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東武小泉線乗車記

2019年の最初、かつ平成最後の乗りつぶしは、東武の支線です。群馬県太田市に用がありまして、行き掛けの駄賃で東武小泉線を乗りつぶします。

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館林駅4番線の切欠きホームから乗車するのは9:34発の西小泉行き。8000系の2両編成です。乗客数は2両で20名ぐらい。

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この日の天気は雨、関東では桜が咲いたというのに2月並の寒さという荒れた日でして、運転席後ろでかぶりつきをしますが、ガラスが雨に濡れてよく見えません。出発すると右から佐野線、伊勢崎線、小泉線と3本の単線が並ぶ区間を走ります。昭和の車両が並ぶ車両基地が前方に見えると左へカーブし、伊勢崎線と別れます。

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次の成島で、同じく8000系2連の電車と交換。構内がやたら広く、昔は貨物の取り扱いがあった駅なのでしょう。ここからも単線ですが、3線ぐらい線路が敷けそうな広い用地を走ります。昔は沿線に軍事関係の工場がたくさんあり、貨物輸送が盛んだったという東武小泉線。ここにも貨物ヤードか信号所でも存在していたみたいです。

立派な築堤を走って2面2線の本中野。昼間は1時間に1本しか電車が来ませんが、しっかりした屋根と跨線橋は都内の私鉄の駅と変わりなく、さすがは東武です。次の篠塚は棒線駅ですが、ここも昔は貨物を取り扱っていた駅みたいです。

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太田方面と西小泉方面が分岐する東小泉に入ります。ここも構内が広いです。田んぼの中の接続駅を予想していましたが、左に見える駅前広場はとても大きくて立派です。

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この列車は接続する列車なしで出発。ここが太田方面(右)と西小泉方面(左)の分岐箇所です。

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分岐したと思ったら小泉町に到着。ただの棒線駅かと思いきや、出発すると西小泉側に、線路は剥がされていますが、架線と架線柱が残っているシュールな光景があります(右写真)。帰ってWikiを覗いてみれば、かつてはここが小泉線の終着駅だったんだそうだ。

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複線の用地が確保されてたみたいな区間を左に左にカーブして、終点の西小泉駅が見えてきました。

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西小泉には9:52に到着。小泉線の本線に相当する?12kmの乗りつぶしが完了です。最後まで乗り通した乗客は10名ぐらい。

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この電車は、あまり使われないような2番線に到着します。次の電車が到着する間に、出発する電車がないので、夕方ぐらいまでここでお昼寝するのかと予想していましたが、しばらくしたら回送されたようで、いなくなってました。

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北側には使われなくなったホームと線路。どんな使われ方をしていたのでしょうか。

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改札の外に出てみます。無人駅かと思ってましたが、ちゃんと駅員さんがいます。写真は改札外から撮影した、使用しなくなった線路とホーム。

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そしてその反対側の光景。1976年に廃止となった仙石河岸線へと通ずる側のヤードの敷地も線路が剥がされたままで残っています。

さて、この東武小泉線、多くの駅で貨物の取扱い跡が残り、戦時中は軍事輸送が目的だったりして、私の慣れ親しんだ東京の青梅線立川側と共通点が多いようで、歴史に興味がわくのですが、Wikipediaには貨物列車の廃止が1996年とあるだけで、最後の貨物取扱い駅は小泉線のどこだったのか、どんな荷を扱っていたのかが、検索をかけてもどこも引っかからず、すっきりしません。

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そして終着駅西小泉の駅前風景。ここは日系ブラジル人の町として有名ですが、ホームで長居して改札を出たので、日系ブラジル人も日本人も、誰一人歩いていません。駅前の昔の商店が、自転車預かり所と形を変えて営業しています。

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仙石河岸駅方面に歩いてみますと、すぐに渋滞している幹線道路にぶつかります。写真に車は写っていませんが、大型トラックもガンガン走っていて、人や貨物の流れは今はこっちと、見せつけられてるようです。写真の左に見える遊歩道が仙石河岸線の廃線跡で、左には日系ブラジル人向けの運送会社?

