FC2ブログ

札幌地下鉄南北線乗車記

札幌の朝8時過ぎ、すすきのから地下鉄南北線に乗車します。東京程ではありませんが朝のラッシュ時間ですので車内は混んでいます。札幌市営地下鉄は南北線の札幌とすすきの間のみ乗車済。学生の頃(30年ぐらい前です)に、昔の薄緑色の電車にも乗ってます。その時はゴムタイヤが焼ける臭いがしたような気もするのですが、私が勝手に作り上げた記憶かも。

札幌でほとんどの乗客が降りて座ります。軽くなったかのように一気に加速、速い速い、さすがはゴムタイヤ車。非冷房車ですので、10センチぐらい開いた窓から爽やかな風が入ってきて、その窓の外からは絶好調といった感じの甲高いモーターの音も聞こえます。疾走感があって、これは楽しい電車だぞ。北京の地下鉄2号線もこんな感じだったなぁ。

駅に停車してまた思いっきり加速、そしてこの路線のこの区間は碁盤の目の町の道路の下に敷かれていますので直線しかない。実に単純明快な走りです。いっそのこと曲線区間は作らず、直線しか走れない構造の車両にして、その分別のメリット(例えば超幅広車体)を持つ鉄道車両というのが誕生するのも面白かったかもしれません。世界で一つ、終着駅で巨大トラバーサーが稼働するのが観光客に大人気とか。

札幌から4つ目の北34条で下車します。ちょっとここで用があります。

***

無事に用も終わって再び北34条駅。せっかくここまで来たのですし、帰りの飛行機までまだ時間もありますので、南北線には全線乗ってみようと思います。その前にここ北34条駅上にあるバスターミナルも入っている駅ビルが、昭和の造りのまま全く改修されなかった様子で、ボロいと言ってしまえばそれまでですが、ちょっと懐かしさも感じる空間。ゆっくり見ている時間は無く、ホームヘ降りて麻生行電車に乗車。お昼過ぎなのにまだ混んでいて、ロングシートのどこにも誰か座っている状態。立って窓から入ってくる風を受けてみたいなと思っていたのですが出来ず。麻生到着前にポイントで転線するのですが、その前に「揺れますよ」と車内放送で注意がされ、本当に揺れる。

H7197115dsc.jpg H7197117dsc.jpg
人が降りたところで車内を撮影。昔の千代田線6000系みたいです。

H7197116dsc.jpg
魅惑の窓開け。下げてみるとこんなに開くんだ。ちなみに私が麻生を「あさぶ」と読むのを知ったのはこの日。

H7197122dsc.jpg
改札を出て、長く続く地下道を北へ歩いてみます。地上へ出て見えるJR札沼線の駅。

H7197125dsc.jpg
ここにも北34条駅のビルのような昭和なスペースはあるかなと歩いてみますが特になし、戻ることにします。

空いてますので窓を目一杯下げて、そこに座って出発。渡り線を過ぎて勢いよく加速、すると窓からの風は強すぎ、なんだか外へ吸い込まれそう。開けるのは、他の窓に習って10センチ程度にしておきます。

徐々に乗客が増えていってすすきの、さてここから南側の未乗車区間。そしてすすきのから4つ目の平岸駅から窓外に注目。勾配を上がると、出た出た、地上区間、高架上のスノーシェルター内を走ります。シェルター内を走るのもスピード感があって面白い。地上に出ればカーブも多く、直線しか走れない鉄道というのは、やはり無理があるか。そしてなんとなく、昔乗った事があるような気もしてきたなぁ。

H7197128dsc.jpg
南の終点真駒内に到着です。東側は森があるみたいです。

H7197131dsc.jpg H7197133dsc.jpg
広い道路の駅前と、バスターミナルのバス発着場所の多さに驚きです。

H7197135dsc.jpg
そしてずらりと並ぶ自動改札機、朝夕のラッシュ時は首都圏並みに混雑するのでしょうか。あんまり想像できません。

H7197139dsc.jpg
札幌に戻ります。窓から爽やかな風、窓を開ける寸法は10センチぐらいが丁度良くて、どの窓もその寸法です。

H7197144dsc.jpg
車両基地へと繋がる線と合流。南平岸を出て高架から地下へと下ります。地上1階部分は、車内から住戸内が見えないように、シェルターの窓は曇りガラスになっていて気が利いています。

