豊肥本線乗車記2(九州横断特急・宮地~大分)

CB175313dsc.jpg
宮地駅で降りたのは失敗だったか。
次に乗車するのは12:52発の別府行き九州横断特急4号で、52分の接続時間の間に昼食をと思っていたのですが、駅前は閑散とし、食事が出来そうな所は観光地によくありそうな喫茶店に近いスタイルのレストランが1件あるだけ。こういう所はたいてい高いだけで美味しくないんだよな。残念ですがここしか無いので仕方なく入ります。カレーでも食べてさっさと出よう。

しかし、阿蘇牛を出すレストランだそうで時間を確認した上でハンバーグランチを注文したのですが、これがいい意味で期待を裏切ってくれて、美味しい事、美味しい事。私の食べたハンバーグでNo1かもしれない。値段は忘れてしまいましたが、珈琲も付いて1000円ちょっとだったと思います。とにかく手ごろな価格で美味しかった。

CB175315dsc.jpg
お腹も満たしたところで乗車します九州横断特急4号。

CB175316dsc.jpg
私の座席は進行方向右側の前から2番目でして、前の座席も空席なので背筋を伸ばせば前面も見れる。観光列車のあそぼーい!よりもずっとリラックスして楽しめそうです。

最初の宮地~豊後竹田間(34.6km)は、2012年7月の豪雨による被害で1年間も不通だった区間、じっくり車窓を見ておこうと思います。しかし、長めのトンネルがあって後は深い森の中を、列車は特に徐行する事無く淡々と走り続け、どの辺にどんな被害があって、復旧はどう大変だったのかは全く読み取れません。それを感じられるのは豊後荻駅の「祝・豊肥本線全線復旧」の垂れ幕ぐらいか。宮地駅構内には、この災害の写真や曲がったレールなどが展示されていたのですが、よく見てから乗車するべきだった。なんだか豊肥本線に敬意を欠いた行動をしてしまったような感じです。印象に残ったのは滝水駅(だったかな?)の、かつては2面2線で交換出来た駅が棒線化され、今は使われなくなったホームの、崩れかかって草木が伸び、自然に帰りかけている姿でした。とにかく列車は1年間もの長い間不通だった区間を走り抜け豊後竹田に到着。

ここ豊後竹田駅は作曲家滝廉太郎のゆかりの地との事で、列車が到着しますと「荒城の月」のメロディーが流れます。日本を代表する素晴らしい曲である事については間違いないのですが、毎日毎日この悲しい曲を聞かされる駅員さんや周辺住民は、精神を病んでしまったりするのではないかと余計な心配もしてしまいます。(金曜日の午後とかは「A列車で行こう」でも流すのはどうだろう)

CB175319dsc.jpg
だんだん山が開けてきて川も大きくなります。東京昭島市の多摩川に見られ、とても珍しいと言われる牛群地形みたいだなと、あわてて写真を撮ってみました。ここ(大分県大野川)にも似たようなものがあるではないかと思ったのですが、専門家に言わせれば全然違うんでしょう。

ちなみにこの列車の良いところは、2両という短編成で乗車定員の少なさにもかかわらず車内販売員が乗車している事。さすがJR九州の観光特急列車です。コーヒー一杯しか購入できませんでしたが、ありがたく頂きます。車内販売の淹れたてでない、少しポットで熟成された?感じのコーヒーが、私は大好きなのです。

CB175323dsc.jpg
高架になって昔の面影が全く無い大分駅に到着。16分の接続時間で次に乗るのは14:45発のソニック40号。ここからはグリーン車なのですが、進行方向右側・海側・1列席という美味しい条件が3拍子揃った席は取れず、しばらくの間はパノラマキャビンで後方景色と振り子運転を楽しみます。

CB175334dsc.jpg
おっ!ゆふいんの森だ。しかし別府からパノラマキャビンはスーツケース置き場になってしまい、おとなしく通路側座席で過ごす事になります。

(乗車は2013年11月)

