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鹿児島市電乗車記2(鹿児島中央駅前~谷山~鹿児島駅前)

九州旅行2日目の〆は、鹿児島市電未乗車区間の鹿児島中央駅前→谷山→高見馬場の乗り潰しです。

今朝購入した市電1日乗車券を手に、まずは鹿児島中央駅前を16:45ぐらいに出発する2系統の郡元行きに乗車します。2両連なった状態の後ろの電車でしたが、混んでいて座れません。信号待ちが多くて停車してばっかりでしたが、途中からはスイスイ走ります。隣の線路のグリーンベルトがきれいです。

神田(交通局前)という停留場には車両基地があり、古い電車が停まっているのが見えます。ここで乗務員の交替。また、時間調整のため1,2分停車したのですが、出発しますとすぐに前を走っていた電車に追い付いてしまいます。

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純心学園前で運転席左側一番前の席に座れました。そこで撮影できた、終点の郡元に到着する寸前の光景です。写真の交差点の左から右に1系統(鹿児島中央を通らない系統)の線路があって、私の乗車する2系統の線路はここで二股に別れています。通常は左に曲がって、1系統との共用の郡元の停留場を使って折り返しますが、右に曲がって谷山まで直通する運用も、朝夜中心に車両基地への出入庫を兼ねるかたちで存在します。その谷山直通ルートの乗り潰しは今回はパス。

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郡元に到着です。信号を渡り、1系統谷山方面、2系統鹿児島駅前方面ホームへ移動して撮影。右の白い電車が私の乗車した9503。左の赤い顔の電車は、私の乗った電車のすぐ前を、ずっと走っていたもので、1系統の本線上で折返ししてきたもの。

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歩道橋の上から郡元のデルタ線を見下ろします。
写真下手前に郡元停留場があり、その先は1系統の鹿児島駅前方面。写真上奥に見えるのが郡元(南側)停留場で、その先は1系統の谷山方面。そして写真右側が2系統の鹿児島中央駅前を経由して鹿児島駅前方面へ向かう線路。それにしても来るのは2系統ばっかりだなぁ。今度は5連接の電車が来たぞ。

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歩道橋から郡元停留場側を見下ろします。電車2本とも2系統の中央駅経由。私の乗車した白い電車は、ちょうど渡り線に乗ってるところ。

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1系統の鹿児島駅前行きが割って入ってきます。忙しい停留場です。近鉄大和西大寺駅の路面電車版みたい。

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またもや2系統の電車が到着、長崎にもいた高麗人参ラッピング車です。4本も続けて2系統が到着し、1系統の谷山行き電車を待つ人の列はどんどん伸び、安全地帯からあふれてしまいそう。それにしても2系統の電車は、ここ郡元で折り返すのではなく、デルタ線を挟んでもう1辺側の郡元(南側)で折り返すようにすれば、鹿児島中央駅前方面~谷山方面の乗り換えが同じホームで出来ていいのにと思うのですが、それでは上手くない理由というのがあるのでしょう。

やっと来ました1系統の谷山行き電車は、積み残しするほどの混雑で出発します。しばらくすると、いつの間にか専用軌道になっています。しかしそれほどスピードは出しません。

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15分ほどの乗車で終点谷山停留場に到着します。天窓がある無機質な構内は、なんだかヨーロッパの終着駅みたいで雰囲気あるなぁ。なかなかいいぞ。

乗り潰しを初めてから各都市の路面電車にいろいろ乗車しました。どの都市のもそれぞれ特色があるのですが、鹿児島の特色を私の見解で上げるとすれば「両端の終着駅(停留場)がとても絵になる」となります。

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内部の雰囲気はいいのですが、外部(駅舎)は間抜けなデザイン。これは顔なのか。そして駅前には指宿枕崎線の高架。指宿枕崎線の谷山駅は500m離れているとのこと。

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再び中に入りますと、古い電車が来てる!

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車番は504、1956年製の電車です。しかし、どうして中途半端なところで停まってしまうのか。手前に来い!