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駅西側に広がる公園、ここも昔は貨物のヤードだったんだと思います。駅に戻ります。

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館林行きが来ました。今度は1番線に入ります。

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西小泉は桜の駅。雨に濡れる満開の桜と共に5分間の撮影タイム。

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電車は10:24に西小泉を出発し、10:27に東小泉に到着。今度は隣のホームに太田行きが待機しています。

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左がこれから乗車する10:29東小泉始発で太田経由の赤城行き。右が乗車してきた西小泉発の館林行き。2本の8000系2連が並ぶ姿を撮りたかったのですが、時間がなくて無理。

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またまたかぶりつき、東小泉の分岐です。盲腸線ではありませんが小泉線の支線にあたる太田方面へ進みます。駅間距離は長めで唯一の中間駅の竜舞に到着。ここは貨物を取扱っていた駅には見えませんが、交換できる列車の有効長が長く、長い貨物列車が走っていた名残みたいです。

そういえば小泉線では、ずっとかぶりつきをしていますが、東武の地方路線に見られる、細い鋼材を組んでクリーム色や薄緑色で塗った独特の架線柱が見られません。電化が1943年と他の東武の路線より遅かったのが関係するのでしょう。

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単線の高架を駆け上がり10:38、3面6線の太田駅に到着。これで小泉線の支線6.4kmも乗車済み。どうでもいいことですが、今日は8572→8574→8576と一つ飛ばしで順序よく、3本の8000系2連を乗り継ぎました。

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太田駅では見たかった電車同士が並びます。8000系中間車の先頭車化改造によって生まれた、前パンの8000系グループ、850系です。なかなか格好いいです。

(乗車は2019年4月)

次の記事:東武佐野線乗車記
関連タグ:東武鉄道
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東武佐野線乗車記

東武小泉線に乗車した翌週、またまた群馬県の太田市に用があり、今度は東武佐野線の乗りつぶしをしてしまいます。

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乗車するのは館林9:23発の葛生行き。800系の3両編成です。

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今日もかぶりつきです。先週と違って快晴ですので、窓がすっきり見えて嬉しい。最初は3本の単線が並ぶ区間で、まずは小泉線が左に別れ、車両基地の横で右に曲がって伊勢崎線と別れます。

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次の渡瀬駅が見えてきました。側線があります。東武佐野線といえば石灰石輸送が盛んだった路線で、早速その名残が見られます。ちなみにこの側線はまだ生きています。

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渡瀬駅を出たら注目しなくてはならない場所が見えてきます。かつての北館林荷扱所という貨物駅で、現在は東武鉄道資材管理センター北館林解体所という、引退した電車の解体場所です。

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東武20000系が2編成分、並んで解体を待っています。同じ日比谷線に乗り入れた東急1000系が地方鉄道で引く手あまたなのに対し、どうしてこっちは人気がないのでしょう。残念だなぁ。

ここは他の鉄道会社の車両の解体も請け負うようですが、この日は20000系以外の車両は見られませんでした。奥には保線車両、そして石油タンクが見えます。2003年に廃止された東武最後の貨物列車はここを発着するタンク車だったはずです。

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解体所を過ぎるとスピード上げて築堤を上がり渡良瀬川を渡ります。築堤には黄色い花がいっぱい。春だなぁ。

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渡った先は栃木県。こっちの築堤も花が咲き、桜も見え、絶妙なカーブがあって、東武で復活したSLがこっちを走っていれば、人気撮影地となっていたに違いありません。

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二つ目の田島駅も本線からは切り離されていますが側線が残ります。ここで交換するのは8000系の2連です。

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三つ目は佐野市駅、CMでお馴染みの佐野厄除け大師の最寄り駅みたいです。自動放送ではJR乗換え駅はここではなく次の佐野ですよと注意が入ります。ここも本線からは切り離されていますが中線が残り、貨物列車が頻繁に走った跡が伺えます。

先週乗った小泉線は、青梅線の立川側みたいな雰囲気でしたが、この佐野線は、青梅線奥多摩側みたいです。青梅線も石灰石輸送が盛んで、単線となる東青梅以遠の交換駅は、側線や中線がある駅が多かったからです。

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佐野市を出ると両毛線をオーバークロスするためのカーブが始まります(地図を見ればわかってもらえると思う)。下を行く両毛線はこの区間だけ複線だったんだ。5年前の秋に乗車したのですが忘れています。右は帰りに撮った写真。

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佐野に到着。後ろを振り返れば先頭車両は私一人だけ。気にせずかぶりつきを楽しみます。

