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室蘭本線・岩見沢~沼ノ端・非冷房DC乗車記2(追分から)

室蘭本線、岩見沢から沼ノ端までの乗車記の後半です。

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追分では13:38着13:40発で2分の停車。隣のホームにもキハ150 100番代がいまして、ここで接続する新夕張発千歳行になります。今度またチャンスがあれば、信号場にスノーシェルターなんかもある、こっちの単線ですが新しい幹線を爆走する非冷房キハにも乗車してみたいです。

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それでは出発、広い構内を進みます。石炭輸送の全盛期は、すごかったんだろうなぁ。

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ここにもこんな3線区間があったのか。いいぞこれ。一直線の架線のない3線区間の真ん中を走るなんて、自分が偉くなったみたいだなぁ。今日はキハ150に出会えてよかった。

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思った以上に長い3線区間が終わり、やっと石勝線が左におもむろに別れます。

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石勝線がオーバークロスします。やっぱりこっちも一度非冷房キハで乗車してみたい。その後もひたすら直線です。

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安平駅に到着。一人の若い男性が乗車します。

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運転室横には「糸井~追分」というマニア受けしそうなサボが置かれています。糸井は苫小牧から函館側に二つ目の駅。ちなみにここには追分までは「新夕張~千歳」のサボが置かれていました。

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さて、そろそろなんだけどなぁ、前方を注視していますと、来たっ!

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それは一瞬。複線ながら、運転本数が少ないため滅多にない室蘭本線沼ノ端以北のすれ違いです。今度はキハ40で来ました。私がやろうと思ってた、窓を全開にしている人はいません。

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そろそろ太平洋側に出るのでカーブ、解りやすい線路です。

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早来駅に到着。ここでも一人乗車。マイナーな駅ですが、競馬好きならみんな知っている地名であります。私もオグリキャップの時代に夢中になりました。

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線路前方にクレーンがあるのが見え、なんなんだろうと思っていると、突然右にカーブ。左手には使用されていない線路、なんだこれは?

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なんと新しい橋に架け替えたんだ。左横ではクレーンが古い橋の撤去工事をしています。

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そして左にスライドして、元の線路に戻ります。単線化して橋1本でも良さそうですが、ちゃんと複線で架け替えたんだ。きっとこっちの方がメリットがあるのでしょう。

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遠浅駅です。駅名から、昔は海が近くにあったのか、それともアイヌ語を漢字にしたらこうなってしまったのか。そしてここでもおっさんが一人乗車。この前の列車は3時間44分前、次の列車は2時間20分後。みなさん上手に使いこなしているんだなぁ。

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次はいよいよ沼ノ端です。

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まずはひたすら直線。

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千歳線函館方面の築堤が見えてきました。築堤は長い年月で木が生い茂り、山みたいになっちゃってます。

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その山のV字谷を突き抜け、しばらくして千歳線札幌方面が右から来て3線区間となります。

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かっ飛ばします。速度は95km/h。いいなぁ、たまりません。

このダイナミックな分岐と3線区間は、私が一番好きな日本の路線の分岐箇所、いや、一番好きな車窓と言ってもいいかもしれません。函館から札幌方面にも向かうと、渡島半島をクネクネ走り、噴火湾をグルリと周り、さぁ!いよいよ北の大地の中心に向かって突き進んで行くぞという、気分が盛り上がる北海道の鉄道ならではの光景なのです。

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向こうから貨物列車が来るぞ。いい写真が撮れそうだ。と思ったものの、ちょうど間に草木が生えているところですれ違ってしまいました。

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湿地帯を渡る鉄橋は、千歳線とは別れて架けられています。

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また3線になって、

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やっと左から千歳線函館方面が再度姿を現しました。

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14:06沼ノ端に着きます。

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ここで下車。思い描いていた乗り鉄にはなりませんでしたが、それ以上に楽しませてもらったぞ、キハ150 100番代。

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連絡通路から乗った列車を見送ります。終点苫小牧まで乗車して、室蘭本線の線路が千歳線側の線路に吸収されるところまで乗車したいですが、空港には余裕を持って着いておきたいところ。

ここからはICカードの使えるエリア。乗換時間は5分しかないのに、駅舎にカードリーダーがあったら大変だなぁと思ってましたが、跨線橋の各ホームへの降り口にあって助かります。

