札幌駅で撮影~新千歳空港から福岡へ

今回、札幌駅で撮影出来たものを少々

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まずは私の大好きな711系、今も急行型車両の面影を色濃く残す貴重な電車です。2009年に北海道に来た時は、札幌に顔を出す機会は限られていて、運用をしっかり調べた上で夕方に乗車したのですが、今回は早朝だったからか簡単に出会えました。そういえば旧塗装に復刻した車両も最近登場したんだっけ・・・

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と思ってたらひょっこり顔を出してくれましたよ。何たる幸運。

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ぶれてしまいましたが3両記録。左からクハ711-114、モハ711-114、クハ711-214。

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あれ?キハ141。札沼線電化でもう見れないかと思ったのですがまだいたんです。東室蘭行きで、この地区を走っていた711系が札沼線に来た代わりに移って行ったみたいです。仲間の一部はミャンマーで活躍をしているみたいですね。

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そしてディーゼル特急。

度重なる車両トラブルによる夏休み期間中の特急列車の運休。もう残念としか言いようがありません。私にとって思い入れも深くとても大好きなJR北海道さんに道内を走る気動車特急たち、早く原因が究明されて元通りになる事を願っています。

(不謹慎かもしれませんが・・・)運休のニュースが出た時、昼間休んでいるはまなすの車両を札幌~函館~札幌と臨時客車急行として運転したら、鉄道ファン大喜びだろうな~と思っていたのですが、リゾート特急の車両がピンチヒッターとして登場するみたいですね。

***

さて、北海道ともお別れです。ホームで天玉そばを食べて札幌9:55発、721系の快速エアポートに乗り新千歳空港へと向かいます。発車間際に隣のホームにトワイライトエクスプレスが入線、1本遅らせれば良かったな。

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次は新千歳空港11:20発の福岡行きに搭乗します。特典航空券というやつでネットで予約したのですが、座席指定をするページでは、この便既にほぼ満席でして僅か2席しか残っておらず(そのため座席指定は省略)、一体どんな客層が乗っているんだろう、ひょっとしたら福岡や佐賀を起点に北海道に来て東京を素通りして帰る中国からの団体観光客で一杯なのだろうかと思っていたのですが、自動チェックイン機で座席を見るとキャンセルになってしまったのかガラガラ。後方窓側の席に座る事が出来ました。札幌から福岡までの乗客は至って普通の日本人だけでした。

関係ない話ですが中国の方にとって北海道は大人気のようで(それと沖縄も)、私の知っている中国の方みなさん北海道に憧れる、行ってみたいと口をそろえて仰って頂いています。そんなわけでこの地を表す「北の大地」という代表的なキャッチコピー、30年以上前から使われていると思うのですが(日本の鉄道ファンもみなさんこの言葉が大好きなようでよく使っているのを見ます。JR北海道の社歌もこの題名なんだとか)、もっと大きい大地から来るお客さんを意識して、そろそろ新しいのを作ってもいいんじゃないかなとも思うのです。大自然の雄大な景色、温泉、世界屈指とも言われる雪質のスキー場、そして盛り沢山の美味しいもの、そういったものがギュウギュウに詰まった宝のような島・・・なんかいいのないかな。ただの私の戯言ですので気にしないように。

離陸して空弁(釧路の豚丼)を開きますと、雲が切れて北の大地の隅っこが見えて来ました。

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おっ!室蘭です。地球岬もしっかり見えます。弁当なんか食べている場合ではありません。

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続いて駒ケ岳、いつも列車からこれを見ると北海道に来たなと実感するものが帰りに見れました。北の大地の地形はとても解り易くていいですね。さぁ次は見れるか見れないか!

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函館キタ!駅もしっかり見えます。空からこれ程簡単に見つけられる駅は、他にはなかなか無いでしょう。

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これは松前半島全景、昨日ここを右下から左上に抜けたのです。

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さぁこのルートだと青函トンネル記念館も見えるかも・・・
しかし津軽海峡を越えると厚い雲が続くだけ、北海道には梅雨が無いのをこの目でしっかりと確認する事が出来ました。弁当を食べて寝る事にします。

(訪問は2013年6月)

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急行はまなす・カーペットカー乗車記

函館駅から次に乗車するのは日付も変わり1:23発の急行はまなす札幌行き。1時間以上も静かな駅周辺をぶらぶら歩いたりコンビニを覗いたりして過ごし、0:50からやっと改札が始まり駅構内へ入る事が出来ます。