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佐野の次の堀米駅は、ホームを過ぎてから右に側線が分かれ、途中で終わっています。これは貨物線(専用線)が分岐していた跡なのか。Wikipediaにはそんな情報は書かれていません。

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吉水駅に到着、8000系2連と交換です。ここは側線がないのですが、歴史を見ればホームを拡張して側線がなくなったんだそうだ。

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細い鋼材で組みクリーム系の薄めの色で塗った、東武独特の架線柱が続きます。佐野線の電化は1927年、このタイプの架線柱は、1943年に電化した小泉線には見られないので、間違いなく1927年に建てられたものなのでしょう。左に見える山は、白根山と男体山でしょうか。

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次の田沼駅、やっぱり側線が残っていますが、それにしても広い構内の駅です。何かあるぞ。帰って調べてみれば、ここから戸奈良線というのが分岐していたとのこと。

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最後の多田駅も中線があった駅。この駅の左には幹線道路があり、大型ダンプや大型トラックがガンガン走っています。東武佐野線の貨物列車は消えてしまいましたが、沿線の鉱山や工場はまだまだ稼働中で消えてはいません。ドライバー不足とはいえ、貨物輸送が鉄道に戻ってくる事は、たぶん無いんだろうなぁ。

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最後の一区間はドラマチックで、生コン工場や東武の架線柱の残る山間部を抜け、

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小さな川を渡ると、見えてきました終点の葛生駅です。

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9:57に到着、34分で乗車した距離は22.1km。

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改札を出て踏切から葛生駅を望みます。今は4本しか線路がありませんが、この広いスペースに、いろんな貨車いて、小さな蒸気機関車が入替で忙しく走り回っていたんだろうなぁ。

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駅前唯一のお店の美味しそうなラーメン屋さんは営業時間外、来る時間早かったか。西小泉と同じように、ここも昔の商店が自転車預かり所として営業を続けています。

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さてこの東武佐野線は、葛生から先の歴史が面白そうなところなのですが、廃線跡を見て回る時間もないので15分後の館林行きで戻ります。

(乗車は2019年4月)

前の記事:東武小泉線乗車記
関連タグ:東武鉄道

令和元年の新潟(E4系Max・115系・新潟駅仮設⑧⑨番線)

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今年も用があって新潟に来る機会がありました。乗車してきたのは10:28に新潟に到着しますMaxとき307号。このE4系2階建新幹線も、ついに2020年度末に引退との発表がされています。(もっと前に引退するような話だった気がしますが、延びたんでしたっけ?)

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3月のダイヤ改正で一部の運用がE7系に置き換えられたとはいえ、まだまだ頑張っていまして、この時間は2本の16両編成のE4系が並びます。巨大イカが大漁といった風景です。

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その後手前の編成は分割して、8両は車両基地へと回送されます。切り離されると連結器カバーが走りながら閉じるところが見られます。

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今回も早く購入すれば安く乗れるグリーン車に乗車して来ました。そして気になっていたオットマンの置かれる最前列の座席はとてもいいです。私はとても気に入りました。ちなみにこのオットマンは、持ってみると列車内で使用するだけあって、ずっしり重い。

***

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新潟といえば115系もまだ頑張っています。今回見れるチャンスは1回のみで、それがこの新潟11:01発の越後線内野行き。エンジ色と黄色の初代新潟色を見たかったのですが、今回も外れてしまいました。

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こんな車両も見れました。瑠璃色で単色のE653系です。この車両はこんな複雑な造形をしていたんだな。フレッシュひたちのツートンカラー時代には気がつきませんでした。

***

さて、用事が済んで午後の新潟駅、ここからが(写真が小さくなりますが)本題でして、在来線高架化工事で生まれた仮設の⑧⑨番線から出発する電車に乗車してみます。そして新津・新発田・新潟と三角形に回ってみます。このルートは、私の乗りつぶし地図では赤く塗りつぶされていますが、乗ったのは夜中や20年以上前だったりしますので、いろいろと発見があって面白いはずです。

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昔は地上の1番線だっただろう薄暗い通路をしばらく歩くと、見えてきました仮設⑧⑨番線ホーム。仮設とはいえ、2012年11月に出来て6年以上も使用されているもので、見た目は本設と何ら変わりありません。

