肥薩線乗車記1(特急はやとの風4号・鹿児島中央~吉松)

次の乗り潰しは肥薩線の隼人・吉松間。
今回の旅行では青春18きっぷのシーズン外ですので、普通列車に乗るよりもいろいろ楽しめそうなJR九州ならではの特急列車にじゃんじゃん乗車します。まずは2004年から走り始めた特急はやとの風から。とりあえず反対ホームから車両を記録。

CB154711dsc.jpg CB154721dsc.jpg
左:1号車指定席のキハ47 8092、右:2号車自由席のキハ147 1045。

CB154716dsc.jpg CB154718dsc.jpg
ちょうど指宿枕崎線の列車が1番ホームに到着。このホームと鉄骨が無機質感丸出しの立体駐車場にはなんとなく見覚えがあります。ここだけは新幹線開通以前からそのまま残っているのでしょうか。

CB154729dsc.jpg CB154732dsc.jpg
それでは車内へ、左写真は自由席の2号車、右写真は指定席の1号車の運転席後ろ部分。座ってみるとクッションの無い部分は、見た目の通りに背中がちょっと寒々しい。

ドアが閉まり、エンジン音も高らかに勢いよく出発です。いやいや、それにしてもエンジン音が大きすぎ。女性客室乗務員の放送案内も聞き取れないぐらいのレベルです。一応これでも特急列車、JR化後にエンジンは交換されているとはいえ、所詮は国鉄近郊型ディーゼルカー・キハ47なんだなと、私としてはちょっと嬉しくなってしまい、なんだか顔がほころんでしまいそうです。私の座席が(おそらく防音対策とか何もされていないままの)ドアすぐ横だったから一層煩かったのかもしれません。

スピードが乗って来た所でトンネル。鹿児島中央・鹿児島駅間にトンネルなんてあったんだ。市電も並走する区間なのに…。日豊本線の都城から南は、日が暮れた後にに通り抜けてしまっただけですので初めて乗るようなもんなのです。鹿児島駅には貨物駅がありED76やEF81の姿も見え、ホーム先端には写真を撮っているファンもいます。ここから乗車すれば良かったか。

CB154746dsc.jpg
そして鹿児島駅を過ぎると鹿児島湾を挟んで見える噴煙を上げる桜島。こんな風景が展開されるというのも恥ずかしながら知らなかった。

私が小学生高学年の頃はちょうどブルートレインブームでして、当時日本最長距離を走る富士の個室寝台に乗って東京から日豊本線経由で西鹿児島まで24時間以上もの長旅をするのがその頃の私の夢だったのですが、なるほど、もし実現できていたとすれば最後はこんな感動的な風景に出合えたのか。(一応、富士の個室寝台に乗るという夢は約30年後の2006年に実現するのですが、その時は大分止まり。)

CB154750dsc.jpg
隼人駅に一時停車、こんな区間(と言っては失礼か)にも新しい電車が走っている。右は特急列車になれなかった普通のキハ47 8000番台。キハ147とどう違うのかそのうち調べてみよう。

肥薩線に入ると勾配区間になるのでしょう、エンジン音はますます大きくなり快調に山間を走り抜けて行きます。「はやとの風」という愛称もぴったりな感じです。

CB154756dsc.jpg CB154755dsc.jpg CB154760dsc.jpg
100年以上前に建造された駅舎の嘉例川駅で5分の停車。この列車が誕生する以前は、車利用という手段を除けば時間に余裕が無ければ非常に困難だったこんな駅にも、簡単に訪問できるようになってありがたい事です。コアな駅マニアにとっては誰でも簡単に来る事が出来るようになって格が落ちてしまった事かも知れません。

ここで自由席車両を覗いてみると、2,3人しか乗客がいません。一方私の乗る指定席は約50%の乗車率、私の席はドア横の小さな戸袋窓の景色があまり良く見えない残念な場所で、この車両の最大の魅力である大きな窓のカウンター席もおじさん・おばさん達で鹿児島中央駅から占領されてしまっています。という事でちょっと先頭自由席車両に移ってみます。

CB154767dsc.jpg
カウンター席に座ってみる。いい感じだ。

CB154765dsc.jpg
こんな山中を走っている。

CB154771dsc.jpg
指定席に戻りますと皆さん降りる支度をしています。霧島温泉駅でほとんどの方が下車。やっと自車のカウンター席にも座る事が出来ました。

CB154772dsc.jpg CB154773dsc.jpg CB154776dsc.jpg

CB154778dsc.jpg CB154779dsc.jpg CB154783dsc.jpg
続いてこちらも古い駅舎の残る大隅横川駅で少々停車。機銃掃射の跡というのが凄い。木の柱を貫通してしまうんだ。

CB154784dsc.jpg
そろそろ栗野に到着、左側車窓に注目します。これがそうだろう。山野線の廃線跡です。昔はここから水俣へ抜ける55.7kmもの路線が伸びていたのです。途中駅の薩摩大口から川内へ抜ける山野線というのもありました。その時代に乗り潰しなんて大変だった事だろうな。いや、その頃はワイド周遊券と島内を走る夜行列車もたくさんありましたので、時間さえあれば今よりも金銭的には全然楽だったかもしれません。

CB154807dsc.jpg
そして一駅走って終点吉松に到着。それにしても、乗って楽しい列車が出来たものです。

CB154796dsc.jpg
次は黒いのから赤いのに乗り換えです。

(乗車は2013年11月)

前の記事:鹿児島中央駅前で市電を撮影
次の記事:肥薩線乗車記2(しんぺい4号・吉松~人吉)
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

QJ7000

Author:QJ7000
おじさま鉄道ファンの日本の鉄道乗車記録。ふと日本の鉄道全線に乗ってみたいと思うようになりました。未乗区間は4,000km以上もあり、今の生活パターンではおそらく不可能な領域なのですが、路線や車両に愛情を込めながら、少しずつ記録に残しておこうと思います。古い記事順にご覧になりたい方は下の「月別アーカイブ」からどうぞ。
(2013年2月より海外編も始めました。)

検索フォーム
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
(古い記事順に表示されます)
最新コメント
FC2カウンター
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

タグ

JR東日本 東武鉄道 会津鉄道 野岩鉄道 JR四国 国鉄時代 阿佐海岸鉄道 バスの旅 土佐くろしお鉄道 路面電車 伊予鉄道 温泉 吊り掛け電車 琴電 ケーブルカー 猫登場 JR西日本 新幹線 阿武隈急行 福島交通 山形鉄道 観光列車 モノレール 新京成 京成電鉄 流鉄 夜行列車 JR東海 喫煙車 船旅 近鉄 伊勢鉄道 新交通システム 貨物線・短絡線・渡り線 江ノ電 ブルートレイン 北越急行 伊豆箱根鉄道 岳南電車 専用鉄道訪問 芝山鉄道 地下鉄路線 上信電鉄 近江鉄道 阪神電鉄 阪急電鉄 神戸電鉄 北条鉄道 駅そば 山陽電鉄 水島臨海鉄道 西武鉄道 南海電鉄 北近畿タンゴ鉄道 のと鉄道 JR九州 くま川鉄道 名鉄 南阿蘇鉄道 熊本電鉄 西日本鉄道 JR北海道 京王電鉄 京浜急行 台湾の鉄道 東急電鉄 小田急電鉄 鹿島臨海鉄道 ひたちなか海浜鉄道 蒸気機関車 福井鉄道 えちぜん鉄道 遠州鉄道 

QRコード
QR