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時刻は深夜1時、列車はED79 4に牽引されて青森から到着。好きだったED75の面影を残すこの機関車、海峡号が引退する前にも撮影に来ましたが、その頃はドラえもんペイントのものばっかり。正装に戻った今、あらためて撮影し直したいと思っているのですが、深夜早朝しか見れない機関車になってしまっています。

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すぐに機関車は切り離し。現在、函館駅で機回しが出来るのはここ8番線だけ、いつからなんでしょう。

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札幌方に行って見ると既にDD51が連結されています。いつ見てもカッコいいなぁ。

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牽引するのはDD51 1142。単機なのに重連札がついているのは何故?、私はこれを「重連総括運転していますよ」を表しているものと今までずっと思っていたのですが間違いでして、本当は「重連総括運転できますよ」を表す札。北海道のDD51には昔は「重」の他にも「半」(半重連型=重連総括運転が出来るがブレーキは本務機しかかからない)や「非」(非重連型=重連総括運転できない)の札もあったそうでして(知らなかったなぁ~)、現在は函館にいるものはすべて「重」タイプなので区別する必要は無くなってしまっているようなのですが、国鉄時代の名残がここにも一つあるという事なんでしょう。

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乗車するのはこの車両でカーペットカー、あけぼの号シングルデラックスもそうでしたが、こちらも最後の残り1席が確保できたのです。もちろん乗るのは初めて。

最後の1席でしたので、個室風になる人気の上段ではなく下段、しかも荷物置き場の無い3列単位の区画の真ん中という一番残念な席でしたが、僅か300円の指定席料金で横になって寝れるわけですし、毛布と枕まであるという、あり得ないくらいの大サービスにはありがたいとしか言いようがありません。これを逃してしまったら座席で寝るか、それが嫌なら僅か4時間半の乗車に寝台券を払わなくてはならないのです。

途中駅からの乗車ですので、みなさん既に寝ていらっしゃいます。私もすぐに横になって毛布をかぶって寝る事に。出発しますとほとんど車両の床に寝ている事、また私の席は車両の端に近い事からか、ポイントやジョイント通過時の振動が直に体に伝わってくる感じです。なんとなくカーブで台車が回転しているのも解るような感じもして、なかなか面白いなと思っていたのですが、5分で眠りについてしまったようでその後の記憶は無し。

***

車内放送で目を覚まします。もう札幌到着直前です。みなさんムクムクと起き上ってきます。ここでびっくりしたのは外国人旅行者がとても多いのです。カーペットカーの乗客の3分の1がそうでして、でかい人だなぁと思っていた私の隣もなんと若い白人女性。

これは一体どういう事か、もう間違いなくLonely Planet(=主にバックパッカー向けの英語の旅行ガイドブック)の日本編にこの列車が紹介されているとしか言いようがないでしょう。「お金をかけない北海道へのアクセスは急行はまなすが最高!、その中でもカーペットカーは指定席料金で横になれて毛布まで付いている。日程が決ったら急いで指定券をゲットせよ!」、おそらくこんな風に書かれているのではないでしょうか。そういえば昨夜函館駅では指定席のドリームカーにも外国人が何組も乗車しているのを見ました。

せっかくの外国人による日本の鉄道旅行、JAPAN RAIL PASSを使って昼間走る特急列車に乗ればいいのにと思うのですが、彼らは1が月以上にも及ぶ長期旅行なのでしょうか。私としては現時点で世界最長の青函トンネルを座ってじっくり体験し、函館では途中下車して夜景やイカそうめんでも味わってもらい、それから昼間の特急列車で札幌方面へ向かう行程にして、大沼小沼や雄大な駒ケ岳を見て本州とは明らかに違う風景に北海道に来た事を実感してもらいたい。この区間を夜行列車で素通りしてしまうのは、とても勿体ない事だと思うのです。

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駅では少し写真を撮って改札を出ます。20年以上前の地上駅時代の札幌駅には、釧路・網走・稚内からも到着する夜行列車にあわせて、早朝からモーニングサービスを出してくれる喫茶店がありました。ゆで卵トーストセット、サンドイッチセット、朝がゆセットの3種類で値段はすべて300円だったと記憶しています(今日はどれ食べようかなぁ~と度々考えていたのです)。現在、駅で一番早く開く飲食店はミスタードーナツさんみたいでここで朝食。札幌の地下鉄もほとんどが未乗なのですが、乗りつぶしはまた今度にする事にして、とりあえず何処かでシャワーでも浴びようと街に出る事にします。小雨が降る中、駅を出るとすぐにシャワーのあるネットカフェを見つける事が出来ました。

(乗車は2013年6月)

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江差線乗車記

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スーパー白鳥25号は17:13に木古内駅に到着。隣にはコンテナ列車が停車していますが長いのでどっちに機関車が付いているのか解りません。