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手前に来ると想定し、駅構内の雰囲気が伝わるようなアングルでカメラを構えていたのですが、この位置から出発するようで、どんどん乗客が乗車します。私もカメラをしまって乗車します。

運転席左側の前の方の席に座って出発。一直線の線路を優しい吊り掛け音を奏でて走ります。路面電車ですので吊り掛けは珍しくありませんが、運転手さんがマスコンをガチャガチャ回す音が気持ちいいです。しかし停留場に停まる度に乗客は増え、2つ目か3つ目で前方も反対側窓も立つ人で見えなくなってしまいます。乗り潰しで往きも帰りも車窓が見れないなんて困ったなぁ。夕方のラッシュ時とはいえ土曜日なので混むことはないと思っていましたが甘かった。乗客には浴衣を着た男女、中高生のグループもいて、どうやら今夜は花火でも上がるみたいです。

郡元で2系統に乗り換える乗客が多数降りるかと期待していましたが、ほとんど降りず、その後も乗客は増え、空いて車窓が楽しめるようになったのは、高見馬場で再び2系統と合流した後の天文館通。結局ここなのか。今朝、2系統に乗ったときと同じです。

景色は見れませんでしたが、鹿児島市電はこれで完乗。予定ではここで降りてホテルへ向かうつもりでしたが、鹿児島駅前まで乗り通します。乗車している古い電車の写真が、谷山停留場で満足に撮れなかったので、鹿児島駅前で「きかんしゃトーマス」のように並ぶのを撮りに行きます。

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一番前の座席に座って気になったのは、この豪快に開閉するドア。62年も走り続けている電車ですが、何回ぐらい開閉動作をしているんでしょうか。部品類は更新されているのでしょうが、メンテナンスも大変そう。

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鹿児島駅前に到着。仲間がいません。

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でもすぐにやって来る。来たのは新しいこいつか。

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反対側(谷上側)に回ると、新しいのは車体が長い分、頭一つ飛び出てしまいます。

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5分経てば電車はこのように入れ替り。手前の黄色い新しいので天文館通に戻ります。この電車の運転手さんは、「鉄道むすめ」の世界から飛び出して来たかのような、可愛らしい女性でした。

この日の夜は、天文館通にある老舗温泉ホテルとやらに宿泊。こんな市街地に温泉なんてと、全然期待していなかったのですが、サウナも付いてるいい温泉でした。サウナ休憩所にある食堂の、生ビールとキビナゴの天ぷらでいい気分になって、夕食もここでとることにしました。予定していた山形屋デパートの見学は、また今度にします。

(乗車は2018年8月)

前の記事:指宿枕崎線乗車記2(指宿のたまて箱・指宿~鹿児島中央)
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関連タグ:路面電車鹿児島市電
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鹿児島市電乗車記1(鹿児島中央駅前~鹿児島駅前)

きりしま1号に乗車し、8時過ぎに2013年以来となる鹿児島中央駅に到着。そして次に乗車しますバスは10:05発なので時間があります。その間で、前回来た時は眺めるだけだった鹿児島市電の2系統に乗って、鹿児島駅前まで往復してみます。この区間は1990年代前半に乗車したことがあるのですが、石畳の上を旧型車がゴロゴロ走っていたなぁぐらいしか記憶に残っていません。

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来たのはこんな電車で車番は9513。車内は混んでいて立って過ごします。窓はすべてロールスクリーンが下ろされ車窓もよく見えません。この車両は中央にドアがありますので、運転席右後ろにかぶりつき席があるのですが、仕切りはアコーディオンカーテンで塞がれ、前は見えません。これは鹿児島市電共通の仕様のようです。

高見馬場で1系統の路線と合流するところはデルタ線が形成されています。ここのデルタ線の一辺は定期列車が設定されていません。回送だけが通過するのでしょうか。

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鹿児島一の繁華街と名高い天文館通でほとんどの乗客が下車し、運転席左後ろの座席に座ります。側面窓のロールスクリーンも開ける事が出来て、やっと外が見れます。1系統の電車の後ろを追いかけて進みます。乗客は少なくなってしまいましたが、1系統2系統両方走る区間ですので、ジャンジャンすれ違います。古い電車も見ることが出来ました。

