長崎電気軌道乗車記3(正覚寺下~石橋~蛍茶屋~長崎駅前)

長崎電気軌道の乗り潰し記事の3本目。

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まずは正覚寺下から西浜町に戻ります。先ほどの渋い缶コーヒーラッピング車から一転、今度はえらい派手なのが来ました。リトルダンサーシリーズの3000形でして、停留場の小さな橋に乗る大きな車体がなんともアンバランス。

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最前部左側の車輪上で一段高くなった座席に座ってしまいます。バスで言うオタ席でして、なかなか眺めがいいぞ。

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0.7km乗って西浜町停留場で下車。ここで並んだ2両の年齢差はちょうど50年になります。(手前の3000形は2003年製造で実はそんなに新しくはない、奥の300形は1953年製造)

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西浜町のデルタ線を3辺とも乗車しておきたいので、「西浜町停留場」から100m以上離れている同じ停留所扱いながら別の乗り場の「西浜町(アーケード入口)停留場」まで歩いて移動し、ここから4つ目最後の終着駅の石橋行きに乗車します。

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⑤号系統の石橋行きは10分ほど待って乗車。またまたいい席に座れました。一番輸送密度が高い区間ですので、電車がうじゃうじゃいます(この写真には4両いる)。ところで長崎電気軌道には何両の電車がいるんでしょう。この界隈だけで20編成はいそうですが、Wikipediaによると75編成(2016年4月時点)とのことで、思ってたより少ない。昨年乗車したとさでん交通はどうなんでしょう。長崎に比べて運転本数は少なそうですが路線全長は長い。答えは63編成。ちなみに都営荒川線は33両で、一番編成数が多いのは広島電鉄のようです。

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ちょっと走って築町の分岐です。道路情報を伝える電光掲示板には、「8月15日・精霊流し」とあります。そうか、明後日なのか。

右手に建物がない空間が広がって、海がすぐそこにあるみたいです。大浦海岸通停留場から単線になって、海に背を向け内陸部へ。

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右手にグラバー園という観光施設が見えまして、次の大浦天主堂下停留場では蛍茶屋行き電車を待つ人がいっぱい。グラバー園帰りの観光客でしょうか。川沿いの石畳の単線線路を進み、終点石橋に到着です。

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乗車してきたのは1980年代のデザインの1200形の1205号。今は機器類を更新して1200年A形というらしい。

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海から離れたはずですが、なぜか潮の香りがします。駅から離れてみると、ここも暗渠になっていまして、昔は広い運河だったのかもしれません。今はヘドロが溜まってますが、鉄道を支える杭に貝みたいのが付着してますので、満潮時には潮が満ちて来るのでしょうか。散策したら楽しそうな路地も見えますが、すぐに戻ります。

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次に乗るのはまた新型の3000形。オタ席は他の人に譲り、運転席後ろ右側クロスシートに座ります。ここも眺めはいい。しかしこの手の新型路面電車は、昼間に乗るぶんにはいいのですが、日が暮れてからの乗車となると窓ガラスが明るい車内を反射してしまい車窓がほとんど見えないのが難点。昨年の四国松山では、これで残念な思いをしています。

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残りの未乗車区間は築町~長崎駅前4駅なのですが、蛍茶屋までまた戻りまして、②号系統のかぶりつき席に座って完乗しようと思います。

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西浜町で撮れた1枚。

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出島を昔は海だった側から見て長崎駅前に到着。最後に乗車したのは1500形という電車。乗車してかぶりつき景色を楽しむのは、窓が大きいこの手の1980年代デザインの軽快電車が一番いいかもしれません。外見だって格好いい。

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しばらく歩道橋上で電車を見てますと、古い両端ドア車が3本も揃いました。左手前が③系統の202、左奥が①系統の208、右が②系統の301。

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こちらの202は1950年製。両端にドアがある車両は、かぶりつき席が無いので乗るよりも撮影する電車。均整がとれていてとても絵になります。

これで長崎電気軌道の乗り潰しは終わり。混雑で全く車窓が見えなかった住吉から公会堂前までの区間は、機会があれば乗り直しが必要です。今日は飛行機の時間も迫ってますのでもう無理。

* * *

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こちらは長崎空港へ向かうバスの発着するバスターミナルで、小洒落たJR長崎駅(まだイベント開催中で賑やか、というよりうるさい)とは対照的に、実に昭和の雰囲気を残す空間が残っていました。