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お見送りしまして次に乗車するのは江差線17:51発の江差行きです。とりあえず改札外に出てみます。

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警笛音が聞こえ江差方面から単行のキハ40がクネクネと姿を現しました。

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右手は新幹線の駅の工事中。東北新幹線も青函トンネルも開通していない私の小学生時代、時刻表を眺めながら、江差線・松前線というのはメインルートからも外れ、函館を跨いで直通運転される優等列車も無く、孤高の路線といったイメージを抱いておりまして、この木古内駅も寒々しい読み方から遥か遠い場所を思い描いていました。しかしもう少しすると東京駅から乗り換えなしで4時間程度で到着できるようになるとは、日本がますます小さくなってしまっているみたいです。奥に見えるDE10は青函トンネルで立ち往生してしまった列車を引き出すためのものでしょうか。

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この列車は江差線ホームの5番線に停車

駅に立ち食いそば屋さんでもあれば小腹を満たしておこうかと思ったのですが無し、売店でカロリーメイトを買っておいて、早めに構内に入って待つ事にします。窓口で江差までの乗車券を買うと記念乗車券を出してくれました。

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先ほど江差から来たキハ40 831。この列車がまた江差まで再び行くのと思っていましたが違いまして、

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函館方から2連のキハ40がやって来まして、後ろ1両はここ木古内で切り離し、前1両が江差行きになります。

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狭いホームを挟んで3両のキハ40が揃いまして、なんだか濃いぃ空間。

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江差線のサボ、乗車するのはキハ40 1797。

1番線に新青森行きのスーパー白鳥42号が入線します。出発まで時間もあるので撮影しに行ってみますと

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来ましたよ、さっき撮り損ねた785系300番台が!

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正にバッタのような顔のクハ784 303

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こちらも昆虫類のお尻を連想させるモハ785 303

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全く断面が合っていない連結部。海峡線は新しい路線ながらも珍車がよく沸いて出る所のようで、かつてはED76 551という実に魅力的な機関車も走っていました。

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江差行きの車内に戻りまして、キハ40の内部を撮影。

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キハ40の面白い部分でもある2人用座席、こんな当たり前の光景も数年後には貴重なものになってしまうのか。

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国鉄時代から変わらない青いモケットシート、このテカリ具合が懐かしい。

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ED79 50番台の牽引する五稜郭方面行きの貨物列車の通過の後(撮影したかったなぁ)出発します。まずは海峡線(戸籍上は江差線?)の下り線をしばらく逆走いたしまして、

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このポイントで来年廃止になってしまう単線非電化区間へと入って行きます。

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海峡線と分かれ、新幹線の下をくぐり、海峡線と新幹線が一緒になるところが見えます。

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ここからは海に背を向けて松前半島を横切っる形で山地へ分け入ってゆくのですが、夏至近くの18時過ぎ、ようやく陽が傾き初めてきたところで、斜光線が照らす田んぼの風景がなんとも美しい事。ガラス越しの写真でうまく撮れてないのですが、この時見た美しい光景は私の江差線の一番の印象として残るのではないか、いや、車両でも線路でもないのでこうして書いておかないとたぶん忘れてしまう事でしょう。

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それにしてもずいぶん駅間距離が長い、峠越えみたいです。クマザサが生えてますので標高もだいぶ高いのでしょうか。

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やっと駅に到着、神明駅。

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左手に天の川という素晴らしい名前の川を見て峠をクネクネと下ります。この辺には天の川駅という列車の停まらない、駅の形の構造物があるようなのですが、知らなかったので見過ごしてしまいました。

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一つ手前の上ノ国から日本海が見えて来ました。

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終点江差に到着します。

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あれだけ人気のない所を走り続けてきたのに、ここ江差はちょっと大きな町のようで、周辺にはマンションも建ってします。

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駅の待合室も広めです。

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記念になるような入場券でも買っておきたかったのですが営業時間は終わり。

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かつて賑わった頃の名残、臨時改札口もあります。

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折り返し時間は10分しかありませんので、駅を見ただけで車内へ、江差まで乗って来た乗客数は10人ぐらい、ほとんどが私と同じように江差線に乗るだけが目的ですので、みなさんそのまま車内に戻ります。

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運転席のカーブミラーにはこんなものがぶら下がっていました。

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帰りはこの列車でゆっくり2時間以上かけて函館まで、頭端式ホームになった函館駅にはすべて1両のキハ40がずらりと並びます。(写真の右側にも1両かくれていて合計4両)これもなかなか面白い光景。20分後に上り北斗星が来ますので見てみたい気もするのですが、もう1本乗りつぶしをしますので、江差~木古内・五稜郭~函館の運賃を清算して外に出ます。

