが、一番印象に残った景色は粟生駅手前で左手に見えてくる神戸電鉄粟生線の姿。神戸電鉄と言えば準大手私鉄で相模鉄道や新京成電鉄と同じ部類に属するはず、ところがこの路線の末端部は架線柱は木だし(しかも熊本電鉄ほどではないにせよ傾いている)、枕木も木製、そして路盤はブレーキの錆で完全に茶色、見た目はローカル私鉄と全く変わらないではないか。(ちなみに後で知るのですが、相模鉄道は1990年に大手私鉄に格上げ、そしてこの神戸電鉄は2005年に中小私鉄に格下げされている。)

そして停車中の電車はウルトラマンこと3000系でして、アルミ車体だし私としては新しい電車の部類に入るのですが、初めて見るその姿は、錆で汚れて本当に草臥れかけておりまして、上手く表現できませんが、あまりの古臭さにちょっと感動さえしてしまいました。(初めて日車標準車体時代の松本電鉄や、旧17M車国電時代の富士急行を見た時に味わったような感動です。)

そうだ、今度の乗り潰しは神戸電鉄を攻めてみよう。粟生線も一時廃止の協議も出された事だし、ウルトラマン電車も登場して40年、それよりもっと古い電車も沢山走っている非常に面白そうな路線なのだ。

粟生駅では神戸電鉄ばっかりに気を取られ、反対側の北条鉄道は全く見ることなく通り過ぎてしまいました。

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西脇市に到着です、今度はステンレス製の車両に乗り換えです。

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乗車して来た103系を、跨線橋上から見下ろします。屋根はツルツル。グローブ型ベンチレーターは一つもない。窓もオリジナルとは全く違うものだし、雨樋も出っ張らない、なんだか種車は201系みたいだ。

そういえば加古川線や播但線の103系、ただでさえ加速性能に優れた電車なのですが(といっても101系と比較してか?)、オール電動車編成を組む事によって、凄まじい加速であると紹介される事が良くあるようです。しかし私には普通の電車にしか感じませんでした。この辺は運転手さんの運転の仕方による違いもあるのでしょう。

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さて、ここから乗る125系、これも面白い電車です。

なんてったって両運転台の1M電車。そして転換クロスシートに車椅子対応のトイレ付きという豪華な仕様。私の乗車するクモハ125-12はパンタグラフが2丁あるというおまけ付きで、両前面に屋根に上がるためのタラップが付いている所なんか凄いではないか。そしてもちろん片面は顔をキリリと引き締める幌付きです。

この電車が登場した時に想ったのが、スイスのRBe540みたいに客室付きの機関車みたいだな~でして、増結車両に全く違う車種のクハ111やクハ455なんかと連結したら面白そうだな…でした。実際は片側の台車は付随台車のようで、RBe540やJR四国7000系電車のような運用は出来なさそうです。

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車両のイメージからぶっとんで走りそうな感じですが、長閑な沿線風景の中を約30分のんびり走りまして終点谷川に到着。1時間半で加古川線の乗り潰しを終えてしまいましたが、かつては三木線・北条線(これはまだ残っている)・鍛冶屋線と3本もの支線があり、こう簡単には行かなかったはず。これでいいのか…、これでいいのだと思うしかない。

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ローカルな雰囲気一杯の駅ですが、来るのはこんな新しい電車。

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福知山線に乗るのは2回目で、1回目は非電化で旧型客車が走っていた頃なのですが、乗車したのはこんな快適な電車。あれから30年なのだ。

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これは福知山駅南側の光景。30年前、ここには広大なヤードがあり、ぐるっと一周したのです。今は交通科学博物館で保存されているDD54 33がターンテーブル横に置かれ、また初めてスエ71を見て感動した場所なのですが、その面影は全くありませんでした。

(乗車は2013年11月)

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おじさま鉄道ファンの日本の鉄道乗車記録。ふと日本の鉄道全線に乗ってみたいと思うようになりました。未乗区間は4,000km以上もあり、今の生活パターンではおそらく不可能な領域なのですが、路線や車両に愛情を込めながら、少しずつ記録に残しておこうと思います。古い記事順にご覧になりたい方は下の「月別アーカイブ」からどうぞ。
(2013年2月より海外編も始めました。)

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