前の記事:豊肥本線乗車記1(あそぼーい・熊本~宮地)
次の記事:旅の終わりは喫煙車(700系ひかりG車)
スポンサーサイト

豊肥本線乗車記1(特急あそぼーい!・熊本~宮地)

あっという間の3日間の九州旅行の最終日、この日の予定は熊本から豊肥本線で大分に出て(ここで未乗区間の立野~大分間115.7kmの乗り潰し)、後はひたすら特急と新幹線を乗り継いで東京へ帰るだけ。飛行機を使わないとなると、やっぱり九州は遠い所なのです。

今回の旅行は青春18きっぷの使えないシーズンという事で、JR九州の面白い特急列車にバンバン乗車してしまうスケジュールを組んだのですが、次は今回の旅行での一番のキワモノ列車かもしれない、その名も特急あそぼーい!です。

CB175265dsc.jpg
朝食をゆっくりとって、今日は遅めの出発で駅へ、まずはSL人吉号を見送って、

CB175278dsc.jpg CB175285dsc.jpg
入線してきた熊本10:28発の特急あそぼーい!
白と黒の塗り分けはパトカーみたいで、おでこに赤色警光灯を乗せれば、すぐに警視庁の宣伝カーに使えそうです。隣のホームにはA列車で行こう1号も入線。またこの音楽だ、何度も聞くと煩く感じてしまいます。

さあ出発、11月の日曜日で本日は満席との事。指定券は3日前に取ったのですが、普通座席の進行方向右側の窓側が取れて良かったです。車窓も面白くなさそうな水前寺を出たあたりで、ビュッフェに珈琲を買いに行ってみます。昨日と同じようにやはり混んでいます。アジア系外国人の方もいます。皆さんお目当ては記念品で、私も何を迷ったか、長い時間並んで珈琲一杯だけ買って帰るのも、周りから変に思われるかなと、追加でクロちゃんタオルハンカチを3枚も買ってしまった。見どころがたくさんあって車内を探検するのも面白い列車ですが、40過ぎのおっさんがウロウロするのは、あまり相応しくない列車でもありますので、すぐに自席に戻りおとなしく過ごす事にします。

このキハ183系1000番台、オランダ村特急を皮切りに、ゆふいんの森Ⅱ世、シーボルト、ゆふDXと、その都度塗装を替えて、九州内のあちこちの線区で活躍してきた車両ですが、1988年デビューですのでもう25年目です。私はゆふいんの森Ⅱ世時代に別府から小倉まで乗車した事があります(小倉まで乗り入れていた、行き帰りのブルトレは食堂車が営業していたことから1992年春から1993年春までの間のようです)。この時は休日でしたが別府・小倉間というおまけ区間だったからか、ガラガラに空いており、ほとんどの時間、当時はフリースペースで、背ずりの無い丸い回転椅子が置かれていた展望席で過ごしていたような気がします。今では考えられませんが、丸い灰皿も置かれていて煙草も吸え、うろ覚えですが客室乗務員が陶器のカップの珈琲を持ってきてくれたような記憶もあります。いい時代に乗ったのかもしれません。

CB175288dsc.jpg
この年の6月にも来た、阿蘇カルデラの入り口である立野に到着。数分の停車時間があるようなので降りてみます。雨が降って来ました。今回も山々は低い雲で覆われて、神話っぽい雰囲気です。

CB175290dsc.jpg
南阿蘇鉄道のホームにはトロッコ列車が接続待ち。こっちにも乗ってみたかったなぁ。天気は雨ですが、雨の中こそトロッコ列車で(特に立野から1駅区間の)深い森の中の素晴らしい空気を満喫できたのではないかと…。後で調べたらこれに乗車して、終点まで行かないで途中駅で引き返せば、この後乗る九州横断特急4号に乗れたのでありました。もっと良く時刻表を調べておけばよかった。