ここで一番印象に残った光景は、老舗デパートの山形屋。鹿児島にはこんな見事な佇まいの近代建築が残っているんだ。今夜の宿泊地に近いので、夜にでも行ってみようかなと思いつつ、結局行かなかったのですが、この記事を書くにあたり興味を持って検索してみますと、最初は1916年に建てられたのが始まりで、増築に増築を重ね、一時は普通のビルだった時期もあったようですが、1998年に外装を復元してこの姿になったとの事。それと大食堂のやきそばが有名らしい。

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乗客は停留所ごとに減り、最後は私一人。JRに乗換える人はいないんだ。終点の鹿児島駅前電停が見えてきました。ポイントの前で一旦停止、そこでドアが開きます。ムムッ!? とさでん交通の後免町停留所のように、また途中で降ろされてしまうのかと思ったのですが違って、運転手さんが身を乗り出して線路脇にある操作盤をいじります。ポイントの切り替えでしょうか。またドアを閉めて、ゆっくり構内に進入。無事に最後まで乗れました。1日乗車券を購入して降ります。

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鹿児島駅前の停留所は昔からこうでしたっけ?三角屋根の下に3台の路面電車がキチンと並ぶ様子はどっかで見たことあるような光景です。そうだ!きかんしゃトーマスの世界だ。

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こっちから見てもトーマスの世界、後ろはJRの鹿児島駅前。

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さぁ帰りは、ここをきかんしゃトーマスの世界に置き換えてみれば、図体がでかくて、目立ちたがり屋で、図々しい、そんなキャラクターを想像してしまう黄色い新型車に乗車してみます。車内に足を踏み入れようとしますと、おっ!見事に段差がありません。図体はでかいですが、見かけによらず、腰が低くて子供やお年寄りに優しいキャラクターだったんだな。車内も空調が程良く効いていて実に快適。このフローティング車体の電車には初めて乗車するのですが、運転台スペースが台車の上まるまる使ってしまうので、思ったより狭い。それと低床なので景色もあまり良くありません。やはり天文館前で大勢の乗客があり、車内は混雑します。

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鹿児島中央駅前に到着。隣に停まっていた電車は初めて見るタイプ。正面のデザインも変わっているし、側面は戸袋窓があって旧型車の鋼体をあまりいじらずに更新されたような車両です。こいつはひょうきんでオッチョコチョイなキャラクターがぴったりかも。帰って調べてみますと、2100型という2両のみ存在する車両で、実は1989年に鹿児島市電で26年ぶりに製造されたという完全な新型車だったのでした。

(乗車は2018年8月)

前の記事:きりしま1号パノラマグリーン車乗車記
次の記事:鹿児島~加世田~枕崎をバスで移動
関連タグ:路面電車鹿児島市電

※しばらく更新お休みします。再開は10月からです。

岡山電気軌道乗車記

30年ぶりに宇野線に乗車した後は、岡山電気軌道に初めて乗車します。まずはバスターミナルで路面電車1日乗車券を購入。

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岡山電気軌道の岡山駅前停留場は、駅前と言いつつロータリーの向こう側の道路の中央なのでちょっと歩きます。最後はなかなか青にならない横断歩道を渡って、写真の東山線の東山行きに乗車します。車番は7601。

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空いていまして進行方向左側の一番前の座席に着席します。この路線は左右両方に停留所がある関係で、運転席後ろには両側にドアがあり、かぶりつき席はありません。まずは駅前から伸びる大通りを数珠繋ぎ状態のバスと一緒にゾロゾロ進みます。この電車にも海外からの旅行客が2組も乗車していまして、彼らは揃って3つ目の城下で下車。ここで右に直角に曲がり南下します。周囲の建物はちょっと低くなる感じ。

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2駅過ぎて今度は左に折れますと、大きな橋が見えてきまして、道路が太鼓状になっています。ここがこの路線の車窓の、一番のクライマックスっぽいです。ところで何という名前の川なんだろう。1日乗車券の路線図に書いてないかと見ると、川の名前は書かれていなかったのですが、この川の上流側すぐの中州が、日本三名園の後楽園であることを知ります。こんなところにあったのか、後楽園は高校の修学旅行で行ったことがあるのですが、山陽本線の北側にあるものだと思っていました。そして川の名前は旭川。

