ゆりかもめ 東京臨海新交通臨海線 乗車記

昨年の夏、舎人ライン、東武大師線、京成高砂線、都営新宿線と浅草線末端部を1日で乗り潰しをし、東京都内は完乗のつもりでいたのですが、一路線抜けていた事に気付きました。

その路線はゆりかもめの東京臨海新交通臨海線(長い路線名です)。以前私がこれに乗車したのは2005年の秋あたり、確かオープンして間もないビーナスフォートに行くことがあり、その時に当時の終点の有明までも乗車したのですが、翌年の2006年春に豊洲まで2.7km延伸されていたのでした。今回はちょうど沿線で用があり、新橋から乗車して、帰りに豊洲に抜ける事にします。

まずは新橋から乗車したのは休日の朝8時頃、まだ行楽客は少なく、ビジネス客が多いです。乗車率は座席が半分埋まる程度、車両は全席クロスシートで車両隅のボックス窓際に座るのですが、とにかく狭い座席です。私の横に男性が座り、次に若い女性が来たので、足を引っ込めるのですが、その女性はボックス奥まで入らず通路に足を出す形で横向きに座るではありませんか。なんだか自分を否定されたような気分になってしまいますが、車内を見ると、そうやって座る人がたくさん見られます。座席の4分の1が活用されないのですが、これがゆりかもめのルールというか風習みたい、そもそもボックスシート自体が時代遅れなんでしょう。レインボーブリッジからの景色は霧で良く見えず。

***

用事も済んで途中駅から再び乗車、来たのは新しい電車で最前部は2名の乗務員が座り、手動運転の訓練が行われていました、その後ろに立って前方を楽しみます。

さて有明からの未乗区間、ここを過ぎると眼下の風景は少々変わって来まして、未開発の土地があちこちに見られます。どこにどんな建物が出来るかは知りませんが、オリンピックを控えますます発展しようとする東京という都市のエネルギーをひしひしと感じられる風景です。運河を渡って次の駅は市場前、そうか、ここに築地から移転される新市場が出来るのか。

こまめに停車して豊洲を目指します。前方にそびえる高層マンションや高層オフィスビル群、いつの間にこんなニョキニョキ増えたんだろう。人口減少問題も少子高齢化問題も税収減少問題も全然関係無し、人口が爆発的に増え小学校がパンク状態なんて言っているエリアがおそらくこの辺なんだろう。こういう場所があるから、地方はますます衰退してしまうんだろうな。これは私の住んでいる多摩地区でさえも感じている問題であります。そんなことを考えているうちに終点豊洲に到着。

せっかく来たので車両の写真でも撮っていくことにします。乗車した新型車両はロングシートだったのですが、朝乗車したいずれ淘汰されて無くなるだろう狭いボックスシートの旧型車両を記録しておきたいと思ったからです。

EA115168dsc.jpg
さっそく次の電車で来ました、27番編成。

EA115169dsc.jpgEA115172dsc.jpg
しかし乗客が降りたガラガラの車内に入ると様子が違うぞ。片側はロングシート、片側はボックスシート、そのボックスシートもドア間が8席でなく6席でシートピッチが広くなっている。私の座った車端部も4席で無く2席分しかない。やっぱり通路に足を向けて座られたんじゃ問題との事で改造されたみたいです。(後で調べてみましたら、この車両は6次車と言われます7200系でして、製造時からこのスタイルです。)

EA115180dsc.jpg
しばらくは八高線川越線の209系3100番台みたいな顔の新型車が続き、やっと来た旧型車の25番編成、今度こそボックスシート車だ。

EA115183dsc.jpg
しかし良く見るとこれも違う、ボックスシートとロングシートが千鳥状に配置されています。これも通路に足を出しても大丈夫なように改造されている。(これも後で調べてみましたら5次車の7200系でして、製造時からこのスタイルでした。また新型車導入による置き換え対象にも入っていません。)

その後来るのも新型とこのシートの車両ばかり、私が朝乗車したオールボックスシート車はレアな存在なのか、それとも私の記憶違いでオールボックスシート車なんて存在しないのか、なんだか意地でも見届けたくなって来た。5分おきにやってくる来る電車をホーム新橋側先端でひたすら待ちます。