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来たのは733系、南千歳まで乗車します。座席が良くて広い窓でかぶりつきも出来る721系に、最近滅多に当たりません。しかしuシートを購入した時に限って来るのがすごく腹が立ちます。

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小さい窓からもう一度3線区間をかぶりつき。この場所には思い入れもあって、相当昔の話ですが、この分岐する箇所の、右に見える通信電話のある場所に、北斗星やトワイライトエクスプレスの撮影に来たことがあります。この頃は、この場所で撮られた写真はよく雑誌で目にし、それなりの人気撮影地だった認識でしたが、今考えてみれば、線路を横断しなければたどり着けないし、線路の右手一帯は木が生えてますが湿地帯で、線路から離れたら落っこってしまう危険な場所。今こんな所で三脚でも立てようものなら、撮り鉄のバカがと叩かれること間違いなしです。一度だけ下り室蘭本線キハ40運転手さんが、警笛を何度も鳴らして減速し、怒られるかと真っ青になって撮影を止めたのですが、振り返ると私の後ろ100mぐらいの所で、10頭以上の鹿の群れが、のんびり線路を横断していたのでした。

(乗車は2019年7月)

前の記事:室蘭本線・岩見沢~沼ノ端・非冷房DC乗車記1(追分まで)
関連タグ:JR北海道非冷房車

しばらく更新お休みします。
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室蘭本線・岩見沢~沼ノ端・非冷房DC乗車記1(追分まで)

札幌での用がお昼前に無事に終わり、16時新千歳空港発の飛行機に乗るまで自由時間です。当初はまだ一度も乗ったことがない札幌市電をゆっくり乗りつぶししようかと考えましたが、せっかくの夏の北海道です。非冷房のキハ40普通列車に乗って来ようと思います。

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札幌駅ホームで天ぷらそばを食べ、12:00発のライラック自由席で岩見沢へ。旭川までしか行かない特急は、ビジネス客が多いイメージでしたが、車内はスーツケースを持った外国人旅行者でいっぱいです。

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岩見沢駅もずいぶんきれいになっちゃったんだなぁ。これから乗るのは室蘭本線の岩見沢から沼ノ端まで。この区間は1987年か1988年に一度乗車したことがあります。その時は確か網走から乗った急行大雪を早朝ここで降り、駅のKioskで買ったカップラーメンを食べた気がします。北海道のKioskは、お湯を入れてくれるのが、当時はとてもありがたかった。

切符は、沼ノ端、南千歳経由で新千歳空港まで通しで買うこともできるのですが、窓口は混んでますし面倒くさいので、券売機で沼ノ端までのヒラヒラの切符を久々に買います。無くさないように財布にしまっておこう。

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昔と変わっていないんだろう1番線で列車の入線を待ちます。ゲゲッ!キハ40じゃないのかよ!?キハ150だぞ。

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こんなのが来るとは想定外でした。ボックスシートの窓際に座り、空いてたら前の座席に靴を脱いで足を投げ出し、窓は全開、爽やかな夏の北海道の鉄道旅行を久々に満喫しようと思っていたのに・・・、でもよく見ればこれも非冷房車みたいだぞ。

キハ150といえば富良野線や函館山線で走ってるJR化後に誕生した窓の開かない冷房付のやつですが、100番代という窓の上部が内側に倒れる非冷房タイプのもあって、この辺を縄張りにしているようです。これの存在は知らなかった。

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JR化後に誕生した車両のいいところは、かぶりつきが出来るところ。オタオタしているうちにボックスシートもすべて埋まってしまったことですし、ここで沼ノ端まで乗り通してみよう。この路線は1892年開業という古い歴史を持ち、石炭輸送時代は大幹線でしたので非電化ながら半分以上の区間が複線。かぶりつきをする価値が大いにあるのです。キハ40ではかぶりつきが出来ません。乗客は高校生とお年寄りだけでなく、青春18きっぷシーズンだからか、大きなリュックを持った、私のような乗り鉄の人も2,3人います。でもみんなおっさん。若いのはいません。

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12:52、それでは苫小牧に向けて出発です。

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連続する渡り線、左から二番目の線まで進みます。こういうシーンは何歳になっても、ワクワクしちゃいます。