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橋を渡って次の小橋は、車道を緑色に塗っただけのとても簡素な停留場。乗降客はいないのでこの電車は通過。どんな風に乗り降りするのか見てみたかった。乗る時は歩道に立って手でも上げれば、電車が止まって待ってくれるのでしょうか。降りる時はどうでしょう。電車が走る方向の信号が青なら車もビュンビュン通るはず。信号が自動的に赤になって、安全が確保されるのでしょうか。次の中納言停留場もこんな感じでしたがこの電車は通過し、帰りは進行方向右側に座ってしまいましたので、このような停留場で人が乗降するのを見逃してしまい、今も疑問が残ったままです。

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安全地帯のある停留場が一つあり、終点の東山・おかでんミュージアム駅停留場に到着します。停留所は道路の中央、ここも横断歩道はなかなか青になりません。乗ってきた電車はすぐに乗車ホームに移動。

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奥には車両基地があるのですが、線路が左右に別れているという面白い配線。

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車両基地を見に行こうと思ったところで、タマ電車が来ました。それにしても地方都市の小さな路面電車の会社がローカル線の救世主になって、しかも成功させてしまうなんて思ってもなかったです。

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電車は次々にやって来ます。岡山電気軌道といえば、この石津式という独特のパンタグラフ。しかし最新型には継承されてません。

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車両基地の方に歩いてみます。左右に割れた線路の右側に曲がった先は、停留場名にもあるように、おかでんミュージアムが併設されています。鉄道好きならば、行って見るべきか、それとも見なくてもいいか、微妙に悩む施設なのですが、今日は運悪くというか丁度定休日でして悩まずにすみます。

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左に曲がった先は、こんな感じで電車が見えます。奥に元東武日光軌道線の3000系の黒いのがいます。オリジナル塗装の方は、今日は目にすることが出来ませんでした。乗れればラッキーと思っていましたが、非冷房車なんだそうで、この季節は難しいでしょう。

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東山停留場の奥にある公園から線路を見下ろします。なんかいい写真が撮れました。

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夕方のラッシュを前に電車が出庫します。

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さて戻ります。どっちが来るかな?

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低床車のMOMOが来ました。運転席の後ろに浅く腰かけられるシートがあります。これは面白そう。

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でも混雑しそうなので、後ろの車両のクロスシートに移動。出発しますと車輪の上だからか、線路のジョイントの衝撃がお尻にズンズン来ます。それとカーブを曲がるとき、車体がボキッと折れる感じが面白い。回送中のバスの行き先表示機に「すみません回送中です」とお詫びを入れるのは、ここ岡山だったか。

ボケーッと車窓を見ていたら、降りようと思っていた清輝橋線乗換え駅の柳川で降り損ねてしまいました。次の西川緑道公園でもいいのですが、後ろの車両から前の出口まで混雑した車内を歩くのもしんどそう。岡山駅前まで乗ってしまいます。

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岡山駅前到着、やはり途中駅で乗り換えるべきだった。ここで清輝橋線に乗り換えるには、降車ホームから信号渡って歩道に出て、また横断歩道を渡って乗車ホームに行かなくてはならない。ここでも信号はなかなか青にならないので、乗って来た電車はもう乗車ホームに移動してます。

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この時間帯は10分間隔で運行されてます清輝橋線に乗車して、終点の清輝橋に到着。国道を真っ直ぐ進むだけの単調な車窓でした。東山線は文化的な香りのするような路線でしたが、こちら清輝橋線は夜になったら賑わいそうな街の雰囲気を感じる路線でした。

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最後はきびだんごの会社のラッピング車で岡山駅に戻ります。

(乗車は2018年6月)
しばらく更新お休みします

前の記事:宇野線乗車記
関連タグ:路面電車

長崎電気軌道乗車記3(正覚寺下~石橋~蛍茶屋~長崎駅前)

長崎電気軌道の乗り潰し記事の3本目。

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まずは正覚寺下から西浜町に戻ります。先ほどの渋い缶コーヒーラッピング車から一転、今度はえらい派手なのが来ました。リトルダンサーシリーズの3000形でして、停留場の小さな橋に乗る大きな車体がなんともアンバランス。

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最前部左側の車輪上で一段高くなった座席に座ってしまいます。バスで言うオタ席でして、なかなか眺めがいいぞ。