この場所では先頭車でかぶりつきを楽しみたい(見るからに裕福そうな)親子連れが次々にやってきては、1番線2番線交互に発車します電車に順序良く並び乗車してゆきます。こんなところに突っ立っていては、私も先頭に座りたい人に見えるかなとも思いながら、豊洲駅に着いてから約30分後、来たぞ、今度は顔も少し違う。

EA115187dsc.jpg
5番編成。

EA115194dsc.jpg
これこれ、やっと出会えたオールボックスシート編成(これこそ1次車の7000系、1~3次車が今回の新型車導入による置き換え対象車になります)。ところでシートピッチは何センチなんだろう。初期の113系や115系と同じぐらいだろうか、それともオハ61系並だろうか。とにかくこれでやっと帰れます。

EA115202dsc.jpgEA115203dsc.jpg
その前に新型車も一応撮っておきます。ロングシートなのですが背ずりが高く、とても座り心地がよさそうです。

(乗車は2015年10月)
スポンサーサイト

舞浜リゾートライン ディズニーリゾートライン 乗車記

 鉄道路線乗り潰しにおいて困難を極める路線…、例を上げますと、運転本数が少なく接続も悪くスケジュール丸1日潰してしまうJR西日本三江線、朝しか運転されない阪堺電気軌道上町線末端部、乗り潰しだけが目的である場合だとアプローチ費用があまりにも掛かりすぎる沖縄都市モノレール、季節により休業してしまう地方のケーブルカー路線などなど、数え上げれば様々なパターンでいろいろあるのですが、千葉県の舞浜リゾートラインの運営するディズニーリゾートラインもその一つに挙げられると思います。そう、インターネットの世界で語られる「非リア充」というのを自認し、個人行動を好む多くの鉄道ファンにとって、最も敷居が高い鉄道路線はここでしょう。

 そんな私にもディズニーランドには人生で2回行く経験がありまして(自慢)、1回目は25年ぐらい前、2回目は今年の6月。1回目はレンタカー利用でそもそもリゾートラインは開業していなかったのですが、2回目は電車利用、この時に遂に乗車が叶うぞと思っていたものの、ディズニーランドはJR舞浜駅から歩いてすぐだったのですね(シーの方にしておけば良かったのだ)、結局乗り逃してしまいました。

***

 さて、快晴で暖かく絶好の行楽日和の10月後半の土曜日、前回に引続きゆりかもめ沿線に用がありましたので、このついでに困難なリゾートライン乗り潰しに挑もうと思います。ゆりかもめを有明で降り、りんかい線に乗り換えますが、国際展示場駅前は、立派すぎる駅名ながら放置自転車が一杯なのにびっくりし、新木場ではE233系からE233系への乗り換えなのに改札を通らなくてはならない事に違和感を感じたりしながら(とにかくオリンピックまでに改善しなくてはならない問題がこの辺は山積み…)、いざ舞浜駅!

 改札を出ればもうディズニーの世界観、一人スーツネクタイ姿でリゾートライン乗り場へ向かいます。この路線の乗り潰しにおける予習すべき事はただ一つ、路線は円形で単線、列車は反時計周りにグルグル回るのですが、一周した場合の運賃はどのような扱いになるのか、一回途中駅で下車しなくてはならないのだろうか。答えは一周OK、ICカードでもOKなのだ、公式ホームページにちゃんと書かれています。

 玄関口となる正式名称リゾートゲートウェイ・ステーション駅で、駅員さんでなくキャストがにこやかに出迎えてくれる横を、Suicaをタッチして構内入ると、天井が高く、壁や床はクリーム・緑・茶の3色の色使い、そして心をウキウキさせる音楽、なんだかハワイのリゾートホテルみたいな雰囲気でして気分が高揚してきます。当然この辺の設計は京成グループではなく、アメリカなんだろう。長いエスカレーターでホームに上がるとピンクのモノレールがすぐ来た。堂々たる6両編成に「おぉっ」と声が出そうになる。11時頃で中途半端な時間だからか以外とすいていまして、一人ぼっちでは浮いてしまわないかと心配していましたが、沿線でこれから仕事なのか、一人で乗車されている方もあちらこちらに見られます。ホテルで結婚式に参加されるような、スーツ姿の一団も見られました。