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左に別れる草の生した廃線は、1994年まで使用されていた室蘭本線の旧旅客線と呼ばれていた線路。前に乗った時はここを通ったはずです。

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進むのは左手に広がる今は原野となった岩見沢機関区や操車場跡地が終わってから左に分岐する、かつての貨物線で、休止中だったものの、旧旅客線の国道との平面交差を解消するために1994年に復活させた線路になります。未乗車区間に計上してませんでしたが、ここは初めて乗車する区間になります。

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一直線を思いっきり飛ばして走ります。爽快だなぁ。ちなみに風は全開の乗務員扉の窓からではなく、後ろの客室から吹いてきます。

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右手函館本線の上下線が微妙に分かれて高低差が出来てますので、昔は立体交差があったのかも。

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築堤を駆け上がり左にカーブ、やっと函館本線と別れます、国道もまたぎます。

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その後は見事な直線です。これぞ北海道。

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駅間距離7.1kmを走り抜けてやっと減速。この写真では解り難いですが、左から廃線となった旧旅客線ルートと合流します。そしてこの辺りで肥溜めの香りがしてきました。昔は東京都の八高線もこんな感じでしたが、これも今じゃなかなか体験できない贅沢なものになります。

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懐かしい香りいっぱいの志文に到着します。待避線が長いです。単行のディーゼルカーが往き来するローカル線で、よくある光景ですが、ここはまだコンテナ貨物列車が深夜に走りますので、今も必要とされる有効長であるのが他とは違います。

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志文を出発、左手あたりから万字線が分岐していたはずです。

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また一直線です。

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遠くに見えていた跨線橋がだんだん近づいてきて栗沢に到着。駅は棒線化されてしまいました。この跨線橋を渡る人は1日何人いるんだろう。ここからは栗沢、栗丘、栗山を栗の付く駅が続きます。名前の由来は、栗の木のある沢、栗の木のある丘、栗の木のある山、でいいのでしょうか。

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草に埋もれた側線が突然現れて栗丘に着きます。こっちの跨線橋は閉鎖されています。

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ここからは線路に注目でして、次の栗山までは、1969年に複線化されたものの、1990年に下り線栗山トンネルの明かり区間が崩落してしまったので、そのまま下り線は廃止、単線化された区間になります。ですのでずっと半分草に埋もれた旧下り線が見えます。

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ところが油断していたら、トンネルが見えてきたところで、下り線を突然見失ってしまいました。ということはこの辺は上下線が別れていたのか。前に乗車したのも上り線ですので、ここの下り線トンネルは乗ることも見ることも出来なかった事になってしまいました。

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トンネルを出れば単線の直線。

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栗山に着きます。夕張鉄道と交差していた駅ですが、構内が広い以外に、その痕跡を見つけることはできませんでした。ここで多くの高校生が降ります。ボックス席があいたかもしれませんが、ここにいた方が楽しいです。

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乗客は少なくなってしまいましたが、ここからは現役の複線区間です。非電化複線区間というのは私は大好き。架線がなくて空がすっきり・・・というよりも、ズバリ!外国の鉄道みたいじゃないですか。

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上下線が少し離れて夕張川を渡ります。上りと下りで橋が違います。

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そしてこの上り線側のトラス橋は、相当歴史がありそうです。天浜線みたいに車内放送で案内してくれたらなぁ。

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由仁駅に到着、ここでも高校生が多く降ります。

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ここからはまた単線区間です。平坦な直線区間でして、前方に木々がちょっと見えますが、北海道に行って地平線を見てきたと言っちゃってもよさそうです。

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突き抜ける感じの長い交換駅は古山駅。大きなリュックを担いだ女性が乗車します。どんな旅行してるんだろう。北海道だよな。

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次も単線区間で三川駅に到着。中線に蒸気機関車の牽引する石炭輸送列車が退避する姿が蘇ってくるようです。

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また複線、気持ちのいい一直線を飛ばします。

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速度計を見たら90km/hだ。

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右から石勝線が近づいて来ます。こっちは複線、向こうは低い位置の単線ですので、ヘロヘロのローカル線に見えなくもないのですが、今は向こうの方が幹線です。

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広い構内の追分駅に入ります。降りたこと無いですが、私の好きな駅の一つ。