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0.7km乗って西浜町停留場で下車。ここで並んだ2両の年齢差はちょうど50年になります。(手前の3000形は2003年製造で実はそんなに新しくはない、奥の300形は1953年製造)

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西浜町のデルタ線を3辺とも乗車しておきたいので、「西浜町停留場」から100m以上離れている同じ停留所扱いながら別の乗り場の「西浜町(アーケード入口)停留場」まで歩いて移動し、ここから4つ目最後の終着駅の石橋行きに乗車します。

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⑤号系統の石橋行きは10分ほど待って乗車。またまたいい席に座れました。一番輸送密度が高い区間ですので、電車がうじゃうじゃいます(この写真には4両いる)。ところで長崎電気軌道には何両の電車がいるんでしょう。この界隈だけで20編成はいそうですが、Wikipediaによると75編成(2016年4月時点)とのことで、思ってたより少ない。昨年乗車したとさでん交通はどうなんでしょう。長崎に比べて運転本数は少なそうですが路線全長は長い。答えは63編成。ちなみに都営荒川線は33両で、一番編成数が多いのは広島電鉄のようです。

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ちょっと走って築町の分岐です。道路情報を伝える電光掲示板には、「8月15日・精霊流し」とあります。そうか、明後日なのか。

右手に建物がない空間が広がって、海がすぐそこにあるみたいです。大浦海岸通停留場から単線になって、海に背を向け内陸部へ。

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右手にグラバー園という観光施設が見えまして、次の大浦天主堂下停留場では蛍茶屋行き電車を待つ人がいっぱい。グラバー園帰りの観光客でしょうか。川沿いの石畳の単線線路を進み、終点石橋に到着です。

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乗車してきたのは1980年代のデザインの1200形の1205号。今は機器類を更新して1200年A形というらしい。

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海から離れたはずですが、なぜか潮の香りがします。駅から離れてみると、ここも暗渠になっていまして、昔は広い運河だったのかもしれません。今はヘドロが溜まってますが、鉄道を支える杭に貝みたいのが付着してますので、満潮時には潮が満ちて来るのでしょうか。散策したら楽しそうな路地も見えますが、すぐに戻ります。

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次に乗るのはまた新型の3000形。オタ席は他の人に譲り、運転席後ろ右側クロスシートに座ります。ここも眺めはいい。しかしこの手の新型路面電車は、昼間に乗るぶんにはいいのですが、日が暮れてからの乗車となると窓ガラスが明るい車内を反射してしまい車窓がほとんど見えないのが難点。昨年の四国松山では、これで残念な思いをしています。

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残りの未乗車区間は築町~長崎駅前4駅なのですが、蛍茶屋までまた戻りまして、②号系統のかぶりつき席に座って完乗しようと思います。

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西浜町で撮れた1枚。

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出島を昔は海だった側から見て長崎駅前に到着。最後に乗車したのは1500形という電車。乗車してかぶりつき景色を楽しむのは、窓が大きいこの手の1980年代デザインの軽快電車が一番いいかもしれません。外見だって格好いい。

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しばらく歩道橋上で電車を見てますと、古い両端ドア車が3本も揃いました。左手前が③系統の202、左奥が①系統の208、右が②系統の301。

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こちらの202は1950年製。両端にドアがある車両は、かぶりつき席が無いので乗るよりも撮影する電車。均整がとれていてとても絵になります。

これで長崎電気軌道の乗り潰しは終わり。混雑で全く車窓が見えなかった住吉から公会堂前までの区間は、機会があれば乗り直しが必要です。今日は飛行機の時間も迫ってますのでもう無理。

* * *

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こちらは長崎空港へ向かうバスの発着するバスターミナルで、小洒落たJR長崎駅(まだイベント開催中で賑やか、というよりうるさい)とは対照的に、実に昭和の雰囲気を残す空間が残っていました。

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とても静かなので、なんだか深夜0時過ぎに発着する夜行急行列車を待ってるみたいな雰囲気だなぁ。それと長崎のお土産にはびわゼリーというのがあるんだな。これも昭和っぽい。

