キハ66・67系で長崎本線・諫早~長崎の旧線乗車記

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長崎県のJR路線はキハ66・67系天国。この車両は私の子供の頃の憧れだった車両でして、その頃は普通列車なのに急行列車以上新幹線同等の座席を持ち、冷房はあるわ、側面に電動方向幕はついてるわ、何といっても高出力エンジンを積んだ60番台の形式、しかもめちゃくちゃ格好いい。九州にはなんて凄い気動車が存在するのだと思っていました。当時の活躍の場所であった筑豊地区は電化の影響で追い出されてしまいましたが、この地区では今もまとまった数が健在です。写真は諫早を14:09に出発する長崎発佐世保行普通列車。

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私が乗車するのは佐世保から来る諫早14:14発の普通列車長与経由長崎行き。これもキハ66・67系での運用でして、ホームは人が一杯で入線する時の写真が撮れなかったのですが、降りる人も多かったので無事に海側で進行方向右側窓側の座席を確保できました。乗車したのは後ろのトイレの無いキハ67 9の連結部近く。外装は鮮やかなブルーになってしまいましたが、内装は国鉄時代そのまんまで嬉しくなってしまいます。6分の停車の後に出発です。

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ところが最初に驚きの光景、複線電化路線が右に分岐してゆくではないですか。えーっ!佐世保行きに間違えて乗って、大村線に入ってしまったのか。そんな間違いはしない!長崎行きに乗ったはずです。左側には架線柱らしきものが見えるのですが、自信もなくなってきました。

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あっ!右手に線路が下から出てきました。地図を見れば上下線が別れるところでした。一安心です。

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喜々津で新線と分岐し、その後は穏やかな大村湾沿いを走ります。

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東園を出てからのカーブ。ここは30年前の国鉄最後の日に乗車しました。今もその時と変わらない美しさです。ただその時は普通列車ながら編成が長かったので、カーブで列車が見れたような気がします。

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遠くに見えます長崎空港、数時間後にここから東京に帰りますので、今回の旅行もそろそろ終わりです。

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大草で交換、これもキハ66・67系です。

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大草を出ますと山間部へ入って行きます。右写真の本川内駅は青梅線の単線区間にあるような駅です。

長与からはもう東京郊外の路線と変わらない雰囲気で、乗客はどんどん増えてゆきます。非電化の旧線といっても、もうここはローカル線ではありません。

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右手に昔はブルートレインが昼寝をしていた車両基地が広がり、14:59、長崎に到着です。

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駅に進入しますと、同じホーム左側に一番見たかった国鉄色のキハ66・67が停車しています。しかしこちらのドアが開くと同時に出発。15:00発佐世保行き快速シーサイドライナーでして、こうして見送れて写真が撮れただけでもラッキーか。幌付き側は本当に格好いいなぁ。

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左が乗って来たキハ66・67-9、右は白いかもめ。

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中線のある櫛形ホームは客車列車の走っていた名残。この駅も近い将来に高架化されますので、この光景も記憶と記録に残しておきましょう。

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さぁ、次は長崎電気軌道の乗り潰しです。改札を出ます。駅前では何かのイベントが開催されてまして人が一杯。そしてステージでは音楽活動をやっているのですが、マイクの音が割れてしまって煩いったらありゃしない。ただでさえ暑いのに。

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そんなわけで静かな駅構内へ逆戻り。長崎本線旧線経由の普通列車がすぐあるのでそれに乗り、長崎電気軌道は別の駅から乗り潰しをすることにします。

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長崎駅の少し離れた場所にある0番線と1番線の存在は初めて知りました。昔の立川駅青梅線ホームを思い出します。

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ここから乗車するのは、15:10発の竹松行きというマニアックな行き先の列車。快速シーサイドライナーカラーのキハ200形ですが、座席がロングシートなのにビックリ。調べてみれば、この時1編成だけ存在したロングシート改造車で、現在は2編成に増えてるらしい。

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景色のよい路線にロングシート車が当たるのは残念ですが、かぶりつきが出来るのは嬉しいところ。駅付近の高架化工事の進捗状況も見ることができます。