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乗車するのは15:27発のE129系4連の新津行き普通列車です。高架になった②~⑤番線とは完全に独立した、行き止まり線の島式ホームは、なんだか私鉄のターミナルみたいです。まるで新潟電鉄の長岡線と言ったところでしょうか。

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このホームからは、横に長い新潟県を横断する新潟電鉄のエース(←ウソ)、特急しらゆき全4本が発車するのも面白いところ。特急しらゆきに関しては、新幹線から乗り換える乗客が基本的にいませんので、万代口から近い⑧⑨番線から発着させた方が利便性がよいのでしょう。

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それでは無事にかぶりつき場所も確保できて出発します。右に見える高架化工事の状況から、まだしばらくはこの仮設ホームは使用されそうです。(完全高架化の予定は2021年度中とのこと)

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仮設線ですのでホームを出ると単線になります。ますます新潟電鉄みたいです。

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鋼材を組んで錆止め塗料を塗っただけの架線柱が続きます。

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最後は新しい路盤になります。これも仮設?

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ここで高架化された方の線路と地上で並び、新潟電鉄ごっこもおしまいです。前方の信号機の数が凄いです。

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ここで4本線路が並びます。右から、仮設⑧⑨番線に繋がる線、使用してない線、高架の新潟駅を出発する線、高架の新潟駅に到着する線。正確には違いますが、線路別複々線みたい。

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上越新幹線の新潟新幹線車両センターへと繋がる線が左側にオーバークロスすると見えてきますジャンクション。ここで4本の線路の左端から、左から2番目の線路に移って走ります。

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さらに続くポイント郡、左に伸びるのは新潟車両センター(昔の上沼垂運転区)に繋がる線。そしてここからは左から白新線新発田方面、信越本線新津方面、信越本線新潟方面、白新線新潟方面と、さっきまでの線路別複々線(もどき)から方向別複々線にチェンジ。面白いなぁ。

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この辺が上沼垂信号所。昔のEF58が牽いていた荷物列車が発着していたのはこの辺なのでしょうか。そして新潟車両センターに出入庫する電車が見えます。

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右端の白新線新潟方面の線路が高度を上げてゆきます。

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白新線新潟方面への線路が右側から左側にオーバークロスします。でもまだ左側に高架から下りてくる線路が見えます。これは新潟車両センターから新潟駅への回送列車が、信越本線新津方面の線路と平面交差しなくてしなくていいように作られた線路のようです。特急ときの181系、急行佐渡の165系なんかも通ったんだろうなぁ。

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新潟駅、新潟貨物ターミナル(東新潟駅)、越後石山駅をそれぞれ結ぶ線で構成されたデルタ線の中にある新潟車両センターが左手に広がります。E129系、E653系の他にもいろいろいます。115系は写真の色の2本(初代新潟色には本当に私は縁が無い・・・)、引退の決まったきらきらうえつ、SLばんえつ物語号の客車、東海道線向けに改造される前のE257系までいました。

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新潟車両センターが終わると、3本の線路が左から連続して合流します。1本目が新潟車両センターからの線、2本目が新潟貨物ターミナルからの線、3本目が東新潟駅からの線。

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そして最後に上下線の間に渡り線があって越後石山駅に到着。線路の配線好きにとっては密度の濃すぎる一区間でした。

今回の記事では、1回かぶりつきをしただけでは到底理解できない複雑難解な新潟デルタ線の配線について、こちらのブログを大変参考にさせていただきました。ありがとうございます。
懐かしい駅の風景~線路配線図とともに

(乗車は2019年5月)

次の記事:羽越本線・新津~新発田間乗車記
関連タグ:JR東日本新幹線

羽越本線・新津~新発田間乗車記

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新潟から普通列車に乗って新津に来ました。ここは磐越西線と羽越本線の起点駅で、新津運輸区もありますので、ディーゼルカーがゴロゴロいます。レアな存在かと思っていました気動車における初代新潟色キハ47が3本も並びました。ホーム停車中のキハ47の2連は16:08発の会津若松行で、ほとんどの座席が高校生で埋まってます。

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こちらも磐越西線で津川発の列車。キハ110系も美しい姿を維持していますが、登場して20年以上のはず。あと何年かしたら、バッテリーを積んでモーターで走るディーゼルカー?によって、キハ40系と一緒に一掃されてしまうのでしょうか。青いEF510も姿を現しました。