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2階は喫煙者に優しい喫茶店。それと写真ではシャッターを下ろしてしまいましたが、立食いうどん屋さんもありまして、当店一番人気という佐世保駅でも食べたゴボウ天うどんを注文。こっちは値段が半額、もちろん天ぷらは作りおきで、テーブルに出される時には汁を吸ってしまっているのですが、一口大でスッポ抜けることもなく美味しいぞ。

それとバスターミナル外にある喫煙所にて一服中、蛍茶屋の停留場で聞いたのと同じ、重機が建物を解体するようなガラガラ音がここでも聞こえます。山の斜面を見上げてなるほど、墓地で爆竹を鳴らし、花火を上げているではないですか。これが歌で歌われているのと全然違うという、賑やかな長崎のお盆のワンシーンだったのか。一つ疑問を解決出来てスッキリです。

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特典航空券を利用して、羽田最終便で帰ります。これで九州鉄道旅行の記事は終わりです。

(乗車は2017年8月)

前の記事:長崎電気軌道乗車記2(蛍茶屋~正覚寺下)
関連タグ:路面電車長崎電気軌道

長崎電気軌道乗車記2(蛍茶屋~正覚寺下)

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蛍茶屋から正覚寺下への④号系統電車は20分間隔でさっき行ったばかりですが、停留所には④の幕を表示した渋い電車(377)がドアを開けて待っています。出発までまだ15分もありますが、暑いので中で涼んで待つことにします。

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乗客はまだ私一人でかぶりつき席も確保。するとドアが閉まって出発。

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あれ?駅から時刻表の④号系統正覚寺下行きは毎時05、25、45出発ですが、16:11にも出発したぞ。これはお盆の臨時増発便なのでしょうか。まぁいいや。

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坂をスルスル下って、ここでも頻繁にすれ違います。長崎の路面電車は毎日こうなのか、それともお盆の特別ダイヤなのか。左は③号系統の303、右は④号系統の365。

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公会堂前のデルタ線を真っ直ぐ進みます。ここから初めて乗る区間。

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写真は撮り損ねましたが、昔からの長崎電気軌道の撮影スポットである小さな川を斜めに架かる鉄橋は、こんな街の中心部にあったのか。

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西浜町(アーケード入口)にて停車。さっきから前をチョロチョロ走る(いい思い出にならなかった)青いソニックカラーの電車は、やっとここで視界から消えます。

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西浜町のデルタ線を左に折れますと、また横断歩道で一旦停止なのですが、なんとなく爽やかな道に。次の停留場の名前は観光通り。長崎の街について全く予習してきませんでしたが、札幌の大通やすすきのに相当するのがこの辺りなのでしょうか。遠くに見えるのは蛍茶屋で間にあわなかった電車の折り返し。

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思案橋の手前ですれ違う窓の大きい電車(500形の506)は、どこかで見たことあるような感じです。帰って調べてみたところ、車体は長崎オリジナルとのこと。

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停留場の間隔は200~300メートルばかりですので、もう終点が見えてきました。

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最後にすれ違うのは、また500形で浦上車庫行きです。これが終点正覚寺下停留場。

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格式高そうな名前から立派な停留場を想像していたのですが、川の上に鉄橋を架けて無理矢理造った面白い駅。Wikipediaによると1968年に渋滞解消を目的に折り返し点を移設することで出来た延伸区間の終着駅らしい。なるほど。それと今まで暗渠の上を走っていたのか。

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乗ってきた電車は、すぐに折り返して行きます。この缶コーヒーのカラーは渋くてなかなか素敵です。

(乗車は2017年8月)

前の記事:長崎電気軌道乗車記1(住吉~赤迫~蛍茶屋)
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関連タグ:路面電車長崎電気軌道
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QJ7000

Author:QJ7000
おじさん鉄道ファンの日本の鉄道乗車記録。2012年、ふと日本の鉄道全線に乗ってみたいと思うようになり、乗りつぶしをスタート。現在の未乗区間は約2,850kmで、今の生活パターンだとすべて乗りつぶすにはあと10年ぐらいかかりそうです。路線や車両に愛情を込めながら、少しずつ記録に残しておこうと思います。古い記事をご覧になりたい方は下のカテゴリーの「年別目次」からどうぞ。

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