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岩見沢側に、線路がさび付いて使用されていない切欠きホームがあります。追分始発の岩見沢と新夕張行きは早朝に1本ずつあるだけですので、そんな僅かな列車のために作ったのかと、疑問に思っていたのですが、気になって石勝線開業後すぐの1982年の時刻表を引っ張り出して見ますと、その頃は追分始発の夕張行き普通列車が多数運転されていたのでした。

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13:38、追分に到着します。

(乗車は2019年7月)

次の記事:室蘭本線・岩見沢~沼ノ端・非冷房DC乗車記2(追分から)
関連タグ:JR北海道非冷房車

札幌市営地下鉄東豊線乗車記

今年の夏も用があって札幌に来ることができました。食事会の後、夜の10時ですが一人こっそりホテルを抜け出し、札幌市営地下鉄東豊線の乗りつぶしに出かけます。日が暮れた後の乗りつぶしは、景色が見えないので、今はやらないのが私の方針なのですが、この路線は全区間地下を走るので問題ありません。

この東豊線は、ゴムタイヤ方式の札幌市営地下鉄3路線において、1971年開業の長男・南北線、1976年開業の次男・東西線に続き、1988年に開業した三男にあたる路線です。南北線の混雑を緩和するために建設され、路線は南北線の東側に寄り添うような位置にあります。輸送量は多くはないようで南北線の6両編成に対し、こちらは4両編成で運転されています。

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煌びやかな夜の街を抜けて東豊線の豊水すすきの駅に着きます。南北線のすすきの駅に比べて、ずいぶん寂しい所にあるんだなぁ。中の地下道も人が少ないです。

ホームに降りるとすぐに22:13発の北に向かう栄町行き電車が入線して来ました。それに乗車します。ゴムタイヤ地下鉄ならではの加速ですが、猪突猛進といった感じの南北線と比べて穏やかな走りっぷりです。途中でポイントを通過したみたいで、これが東西線との連絡線なのでしょうか。大通と札幌で帰宅客が大勢乗車し、車内は混雑します。環状通東から各駅でどんどん乗客が減り、新道東でガラガラに。あと一駅か、終着駅栄町の手前では、ゴムタイヤ地下鉄ならではの、編成をグニャリと曲げて通過するシーサースクロッシングを期待していたのですが、曲がらずにホームに進入します。

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栄町に到着。

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すぐに回送されます。前方の引き上げ線で折り返しをすることで、南北線の両端駅にあるような、危険なシーサースクロッシングの通過を避けているのでしょうか。

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なんか昭和のフォントです。

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改札を出て一回外に出てみます。札幌の地下鉄駅は、どこもコンコースが長いと思います。そこを歩いてみます。

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ずいぶん殺風景な1番出口です。道路も工事してます。この駅地上の中心である交差点も殺風景。次は3番出口から入りますが、やっぱり改札まで歩かされます。でも寒くて雪のある冬は、こっちの方が乗客にとってありがたいのでしょう。

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22:40分の福住行きで南側に向かいます。

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札幌市営地下鉄は全車非冷房、空いているし、せっかくなので、もっと窓を開けちゃおうか。でもこれ以上窓は下がりません。開口する位置も高いので、立っても南北線車両のように直接風を感じることは出来ません。この東豊線は、札幌市営地下鉄(南北線)の、激しすぎる加速、窓が大きく開く、豪快なシーサースクロッシングの通過といった、ヨソ者にとっては、ちょっとデンジャラスですが、とても大きな魅力を、全部無くしてしまった感じの路線であります。

札幌から続く主要駅の3駅で多くの乗車があり(ちなみに豊水すすきのが一番多い)、また少しずつ減ってゆき、そろそろ終点の福住です。車内放送が始まり、揺れるのでご注意下さい、連結部には立たないで下さいの呼びかけ。そして減速して期待通り、編成をねじらせてシーサースクロッシングを通過。楽しいなぁ、やっぱり札幌の地下鉄はこうでなくっちゃ。

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南側の終点福住では、ホームドアがない場所から電車の顔写真が撮れます。9000形という2015年から走ってる、東豊線の2世代目の電車になります。Wikipediaを見てみれば、この車両の加速度は3.5km/h・s。南北線車両は4.0km/h・sだそうで、やっぱり長男南北線は凄いのだ。