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とても静かなので、なんだか深夜0時過ぎに発着する夜行急行列車を待ってるみたいな雰囲気だなぁ。それと長崎のお土産にはびわゼリーというのがあるんだな。これも昭和っぽい。

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2階は喫煙者に優しい喫茶店。それと写真ではシャッターを下ろしてしまいましたが、立食いうどん屋さんもありまして、当店一番人気という佐世保駅でも食べたゴボウ天うどんを注文。こっちは値段が半額、もちろん天ぷらは作りおきで、テーブルに出される時には汁を吸ってしまっているのですが、一口大でスッポ抜けることもなく美味しいぞ。

それとバスターミナル外にある喫煙所にて一服中、蛍茶屋の停留場で聞いたのと同じ、重機が建物を解体するようなガラガラ音がここでも聞こえます。山の斜面を見上げてなるほど、墓地で爆竹を鳴らし、花火を上げているではないですか。これが歌で歌われているのと全然違うという、賑やかな長崎のお盆のワンシーンだったのか。一つ疑問を解決出来てスッキリです。

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特典航空券を利用して、羽田最終便で帰ります。これで九州鉄道旅行の記事は終わりです。

(乗車は2017年8月)

前の記事:長崎電気軌道乗車記2(蛍茶屋~正覚寺下)
関連タグ:路面電車長崎電気軌道
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長崎電気軌道乗車記2(蛍茶屋~正覚寺下)

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蛍茶屋から正覚寺下への④号系統電車は20分間隔でさっき行ったばかりですが、停留所には④の幕を表示した渋い電車(377)がドアを開けて待っています。出発までまだ15分もありますが、暑いので中で涼んで待つことにします。

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乗客はまだ私一人でかぶりつき席も確保。するとドアが閉まって出発。

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あれ?駅から時刻表の④号系統正覚寺下行きは毎時05、25、45出発ですが、16:11にも出発したぞ。これはお盆の臨時増発便なのでしょうか。まぁいいや。

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坂をスルスル下って、ここでも頻繁にすれ違います。長崎の路面電車は毎日こうなのか、それともお盆の特別ダイヤなのか。左は③号系統の303、右は④号系統の365。

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公会堂前のデルタ線を真っ直ぐ進みます。ここから初めて乗る区間。

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写真は撮り損ねましたが、昔からの長崎電気軌道の撮影スポットである小さな川を斜めに架かる鉄橋は、こんな街の中心部にあったのか。

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西浜町(アーケード入口)にて停車。さっきから前をチョロチョロ走る(いい思い出にならなかった)青いソニックカラーの電車は、やっとここで視界から消えます。

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西浜町のデルタ線を左に折れますと、また横断歩道で一旦停止なのですが、なんとなく爽やかな道に。次の停留場の名前は観光通り。長崎の街について全く予習してきませんでしたが、札幌の大通やすすきのに相当するのがこの辺りなのでしょうか。遠くに見えるのは蛍茶屋で間にあわなかった電車の折り返し。

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思案橋の手前ですれ違う窓の大きい電車(500形の506)は、どこかで見たことあるような感じです。帰って調べてみたところ、車体は長崎オリジナルとのこと。

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停留場の間隔は200~300メートルばかりですので、もう終点が見えてきました。

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最後にすれ違うのは、また500形で浦上車庫行きです。これが終点正覚寺下停留場。

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格式高そうな名前から立派な停留場を想像していたのですが、川の上に鉄橋を架けて無理矢理造った面白い駅。Wikipediaによると1968年に渋滞解消を目的に折り返し点を移設することで出来た延伸区間の終着駅らしい。なるほど。それと今まで暗渠の上を走っていたのか。

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乗ってきた電車は、すぐに折り返して行きます。この缶コーヒーのカラーは渋くてなかなか素敵です。

(乗車は2017年8月)

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長崎電気軌道乗車記1(住吉~赤迫~蛍茶屋)

長崎電気軌道の路線は、後ろ指(と言うの?)がとても長い鶏の足跡みたいな形をしています。全長は10.5kmあるのですが、後ろ指側から前側3本の指の先(終着駅)を時計回りに回って乗り潰ししようと思います。

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まずは途中駅である住吉停留場から1駅、後ろ指頂点の赤迫停留場まで乗車します。どんな電車が来るかと待っていれば、対向停留場にとても古そうな上り電車が来ました。