CB175295dsc.jpg
さあここからが私の初乗車となる区間。まずはスイッチバックです。一番後ろ(熊本方・スイッチバック区間では先頭となる)で線路を眺められれば最高なんですが、この列車では大混雑なんだろうなぁ、もちろんおとなしく自席で過ごします。スイッチバックの高低差は一昨日の肥薩線とは比べ物にならないぐらい大きくてダイナミック(私としては、やっぱこうでなくては…と)。明治時代に建設されたのと、大正時代に建設されたのの、そしてこれが当時の蒸気機関車の性能や、ブレーキの信頼性の違いなんでしょう。ちなみに建設年は15年しか変わりません。

CB175297dsc.jpg
外輪山の中はこんな風景、雲がかかってしまって阿蘇山はよく見えませんが、この山の向こうに南阿蘇鉄道が走っているわけです。阿蘇駅では大半の乗客が下車。阿蘇観光のメインゲートは駅名の通りここのようです(終点宮地じゃなかったんだ…)。私の隣の席には、熊本出発時から持ち主不明の大きなリュックサックが置かれていたのですが、取りに来たのは中国人か台湾人のお洒落な若い女性グループの一人でして、席がバラバラになってしまったので、フリースペースか別の席で過ごしていたようです。日本を楽しんで下さいね、それとたくさん買い物もして日本にたくさんお金を落としていって下さいねと、心の中で呟いてみる。

CB175309dsc.jpg CB175307dsc.jpg
終点宮地に到着です。

(乗車は2013年11月)

前の記事:三角線(特急A列車で行こう)乗車記
次の記事:豊肥本線乗車記2(九州横断特急・宮地~大分)

三角線(特急 A列車で行こう)乗車記

CB165182dsn.jpg CB165184dsn.jpg
11月の土曜日午後の熊本駅4番ホーム、ホームに楽団でもいるのか、なんだか賑やかな音楽がかかっているぞ、2011年から走り始めた三角線の特急列車・A列車で行こう5号の出発風景です。この手の音楽ジャンルについては詳しくないのですが、ジャズのそのまんま「A列車で行こう」というタイトルらしい。文句なく楽しい気分にさせる音楽ですが、台風が来た時なんかは乗客や乗務員にとってははきついだろうな。

私にとっては初乗車となる三角線、この列車が登場するまで乗らなくて良かったなと思っていた程、楽しみにしていた列車でして、運転されている曜日にスケジュールを組んできたのです。この路線もかつての国鉄時代はグリーン車も連結し別府まで結ぶ、正に「九州横断急行」であった急行火の山が走っていたのですが、25年の歳月を経て、観光路線としての復活をしたと言っても良いでしょう。この辺はさすがJR九州さんだなと思わずにはいられません。

さて出発、
この列車の私にとっての一番の魅力は、2両という短い編成にも関わらずバーカウンターが付いていて、ハイボールが飲めるという事。嬉しい事に時刻表上にもビュッフェのマークが復活しているのです。早速買いに行ってみます。

しかし、前の車両の扉を開けると、なんとカウンター前は大混雑。乗車率は50%以下で、それほどの混雑では無かったのですが、乗客のほとんどがここに買い出しに来ているようです。空いた頃に出直してくるにしても、乗車時間は37分しかない。優雅な雰囲気とは程遠いあまり長居したくない空間で仕方なく並ぶしかありません。そしてやっと手に入れ、自席に戻った時はもう宇土に到着。シーズン最盛期の混雑時には、乗車時間の半分をカウンター前で並んで過ごす人なんかも出てくるのではないかとちょっと心配になってしまいます。

CB165188dsn.jpg CB165189dsn.jpg
ちょっと最後尾で宇土線に入って行くところを記録しておきます。実にシンプルで美しい配線です。

CB165191dsn.jpg CB165196dsn.jpg CB165197dsc.jpg
海が見えて来ました。ちょうど干潮の時間帯で、多くの人が海に出ています。何が獲れるんだろう。苦労して手に入れた(甘くない普通の)ハイボール片手にほっと一息、実に幸せな気分であります。