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15:16、西浦上という駅で下車します。

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サンモール中園という元気なアーケードを抜けると、

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長崎電気軌道の住吉停留場に着きます。ここからこの鉄道の乗り潰しを始めることにします。

(乗車は2017年8月)

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唐津線(山本~久保田)乗車記と鍋島

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伊万里16:23発の唐津行き筑肥線上り列車、肥前久保を過ぎたところで運転席横に立って、唐津線との並走区間をもう一度見てみます。

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唐津線をオーバークロスして、

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複線みたいになって、本牟田部駅をすり抜け、

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場内信号、広い構内

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山本駅に17:03到着、同じホームで待っています17:04発の唐津線佐賀行きに乗り換えます。

***

さて、ここからが表題の唐津線の乗り潰しとなります。とはいっても唐津~西唐津の電化区間は筑肥線103系で唐津~山本の昔は筑肥線との重複区間も筑肥線キハ125で乗車済み、更に山本より南約4kmの筑肥線並走区間も2回筑肥線から見たので、面白い区間は見尽くしてしまった感じがあるのですが、地味な区間もボックスシートからしっかり車窓を見ておこうと思います。

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ちなみにこの列車はキハ47なので前面展望は良くない。

早速発見があって、筑肥線との並走区間が終わり、鉄橋を渡ると、右手に線路跡みたいのが近づいてきます。そしてこの線路との接続直前は保線車両の車庫になっています。なんだ!これは?、もしかして唐津線佐賀側から筑肥線伊万里側への短絡線?そんなのあったっけ?

急いでタブレットでWikipediaの唐津線を開いてみますと、ここは中相知信号場のあったところで、伊万里側へと延びていたのは1978年に廃止された相知炭坑駅へと通じていた貨物線跡だったのでした。この路線図によれば唐津線には3本の支線が昔は存在していて、唐津側から、まずは山本から分岐していた岸嶽支線、この相知炭坑への貨物線、最後に多久から分岐していた柚ノ木原へ通じていた貨物線となります。

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岸嶽支線の存在はすっかり忘れてました(復刻版時刻表にありました)。筑肥線上り列車の山本駅到着寸前のかぶりつき写真を再掲載しますが、この辺は左側に岸嶽支線の線路があって、単線が3本も並ぶ区間だったのです。

次に注目は多久駅手前、右側に柚ノ木原への貨物線跡があるはずですが、よくわからない。駅の周りはきれいに整備され、昔はとても広い貨物ヤードだったのかもしれません。

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多久を出発すると右手がすごい、高い屋根を持つスクラップ置き場が見え、その次に石炭積込み施設(写真)が残っているのが見えます。1968年に閉山した三菱古賀山炭鉱なんだそうで、後で知るのですが、この唐津線も元々は石炭輸送のための鉄道で、港側の唐津側から延伸し、最後に久保田で長崎本線と接続したとのこと。

こんな遺構の残っている駅でしたが、ここからは夕方ラッシュ時は30分間隔での運転区間となり、頻繁にキハ47の対向列車とすれ違います。お客さんも多い。

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長崎本線が近付いてきて久保田に到着。これで唐津線の乗り潰し完了ですが、その後の長崎本線も30年ぶりに乗車する区間。

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時刻表を見ていて気になる(臨)バルーン佐賀駅を通過します。ここは、熱気球と鉄道を絡めた写真作品では、とてつもなく広い空間の中だった気がしますが、実際は普通の河川敷でそんなに広くはありません。写真を撮った人が上手で騙されたとしか言いようがない。

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終点の佐賀まで乗るつもりでしたが、一つ手前の鍋島で下車します。

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いい位置にED76が停まっているのです。いい場所ではないですがEF81 450番台もいます。国鉄交流電気機関車はJR後一気に淘汰された感じですが、こいつは長く活躍しました。EF81も今は下関には顔を出さず、交流区間のみの運用のようですが、どっちが先に引退するのでしょう。

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ここではたった8分の滞在で、次の2両編成の長崎発鳥栖行きという長距離普通列車に乗り換えます。電車は速い、100kmで飛ばします。すぐに地方都市の標準的な2面4線高架駅の佐賀に到着。ここから座って行きます。背ずりが木の座席ですが、座り心地は悪くない。

