阪神武庫川線乗車記

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武庫川駅周りの散策の後は、いよいよ武庫川線に乗車します。今度は普通の両開きドア車、今になって知ったのですが実はこっちの方が片開きドア車よりレアな存在だったらしい。7890・7990形という車両でして解説はここでは省略。素人が知ったかぶって書いたところでボロが出そうですし、何より阪神電車の系統はとてもややこしくて簡単に把握できないのです。

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武庫川16:59発の電車は買い物帰りや学校帰りの乗客でいっぱい、5分の乗車で終点武庫川団地前に到着。野々村竜太郎議員の件で不名誉なことながら一躍有名になった場所であります。急いで切符を買い直し同じ電車で戻ります。駅は2面2線の配置ですが、使用されていない2番線にあたる方のホームは改札と繋がっていない。なんで作ったんだろう。

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それに信号機も無い。

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戻りの電車は空いていましたのでかぶりつき。ここは洲先駅で両側に出入り口のある無人駅で通り抜けられる。路地がプラットホームになったような駅。

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交換設備のある東鳴尾駅、ここも無人駅。沿線の景色に面白味は全く見つけられない。堤防の横を走るので川も見えない。

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終点武庫川駅に到着、ここにも1本全く使われていない、というよりもほとんど使い道のなさそうな線路があります。村上ファンドではありませんが線路を剥がして貸店舗にでもしてテナントを入れるようにすれば僅かですが資産価値も上がるのに、なんて思ったりもしますが、保線用車両が停泊したりするのでしょう。

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おっ!お昼寝してた電車の行き先表示器の電気が点いている。そろそろ走るのか。時刻表を見ると次の電車から20分間隔から10分間隔になります。せっかくなので外に出て写真を撮って見よう。近くにこの路線を見下ろせる陸橋があったはず。急いで行ってみます。

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来ました来ました片開きドア車の7868-7968。

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後追いでもう一枚。

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東鳴尾駅で交換した両開きドア車の7890-7990がすぐに来ます。ここまで来ると東鳴尾駅まですぐ、交換風景を撮りに行ってみます。

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東鳴尾駅にて武庫川から来た電車。両開きドア車の方が前パンだし、パンタグラフの前にもクーラーが一つ乗っていて阪神電車らしい。

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同時に武庫川団地前からの電車も到着。

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並ぶ、次の瞬間左の武庫川から来た電車のドアが開き、ホームは人で溢れかえります。都会の中のローカル線と言われてますが、ローカル線とはちょっと違う、距離が短いだけの立派な通勤通学路線だ。

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10分待って駅南側でも2本が並ぶところを写真に収めまして、

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もう暗くなってきましたので次の電車で帰ります。

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片開きドア車の車内。製造プレートには西宮・武庫川車輌・昭和43年とありましたが、白い化粧版から車内はとても明るく昭和43年らしい古さは全く感じられません。

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本線ガード下で昼寝中はうらぶれた姿を晒していましたが、ホーム蛍光灯の灯りの下では、なんてツルツル・キラキラな電車なんだろう。側面から屋根にかけての曲線は独特の物です。

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正面だってツルツル・キラキラ、ゆで卵を連想させます。初期の阪神の車両は露出した雨樋からごつごつしたイメージが私にはありましたが、雨樋がなくなるとこんな顔だったんだ。

赤胴車とお別れし阪神本線を高速神戸へと戻り(これで阪神神戸高速線も全線乗車)ホテルに荷物を置いて、昨日と同じ居酒屋で串カツと粉もんの夕食。今日は楽しかったなぁ、いい電車にたくさん出会えたし、かぶりつきも一杯出来た。しかし鉄道趣味におけるツキを使い果たしてしまったようで、翌日は残念な結果となるのです。

(乗車は2014年9月)

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阪神武庫川駅周りを散策

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阪神武庫川駅はいろいろな特徴があって有名な駅です。まずは二級河川武庫川の上にホームがあり、梅田側の改札口は尼崎市、神戸三宮側の改札口は西宮市にあるという事。そして全長僅か1.7kmの阪神武庫川線の起点駅で、短絡線があり、変な所に車両が留置されてたりなかなか面白い。ここは昔から数々の誌面で紹介されており、ずっと興味をもっていたのですが私は今回が初訪問になります。

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本線上りホームから神戸三宮側へ至る通路から見下ろすと、おっ!いたいた。

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その短絡線がどうなっているのか、どう面白いのか、私の文章力ではどうにも説明できないので、簡単に図にしてみました(本当に適当で正確ではないですよ)。要は武庫川線の電車は神戸三宮方から北側へ超急カーブ・急勾配で分岐し、スイッチバックしてやって来ます。そして武庫川線は朝夕ラッシュ時は2本の電車で運行されますが昼間は1本。昼間仕事にあぶれた1本はどうしているかというと、本線のガード下でお昼寝。その光景が何というか、中小路線好きの鉄道ファンなら思わず胸がキュンとなるようなものなのです。

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どうでしょう?川底の岩陰に隠れる魚みたい。ここでは昔ながらの阪神赤胴車が健在です。本線南側、川の堤防へと降りる歩道から撮ったものです。

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堤防上を北へ進み本線の高架をくぐりお昼寝車両を見る。こちらでは頭隠して尻隠さず的風景、昔は単行だったので高架下にすっぽり収まったのでしょう。奥のカーブが本線に繋がる短絡線。

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その先の武庫川第二踏切。この辺は堤防から川と反対側の線路側へ降りる階段がいくつもあるのですが、降りた先が畦道にしかつながっていなかったり、1m以上の段差があったり、夜中に酔っぱらって迷い込んでしまったら大怪我しそうな所です。

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第二踏切から南側を望む。

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北側、かつてはJR西宮駅まで貨物線が伸びており、ここから洲先までは三線軌条だったんだそうだ。

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こちらは武庫川第一踏切、ここの踏切は2か所とも電車が通らない時はフェンス扉で線路を閉鎖するタイプ。電車が通る時、警報機や遮断機は自動で作動しますがフェンスは人が来て開け閉めしなくてはならない。何人でその作業は行われるのだろう。なかなか大変そうだ。

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第一踏切から北側を望む。いったい半径何メートルのカーブなんだ。

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本線に繋がる短絡線、カーブも凄いが勾配も凄い、ここを登る時はさぞかしいい音が聞けるだろう。ちなみにここを電車が走るのは朝の2本運用開始前と夜の2本運用終了後だそうだ。

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それにしてもだ、この電車なんと片開きドアではありませんか。私は関西の私鉄車両についてはまったくもって疎いのですが、こんなのがまだ存在していたなんて驚き。だって引退したえちぜん鉄道の旧型車の車体だって両開きドア車がベース、それなのになぜ本家で片開きドアが残っているんだ。とにかく今日はこんな電車に巡り合えて来てよかったぞ。

(訪問は2014年9月)

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おじさま鉄道ファンの日本の鉄道乗車記録。ふと日本の鉄道全線に乗ってみたいと思うようになりました。未乗区間は4,000km以上もあり、今の生活パターンではおそらく不可能な領域なのですが、路線や車両に愛情を込めながら、少しずつ記録に残しておこうと思います。古い記事順にご覧になりたい方は下の「月別アーカイブ」からどうぞ。
(2013年2月より海外編も始めました。)

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