H7197150dsc.jpg H7197146dsc.jpg
札幌に到着し、地下街でラーメンを食べ、新千歳空港へ向かいます。左は乗車します721系快速エアポート、右は283系スーパーおおぞら。貫通ホロが付く283系は格好いいなぁ。

(乗車は2018年7月)

前の記事:札幌のキハ143系普通列車
関連タグ:地下鉄路線非冷房車
スポンサーサイト

札幌のキハ143系普通列車

用があって札幌に来ました。時間は夜の10時近くなのですがホテルを出てJR札幌駅へ向い、ちょっと列車に乗ってみます。

まずは22:08発の721系千歳行きに乗車しまして、22:29に東広島で下車。急いで改札を一回出てまた入り、乗車する列車を反対ホームで待ちます。

H7187089dsc.jpg
22:33、お目当ての列車が軽やかなジョイント音を立ててやって来ました。キハ143系2連の室蘭から札幌までを3時間かけて走り抜ける2843D列車です。昔はあれだけ多彩なキハが入り乱れていた札幌も、気動車で運行される普通列車(キハ201系のは除く)というのはいつの間にか激減していまして、現在は早朝の札幌発で2本(旭川行と東室蘭行)、深夜の札幌着でこの室蘭発1本しか存在しておらず、まるで上越新幹線開業前の上野を発着する客車普通列車状態なのであります。ちなみに私は、オハフ51改造のキハ141系グループには初めての乗車となります。

H7187094dsc.jpg
この列車はここで10分停車、まずは快速エアポートを先に通し、

H7187099dsc.jpg
スーパーおおぞら12号にも抜かれます。

H7187100dsc.jpg
車内へ入れば、デッキの仕切りが無くなり、片側のクロスシートが一人掛けになってしまいましたが、やはりオハ51系、というか二重の小さい窓の国鉄時代の北海道の車両です。札幌へ急ぐ客は快速エアポートに移り、1両に2,3人しか乗ってないと思っていましたが、ボックスシートの半分に誰か座っているぐらいで、以外にも混んでいます。

22:43に出発します。次の駅までは長い距離、グングン加速します。エンジンの音は力強く、加速が終われば思った以上に滑らかに走ります。残念ながら窓ガラスは汚れていまして(しかも2重)外はよく見えず、冷房車なのでもちろん窓は開けられない。この列車に乗れば昔ながらの夜汽車の雰囲気を味わえるかと期待していたのですが、全然ダメでした。それっぽく感じられたのは、すれ違う時に窓ガラスが一斉にバタバタッっと音を立てるぐらい。非冷房時代のキハ141の方に乗っておくべきでした。

新札幌からは何故かノロノロ運転。平和付近では、左側をフルスピードで走るキハ183系に一気に追い越されます。

H7187103dsc.jpg
札幌に到着。隣には先ほどのと思われるキハ183系、遅れた特急オホーツクかと思いましたが、グリーン車がないモノクラス4両編成。ヘッドマークは「特急」だけのシンプルな表示。なんなんだろうこの列車。

H7187110dsc.jpg
キハ183系が引き上げたところで、反対ホームからキハ143を撮影。なんとボルスタレス台車を履いた車両だったんですね。この時間帯見る事が出来たDD51の牽く客車急行列車も今は無し。歩いて宿泊先に帰ります。

(乗車は2018年7月)

次の記事:札幌地下鉄南北線乗車記
関連タグ:JR北海道

札幌駅で撮影~新千歳空港から福岡へ

今回、札幌駅で撮影出来たものを少々

C6202513dsc.jpg C6202518dsc.jpg
まずは私の大好きな711系、今も急行型車両の面影を色濃く残す貴重な電車です。2009年に北海道に来た時は、札幌に顔を出す機会は限られていて、運用をしっかり調べた上で夕方に乗車したのですが、今回は早朝だったからか簡単に出会えました。そういえば旧塗装に復刻した車両も最近登場したんだっけ・・・

C6202528dsc.jpg C6202531dsc.jpg
と思ってたらひょっこり顔を出してくれましたよ。何たる幸運。

C6202534dsc.jpg C6202533dsc.jpg C6202530dsc.jpg
ぶれてしまいましたが3両記録。左からクハ711-114、モハ711-114、クハ711-214。