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18:43、鳥栖に着いてしばらく特急列車の撮影。次から次へと来るので楽しい。今日は鳥栖のビジネスホテルに宿泊です。昨日は中州でしたので、どこで夕食を食べるか店が多すぎてなかなか決められず歩き回ったのですが、今日はホテル横の居酒屋さんに即決定。東京に比べて安いし旨いし量も多い、特にイワシの刺身が新鮮で美味しかったです。

(乗車は2017年8月)

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佐世保線乗車記(佐世保~有田)

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初めて来ました佐世保駅、なんてスタイリッシュで都会的な駅なんでしょう。私は、平屋のコンクリート駅舎に、優等列車の発着する1番線、跨線橋を渡って2,3番線、松浦鉄道は0番線、そんなものだと思ってたので、あまりの違いにビックリです。

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駅の西側は海、シルバー塗装の783系もこうしてみると一部廃車が出ているとは思えないぐらいに近代的。

しかし、松浦鉄道含め3面8線、JRだけでも3面6線なんて多すぎて使いきれるのでしょうか。長崎駅より大きいのです。もしかしてこれは両駅の昔からの関係、さくら、あかつき、かもめ・みどり、こっちに来るのはいつも食堂車のない付属編成だったという悔しい想いがこうさせたのか・・・、なんて、小学生の頃から時刻表ばかり見ていると変な推測をしてしまいます。

ここでは次の列車まで約1時間の待ち時間があり、一旦昼食に外へ。せっかくなので有名な佐世保バーガーでも食べてみようと、海側のお洒落なショッピングセンターのお店に行ってみたのですが、混んでいて焼き上がるのに40分以上待つというので断念。結局戻って駅ビル内のちょっと高級なうどん屋さんで食べたのですが、ここも麺を茹でるのにとても時間をかける店でして、佐世保の飲食店とは、どこも調理に時間をかけるものなのか。注文したのはゴボウ天うどん、ゴボウ天ぷらはカウンター前で丁寧に揚げてくれるのですが、一口かじれば衣からスッポ抜けてしまい何だか空しい。でも空洞になった揚げたての衣は、サクサクの素晴らしい食間で実に美味しいぞ、しかし残りの天ぷらは、もう汁を吸ってしまってサクサクではない。

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ゴボウの天ぷらについて、すっきりしないままホームへ、左はこれから乗車します15:13発の普通肥前山口行きは817系の2両編成。右は大村線長崎行きの快速。

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817系には何度か乗車したことがありますが、前面がすべてガラス張りのは初めてか。正面から写真を撮れば自分が写り込んでしまうんだな。

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それでは出発。すぐに高架を降りて住宅街へ、カーブが多くトンネルもあります。松浦鉄道の佐世保近辺と同じような感じです。

佐世保線は佐世保から早岐までが私の未乗車区間。この区間を乗れば、昔のL特急の走っていた主要在来線をすべて乗ったことになるので、私の乗り潰しも一区切りと勝手に思っているところです。

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日宇に到着、特急みどりと交換で3分停車。

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大塔でも交換、今度は大村線普通列車。この駅の横には大型ショッピングモールがあり、乗客の半分が降り、同じくらいまた乗ってくる。いいなぁ、私の住む多摩地区の大型ショッピングモールは鉄道では行けない所にあるのも多い。

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あっけなく早岐に着いてしまいました。この早岐・佐世保間といえば、田んぼの中のストレートをC11が逆向きで20系さくらをヘッドマークを付けて走る写真が雑誌で見て印象に残っていたのですが、田んぼの中のストレートなんて無かったぞ。

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ここでも5分停車。

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キハ66・67の長崎からの大村線快速の接続後に出発。スイッチバックしますので、私も運転手さんと一緒に移動して、またかぶりつき。

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未乗車区間は終わりましたが、県境越え区間も面白い。坂をぐいぐい登って行きます。

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おっ信号所だ。

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左から松浦鉄道が近づいてきて、しばし複線みたいだけど片や電化、片や非電化という景色。