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ここでも外に出てみます。ここもコンコースが長いです。自動改札機の数も多いです。朝夕のラッシュ時の混雑はすごいのでしょうか。バスターミナルのある3番出口に行ってみます。コンコースが長いだけでなく、3回もエスカレーターを乗り継がなくてはならず大江戸線みたい。

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こちらも外は殺風景。

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この独特の建物がバスターミナルで、地上の歩道からは直接歩いて行けないみたいです。

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また地下に一回入って、エスカレーターを上がってバスターミナルの中にたどり着きます。シェルターのような密閉された広い空間で、この中に公園にあるような公衆トイレがあるのも面白い。やっぱり札幌は寒い土地なんだなぁ。

(乗車は2019年7月)

関連タグ:札幌市営地下鉄地下鉄路線非冷房車

札幌地下鉄南北線乗車記

札幌の朝8時過ぎ、すすきのから地下鉄南北線に乗車します。東京程ではありませんが朝のラッシュ時間ですので車内は混んでいます。札幌市営地下鉄は南北線の札幌とすすきの間のみ乗車済。学生の頃(30年ぐらい前です)に、昔の薄緑色の電車にも乗ってます。その時はゴムタイヤが焼ける臭いがしたような気もするのですが、私が勝手に作り上げた記憶かも。

札幌でほとんどの乗客が降りて座ります。軽くなったかのように一気に加速、速い速い、さすがはゴムタイヤ車。非冷房車ですので、10センチぐらい開いた窓から爽やかな風が入ってきて、その窓の外からは絶好調といった感じの甲高いモーターの音も聞こえます。疾走感があって、これは楽しい電車だぞ。北京の地下鉄2号線もこんな感じだったなぁ。

駅に停車してまた思いっきり加速、そしてこの路線のこの区間は碁盤の目の町の道路の下に敷かれていますので直線しかない。実に単純明快な走りです。いっそのこと曲線区間は作らず、直線しか走れない構造の車両にして、その分別のメリット(例えば超幅広車体)を持つ鉄道車両というのが誕生するのも面白かったかもしれません。世界で一つ、終着駅で巨大トラバーサーが稼働するのが観光客に大人気とか。

札幌から4つ目の北34条で下車します。ちょっとここで用があります。

***

無事に用も終わって再び北34条駅。せっかくここまで来たのですし、帰りの飛行機までまだ時間もありますので、南北線には全線乗ってみようと思います。その前にここ北34条駅上にあるバスターミナルも入っている駅ビルが、昭和の造りのまま全く改修されなかった様子で、ボロいと言ってしまえばそれまでですが、ちょっと懐かしさも感じる空間。ゆっくり見ている時間は無く、ホームヘ降りて麻生行電車に乗車。お昼過ぎなのにまだ混んでいて、ロングシートのどこにも誰か座っている状態。立って窓から入ってくる風を受けてみたいなと思っていたのですが出来ず。麻生到着前にポイントで転線するのですが、その前に「揺れますよ」と車内放送で注意がされ、本当に揺れる。

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人が降りたところで車内を撮影。昔の千代田線6000系みたいです。

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魅惑の窓開け。下げてみるとこんなに開くんだ。ちなみに私が麻生を「あさぶ」と読むのを知ったのはこの日。

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改札を出て、長く続く地下道を北へ歩いてみます。地上へ出て見えるJR札沼線の駅。

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ここにも北34条駅のビルのような昭和なスペースはあるかなと歩いてみますが特になし、戻ることにします。

空いてますので窓を目一杯下げて、そこに座って出発。渡り線を過ぎて勢いよく加速、すると窓からの風は強すぎ、なんだか外へ吸い込まれそう。開けるのは、他の窓に習って10センチ程度にしておきます。

徐々に乗客が増えていってすすきの、さてここから南側の未乗車区間。そしてすすきのから4つ目の平岸駅から窓外に注目。勾配を上がると、出た出た、地上区間、高架上のスノーシェルター内を走ります。シェルター内を走るのもスピード感があって面白い。地上に出ればカーブも多く、直線しか走れない鉄道というのは、やはり無理があるか。そしてなんとなく、昔乗った事があるような気もしてきたなぁ。

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南の終点真駒内に到着です。東側は森があるみたいです。

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広い道路の駅前と、バスターミナルのバス発着場所の多さに驚きです。