C6202515dsc.jpg C6202517dsc.jpg
あれ?キハ141。札沼線電化でもう見れないかと思ったのですがまだいたんです。東室蘭行きで、この地区を走っていた711系が札沼線に来た代わりに移って行ったみたいです。仲間の一部はミャンマーで活躍をしているみたいですね。

C6202529dsc.jpg C6202538dsc.jpg
そしてディーゼル特急。

度重なる車両トラブルによる夏休み期間中の特急列車の運休。もう残念としか言いようがありません。私にとって思い入れも深くとても大好きなJR北海道さんに道内を走る気動車特急たち、早く原因が究明されて元通りになる事を願っています。

(不謹慎かもしれませんが・・・)運休のニュースが出た時、昼間休んでいるはまなすの車両を札幌~函館~札幌と臨時客車急行として運転したら、鉄道ファン大喜びだろうな~と思っていたのですが、リゾート特急の車両がピンチヒッターとして登場するみたいですね。

***

さて、北海道ともお別れです。ホームで天玉そばを食べて札幌9:55発、721系の快速エアポートに乗り新千歳空港へと向かいます。発車間際に隣のホームにトワイライトエクスプレスが入線、1本遅らせれば良かったな。

C6202544dsc.jpg
次は新千歳空港11:20発の福岡行きに搭乗します。特典航空券というやつでネットで予約したのですが、座席指定をするページでは、この便既にほぼ満席でして僅か2席しか残っておらず(そのため座席指定は省略)、一体どんな客層が乗っているんだろう、ひょっとしたら福岡や佐賀を起点に北海道に来て東京を素通りして帰る中国からの団体観光客で一杯なのだろうかと思っていたのですが、自動チェックイン機で座席を見るとキャンセルになってしまったのかガラガラ。後方窓側の席に座る事が出来ました。札幌から福岡までの乗客は至って普通の日本人だけでした。

関係ない話ですが中国の方にとって北海道は大人気のようで(それと沖縄も)、私の知っている中国の方みなさん北海道に憧れる、行ってみたいと口をそろえて仰って頂いています。そんなわけでこの地を表す「北の大地」という代表的なキャッチコピー、30年以上前から使われていると思うのですが(日本の鉄道ファンもみなさんこの言葉が大好きなようでよく使っているのを見ます。JR北海道の社歌もこの題名なんだとか)、もっと大きい大地から来るお客さんを意識して、そろそろ新しいのを作ってもいいんじゃないかなとも思うのです。大自然の雄大な景色、温泉、世界屈指とも言われる雪質のスキー場、そして盛り沢山の美味しいもの、そういったものがギュウギュウに詰まった宝のような島・・・なんかいいのないかな。ただの私の戯言ですので気にしないように。

離陸して空弁(釧路の豚丼)を開きますと、雲が切れて北の大地の隅っこが見えて来ました。

C6202547dsc.jpg C6202546dsc.jpg
おっ!室蘭です。地球岬もしっかり見えます。弁当なんか食べている場合ではありません。

C6202549dsc.jpg C6202550dsc.jpg
続いて駒ケ岳、いつも列車からこれを見ると北海道に来たなと実感するものが帰りに見れました。北の大地の地形はとても解り易くていいですね。さぁ次は見れるか見れないか!

C6202555dsc.jpg C6202555dup.jpg
函館キタ!駅もしっかり見えます。空からこれ程簡単に見つけられる駅は、他にはなかなか無いでしょう。

C6202560dsc.jpg
これは松前半島全景、昨日ここを右下から左上に抜けたのです。

C6202563dsc.jpg
さぁこのルートだと青函トンネル記念館も見えるかも・・・
しかし津軽海峡を越えると厚い雲が続くだけ、北海道には梅雨が無いのをこの目でしっかりと確認する事が出来ました。弁当を食べて寝る事にします。

(訪問は2013年6月)

前の記事:急行はまなす・カーペットカー乗車記 
次の記事:福岡空港到着~JR博多駅へ 

急行はまなす・カーペットカー乗車記

函館駅から次に乗車するのは日付も変わり1:23発の急行はまなす札幌行き。1時間以上も静かな駅周辺をぶらぶら歩いたりコンビニを覗いたりして過ごし、0:50からやっと改札が始まり駅構内へ入る事が出来ます。