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15:45、有田に到着します。

(乗車は2017年8月)

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筑肥線乗車記2(西唐津~伊万里)

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唐津線終着駅の西唐津、歴史もあり風格ある駅なんだと思ってましたが、車両基地の横に付け足したような1面のホームは、JR西日本の博多南駅みたい。駅舎は大きく、駅員さんの配置もありますが、土曜日のこの時間帯だからか乗客の姿は0。時刻表上でこの駅の面白いのは、なんといっても1本のホームから博多・福岡空港方面、佐賀方面、伊万里方面と3方向の列車が発車すること。次は、中でも1日3本(休日は4本)しかない伊万里行きに乗車して筑肥線の末端部を乗り潰します。

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8時頃にキハ47とキハ125の2連が到着し(世代が違うのに連結できるんだ)、これが伊万里行きになるのかと思ってましたがすぐに入庫。代わりに出庫して来たのが写真のキハ125-4の単行、こっちが8:16発の伊万里行きになります。初めて乗車する車両ですが、車内の壁はグレー、座席のモケットは紺、外装と正反対のとても地味な色でまとめています。これは国鉄リバイバル内装か。昔の国鉄キハ20とかの、排気の黒煙と煙草のヤニで汚れまくった車内がこんな感じだった気がします。

それでは出発、乗客はなんと私一人のみ。

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8:19、唐津に戻ってきました。この列車はここで14分も停車します。隣のホームからはガラガラの303系西唐津行きが発車します。

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時間があるので反対ホームからキハ125-4を撮影。この車両の所属を表す略号は「本カラ」。この辺は国鉄時代は「門」のエリアでしたが、「本」ってどこの略だろう。「カラ」は唐津に違いない。帰って調べてみますと本社か本部の「本」らしい。

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改札外には出ませんでしたが、地方の中心駅でよく見られる標準的な2面4線の高架駅は、階下も標準的。似たような駅として思い付くのは、帯広、松江、出雲市、高知、別府・・・ただ唐津駅には優等列車が来ません。

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車内に戻ると、乗客が増えてます。といっても半数のボックスに一人が座る程度。別ホームに伊万里発のキハ47の2連が到着するのを待って出発します。伊万里発列車も、ここでほとんどの乗客を下ろし、ガラガラになって西唐津まで行くようです。

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単線並列の高架区間を進み、別れたところで筑肥線の和多田駅が見えます。

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唐津から二つ目で、筑肥線と唐津線を語る上で重要な山本駅に到着します。昔はここで両線が交差していました。向かいのホームにはキハ47*2+キハ125の唐津線下り列車が待っていて、私の乗る列車が到着してすぐ発車。ここから乗ってくる数名の乗客は、おそらく佐賀方面からの乗り換え客でしょう。私も今日の午後もう一度ここに来て、乗り換えをします。木造の駅舎も風格あります。駅員さんはいないみたいです。

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さて、筑肥線の西部と唐津線の一番の見所かもしれません、両線が並走する区間が長々と続きます。右写真のホームは本牟田部駅で、唐津線側しかホームがないのでこの列車は通過します。

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並走区間はGoogleアース計測で約4kmも続きます。ようやく両線が離れて、こちら筑肥線が高度をあげてオーバークロスします。ここに新駅を作ればよいと思うのですが、佐賀から伊万里へ行くには地図をみれば有田経由の方が近そうです。

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唐津線と別れてからは、中国地方の廃止されそうなローカル線みたいな線路の奥の細道的な車窓です。線路際の草木も迫ってきて車両に当たりそうですが、この路線は当たらない。写真は佐里出たところの光景です。

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停まる駅も枯れきってます。左の素晴らしく可愛らしい木造駅舎は肥前長野駅、駅舎の脇には井戸があるのが見えました。右は上伊万里駅、向かいのホームとの間隔が広いのは、昔は何かしらの貨物の取扱いを行っていたのでしょう。乗り潰しを初めて、いろいろなローカル線に乗りましたが、全国どこも同じような光景だなと感じるようになりました。