(乗車は2013年6月)

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竜飛海底駅見学と青函トンネル記念館・竜飛斜坑線乗車記

蟹田駅に到着し次に乗るのは、13:29発の函館行きスーパー白鳥19号です。3分の待ち合わせなのですが、津軽線がちょっと遅れたようで既に隣のホームに入線しており急いで乗り換えです。跨線橋を降りますと目の前には、なんと785系300番台!、こんなところでレアな車両に遭遇です。写真を撮りたい、しかしもう発車なので無理。苦し紛れにこんな写真を撮っておきました。

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左:785系側から789系を撮ったところ、右:789系側から785系を撮ったところ。何が何だかさっぱりわからないですが、自分のための記録写真という事でご了承を。

走っている車内を前へ前へと自由席まで移動します、編成中自由席は僅か2両ですが、6月の平日ですので空いており、進行方向右側の座席をに座ります。青春18きっぷのシーズンには蟹田から木古内までの区間は大混雑するのでしょうか。

しばらく走って新幹線の駅の工事中の津軽今別駅を通過、複数の線路が敷けるように路盤はすでに出来上がっており、なんだか東海道新幹線の新富士駅や三河安城駅みたいな構造の中、通過線部分に屋根の無い細い対向式ホームがちょこんと存在すると言う、面白い光景になっています。(この辺うろ覚えでして、間違っていたらごめんなさい。)この駅で津軽線と乗り換えをするプランを組んでおけば良かったなぁ。

さて、青函トンネルに入りまして、今回の旅行ではそのまま北海道へ抜けず、竜飛海底駅を見学する事にします。このトンネルが開通しまして25年、何度もここを通り抜けて来ましたが海底駅の見学については、どうもあまり興味が沸かないというか、長い見学時間で半日つぶしてしまうより、早く北海道に行きたい、少しでも長く北海道に滞在したいと毎回通り過ぎてしまっていました。

しかし乗りつぶしをすると決めた今、ここには財団法人青函トンネル記念館が運営する「竜飛斜坑線」というかつては工事で使用され、現在の本来の目的はトンネル内で火災が起きた際の避難用というケーブルカー路線がありまして、津軽線と江差線に乗りに行く今回の旅行で立ち寄らないわけにはいきません。

そんな思いでこの見学コースに参加してみたのですが、3時間弱の見学時間もあっという間、見学整理券代の2,040円も全然惜しくない価値のあるもので、鉄道マニアで建設業界に勤める私ですが、知ったつもりでいて知らなかった事、間違った認識だった事がたくさんあり大変勉強になりました。ガイドさんの解説も良かったです。見学内容についてここに書き始めますと長くなってしまうので写真だけ数枚ならべて中略させて頂きます。ちなみにこの日の参加者は私、鉄オタではなさそうな若いお兄さん、老夫婦の計4名、青春18きっぷのシーズンは毎回定員の30名(だったかな?)になるそうです。

この記事を書いて数日後の昨日、新幹線を通す準備のため、JR北海道は海底駅の廃止を検討してるとの報道がされましたので、この駅についての私なりの見どころみたいなものを少し追記しておきます(青字が追記部分です)。

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これが竜飛海底駅で、左が北海道側、右が本州側。
線路を見ればすでに三線軌条になっており、新幹線が通る準備は出来ています。現在上の架線を流れている電圧は20000ボルト、新幹線は25000ボルトですので切替が必要です。新幹線開通後、貨物列車にはEH800という複電圧に対応する新型機関車が登場する予定ですが、在来線夜行列車の牽引機はどうなるのでしょうか、列車自体を廃止してしまう事だけは勘弁してほしいです。

とても気になるというか私が心配しているのがこの細いプラットホーム、新幹線車両はホームを削らないで通過できるのでしょうか。三線軌条でホーム側線路を共用する形ですので、一見大丈夫そうにも見えるのですが、削るとしたら安全に避難出来る通路幅が確保できるのでしょうか。

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下りホームから上りホームを見たところ、避難方向(誘導路)には煙が行かないように下り坂になっているのが見えます。

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作業坑側から誘導路を通して下りホームを見たところ。見える列車は乗って来たスーパー白鳥。

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線路のあるトンネルと平行に走る作業坑トンネル。列車から降りてここに来た場合、右に見える金網の中に荷物を預け、手ぶらになって構内を見学します。

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これは作業坑にありました。記念撮影用ですね。

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作業坑でこの先吉岡海底駅まで続いています。

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2か所ある風門。どちらも地上側から撮った写真。一つ開けて閉めて、また一つ開けて閉めて、これをやって地上へと向かって行きます。