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帰って調べてみれば1951年製の211形の216号というもの。この鉄道の古い電車の特徴であります、おへそみたいなヘッドライトの両端ドア車両に早速出会うことができました。(レアな存在かと思ってましたが実はいっぱい走っています)

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赤迫行きとして来たのはカラフルな370形の376号。これも古いですが乗車ドアは中央にあるタイプ。

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これに0.4km乗って終点赤迫に到着です。この1区間は路線名としては後から延長された部分なので赤迫支線として独立しています。乗ってきた電車は①号系統の正覚寺下行きとなるのでお見送り。

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代わって入ってきた③号系統の蛍茶屋行き、今度はこれに乗車します。それにしてもずいぶん速そうな塗装です。車体を傾けて曲線を走り抜けそう、ソニック路面電車であります。

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車内に一歩足を踏み入れてなるほど。木質系の内装に組み木細工の飾り、これは水戸岡先生デザインの車両です。それにしても、せっかくこの時点で乗客は私一人なのに、この車両も乗降ドアが両端にあるため、かぶりつき席がありません。どうしよう、次のに乗ろうか、と迷っているうちに運転手さん準備完了、出発です。これが後で後悔することとなります。

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進行方向右側一番前の席からの眺めはこんな感じ。しかし次の駅住吉で半分以上の座席が埋まるほどの乗客があり、キリッとしたビジネスの装いのお姉さんが私の前に立ち、小さめのキャリーバックを私の座る座席とドアの間にある木のカウンター上にドンと置いてしまいます。これはちょうど良い荷物置き場だ。しかし前方の景色が見えなくなってしまいます。側面の窓も、小洒落たロールスクリーンがすべて下ろされ、西側でもあったので開けられる雰囲気ではありません。運転手さん右横のドア前に立とうか、ここには立っていいのか...と躊躇しているうちに、この場所も男子高校生の一団に先に奪われ、私の前に立つ乗客も増え、車窓が全く見えない状態になってしまいました。

そんなわけで、浦上にある車両基地は見えず。専用軌道区間ではビュンビュンすれ違う電車の本数の多さに路面電車の元気な町を感じることが出来ましたが、建物の中に電車が突っ込んで行く有名な箇所は車内が暗くなって、ここかな?と思ったぐらい。

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やっと車内が空いて運転手さんの右横に立てたのは、そろそろ終着駅となってしまった公会堂前停留場。私の乗車した2017年8月は、度重なる脱線事故の影響で、③号系統の蛍茶屋→赤迫方面への電車が運行停止となってしまっており、この停留場の赤迫方面乗り場はカラーコーンで閉鎖された状態になっていました。

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脱線事故が多発した公会堂前のデルタ線カーブを進みます。ここは私の乗車した後の2017年10月から11月にかけて、この箇所の運行を全面停止し、曲線半径を大きくすることで問題を解消し、③号系統の赤迫方面も運転再開に至ってます。

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右手に見える桜町~賑橋を結ぶデルタ線の一辺は、通常使用しない線路でして、脱線箇所の線路改良工事の時に撤去されてしまった模様です。

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写真は運休中の③系統赤迫行きに替わって運行されていた②系統赤迫行き。蛍茶屋から大波止経由で赤迫に向かいます。

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諏訪神社前停留場からの景色です。前方に山が見えて坂を登って行く感じがいいではありませんか。私が一番長崎らしいなと思った光景がここになります。

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支線っぽい景色ですが、運転密度は高く頻繁にすれ違います。古いのも新しいものごっちゃ混ぜ。面白いなぁ。(左が⑤号系統3001、右が②号系統308)

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終点の蛍茶屋停留場が見えてきました。次に乗りたいと思っていた16:05発④号系統の正覚寺下行きはタッチの差で間に合わず、すれ違ってしまいました。④号系統は(この時)20分間隔ですので、しばらくここで時間を潰すことになります。

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終点の蛍茶屋ですが、線路は複線のまま延びていまして、駐車場やファミリーレストランのある建物の中に吸い込まれています。建物の中を覗いてみますと、中に車両基地(留置線)がありました。

ここでは、近くのどこかでビルの解体工事が行われているようで、時おりドカドカ、ガラガラ爆音が響きます。しかし周囲には砂塵を上げてるような工事現場や重機の姿は一つも見えません。なんだろう?