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9:23、終点の伊万里に到着します。知ってはいましたが、実際に目にすると衝撃的な光景です。かつてのターミナル駅伊万里は分断され、筑肥線側は今なんと1面1線の必要最小限の設備なのです。

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でもこれはこれで悪くはない。西唐津からだと1時間以上の乗車でしたが、山本からだと38分しか乗ってないので、あっという間に着いてしまった感じです。

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改札を出ると、道路があってその向こうに分断された現在の松浦鉄道の伊万里駅があります。

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駅舎が向かい合ったところに横断歩道がないので海側に歩きます。両駅の関係はこんな感じ。あれ?2階に歩道橋があったのか。

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また筑肥線側の伊万里駅に戻り、ちゃんと両駅を繋ぐ歩道橋を渡ることにします。松浦鉄道側の駅前は、博多行き高速バスがちょうど出発するところ。こっちの方が早くて快適なんでしょう。お客さんもたくさん乗ってます。

(乗車は2017年8月)

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筑肥線乗車記1(中州川端~西唐津)

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九州鉄道旅行2日目は、福岡市地下鉄の中洲川端6:30発の筑前前原行きでスタートします。

昨晩は新しいスタイルのカプセルホテルというのに泊まり、それなりに清潔で快適だったのですが、ラウンジにゴルゴ13なんて余計なものが置かれていたため寝不足であります。今日は初乗車となる区間が220.8km、福岡・佐賀・長崎3県の博多以西玄界灘側の路線をすべて乗り潰すのですが、途中で居眠りしないように気合いを入れてかないといけません。

まずは次の天神から初乗車となる区間で、姪浜まで7.3km乗って福岡市地下鉄空港線を完乗。姪浜手前まで地下区間なので見るものはありませんでしたが、すれ違うJR車が4ドアロングシート車なのにトイレが付いているのを見て、東京の地下鉄とは違うよな・・・というのを感じます。

姪浜からはJR筑肥線となり複線高架区間を走ります。しかし1駅目の下山門からは、右手に松林が広がるかと思えば海岸沿いに出て、さらに上下線が別れて増設された下り線(山側の線)だけトンネルに入るではありませんか。昨夏に羽越本線で見たような日本海の景色が、こんなに都心から近く、地下区間から出たばかりで見られるのにびっくり。しかも乗車しているのはバリバリの地下鉄車両。これは面白い路線だなぁ。

海岸沿いを走るのは僅かな区間で、後は市街地を走ります。洗練されたデザインの高架駅も登場します。中洲川端から30分が過ぎ、そろそろ乗り換えの筑前前原です。かぶりつき席に立ってみます。

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いたいた赤いパンダ顔、103系1500番台です。これに乗りたかったんです。良かった良かった。(筑前前原より唐津側のみ走る電車は、すべて103系1500番台3両編成かと思いきや、303系又は305系6両の運用が平日では上り3本下り1本存在します。普通列車編成両数表で確認できるのは平日運用のみで今日は土曜日。この西唐津行き電車ですが、西唐津に到着してから、西唐津を出発する電車が2本福岡空港行きが続くので、303か305系かもしれないと心配してたのです。)

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筑前前原に7:05着、同じホームの7:06発の西唐津行きに乗り換えたところですぐ出発。乗車した先頭車でかぶりつきといきたいところですが、この編成の先頭車はクハ。せっかく久しぶりに103系に乗るのですから後ろのクモハに移動します。すると早速力強いモーター音を聞かせてくれているではありませんか。

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筑前前原からは単線で、二つ目の加布里で交換します。数分上り列車より早着するので、ホームで左のような写真が撮れます。

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筑前深江を出て、また海が見えてきました。美しいです。

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大入でまた交換、今度は上り電車が待っていて、筑前前原行きの103系1500番台です。

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福吉・鹿家間で見えた海水浴場。朝7時半というのに一組の家族が遊んでいるのですが、なんだかプライベートビーチ状態。都心直結の地下鉄電車でこんな所に来れるなんて福岡の人って恵まれている。食事も美味しいし、美人も多いというし・・・