C6202462dsc.jpg
時刻は深夜1時、列車はED79 4に牽引されて青森から到着。好きだったED75の面影を残すこの機関車、海峡号が引退する前にも撮影に来ましたが、その頃はドラえもんペイントのものばっかり。正装に戻った今、あらためて撮影し直したいと思っているのですが、深夜早朝しか見れない機関車になってしまっています。

C6202465dsc.jpg C6202468dsc.jpg
すぐに機関車は切り離し。現在、函館駅で機回しが出来るのはここ8番線だけ、いつからなんでしょう。

C6202501dsc.jpg C6202496dsc.jpg
札幌方に行って見ると既にDD51が連結されています。いつ見てもカッコいいなぁ。

C6202498dsc.jpg
牽引するのはDD51 1142。単機なのに重連札がついているのは何故?、私はこれを「重連総括運転していますよ」を表しているものと今までずっと思っていたのですが間違いでして、本当は「重連総括運転できますよ」を表す札。北海道のDD51には昔は「重」の他にも「半」(半重連型=重連総括運転が出来るがブレーキは本務機しかかからない)や「非」(非重連型=重連総括運転できない)の札もあったそうでして(知らなかったなぁ~)、現在は函館にいるものはすべて「重」タイプなので区別する必要は無くなってしまっているようなのですが、国鉄時代の名残がここにも一つあるという事なんでしょう。

C6202478dsc.jpg
乗車するのはこの車両でカーペットカー、あけぼの号シングルデラックスもそうでしたが、こちらも最後の残り1席が確保できたのです。もちろん乗るのは初めて。

最後の1席でしたので、個室風になる人気の上段ではなく下段、しかも荷物置き場の無い3列単位の区画の真ん中という一番残念な席でしたが、僅か300円の指定席料金で横になって寝れるわけですし、毛布と枕まであるという、あり得ないくらいの大サービスにはありがたいとしか言いようがありません。これを逃してしまったら座席で寝るか、それが嫌なら僅か4時間半の乗車に寝台券を払わなくてはならないのです。

途中駅からの乗車ですので、みなさん既に寝ていらっしゃいます。私もすぐに横になって毛布をかぶって寝る事に。出発しますとほとんど車両の床に寝ている事、また私の席は車両の端に近い事からか、ポイントやジョイント通過時の振動が直に体に伝わってくる感じです。なんとなくカーブで台車が回転しているのも解るような感じもして、なかなか面白いなと思っていたのですが、5分で眠りについてしまったようでその後の記憶は無し。

***

車内放送で目を覚まします。もう札幌到着直前です。みなさんムクムクと起き上ってきます。ここでびっくりしたのは外国人旅行者がとても多いのです。カーペットカーの乗客の3分の1がそうでして、でかい人だなぁと思っていた私の隣もなんと若い白人女性。

これは一体どういう事か、もう間違いなくLonely Planet(=主にバックパッカー向けの英語の旅行ガイドブック)の日本編にこの列車が紹介されているとしか言いようがないでしょう。「お金をかけない北海道へのアクセスは急行はまなすが最高!、その中でもカーペットカーは指定席料金で横になれて毛布まで付いている。日程が決ったら急いで指定券をゲットせよ!」、おそらくこんな風に書かれているのではないでしょうか。そういえば昨夜函館駅では指定席のドリームカーにも外国人が何組も乗車しているのを見ました。

せっかくの外国人による日本の鉄道旅行、JAPAN RAIL PASSを使って昼間走る特急列車に乗ればいいのにと思うのですが、彼らは1が月以上にも及ぶ長期旅行なのでしょうか。私としては現時点で世界最長の青函トンネルを座ってじっくり体験し、函館では途中下車して夜景やイカそうめんでも味わってもらい、それから昼間の特急列車で札幌方面へ向かう行程にして、大沼小沼や雄大な駒ケ岳を見て本州とは明らかに違う風景に北海道に来た事を実感してもらいたい。この区間を夜行列車で素通りしてしまうのは、とても勿体ない事だと思うのです。