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改札を出て連絡通路から見下ろす新津運輸区。望遠レンズがあると面白い写真が撮れそうです。

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反対側の光景です。キハE120の後ろには5月末というのに雪を抱いた山が見えます。飯豊山かと思っていたのですが、帰って地図を見れば違っていまして、正しくは越後山脈の浅草岳。この山の下を只見線が長いトンネルで貫いています。

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ここは次から次へと気動車が出てきては引っ込んで忙しそうです。

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さて、再びホームに戻りまして、次に乗車するのは羽越本線です。この羽越本線の最初であります、新津から新発田までの間は、過去に2回乗車していますが、いずれも夜行列車で真っ暗な中を通り抜けただけですので、景色は全く見ていません。

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乗車するのは16:31発の米坂線直通の米沢行きという長距離ランナー。車両基地から出庫してきたばかりの車両が運用に就くかと思いきや、新発田から来て16:23に新津に到着する列車の折り返しで、とても慌ただしいです。編成は前がキハE120、後ろがキハ110の2連。

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長岡方面、新潟方面、双方からの普通列車が到着し、車内の座席はほぼ埋まり、通路の中程に立つ人も多くいる状態になって出発します。乗客のほとんどは高校生。

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最初の見所はこれか、羽越本線下り線と、信越本線上り線が交差するところにある鈍角のクロッシングレール。角度は30度ぐらいで、「スタタタタタン」と大きな音と衝撃で通過します。トワイライトエキスプレスやあけぼのも、ここで大きな音を立ててたのか。

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構内が終わると単線になります。

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しばらく走ると阿賀野川を渡ります。水の量は多い。

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一つ目の駅、京ケ瀬に到着。長い貨物列車が交換しますので、とことん長い有効長。前方右手の雪を抱いた山ですが、今度こそ飯豊山になります。そしてこの列車の終着駅米沢は、この山の反対側。

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二つ目の水原は右側の線路に入ります。駅舎が右側にあって、ここでほとんどの乗客が降りてしまい、車内はガラガラ。

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三つ目は昔は2面2線だった神山駅。ホームや線路は撤去されていますが、大きなスパンの架線柱だけは、この先もずっと、このままなんだろうなぁ。

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四つ目は1面2線の月岡駅。回りは田んぼ。

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五つ目で最後の中間駅は中浦。ここも交換設備を撤去していますが、ホームはそのままで、跨線橋は連絡通路としてまだ活躍中です。線路跡に生えた樹木は、大きく成長してしまっています。ここを走った昼間の優等列車は、上越新幹線が開通する前の特急いなほ、上越新幹線開通後にしばらく存在したブルトレでない485系特急鳥海が思いつきますが、それがなくなった頃に交換設備が撤去されたのでしょうか。

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本線を軽快に走りぬけ、左から白新線が見えてきました。線路の配線を見ると、やっぱり羽越本線が本線だ。格好いいEF510の牽く貨物列車の写真でも撮れるかと、カメラを構えてかぶりつきをしていたのですが、残念ながら一回も交換しませんでした。最後に新発田でチャンスがあるかも。

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新発田駅構内にEF510はいませんでしたが、E129系が2本います。左は0番線に停車する白新線、右は羽越本線新津行。右は新津新発田間で朝夕2往復しか走らない電車になります。1番ホームは米沢行きを待つ高校生がいっぱいです。

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16:59、新発田に到着。高校生がいっぱい乗車し、新津を出発したときのような賑わいを取り戻します。坂町から先はどうなるんでしょうか。

(乗車は2019年5月)

前の記事:令和元年の新潟(E4系Max・115系・新潟駅仮設⑧⑨番線)
次の記事:白新線と工事中の新潟駅の予定
関連タグ:JR東日本
プロフィール

QJ7000

Author:QJ7000
おじさん鉄道ファンの日本の鉄道乗車記録。2012年、ふと日本の鉄道全線に乗ってみたいと思うようになり、乗りつぶしをスタート。現在の未乗区間は約2,850kmで、今の生活パターンだとすべて乗りつぶすにはあと10年ぐらいかかりそうです。路線や車両に愛情を込めながら、少しずつ記録に残しておこうと思います。古い記事をご覧になりたい方は下のカテゴリーの「年別目次」からどうぞ。

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