(乗車は2017年8月)

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関連タグ:路面電車長崎電気軌道

キハ66・67系で長崎本線・諫早~長崎の旧線乗車記

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長崎県のJR路線はキハ66・67系天国。この車両は私の子供の頃の憧れだった車両でして、その頃は普通列車なのに急行列車以上新幹線同等の座席を持ち、冷房はあるわ、側面に電動方向幕はついてるわ、何といっても高出力エンジンを積んだ60番台の形式、しかもめちゃくちゃ格好いい。九州にはなんて凄い気動車が存在するのだと思っていました。当時の活躍の場所であった筑豊地区は電化の影響で追い出されてしまいましたが、この地区では今もまとまった数が健在です。写真は諫早を14:09に出発する長崎発佐世保行普通列車。

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私が乗車するのは佐世保から来る諫早14:14発の普通列車長与経由長崎行き。これもキハ66・67系での運用でして、ホームは人が一杯で入線する時の写真が撮れなかったのですが、降りる人も多かったので無事に海側で進行方向右側窓側の座席を確保できました。乗車したのは後ろのトイレの無いキハ67 9の連結部近く。外装は鮮やかなブルーになってしまいましたが、内装は国鉄時代そのまんまで嬉しくなってしまいます。6分の停車の後に出発です。

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ところが最初に驚きの光景、複線電化路線が右に分岐してゆくではないですか。えーっ!佐世保行きに間違えて乗って、大村線に入ってしまったのか。そんな間違いはしない!長崎行きに乗ったはずです。左側には架線柱らしきものが見えるのですが、自信もなくなってきました。

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あっ!右手に線路が下から出てきました。地図を見れば上下線が別れるところでした。一安心です。

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喜々津で新線と分岐し、その後は穏やかな大村湾沿いを走ります。

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東園を出てからのカーブ。ここは30年前の国鉄最後の日に乗車しました。今もその時と変わらない美しさです。ただその時は普通列車ながら編成が長かったので、カーブで列車が見れたような気がします。

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遠くに見えます長崎空港、数時間後にここから東京に帰りますので、今回の旅行もそろそろ終わりです。

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大草で交換、これもキハ66・67系です。

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大草を出ますと山間部へ入って行きます。右写真の本川内駅は青梅線の単線区間にあるような駅です。

長与からはもう東京郊外の路線と変わらない雰囲気で、乗客はどんどん増えてゆきます。非電化の旧線といっても、もうここはローカル線ではありません。

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右手に昔はブルートレインが昼寝をしていた車両基地が広がり、14:59、長崎に到着です。

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駅に進入しますと、同じホーム左側に一番見たかった国鉄色のキハ66・67が停車しています。しかしこちらのドアが開くと同時に出発。15:00発佐世保行き快速シーサイドライナーでして、こうして見送れて写真が撮れただけでもラッキーか。幌付き側は本当に格好いいなぁ。

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左が乗って来たキハ66・67-9、右は白いかもめ。

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中線のある櫛形ホームは客車列車の走っていた名残。この駅も近い将来に高架化されますので、この光景も記憶と記録に残しておきましょう。

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さぁ、次は長崎電気軌道の乗り潰しです。改札を出ます。駅前では何かのイベントが開催されてまして人が一杯。そしてステージでは音楽活動をやっているのですが、マイクの音が割れてしまって煩いったらありゃしない。ただでさえ暑いのに。

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そんなわけで静かな駅構内へ逆戻り。長崎本線旧線経由の普通列車がすぐあるのでそれに乗り、長崎電気軌道は別の駅から乗り潰しをすることにします。

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長崎駅の少し離れた場所にある0番線と1番線の存在は初めて知りました。昔の立川駅青梅線ホームを思い出します。

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ここから乗車するのは、15:10発の竹松行きというマニアックな行き先の列車。快速シーサイドライナーカラーのキハ200形ですが、座席がロングシートなのにビックリ。調べてみれば、この時1編成だけ存在したロングシート改造車で、現在は2編成に増えてるらしい。

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景色のよい路線にロングシート車が当たるのは残念ですが、かぶりつきが出来るのは嬉しいところ。駅付近の高架化工事の進捗状況も見ることができます。

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15:16、西浦上という駅で下車します。

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サンモール中園という元気なアーケードを抜けると、

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長崎電気軌道の住吉停留場に着きます。ここからこの鉄道の乗り潰しを始めることにします。

(乗車は2017年8月)

前の記事:島原鉄道乗車記
次の記事:長崎電気軌道乗車記1(住吉~赤迫~蛍茶屋)
関連タグ:JR九州

島原鉄道乗車記

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次に乗車するのは、島原鉄道の島原外港12:40発の諫早行。