 右側に立って景色を見ます。出発しますとふわっと離陸するような感じで、舞浜駅を少し見下すように走ります。これから夢の国を楽しもうという乗客達のウワーイという歓声も聞こえます、なかなかいい感じだぞ、これも一つの演出だろうか。

 すぐにディズニーランド前駅(正式には東京ディズニーランド・ステーション駅)に到着、ここで半数が降りて空いてきます、窓がミッキーマウスの形なので座ると景色が楽しめないからか、ドア横に立つ人が多く、私もそうしますが、今度はディズニーランド内でも見ようかと、今度は進行方向左側に立つ事にします。しかしディズニーランドの内部は見えず、広がる景色はひたすら駐車場の海。右側のアメリカらしいホテル側にすればよかったのですが、立っている人がいますので移れず。

 ベイサイド・ステーション駅を過ぎると、左側景色はディズニーシーのバックヤードで、自然に帰りつつある残土置場だったところみたいな場所では、園内に置かれる大きな植木鉢が大量に保管されるのが見えます。カーブを曲がると右側は東京湾が一望出来る所に出ます。海はキラキラ輝き実に気持ちの良い景色、乗り潰しが目的ですので、昼前の中途半端な時間に乗車出来たわけで、来てよかったなぁと思えてきました。左側のディズニーシーは中は覗けないように作られているようで、楽しんでいる人たちは見る事は出来ませんが、下を走るバス同士がすれ違う時に、運転手が大きなアクションで手を振るので、普通の場所とはやっぱり違う世界です。

 東京ディズニーシー・ステーション駅では、ニコニコ顔のアジア系観光客が沢山乗って来て、左に車両基地を見て、また広大な駐車場を見て、1周完了、リゾートゲートウェイ・ステーション駅に戻って来ました。駅員さん、いやキャストに手を振られ改札を出ると、キラキラ輝くショッピング街。一人で乗るのは恥ずかしくないかと心配していたものの、全くそんな事はなく、当初はすぐに京葉線に直行して帰る予定でしたが、気分も大きくなったところで、夜はバーとして賑わいそうなレストランに一人で入って、パエリアなんぞを注文してしまいました。出てきたパエリアもオリーブオイルのいい香りに完璧な味付けで実に美味しかった。

EA245285dsc.jpg
最後に写真を1枚撮って帰ります。

(乗車は2015年10月)
プロフィール

QJ7000

Author:QJ7000
おじさま鉄道ファンの日本の鉄道乗車記録。ふと日本の鉄道全線に乗ってみたいと思うようになりました。未乗区間は4,000km以上もあり、今の生活パターンではおそらく不可能な領域なのですが、路線や車両に愛情を込めながら、少しずつ記録に残しておこうと思います。古い記事順にご覧になりたい方は下の「月別アーカイブ」からどうぞ。
(2013年2月より海外編も始めました。)

検索フォーム
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
(古い記事順に表示されます)
最新コメント
FC2カウンター
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

タグ

JR東日本 東武鉄道 会津鉄道 野岩鉄道 JR四国 国鉄時代 阿佐海岸鉄道 バスの旅 土佐くろしお鉄道 路面電車 伊予鉄道 温泉 吊り掛け電車 琴電 ケーブルカー 猫登場 JR西日本 新幹線 阿武隈急行 福島交通 山形鉄道 観光列車 モノレール 新京成 京成電鉄 流鉄 夜行列車 JR東海 喫煙車 船旅 近鉄 伊勢鉄道 新交通システム 貨物線・短絡線・渡り線 江ノ電 ブルートレイン 北越急行 伊豆箱根鉄道 岳南電車 専用鉄道訪問 芝山鉄道 地下鉄路線 上信電鉄 近江鉄道 阪神電鉄 阪急電鉄 神戸電鉄 北条鉄道 駅そば 山陽電鉄 水島臨海鉄道 西武鉄道 南海電鉄 北近畿タンゴ鉄道 のと鉄道 JR九州 くま川鉄道 名鉄 南阿蘇鉄道 熊本電鉄 西日本鉄道 JR北海道 京王電鉄 京浜急行 台湾の鉄道 東急電鉄 小田急電鉄 鹿島臨海鉄道 ひたちなか海浜鉄道 蒸気機関車 福井鉄道 えちぜん鉄道 遠州鉄道 

QRコード
QR