CB165200dsc.jpg
山の中へ分け入って行き、そろそろ終点三角に到着のようです。空になったカップはどうしよう。氷がたくさん残っているので車内のゴミ箱に捨てたらゴミ箱周りを水浸しにしてしまう…と思っていたら乗務員の方が回収に来た。さすがだなぁ。

CB165202dsc.jpg CB165203dsc.jpg
観光地の終着駅の見本のような1面1線の三角駅に到着。乗客を下ろした列車は動き出し、終点の先の方まで移動します。駅時刻表を見ると、約20数分後に普通列車が来るようです。

CB165209dsc.jpg
整備されたきれいな駅舎もいいのですが、駅前にはタクシー会社の営業所があり、これが昭和の雰囲気を色濃く残しもっといい。写真は撮ってませんが、中には2口のガスコンロが置かれていて、その上には大きなやかん。やかんで入れてもらった(想像するに渋めでぬるそうな)お茶でも飲んで一服し、タクシーを待ってみたい。

CB165204dsc.jpg CB165207dsc.jpg CB165208dsc.jpg
普通列車が来るまで時間があるので、駅前の海を見に行って見ます。A列車で行こうの乗客のみなさんは、観光船か観光バスで天草方面に行ってしまったのか、この辺ほ散策している人はほとんどいません。今日は11月中旬というのにポカポカ陽気で温かくて風も無く、観光船に乗るのは最高の日よりだろうなぁ。そろそろ普通列車の来る時間。駅すぐそばの歩道橋の上で待つ事にします。

CB163880_e3.jpg
キハ31とキハ40という組み合わせで来たぞ。片やJR移行を見て製造された軽量小型車体で転換クロスシート、片や国鉄時代の重量?大型?車体のセミクロスシート、エンジン等の機関も全く違うと思われるのですが、こうしてタイプの異なる2両をペアにするのは何故だろう。キハ31にトイレが無いのでこうなるのでしょうか。

CB163883_e3.jpg
三角駅を望遠レンズで撮ってみる。A列車で行こう号は機回し線にちょこんと納まっている。機回し線は20m車が2両入れるように延長でもしたのだろうか。

CB165215dsc.jpg CB165216dsc.jpg
古そうなバスも来たので撮ってみた。

CB165218dsc.jpg CB165220dsc.jpg
今度は出発風景。

帰りには駅前の生魚点を覗いてみます。水槽では真鯛や石鯛が泳いでいます。店には包丁とまな板が置かれているので、お願いしたらチャチャンとお刺身にしてくれるのでしょうか。これで帰りの列車で一杯出来たら面白そうだなぁ。車内で提供されるお酒はハイボールでなく球磨焼酎、A(アダルト)列車を改めO(おっさん)列車、生臭い列車になってしまいそううだ。

戻りは同じくA列車で行こうの6号。帰りのハイボールはすぐに購入しておきます。車内はほぼ満席で進行方向右側を指定したので海もすぐに見えなくなり、その辺りから酔っぱらって寝てしまったようで気付けば熊本到着前。飲み終えたハイボールのカップはまだ窓に残っている。今度は回収されなかったようです。(そういえば20年以上前、大衆居酒屋でアルバイトをしていた時、寝ているお客さんの空いたグラスや皿は絶対下げてはいけないという決りがあったのも思い出した。)しかし氷は熊本出発時に仕込んだものなのか、ほとんど無くなるぐらいに小さくなっており、噛み砕いて胃袋に収め、空きカップは気兼ねすることなくゴミ箱に捨てる事が出来ました。

CB165224dsc.jpg

CB165261dsc.jpg
しばらくホームに残っていると黒い列車が到着。話題のななつ星か?、いや、蒸気機関車でした。まだ17時半ですが、今日の行程はこれで終わり。今日、三井化学専用線が運休だった場合、翌日もチャレンジできるように大牟田からあまり離れない所に宿を取ったのです。駅前のビジネスホテルにチェックインし、ちょっと休んで市電に乗って繁華街に行ってみます。

(乗車は2013年11月)