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ここ島原外港駅は、昔は交換可能な中間駅だったのですが、

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諫早側の線路は繋がっておらず、既に棒線駅。

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こちらは加津佐側を望みます。線路はまだ残っているみたい。前方に見える雲仙岳をぐるりと廻って加津佐までの35.3kmが廃止されたのは2008年。もう少し乗り潰しを早く始めていれば乗れたかと思うと残念です。

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可愛いキャラクターが描かれています車両に乗車して、急いで昨日買っておいたカロリーメイトの昼食。今日はお昼をまともに食べられそうにありません。ここでの乗車率はボックスの半分に一人か二人が座る程度。それでは出発。線路が悪いみたいでユラユラと揺れながらゆっくりと進みます。

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救援車ワム80000とヨ8000の出迎えで南島原に到着。

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ここには車両基地があり、在籍車は見事に黄色で統一されています。公式HPには「幸せの黄色い列車王国」とのこと。

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運河を渡ります。ここ南島原駅の周りは運河やら漁船の係留施設(というの?)があって、ちょっとした水の都です。散策したらとても楽しそう。ここからは線路が補修されているようで、ユラユラした変な揺れは治まります。島鉄本社前では3名ものお年寄りが下車。短距離をコミュニティーバスのように上手に乗りこなされています。

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島原に到着。混沌とした昭和の雰囲気を残す2面2線の駅で、国鉄急行色ヒゲ付キハ20が停まれば、それだけで絵になりそうです。この車両は写真でしか見たことがないのですが、キハ28・58系で組成された急行列車の先頭に立つ姿は強烈な印象に残っています。駅は島原○○と続いて来ましたが、ここが島原の代表駅のようで、どっと乗客が増え、半分の席が埋ります。ここからは駅間距離が長くなり、軽快に飛ばします。昔のDC急行に乗ってるみたいです。

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車内放送で「日本一海に近い駅」と紹介された大三東(おおみさき)駅。ホームを降りたらすぐ海で確かに近い。こんな駅の存在は全く知りませんでした。知名度が低い(単に私が知らなかっただけ?)のは、海といっても遠浅で波のない有明海だからでしょうか。干潮時に訪れてしまってガッカリなんて事も想定されます。

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駅名標にベンチ、素晴らしい雰囲気でして、いい写真が撮れそうな駅です。ただこの年に流行語大賞となった「インスタ映え」するのを狙うには、(やってませんので想像ですが)グループで来て誰かに対向ホームから撮ってもらわないといけないのが難点か。

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列車はほとんどが海岸線沿いに走るのですが、有明海に面する半島をぐるりと廻りますので、対岸の景色はガラリと変わってきます(写真では表現出来ませんでしたが・・・)。先ほどの大三東駅と似たような駅がまたありまして、まずはポイントが開き、

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古部という駅に到着。ここだって「日本一海に近い」を名乗ってもおかしくない駅です。何と言っても島式ホームですので、海、ホーム、線路、黄色い列車をバックに「旅に出ました」をアピールできるインスタ映え写真を、一人でも簡単に撮れそうです。

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列車は盲腸線の終点から起点に向かっているのですが、有明海を盲腸線と考えれば外海という起点から終点に向かっています。その有明海は諫早湾という支線に入り、終点も見えてきました。この支線も、島原鉄道と同じく昔はもっと奥まで延びていました。これがあの水門なのか…

水門が近くなってきたなと思ったところで有明海からは離れてしまいます。乗り潰しをやってるというのに、その辺りから眠ってしまいました。しまったと気付いたところで終点は近そう。車内は立つ客もいっぱいなぐらいにいつの間にか混んでいます。

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本諫早駅に到着。ここが諫早の中心地のようです。半数の乗客がここで下車。諫早からここまで1区間のみ運行されます列車が多数あることから、車両基地もここにあるんだろうと思っていたのは違ってました。

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最後の1区間を走って14:02に終点諫早に到着します。

(乗車は2017年8月)

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QJ7000

Author:QJ7000
おじさん鉄道ファンの日本の鉄道乗車記録。ふと日本の鉄道全線に乗ってみたいと思うようになりました。未乗区間は3,700km以上あり、今の生活パターンではおそらく不可能な領域なのですが、路線や車両に愛情を込めながら、少しずつ記録に残しておこうと思います。古い記事順にご覧になりたい方は下の「月別アーカイブ」からどうぞ。

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