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中に保存されている人車

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この線路はケーブルカーの斜坑線から枝分かれする作業坑への荷物搬入用。


***

さてさてお楽しみのケーブルカーの乗車です。たった4名の乗車で、みなさんケーブルカーにはあまり興味は無いようで、一番前の座席が空いてましたのでここに座らせて頂きました。さぁ出発。

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これはなかなか面白い!ピコピコとサイレンを鳴らしながら一直線の坂を登って行きます。ジョイントの振動も大きく普通のケーブルカーとは全く違った乗り心地。SF映画の地下要塞みたいでして、何分乗車したのか解りませんが(資料によると上り7分、下り9分)この雰囲気に酔いしれているうちに地上の青函トンネル記念館駅に到着です。

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乗車した時は良く解らなかったのですが、乗ったのはこんな車両でもぐら号。避難用として使われる事無く、いつまでも観光客だけを乗せる活躍でいてほしいものです。

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隣にはもっと簡素な車両も、

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このケーブルカー見どころはまだ続きまして、気圧の関係上、風門が閉まってからでないと(写真の地下へ続くトンネルに蓋をしてしまう)外には出られないのです。

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外に出ますと3時間前の三厩駅は雨でしたが、今は晴れてます。爽やかな風が気持ちいい。

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屋外に置かれた工事用車両も、海に近いからかこんなに朽ち果ててしまっています。そして25年なんて歳月もあっという間に過ぎ去ってしまうものなのです。

そういえばあけぼの号車内でめはり寿司を2個食べてから何も食べておらずお腹が空きました。記念館内の食堂で海鮮塩ラーメンを注文。ウニとアワビとワカメがのって磯の香りが食欲をそそります。しかし口を付けるととても塩辛い、これが東北のスタンダードな味なんでしょう。スープを全部飲まなくていいように、ウニを崩さないように最初に食べてしまってからラーメンをすすります。刺身定食にしておけば良かったかな。

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記念館内の詳細も省略しますが、これは新幹線と在来線が一緒に走る模型、それにしても新幹線と貨物列車が高速ですれ違う事が出来ないというのは、計画されたのがかなり昔ですので仕方ないのですが、認めたくないですけどこれはちょっと失敗だったのか。単線トンネル2本のユーロトンネルにちょっと嫉妬してしまいます。しかしどんな工夫がされて、この問題点を克服するのかも楽しみでもあります。

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帰りの時間になりまして、再び海底駅へと戻ります。またまた一番前に座らせて頂きました。まずは風門がゆっくり開くと一直線の深いトンネルが見えて来ます。まるでSF映画、このケーブルカーは私のように下からでなく、ここ青函トンネル記念館から乗車した方がその感動は大きいかと思います。

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またまたサイレンを鳴らしながらひたすら下る下る。

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右へ分岐する線は避難所・作業坑の資材運搬用で、線路のねじれ方がいい感じ。(インディージョンズの世界みたいですね)

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最初に乗車した時は良く解らなかった坑道体験駅。線路はまだまだ最深部の排水基地まで続いているようです。
照明が全く無い数百メートルの深い穴、うまく想像できませんが迷い込んでしまったら無限の宇宙空間にたった一人でいるような恐怖が体験できるかもしれません。

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おまけの写真で、これは鍾乳石の赤ちゃん。

帰りの列車までしばらくベンチに座って待ちます。ここでそろそろ貨物列車が通過するというのでホームに見に行く事に、嬉しい事に写真まで撮らせて頂きました。

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写真は失敗ですが、トンネル内を猛スピードで走り抜ける貨物列車。最後にいいものを見せてもらいました。この時にガイドさんから問題がありまして「通過する機関車には名前が付いています、それは何でしょう?」と、こんなところで40過ぎのおっさんが「はーい金太郎です」と答えるのも場が白けてしまうので黙っているのですが、沈黙が辛い時にはジェームスとかニコラスとか英語名を適当に答えておくのも一案かもしれません。

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スーパー白鳥25号の到着。これに乗って木古内まで行きます。この列車の自由席もガラガラでした。

(訪問は2013年6月)

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QJ7000

Author:QJ7000
おじさま鉄道ファンの日本の鉄道乗車記録。ふと日本の鉄道全線に乗ってみたいと思うようになりました。未乗区間は4,000km以上もあり、今の生活パターンではおそらく不可能な領域なのですが、路線や車両に愛情を込めながら、少しずつ記録に残しておこうと思います。古い記事順にご覧になりたい方は下の「月別アーカイブ」からどうぞ。
(2013年2月より海外編も始めました。)

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