前の記事:三井化学専用鉄道を再訪問3
次の記事:豊肥本線乗車記1(あそぼーい・熊本~宮地)

都合により、しばらく更新お休みします。

三井化学専用鉄道を再訪問3

午前中のお仕事は終わったようですので、時計回りに宮浦操車場を回ってみます。まずは機関車が留置してある詰所の前へ、

CB165118dsc.jpg
前回来た時は拝見できなかった、お昼休み中の11号機の愛らしいお顔。ちょっと薄めのエンジ色の独特な車体色と、緑色ナンバープレートの組み合わせが何とも素晴らしい。パンタグラフは下がったままなので、バッテリーはまだビンビンだぜ…という事なんでしょう。

CB165124dsc.jpg
そしてサイドビュー
「T6-8」というのは大正6年製なのか…と言う事はなんと今96歳!、大正製なのは今は引退したオリジナルのシーメンス機の事だと思っていたのですが、調べてみるとこれは明治44年製。明治時代の設計の機関車が今も現役で動いていると言う事か。「H29-12」が検査切れ年月を表すとすると、ちょうどこの年に、この機関車は100歳の誕生日を迎える事になります。保存ではなく現役である事、しかもこんなにも美しい姿で…、まぁ何というかファンとしてはありがたい事でして、こうしてゆっくりとフェンス越しに眺められるのは至福の時。ちなみにこの日は見れませんでしたが9号機はもっと古くて大正4年製です。

CB165135dsc.jpg
19号機だって「S12-2」と書かれてますので1937製で76歳。凄いよなぁ。

先へ進みます。

CB165143dsc.jpg
停車中のコンテナ車をこんなに間近で見るのは初めてか、コンテナを固定するパーツはこんな風になっていたのか。

CB165149dsc.jpg CB165150dsc.jpg CB165152dsc.jpg
車止めに廃車体。
中央は明治生まれのシーメンス製の2号機、前と後ろは何号機だったんだろう。
(追記)手前から20,2,4号機。情報提供はUTXC様。ありがとうございます。

CB165161dsc.jpg
宮浦石炭記念公園から見下ろす宮浦操車場。天気も良いし素晴らしい眺め。そして2機並ぶ機関車の色合いは、なんて美しいんだろう。絶景と言って良い。

CB163854_e3.jpg CB163856_e3.jpg
望遠レンズで11号機と19号機をそれぞれ。
さて、ここ大牟田は三池炭鉱関連施設の産業遺産で世界遺産の登録を目指しているとの事で、もしも実現したら、この鉄道にも炭鉱のあった頃からの100年前の機関車が走っていると、良い事か悪い事かは別にして、観光客がわんさかと押しかけてくるのようになるのではないかと予想されます。変なトラブルだけは起きないで欲しいと願うところです。

CB165165dsc.jpg
東泉町2号踏切に戻って来ました。銀色と黄色のタンクコンテナは形状も全く違うんだ。

この時点で12時半、朝から歩き回ってお腹すいたなぁ。次に動き出すのはお昼休み後の13時からなのだろうか?、コンビニを探して食料を買ってくるのも中途半端な時間だし、どうしよう。とりあえず13時まで待つか…

この日の予定していた行動パターンは次の3通りでして、
1、1日中、三井化学専用鉄道を見学している
2、午前中は三井化学専用鉄道、午後は三角線を乗り潰し
3、午前は西鉄甘木線と甘木鉄道乗り潰し、午後は三角線
  (これは三井化学専用鉄道がまたもや運休だった時の予定パターン)

13時、チャイムだったかサイレンが鳴り、詰所から乗務員の方が下りて来て11号機に乗りこみました。今度は単機のまま工場へ向かって行きます。今日の午後は空になったタンクコンテナ車を1両1両引き出すようです。

CB165173dsc.jpg CB165176dsc.jpg CB165177dsc.jpg
CB165178dsc.jpg

素晴らしい光線状態になって来たところなのですが、折角九州まで来た事ですし、いろいろ見た回りたい。今日はこれで終わりにして三角線に向かう事にします。名残惜しいですが、ここにはまた来る事にいたしましょう。