C6202503dsc.jpg C6202509dsc.jpg
駅では少し写真を撮って改札を出ます。20年以上前の地上駅時代の札幌駅には、釧路・網走・稚内からも到着する夜行列車にあわせて、早朝からモーニングサービスを出してくれる喫茶店がありました。ゆで卵トーストセット、サンドイッチセット、朝がゆセットの3種類で値段はすべて300円だったと記憶しています(今日はどれ食べようかなぁ~と度々考えていたのです)。現在、駅で一番早く開く飲食店はミスタードーナツさんみたいでここで朝食。札幌の地下鉄もほとんどが未乗なのですが、乗りつぶしはまた今度にする事にして、とりあえず何処かでシャワーでも浴びようと街に出る事にします。小雨が降る中、駅を出るとすぐにシャワーのあるネットカフェを見つける事が出来ました。

(乗車は2013年6月)

前の記事:函館市電本線(函館駅前~函館どつく前)乗車記 
次の記事:札幌駅で撮影~新千歳空港から福岡へ 

函館市電本線(函館駅前~函館どつく前)乗車記

お金はなくとも時間はたっぷりあった私の20歳ぐらいの頃、青函トンネルが開通する前の年の夏と、開通した年の夏、2夏連続で北海道周遊券を使って10日間ほどの旅行をし、函館では市電に乗って競馬を見に行き、その帰りに市営谷地頭温泉に行っています。

その頃は乗りつぶしなんて全く考えていませんでしたので、現在、本線の十字街~函館どつく前(1.5km)、湯の川線の競馬場前~湯の川(1.3km)、どちらも歩いて10数分の両端の区間が未乗で残っています。今回は前者の函館どつく前への路線をやっつけます。

C6192437dsc.jpg
人通りもほとんどない函館駅前を歩き市電乗り場へ、まずは反対方向へ向かう湯の川行きが来ました。遅い時間ですのでこれに乗ってしまうと本日中に函館駅前に市電では戻ってこれません。

C6192445dsc.jpg
しばらくしてやって来た函館どつく前行きに乗車、既に車の通りも少なくなった路面をゴトゴト走りだし、十字街から未乗区間に入り約10分で終点函館どつく前に到着。この駅、表記は「どつく」ですが読みは「どっく」でいいみたいで、表記と読みが違う面白い駅の一つかもしれません。乗車したのは真っ赤な清涼飲料のラッピング車、福井にもいましたね。車番は2002。

C6192444dsc.jpg C6192446dsc.jpg
線路の途切れる終着駅の情景を写真に収めまして、この電車は見送って次の電車に乗る事にします。次は最終電車なのですが、路面電車らしくなく40分も間隔が開きます。その間に銭湯に入ろうと思っているのです。昨晩は夜行列車、今夜も夜行列車で明日は飛行機に乗ると言うのに40過ぎのおじさんが2日も風呂に入らないのは不味いでしょう。

C6192449eee.gif
この界隈は銭湯の密集地帯のようで「函館 銭湯」でグーグル検索しますと3件もヒットします。それがこの上の地図。一番近いBに目星を付けて、適当に歩けばすぐに見つかるだろうと、暗くて人通りもほとんど無い住宅街の中に入って行きます。ところがなかなか見つかりません。同じところを何度も周り時間だけが過ぎて行きます。確か函館の銭湯は10時30分まで、番台にお金を置いたら、すぐに入れるように、リュックサックの一番上にタオルと石鹸を準備しておいたのに。服脱ぐの1分、体と頭洗うの5分、浴槽5分、ゆっくりくつろいで牛乳飲むの10分と頭の中に描いていた、行動スケジュールもガラガラと崩れて行きます。なんなんだ一体、それらしき煙突も見当たらないので、これは青梅線に突如出現したパチンコガンダム駅みたいなものなのか。そして散々歩き回ってやっと見つけたのが大町停留所よりの1軒、しかし電気も消されていて既に営業終了。

これですっきりと諦めがつきました。のんびりと函館どつくの停留所に戻ります。海の方へ少し足を延ばすと、レトロな倉庫があり港町らしい雰囲気に。見上げれば函館山の上には月が出ており、夜風が爽やかで気持ちがいいではないですか。明日、梅雨前線停滞中で台風まで接近中の九州へ向うのが馬鹿らしくなってきます。