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そしてずらりと並ぶ自動改札機、朝夕のラッシュ時は首都圏並みに混雑するのでしょうか。あんまり想像できません。

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札幌に戻ります。窓から爽やかな風、窓を開ける寸法は10センチぐらいが丁度良くて、どの窓もその寸法です。

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車両基地へと繋がる線と合流。南平岸を出て高架から地下へと下ります。地上1階部分は、車内から住戸内が見えないように、シェルターの窓は曇りガラスになっていて気が利いています。

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札幌に到着し、地下街でラーメンを食べ、新千歳空港へ向かいます。左は乗車します721系快速エアポート、右は283系スーパーおおぞら。貫通ホロが付く283系は格好いいなぁ。

(乗車は2018年7月)

前の記事:札幌のキハ143系普通列車
関連タグ:札幌市営地下鉄地下鉄路線非冷房車

札幌のキハ143系普通列車

用があって札幌に来ました。時間は夜の10時近くなのですがホテルを出てJR札幌駅へ向い、ちょっと列車に乗ってみます。

まずは22:08発の721系千歳行きに乗車しまして、22:29に北広島で下車。急いで改札を一回出てまた入り、乗車する列車を反対ホームで待ちます。

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22:33、お目当ての列車が軽やかなジョイント音を立ててやって来ました。キハ143系2連の室蘭から札幌までを3時間かけて走り抜ける2843D列車です。昔はあれだけ多彩なキハが入り乱れていた札幌も、気動車で運行される普通列車(キハ201系のは除く)というのはいつの間にか激減していまして、現在は早朝の札幌発で2本(旭川行と東室蘭行)、深夜の札幌着でこの室蘭発1本しか存在しておらず、まるで上越新幹線開業前の上野を発着する客車普通列車状態なのであります。ちなみに私は、オハフ51改造のキハ141系グループには初めての乗車となります。

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この列車はここで10分停車、まずは快速エアポートを先に通し、

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スーパーおおぞら12号にも抜かれます。

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車内へ入れば、デッキの仕切りが無くなり、片側のクロスシートが一人掛けになってしまいましたが、やはりオハ51系、というか二重の小さい窓の国鉄時代の北海道の車両です。札幌へ急ぐ客は快速エアポートに移り、1両に2,3人しか乗ってないと思っていましたが、ボックスシートの半分に誰か座っているぐらいで、以外にも混んでいます。

22:43に出発します。次の駅までは長い距離、グングン加速します。エンジンの音は力強く、加速が終われば思った以上に滑らかに走ります。残念ながら窓ガラスは汚れていまして(しかも2重)外はよく見えず、冷房車なのでもちろん窓は開けられない。この列車に乗れば昔ながらの夜汽車の雰囲気を味わえるかと期待していたのですが、全然ダメでした。それっぽく感じられたのは、すれ違う時に窓ガラスが一斉にバタバタッっと音を立てるぐらい。非冷房時代のキハ141の方に乗っておくべきでした。

新札幌からは何故かノロノロ運転。平和付近では、左側をフルスピードで走るキハ183系に一気に追い越されます。

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札幌に到着。隣には先ほどのと思われるキハ183系、遅れた特急オホーツクかと思いましたが、グリーン車がないモノクラス4両編成。ヘッドマークは「特急」だけのシンプルな表示。なんなんだろうこの列車。

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キハ183系が引き上げたところで、反対ホームからキハ143を撮影。なんとボルスタレス台車を履いた車両だったんですね。この時間帯見る事が出来たDD51の牽く客車急行列車も今は無し。歩いて宿泊先に帰ります。

(乗車は2018年7月)

次の記事:札幌地下鉄南北線乗車記
関連タグ:JR北海道
プロフィール

QJ7000

Author:QJ7000
おじさん鉄道ファンの日本の鉄道乗車記録。2012年、ふと日本の鉄道全線に乗ってみたいと思うようになり、乗りつぶしをスタート。現在の未乗区間は約2,850kmで、今の生活パターンだとすべて乗りつぶすにはあと10年ぐらいかかりそうです。路線や車両に愛情を込めながら、少しずつ記録に残しておこうと思います。古い記事をご覧になりたい方は下のカテゴリーの「年別目次」からどうぞ。

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