急いでホテルに戻り預けた荷物を受取り、ホテル前に待機していたタクシーで大牟田駅へ、空いた時間で駅構内のうどん屋さんのかしわうどんで空腹を満たします。うどんだけでは足りないだろうと、わかめごはんも追加。ご飯にふりかけまぶしただけなのに200円以上もし、ずいぶん高いなぁ…と思っていたのですが、このご飯がなんとも美味しい。いいお米を使っているんだろうなぁ。ふりかけで食べるのは勿体ない、400円、いや500円ぐらい払ってもいいんで明太子の半分でも乗せてもらいたいぐらいです。

CB165180dsc.jpg
大牟田駅構内で休むDE10 1054。
三井化学専用線に貨物を運ぶために、1日に大牟田駅~仮屋川操車場を1往復するだけの、人に例えるなら楽で美味しい仕事をもらって羨ましいような、機関車本来の活躍っぷリからしたら残念な事なのか。まぁ穏やかな午後の温かい日差しを半身浴びて、満足出来た趣味活動を終えてお腹も一杯になった私にとっては、とてもいい光景なのであります。

13:50発の快速熊本行きではロングシート車ながら快適に寝て過し、荒尾駅も全く気付かずに通り過ぎてしまいました。3件前の記事に荒尾駅について余計な事を書いてしまったのですが、しっかり見ておけばよかったです。

(訪問は2013年11月)

前の記事:三井化学専用鉄道を再訪問2
次の記事:三角線(特急A列車で行こう)乗車記

三井化学専用鉄道を再訪問2

一回来た事があるので勝手知ったる道をどんどん進み、宮浦操車場の東泉町2号踏切に到着。ここでは宮浦操車場~化学工場間で活躍する2軸凸型古典電気の撮影です。前回来た時は閉ざされていたゲートも今日は開いています。先客の撮り鉄さんが1名、自転車に乗った地元の方と思われる方で挨拶すると、そろそろ工場から出て来ますよと教えて頂きます。ありがとうございます。

CB163806_e3n.jpg
うわっ!もう来た!
憧れだった2軸凸型古典電機が今目の前に、11号機が無架線地帯をバッテリーカーとセットでやってきました。音も無く近づいてくる、そして踏切寸前まで来たところで警報機が鳴りだすので注意していないと撮り逃してしまいそうです。

CB163818_e3.jpg
操車場奥へ入って行き、銀色のタンクコンテナを積んだコンテナ車を1両ずつ引いて工場内へと運んで行きます。ここは動画で撮影。

地元の撮り鉄さんの姿が見えなくなってしまったので、えっ!もう終わりなの?とちょっと心配になってしまったのですが、まだまだ続きはありまして、

CB165041dsc.jpg CB165042dsc.jpg
約10分後に戻って来たところを、今度は踏切東側から撮影。

CB165044dsc.jpg CB165045dsc.jpg
すぐにまた銀色タンクコンテナ車を1両連結してまた工場内へ、ずいぶんと忙しそうだなぁ。いやいや面白い!

CB165048dsn.jpg
また戻って来ましたよ、

CB165053dsc.jpg
ハイハイ次々、えっさ!ほいっさ!
(念のために公道上から撮影しています)

CB165060dsc.jpg CB165062dsc.jpg CB163832_e3.jpg
今度は戻って来たのを西側から撮影しましょう。なんだか似たような写真を出しまくりなのですが、表情豊かな22トン電車、どの写真も捨てがたく、そしてこの入替作業の楽しさを表現するのはこれが一番かと…

CB165067dsc.jpg CB165073dsc.jpg CB163839_e3.jpg
お次は黄色いのだよ、えっさ!ほいっさ!
日本の鉄道貨物輸送史上で最も派手な色かもしれないこの貨車(実際はタンクコンテナ)、中身は液化塩素とのことで詳しくは解りませんが相当危険なもののようです。良く見ればタンクの横には(中和に使う?)石灰箱やらソーダ用液の装備、積むコンテナ車の制限やら積む向きまで記載され非常に物々しい。

CB163841_e3.jpg CB163849_e3.jpg
戻って来ました。

CB163850_e3.jpg
またまた黄色いのだ。今度は工場へは持っていかず、踏切を渡り切らない所で止まって折り返し、別の線に転線。(ここも動画で撮影)

CB165090dsc.jpg
今度は銀色の、えっさ!ほいっさ!