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鹿家でまた交換。すれ違う305系電車は日立のAトレインでして、側面の雰囲気が東武の50000系列にそっくり。東武鉄道の田舎の駅に来たみたいです。

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鹿家をでると海の向こうに唐津?の町が見えてきました。そしてこの辺りで佐賀県に入っています。

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虹ノ松原という美しい名前の駅の周辺は、駅の名に恥じない美しい松林が広がります。そういえば103系から見られた松林といえば、仙石線を思い出しますが、今はもう見られないのでしょうか。震災以降乗ってません。

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高架を駆け上がります。この辺から筑肥線唐津付近の新線区間でしょう。最後尾に立って見ます。

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1面2線のシンプルな高架駅は東唐津。筑肥線の電化と分割前は重要な駅だったはずで、全く違う雰囲気だったんだろうな。帰って東唐津駅で画像検索してみますと、そうそう!昔の東唐津はスイッチバックの駅だったんだ。気動車の車両基地もある。味わいのある風景は失われてしまいましたが、利用者にとっては30倍ぐらい便利になったんだろうな。

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ここで103系は一気に加速、いい音です、何km/hで走っているんだろう。見たら60km/h。

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とにかくスピードに乗ったところで渡るコンクリート橋は松浦川。昔は唐津を東西に分割していた川です。これから行く同名の松浦市とは離れてますが関係あるのでしょうか。よく解りません。

それにしてもこの路線は、唐津というそこそこの観光地を持ち、これだけ変化に富んだ車窓が楽しめ、しかも国際空港にJR中心駅に九州一の繁華街にも直結してます。なんだか通勤電車しか走らないというのは勿体ない。1本の103系を水戸岡先生に改造してもらって観光列車を走らせたらどうだろう。

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唐津線と合流し、単線並列の高架区間となりますが、1本は電化、1本は非電化というのが面白い。

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唐津に到着。ここでも3分停車するので車外に出て写真が撮れます。左が西唐津側のクハ103-1513、右が福岡空港側のクモハ102ー1513。

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車内に戻れば、1両に15名ぐらいだった乗客が0になってしまっています。この電車、音は純然たる103系ですが、製造時期の関係から側面と車内の様子は201系や203系に近い。

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西唐津から305系の上り電車が来て、筑肥線ではなく唐津線となります最後の1区間を出発します。

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かぶりつきをしていますと、西唐津を出て2分ぐらいで高架の路盤が分岐しているのですが、これはもしかして呼子線計画の名残でしょうか。

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スルスルと高架を下りて終点西唐津に到着します。

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7:53、1面のホームで1線しかない西唐津到着。朝から103系を思い切り満喫できました。(しかし私という鉄道ファンは本当に勝手。103系には昔散々乗ったのだ。旅行でたまに乗るのはいいですが、毎日乗るんだったらE233系の方が絶対にいいに決まっています。)

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駅の外に出ると、乗ってきた電車は車両基地に入ってしまいます。この日乗った編成は西唐津側からクハ103、モハ103、クモハ102の3両編成で、6両編成時は西唐津側だった編成。大入ですれ違ったのも西唐津側だった編成。福岡空港側だった編成というのもありまして、それは西唐津側からクモハ103、モハ102、クハ103となるのですが、このクモハ103の顔が幌が付いていて格好いいのです。

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歩道橋から西唐津駅奥の車両基地で休む電車が見えます。左から1本目、4本目、5本目が6両編成時に福岡空港側だった103系1500番で(正面貫通扉周りに枠がないので判る)、3編成あるうち3編成すべてが今日は入庫。私の見たかった幌つきで格好いいクモハ103には完全にそっぽを向かれるかたちになりました。

(乗車は2017年8月)

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QJ7000

Author:QJ7000
おじさん鉄道ファンの日本の鉄道乗車記録。ふと日本の鉄道全線に乗ってみたいと思うようになりました。未乗区間は3,700km以上あり、今の生活パターンではおそらく不可能な領域なのですが、路線や車両に愛情を込めながら、少しずつ記録に残しておこうと思います。古い記事順にご覧になりたい方は下の「月別アーカイブ」からどうぞ。

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