C6192450dsc.jpg

C6192453dsc.jpg
付近には誰もいない停留所なのですが、電車が来る頃にぽつりぽつりと7,8人が集まって来ます。

C6192454dsc.jpg C6192455dsc.jpg
22:30発の最終電車はまた赤いのですが、今度は証券会社ので車番は3001。十字街では来る時には気付かなかった昔の信号塔を見て、10分で函館駅前に到着。車内には外国人観光客のために英語・中国語・韓国語の表記があったような無かったような、この辺はうろ覚えです。

JR駅と反対方向に少し進んだ所にあった居酒屋で遅い夕食。相席のテーブル席で新鮮なカワハギの刺身なんかをつまみにビールを飲みながら、これで函館市電の未乗区間は湯の川線の競馬場前・湯の川間の1.3kmのみ、新幹線が開通したら来る事にしようか・・・その時は湯の川温泉に泊まってみようか・・・数年後のスケジュールを思い描きながら、フッフッフと(もちろん心の中で)その時はほくそ笑んでいたのですが、この記事を書くために函館市電について調べてみると、前回乗車した時は全然覚えてないのですが他にも路線があり、競馬場に行った時は廃止になった路線に乗車したのかもしれない可能性がある事を知りました。谷地頭温泉の後も市内を歩いた気もするので、十字街・宝来町間も乗ったかどうか怪しい、今度来た時は谷地頭から湯の川まで全線乗らないとすっきりしなくなってしまいました。ちなみに今、当時の函館市電の路線図・系統図を探しているのですがなかなか見つからないのです。

また、函館どつく周辺の銭湯も、後日ストリートビューを見ますと、ちゃんと存在しておりまして、見覚えのある建物が写っております。私の想像していた銭湯とは全く違って普通の住宅と同じような建物でして、すでに営業終了で電気も消えて気付かずに通り過ぎてしまったようです。何回も。

(訪問は2013年6月)

前の記事:江差線乗車記 
次の記事:急行はまなす・カーペットカー乗車記 
プロフィール

QJ7000

Author:QJ7000
おじさん鉄道ファンの日本の鉄道乗車記録。2012年、ふと日本の鉄道全線に乗ってみたいと思うようになり、乗りつぶしをスタート。現在の未乗区間は約2,850kmで、今の生活パターンだとすべて乗りつぶすにはあと10年ぐらいかかりそうです。路線や車両に愛情を込めながら、少しずつ記録に残しておこうと思います。古い記事をご覧になりたい方は下のカテゴリーの「年別目次」からどうぞ。

検索フォーム
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
(古い記事順に表示されます)
最新コメント
FC2カウンター
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

タグ

新幹線 JR東日本 東武鉄道 愛知環状鉄道 新交通システム バスの旅 弘南鉄道 北陸鉄道 南海電鉄 ケーブルカー 駅そば JR西日本 JR九州 観光列車 船旅 鹿児島市電 路面電車 パノラマグリーン車 非冷房車 地下鉄路線 JR北海道 真岡鐵道 蒸気機関車 名鉄 東海交通事業 上田電鉄 アルピコ交通 長崎電気軌道 島原鉄道 三井化学専用線 専用鉄道訪問 松浦鉄道 国鉄時代 貨物線・短絡線・渡り線 西日本鉄道 筑豊電気鉄道 平成筑豊鉄道 喫煙車 野岩鉄道 会津鉄道 JR四国 阿佐海岸鉄道 土佐くろしお鉄道 伊予鉄道 温泉 琴電 吊り掛け電車 猫登場 阿武隈急行 福島交通 山形鉄道 モノレール 新京成 京成電鉄 流鉄 夜行列車 JR東海 近鉄 伊勢鉄道 江ノ電 ブルートレイン 北越急行 伊豆箱根鉄道 岳南電車 芝山鉄道 上信電鉄 近江鉄道 阪神電鉄 阪急電鉄 神戸電鉄 北条鉄道 山陽電鉄 水島臨海鉄道 西武鉄道 北近畿タンゴ鉄道 のと鉄道 くま川鉄道 南阿蘇鉄道 熊本電鉄 京王電鉄 京浜急行 台湾の鉄道 東急電鉄 小田急電鉄 鹿島臨海鉄道 ひたちなか海浜鉄道 福井鉄道 えちぜん鉄道 遠州鉄道 

QRコード
QR