CB165093dsn.jpg
この念願だった可愛い2軸凸型電機、昔からどんな音を奏でるのだろうかと気になっていました。重い音なのか軽い音なのか…。やっと動く姿を生で拝めたわけですが、以外にも非常に静かな走行音でして、吊り掛け音が全く聞き取れないのです。聞こえるのはキィキィと車輪と線路が軋む音のみ、2年前から健康診断で耳が聞こえにくくなっていると診断されているので私の耳が悪いのか、この界隈は周りは工場ばかりですのでその騒音が原因なのか、後で録った動画を見てもやはり吊り掛け音は聞こえません。ひょっとしたらこの機関車はカルダン駆動とかで動いているのでしょうか。まぁとにかく静かなのです。

CB165099dsn.jpg
同じ場所ばかりでは芸が無いので、川を渡るところを、背伸びしてカメラを高く掲げ、ノーファインダーで連写した1枚をトリミング。ここで工場のゲートが閉められ、電機は今度はコンテナ車と連結する事無く詰所の前まで進み、見張り番の作業員の方もバイクに乗って詰め所へ戻って行きました。どうやら午前中のお仕事はこれで終わりのようです。時計回りに宮浦操車場を回ってみます。

写真容量の関係で(今回は圧縮率を下げています)次の記事に続きます。

(訪問は2013年11月)

前の記事:三井化学専用鉄道を再訪問1
次の記事:三井化学専用鉄道を再訪問3
プロフィール

QJ7000

Author:QJ7000
おじさま鉄道ファンの日本の鉄道乗車記録。ふと日本の鉄道全線に乗ってみたいと思うようになりました。未乗区間は4,000km以上もあり、今の生活パターンではおそらく不可能な領域なのですが、路線や車両に愛情を込めながら、少しずつ記録に残しておこうと思います。古い記事順にご覧になりたい方は下の「月別アーカイブ」からどうぞ。
(2013年2月より海外編も始めました。)

検索フォーム
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
(古い記事順に表示されます)
最新コメント
FC2カウンター
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

タグ

JR東日本 東武鉄道 会津鉄道 野岩鉄道 JR四国 国鉄時代 阿佐海岸鉄道 バスの旅 土佐くろしお鉄道 路面電車 伊予鉄道 温泉 吊り掛け電車 琴電 ケーブルカー 猫登場 JR西日本 新幹線 阿武隈急行 福島交通 山形鉄道 観光列車 モノレール 新京成 京成電鉄 流鉄 夜行列車 JR東海 喫煙車 船旅 近鉄 伊勢鉄道 新交通システム 貨物線・短絡線・渡り線 江ノ電 ブルートレイン 北越急行 伊豆箱根鉄道 岳南電車 専用鉄道訪問 芝山鉄道 地下鉄路線 上信電鉄 近江鉄道 阪神電鉄 阪急電鉄 神戸電鉄 北条鉄道 駅そば 山陽電鉄 水島臨海鉄道 西武鉄道 南海電鉄 北近畿タンゴ鉄道 のと鉄道 JR九州 くま川鉄道 名鉄 南阿蘇鉄道 熊本電鉄 西日本鉄道 JR北海道 京王電鉄 京浜急行 台湾の鉄道 東急電鉄 小田急電鉄 鹿島臨海鉄道 ひたちなか海浜鉄道 蒸気機関車 福井鉄道 えちぜん鉄道 遠州鉄道 

QRコード
QR